2022年夏ドラマ一覧

オールドルーキー 2話 感想|イップスの扱い、雑じゃない?

 


面白いと感じてはいるんだけれども、惜しい事をしているなぁ…とも思います。

 

その理由は2つ。

1つは、主人公の関わるエピソードや、脇役の関わるエピソード、家庭パートと

複数の話を盛り込んでいる事。

もう1つは、妻の置かれた境遇も含めて、家庭パートに尺を取り過ぎな事。

描いている内容自体は複雑ではなく、

「9歳のスケートボード選手を口説く」だけで極めてシンプルなはずなんですが、

メインエピソードの"メインっぽさ"が霞んで

全体的に物語が散漫しているように見えてしまうのは、

話の繋がりがない部分まで欲張って描き過ぎたからなんじゃないでしょうか。

何を添え物程度にして、何を一番に目立たせるかの取捨選択が十分にされていないあまり、

ただでさえマイペースでフランクな新町(綾野剛)の仕事ぶりに

真剣さが見えにくい事に拍車をかけている気もしますし…(汗)

 

例えば、セカンドキャリアとしてのマネジメントの仕事に

全力で取り組んでいく"お仕事ドラマ"と、

大きな挫折を味わい、それでも未練を断ち切れず

再びプロのサッカー選手になるために努力を続けるある種の"シンデレラストーリー"は、

"再起"という点では共通していても、似て非なるものだと思うんですよね。

「セカンドキャリアへ一歩踏み出す」物語だと提示している以上は、

「パパはサッカーしている時が一番かっこいい」と言う

娘たちの理想は引っ張り続ける必要はないし、

昔の栄光を引きずっている新町の描写にも早々に蹴りをつけて欲しい。

それらを合間合間に挟んでくるから、先ほど"お仕事ドラマ""シンデレラストーリー"と

分けて例えたように、別ジャンルのドラマを交互に見ている錯覚にも陥ってしまうのです。

まぁ…はっきりしない…と言った方が一番分かりやすいんですかね。

 

登場人物のキャラ付けは、前回よりもコミカルな方向に少し個性がついてきた印象はあり、

新町がスポーツマンらしい思考で相手との距離感を縮めていくなら、

塔子(芳根京子)は長年のキャリアと経験をフル活用して交渉するという

コンビネーションも息が合っていて、

2人の仕事ぶりをこの先も見てみたいと興味も持たせてくれただけに。

梅屋敷(増田貴久)のエピソードも先送りにして、

梅屋敷回としてがっつり描いた方が良かったんじゃないかとも思います。

だって、スポーツマンだと避けては通れないであろう"イップス"が

雑にあしらわれたように感じてしまって…題材が題材だけに、それで良いの?っていう(汗)

普段から人の気持ちが分からない性格である事が今回のエピソードで描かれた以上、

ゴルフ選手に「信用してない」と言われてから信頼関係を取り戻すのは難しいでしょうし、

(むしろ、解消するか、別の担当に代えてくれって言う方が多そう…)

亡くなった愛犬の代わりは新しい犬ではすぐに埋められないでしょうからねぇ…。

 

 

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量産型リコ 1話 感想|らっきょう子ちゃんの次はのど飴子ちゃん?

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食べ物をあれこれ変えてのグルメドラマだけでなく、

最近は自己肯定感に繋がる作品も多く生み出しつつあるテレ東深夜ドラマ。

今回のモチーフはプラモデルなのが不思議(笑)

でも、"好き"をきっかけに心の栄養を取り戻していき、周りにも影響を与えていく過程が

じっくり描かれていて好きだった「お耳に合いましたら。」の脚本家やプロデューサーが

携わっているという事で、本作もきっと心地良く見られるだろうと思い

初回を視聴してみました。

 

アニメちっくなキラキラしたOP曲と言い、あのオフィスの通路と言い、

主人公たちの様子を引きで撮っているED映像と言い…うん、所々重なりますねぇ。

今回は乃木坂の現役の方の与田祐希さんが主演。

個人的には、今まで名前と顔が一致していなかった方なんですけど、

いつもちょっとした楽しみを考えてそうなマイペースな性格を自然体に演じられていて、

プラモデルを両手で持った時の目線なんかは

「うわぁ…これ楽しいかも…」と徐々に惹きつけられていく様を

物語っているようで、そこが妙にリアルで、印象に残りました。

 

何やかんやで部下をよく見てくれている部署の面々の一方で、

言う必要のない卑下発言をしてくる浅井(前田旺志郎)が好きになれそうにないんですが(汗)

(「カナカナ」を見ている最中だから、あの嫌味な役がどうも慣れなくて…w)

"成長記"としてはまだまだ序章といった所ですし、

ドラマチックでなくても、そのうち璃子与田祐希)の良さを認めてくれる

展開が来る事を期待したいです。

 

家でゴロゴロするのが大好き。仕事中はランチの事を考えてしまう。自分の世界に入りがち。

…でも、自分のやるべき仕事を、時間内にこなせていれば"量産型"だって良いじゃないかと。

今の自分をどうやってポジティブに受け入れていくのか、

そして、そういった社会人の方が多いであろう視聴者に、どんなビタミンを与えてくれるのか。

感想は今回のみにする予定ですが、今後も過程はゆっくり見守っていくつもりです♪

 

 

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オールドルーキー 1話 感想|"仕事"で魅せる話になる事に期待!

 

 

本作を手掛けている脚本家が脚本家なので。

第一線で活躍していたプロ選手が、1つの出来事をきっかけに

突如現役引退をせざるを得ない状況に陥るも、

ある人が勧めた仕事を通して輝きを取り戻し、第二の人生を歩むようになる

という設定は、やっぱり前期の「未来への10カウント」と被るものがありますね。

でも、唯一違うのは、"学園モノ"らしい要素がなくなった分、対象となる登場人物が絞られ、

主人公の再起を集中的に描ける…といった所なのでしょうか。

 

初回の感想を書くとするならば、何の躊躇もなく

「面白かった!」と言い切れるまでには行っていなかったのは事実。

良くも悪くも"日曜劇場らしさ"が滲み出ていた…とも言えるのかなぁ。

理由は簡単で、視聴者に不快感を高めさせただけ

最終的にひっくり返す逆転劇に仕立てようという意図が前面に出過ぎたために、

主人公を囲む登場人物のキャラ付けにわざとらしさを覚えてしまったから。

 

ちょっと不自然だったのは…

基本、出てくる人がみんな感じ悪そうな人ばかりって事なんですよね。

例えば、「需要がない」「商品価値がない」などの辛辣な言葉をぶつけていた件。

新町(綾野剛)が現実を見ない能天気な性格であるのを

長年一緒にいて理解している人がいて、彼のためにあえて厳しく接したとか、

そういった補足が加えられているんなら分かるんですが。

初対面か、会って間もない、赤の他人に近い関係性なのにもかかわらず、

そんな心ない言葉を、陰口を叩いたり、オブラートに包んだりして言うならまだしも

本人を目の前にして直接言えるものなのか?という疑問が残り続けていて…。

矢崎(横浜流星)の性格も含めて、前半の描写に引っかかりがある以上

後半でいくら爽やかに展開していっても、感動よりも

「だったらそんなに分かりやすく感じ悪いキャラにする必要があったのかな?」と

モヤモヤしてしまう訳なのです。

 

ただ、このモヤモヤした印象が残るのは今回だけで、

次回からは面白くなる見込みは十分にある…とも思います。

新町の良さを理解し、高柳(反町隆史)に存続を頼み込むほど味方になってくれる存在と、

彼を信頼してみる存在が出来たくだりを、初回で早々に見せてくれたのは意外でした。

まぁ、高柳の心情変化の描写は、少し甘い気もしなくはないですが…(笑)

でも、新町がサッカー以外何も知らなくて、

スポーツマネジメントとしての仕事ぶりはまだまだ未熟である分、

彼の頑張りが周りに認められるようになるまではしばらく時間がかかるのだろう…

ギスギスした展開が続くのだろう…と覚悟していた部分があったので、

ラストのくだりがあるのとないのとでは、本作に対する印象は大分違っていたかもしれません。

そして、そうする事で、彼を良く思っていない相手に変化を与える話に終始するのではなく、

あくまでも"スポーツ選手と関わる仕事"、そこから得られる感動を

今後じっくり見せてくれるのだろうという可能性も感じさせました。

 

今回みたいな感じで、今は不快感の方が強い人物たちも、

早々に彼の理解者になってくれると良いなぁとも思います。

あとは、社長の割にはキャラが手探り状態な高柳や、

今の所似たり寄ったりで、あまり存在意義を感じられていない

社員の人々の描き分けを強化して、

個々に"人柄"や"役割分担"が見えて来る事を期待したいです。

 

ところで…芝生の色がやけに彩度を飛ばしていたように見えたのは私だけですかね?

鮮やか過ぎて、目が眩しくなるくらいで…(苦笑)

 

 

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2022年 夏ドラマ 視聴リスト&期待度

 

 

7/28:「家庭教師のトラコ」最新話の感想記事をUPしました。

 

こんにちは、りんころです!

毎度おなじみ、視聴予定の夏ドラマを紹介する時期がやってまいりました。

25日放送の「空白を満たしなさい」までに間に合わなかった…orz

けれども、6月下旬から始まるドラマがぼちぼちある中で

無事完成出来てホッとしてます(笑)

 

6/25時点で発表されている春ドラマを

「◉毎回書く可能性の高いドラマ」

「○大きく外さなければorスケジュール次第では毎回書くドラマ」

「△初回だけしか書かないor内容次第では初回も書かない可能性のあるドラマ」

「×視聴する予定のないドラマ」

の4種類(優先度)に分けて紹介していこうと思います。

※ちなみに、初回も放送されていない段階で決めているので、あくまでも"予定"です(謝)

そして、前期同様、感想本数は通常よりかなり減るかもしれませんが、

よろしくお願いしますm(_ _)m

 

 

私が今期視聴&感想執筆するドラマはこちら!

 

曜日・放送時間順にまとめてあります。※既に放送されているドラマは除く

曜日別に知りたい方は曜日を、

ドラマの詳細を知りたい方は、ドラマタイトルをクリックしてみて下さい!

 

放送 作品一覧 主演 優先度
月曜日
フジ
月9
競争の番人 坂口健太郎、杏
フジ
月10
魔法のリノベ 波瑠、間宮祥太朗
テレ東
月11
赤いナースコール 佐藤勝利 ×
日テレ
月深夜
消しゴムをくれた女子を好きになった。 大橋和也 ×
火曜日
NHK
火10
プリズム 杉咲花
TBS
火10
ユニコーンに乗って 永野芽郁
テレ東
火深夜
運命警察 片寄涼太 ×
TBS
火深夜
パパとムスメの7日間 飯沼愛 ×
TBS
火深夜
ロマンス暴風域 渡辺大 ×
水曜日
テレ朝
水9
刑事7人 東山紀之 ×
日テレ
水10
家庭教師のトラコ 橋本愛
フジ
水10
テッパチ! 町田啓太
テレ東
水深夜
みなと商事コインランドリー 草川拓弥 ×
木曜日
テレ朝
木8
遺留捜査2022 上川隆也 ×
テレ朝
木9
六本木クラス 竹内涼真
フジ
木10
純愛ディソナンス 中島裕翔
日テレ
木深夜
オクトー 飯豊まりえ ×
テレ東
木深夜
量産型リコ 与田祐希
テレ東
木深夜
復讐の未亡人 松本若菜 ×
金曜日
テレ東
金8
警視庁強行犯係 樋口顕Season2 内藤剛志 ×
TBS
金10
石子と羽男 有村架純中村倫也
テレ朝
金11
NICE FLIGHT! 玉森裕太
テレ東
金深夜
雪女と蟹を食う 重岡大毅
テレ東
金深夜
晩酌の流儀 栗山千明 ×
土曜日
NHK
土10
空白を満たしなさい 柄本佑
日テレ
土10
初恋の悪魔 林遣都、中野大賀
テレ朝
土11
トモダチゲームR4 美 少年、HiHi Jets ×
テレ朝
土深夜
彼女、お借りします 大西流星 ×
日曜日
TBS
日9
オールドルーキー 綾野剛
日テレ
日10
新・信長公記 永瀬廉
帯ドラマ
NHK
月〜木10
あなたのブツが、ここに 仁村紗和 ×

 

7/27(水)の深夜1時「水ドラ25」枠で放送される「僕の姉ちゃん」は、

2021年9月24日の時点で(配信のみとは言え)世の中に公開された作品であり、

個人的な基準で「2021年の作品」とみなしているので、

夏クールのドラマの対象には含まない事とします。

しかし、こちらも前から楽しみにしていた作品なので、視聴する予定です♪

 

それでは、参りましょう〜。

 

 

2022年 夏ドラマ 視聴リスト&期待度

 

視聴&初回執筆予定の16作品と期待度を発表していきます。

※上から
タイトル/初回放送日/放送局/時間/視聴前期待度(最大:★5つ)
作品概要/コメント/主な出演者/スタッフ(脚本、演出etc)/
という構成になっております。

※初回放送日、スタッフに関する情報は、6/25時点のものです。

 

月曜日

 

競争の番人(7/11・フジテレビ・月曜21時)★★★

 

天才で理屈っぽいひねくれ者×感情のままに行動する元刑事の凸凹コンビが、公正取引委員会の職員として、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、不正を働く企業の隠された真実をあぶり出していくエンタメ・ミステリー!

 

同じ枠で同じ作家さんの作品を2連続実写化というのは珍しいですね。

前作「元彼の遺言状」がヒットすると見込んでの企画だったのでしょう。

 

弁護士や刑事ではなく、公正取引委員会が不正を暴く…というのは面白そうですが、

過去にもドラマ的に新しい職業を扱っておきながら

その良さを上手く活かせていないケースは何作も見かけてきたので、

過度な期待はしないようにしておきたいです。

あと、脚本家が4人体制なんですね…(汗)

 

出演:坂口健太郎、杏、小池栄子大倉孝二小日向文世寺島しのぶ

脚本:丑尾健太郎(「ブラックペアン」「半沢直樹(2021)」「愛しい嘘〜優しい闇〜」)

   神田優  (「ブラックペアン」「アライブ」「漂着者」「愛しい嘘」)

   穴吹一朗 (「白戸修の事件簿」「Dr.DMAT」「親バカ青春白書」)

   蓼内健太 (「ROAD TO EDEN」「アンサング・シンデレラ ANOTHER STORY」)

演出:相沢秀幸 (「グッド・ドクター」「SUPER RICH」「ミステリと言う勿れ」)

   森脇智延 (「SUITS/スーツ シリーズ」「黄昏流星群」「イチケイのカラス」)

音楽:(「」「」「」)

プロデュース:野田悠介(「グッド・ドクター」「アンサング・シンデレラ」「ナイト・ドクター」)

主題歌:「」

原作 :新川帆立『競争の番人』

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/kyosonobannin/index.html

 

 

魔法のリノベ(7/18・フジテレビ・月曜22時)★★★

 

依頼人が奥底に抱えている家や家族に対する問題という“魔物”に立ち向かう凸凹コンビが、毎話、五感と機転と根性を駆使したリノベ提案という“魔法”で、スカッと華麗に解決していく人生リノベーションお仕事ドラマ。

 

つい最近まで「正直不動産」という、同じく住宅会社が舞台の作品があったので、

比較してしまいそうになるんですが…

そちらは"部屋を探しているお客さん"がターゲットで、

本作はあくまでも"既にその部屋に住んでいるお客さん"をターゲットにした作品みたいなので、

同じようで全く違った作りにはなるのかなぁと。

上田誠さんと瑠東東一郎さんの「浦安鉄筋家族」以来のタッグも楽しみです。

 

出演:波瑠、間宮祥太朗遠藤憲一原田泰造、金子大地、吉野北人

脚本:上田誠  (「浦安鉄筋家族」「探偵☆星鴨」「ノンレムの窓 ※SP」)

監督:瑠東東一郎(「探偵が早すぎる シリーズ」「浦安鉄筋家族」「古見さんは…」)

   本田隆一 (「探偵が早すぎる シリーズ」「ドクターカー」「極主夫道」)

音楽:瀬川英史 (「勇者ヨシヒコ シリーズ」「今日から俺は!!」「極主夫道」)

プロデューサー:岡光寛子(「TWO WEEKS」「姉ちゃんの恋人」「アバランチ」)

       伊藤茜 (「癒されたい男」「マリーミー!」「新・ミナミの帝王 ※SP」)

       田端綾子(「ネメシス」)

主題歌:「」

原作 :星崎真紀『魔法のリノベ』

公式サイト:https://www.ktv.jp/mahorino/

 

 

火曜日 

 

プリズム(7/12・NHK総合・火曜22時)★★

 

仕事も恋も中途半端だった皐月の作るテラリウムが、ガーデンデザイナーとして活躍する陸の目に留まり、2人はいつしか恋人同士になる。それから、陸が手がけるプロジェクトに皐月も加わる事になるのだが、ある男の加入を知って、陸はひどく動揺し…?大切な人を思う3人が織りなす優しさの物語を、切なくいとおしく紡いでいく。

 

6/23にようやく情報解禁された作品なので、事前情報が少なく、

どんな作風になっていくのかはまだ読めません。

とりあえず、概要を読む限りは、セクシュアリティジェンダーにも踏み込んでいくのだそう。

 

そこで不安なのは、浅野妙子さんのオリジナル作品であるという事。

90年代のトレンディドラマか!?と思えるくらい、

時代背景も女性の価値観も古臭く感じてしまった

「恋なんて、本気でやってどうするの?」を描かれたばかりなので、

繊細な要素を深掘りして、しみじみと考えさせられる仕上がりになるのかどうか…(汗)

 

出演:杉咲花、藤原季節、森山未來

作 :浅野妙子(「黄昏流星群」「デジタル・タトゥー」「恋なんて、本気でやって…」)

演出:(「」「」「」)

音楽:谷口尚久(「「結婚 ※映画」「プラスティック・スマイル」「サギデカ」)

制作統括:小松昌代(「花燃ゆ」「少年寅次郎」「すぐ死ぬんだから」「群青領域」)

     岡本幸江(「おんな城主 直虎」「和田家の男たち」「正直不動産」)

主題歌:原由子「ヤバイね愛てえ奴は」

公式サイト:https://www.nhk.jp/g/blog/xcd5brb2ibj/

 

 

ユニコーンに乗って(7/5・TBS・火曜22時)★

 

教育系スタートアップ企業の若き女性CEOの元に、ある日突然、会社の雰囲気とは全く異なるおじさんサラリーマンが部下として転職してきた所から物語が始まる。個性豊かな仲間に振り回されながらも、夢に向かって 仕事に恋に真っすぐ生きる大人の青春物語となっている。

 

バリバリ働く女性、仕事と恋愛の両立描写、"当て馬"で盛り上げる三角関係…

「いつもの火曜ドラマ」の詰め合わせ感満載ですね。

概要を読んでも目新しい要素が見つからないので、特に惹かれません。

西島秀俊さんと杉野遥亮さんを見るだけのドラマで終わりそう…。

 

出演:永野芽郁西島秀俊杉野遥亮

脚本:大北はるか(「ラジエーションハウス  シリーズ」「グッド・ドクター」「ナイト・ドクター」)

演出:青山貴洋 (「下町ロケット(2018)」「半沢直樹(2020)」「天国と地獄」)

   棚澤孝義 (「大恋愛」「着飾る恋には理由があって」「インビジブル」)

   泉正英  (「病室で念仏を唱えないでください」「インビジブル」)

音楽:青木沙也果(「カノジョも彼女 ※アニメ」「この初恋はフィクションです」)

編成:青木伸介 (作品不明)

   森岡梢  (作品不明)

プロデュース:松本友香(「私の家政夫ナギサさん」「着飾る恋には理由があって」)

     岩崎愛奈(「私の家政夫ナギサさん」「#家族募集します」「ファイトソング」)

主題歌:DISH//「しわくちゃな雲を抱いて」

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/unicorn_ni_notte_tbs/

 

 

水曜日 

 

家庭教師のトラコ(7/20・日本テレビ・水曜22時)★★

 

家庭教師のトラコが子供たちに教えるのは、"世の中にある現実"だけ。それを見せる事で、子供たちはお金の使い方も学び、自分の進む道も分かるようになる。そんな子供たちの変化を通して、同じく問題を抱えている3人の親も救っていく、個別指導式ヒューマンドラマ。

 

まぁ、良くも悪くも"ファンタジー"なんですよね…遊川作品は(笑)

なので、特に期待はしておらず。

現実世界を見せるだけあって、世相や社会派要素を

ある程度反映させた作品になると良いのですが…。

 

出演:橋本愛中村蒼美村里江板谷由夏鈴木保奈美細田佳央太 他

脚本:遊川和彦(「過保護のカホコ」「ハケン占い師アタル」「となりのチカラ」)

演出:伊藤彰記(「過保護のカホコ」「ハケン占い師アタル」「ハコヅメ」)

   岩本仁志(「崖っぷちホテル!」「恋はDeepに」「らせんの迷宮」)

音楽:(「」「」「」)

チーフプロデューサー:田中宏史(「君と世界が終わる日に シリーズ」「ブラック校則」「悪女」)

       石尾純 (「家政婦のミタ」「偽装の夫婦」「ヒガンバナ」※全て演出)

プロデューサー:大平太 (「泣くな、はらちゃん」「同期のサクラ」「ハコヅメ」)

        田上リサ(「過保護のカホコ」「同期のサクラ」「ハコヅメ」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/torako/

 

 

テッパチ!(7/6・フジテレビ・水曜22時)★★

 

陸上自衛隊を舞台に、未熟な若者たちが、現実の厳しさ、夢や希望、友情や恋愛、汗と涙…など、日々壁にぶつかったり悩んだりしながらも、奮闘していく姿を描いた熱血青春物語。また、任務中以外のシーンでは、“厳格な”イメージからは想像もつかない、自衛官たちのおちゃめな姿や笑いあるシーンも盛りだくさんとなっている。

 

若者群像劇で青春物語…う〜ん、往年ヒット作の焼き回し感が漂ってますな…(汗)

任務中以外のシーンでは、コミカルなシーンも盛りだくさんと言っていますけど、

若者人気の役者さんが集まっているのもあって、その描写に偏って

"仕事"の描写は疎かになっていきそうな気もしています。

脚本家もちょっと弱いですし…。

 

出演:町田啓太、佐野勇斗白石麻衣北村一輝

脚本:本田隆朗(「レンタルなんもしない人」「ユーチューバーに娘はやらん!」)

   関えり香(「ハロー張りネズミ」「後妻業」「ゴシップ」)

   諸橋隼人(「パフェちっく!」「星から来たあなた」「アイゾウ ※SP」)

演出:石川淳一(「リーガルハイ シリーズ」「海月姫」「ゴシップ」)

   根本和政(「忘却のサチコ(2018)」「その女、ジルバ」「じゃない方の彼女」)

音楽:(「」「」「」)

企画:渡辺恒也(「警視庁いきもの係」「海月姫」「ゴシップ」)

   江花松樹(「レンアイ漫画家」「推しの王子様」)

プロデューサー:山崎淳子 (「明日の約束」「結婚相手は抽選で」「リカ ※映画」)

企画・プロデュース:栗原美和子(「リカ シリーズ」「結婚相手は抽選で」「後妻業」)

主題歌:GENERATIONS from EXILE TRIBE「チカラノカギリ」

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/teppachi/index.html

 

 

木曜日 

 

六本木クラス(7/7・テレビ朝日・木曜21時)★★

 

大ヒット韓国ドラマ『梨泰院クラス』の日本版。絶望の淵に立たされた青年が復讐を誓って、金と権力を振りかざす巨大企業に屈することなく仲間と共に立ち向かっていく下剋上を主軸に、ラブストーリー、そして青春群像劇が交錯した、究極のエンターテインメントとなっている。

 

下剋上、復讐ねぇ…。テレ朝のドラマではお馴染みなので、

別に海外の原作を借りなくても作れそうなのに…と思えてなりませんね(苦笑)

 

今までの韓ドラリメイクと少し違うのは、日本版に置き換えた原作が既に存在しており、

その制作に『梨泰院クラス』の原作者さんが携わっている…という所なんですが。

私としては、テレ朝で同じく海外リメイク作品だった

「サイン –法医学者 柚木貴志の事件–」「24 JAPAN」、

さらに広げれば、長年の月日を経てアレンジされた「ハゲタカ」を

どれもリタイアしてしまっているので、本作も特に期待はしておりません。

 

出演:竹内涼真新木優子平手友梨奈早乙女太一鈴鹿央士、香川照之

脚本:徳尾浩司(「おっさんずラブ シリーズ」「私の家政夫ナギサさん」「恋はDeepに」)

監督:田村直己(「未解決の女 シリーズ」「ドクターX シリーズ」「桜の塔」)

   樹下直美(「未解決の女 シリーズ」「この声をきみに」「ゴシップ」)他

音楽:高見優 (「BG シリーズ」「義母と娘のブルース」「持続可能な恋ですか?」)

ゼネラルプロデューサー:横地郁英(「未解決の女 シリーズ」「セミオトコ」「未来への10カウント」)

プロデューサー:大江達樹(「ドクターX シリーズ」「七人の秘書」「愛しい嘘〜優しい闇〜」)

        西山隆一(「ドクターY(2019),(2020) ※SP」「未解決の女2」)

        菊池誠 (「未解決の女 シリーズ」「漂着者」「未来への10カウント」)

主題歌:[Alexandros]「Baby's Alright」

原作 :チョ・グァンジン『六本木クラス〜信念を貫いた一発逆転物語〜』

    チョ・グァンジン/キム・ソンユン『梨泰院クラス』

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/roppongi_class/

 

 

純愛ディソナンス(7/14・フジテレビ・木曜22時)★★

 

とある教師の失踪事件をきっかけに、副担任の正樹と生徒の冴は絆を深め合う。正樹はいつしか彼女に特別な感情を抱くも、恋だとは認めたくない一方で、冴は恋だと信じて疑わず…。随所に事件性、エキセントリックな展開が散りばめられた、純愛&ドロドロ="純ドロ"をお届けする。

 

ディソナンスとは「不協和音」を意味するらしいです。

教師と生徒の恋愛モノ…組み合わせ自体は別に苦手ではないですが、

背負っているものや価値観の違う2人である事、

そして、子供と大人の狭間である高校生ならではの繊細な一面を丁寧に描いた上で、

共感してみたくなる恋愛物語になるのか?という所ですよね。

しかし、ネックになってくるのが脚本家の複数体制。

全体的に弱い気がしますし、4人ともなると登場人物の心情描写に

整合性がとれなくなりそうで心配です…。

 

ところで…本作の事前情報をあまり知らない状態で見たい!という方は

公式サイトの概要(イントロダクション)ページを読まない事をオススメします。

そんな先の話も書いちゃうの?って内容まで記載されているので(汗)

(あえて上記の作品概要では触れませんでした。)

 

出演:中島裕翔、吉川愛比嘉愛未、髙橋優斗、佐藤隆太

脚本:玉田真也 (「JOKER×FACE」「女子高生の無駄づかい」「アノニマス」)

   大林利江子(「こえ恋」「ラブリラン」「女子高生の無駄づかい」)

   倉光泰子 (「ラヴソング」「刑事ゆがみ」「アライブ」「うきわ」)

   武井彩  (「捜査会議はリビングで! シリーズ」「アバランチ」)

演出:木村真人 (「絶対零度(2020)」「知ってるワイフ」「ゴシップ」)

   土方政人 (「謎解きはディナーのあとで」「ヘッドハンター」「知ってるワイフ」)

   菊川誠  (「警視庁いきもの係」「女子高生の無駄づかい」「江戸モアゼル」)

音楽:横山克  (「わろてんか」「トップナイフ」「愛しい嘘〜優しい闇〜」)

編成企画:高野舞(「昼顔」「モンテ・クリスト伯」「アライブ」)

プロデュース:森安彩 (「心がポキッとね」「ランチ合コン探偵」「江戸モアゼル」)

       関本純一(「絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜(2020)」「江戸モアゼル」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/lovedisso_fuji/index.html

 

 

量産型リコ(6/30・テレビ東京・木曜24時30分)★★★

 

性格、好きなもの、センス…どれをとっても平均的なタイプである事から、同僚から「量産型の人間」と言われモヤモヤしていた璃子は、ある日町でふと見かけた「量産型ザク」というプラモデルと出会う。徐々にプラモデルの魅力に惹かれ、それきっかけで自分自身を見つめ直し、大人になっていくまでの成長期を描く、ホビー・ヒューマンドラマ。

 

プラモデルとは全く無縁な人生を送ってきたのですが、

スタッフが過去に手掛けられた「八月は夜のバッティングセンターで。」

「お耳に合いましたら。」が好みな作品だったので、見てみようかなぁと。

木曜日の中では、本作に一番期待してたりします。

 

出演:与田祐希藤井夏恋望月歩、中島歩、田中要次

企画・原案・脚本:畑中翔太(「八月は夜のバッティングセンターで。」「お耳に合いましたら。」)

脚本:マンボウやしろ(「ラッキーセブン」「絶メシロード」「お耳に合いましたら。」)

   ゴージャス村上(作品不明)

   オコチャ(作品不明)

監督:アベラヒデノブ(「日本ボロ宿紀行」「東京放置食堂」「ムショぼけ」)

音楽:(「」「」「」)

プロデューサー:寺原洋平 (「サ道 シリーズ」「八月は夜のバッティングセンターで。」)

       漆間宏一 (「捨ててよ、安達さん。」「八月は夜のバッティングセンターで。」)

       山田久人 (「LAPSE ラプス ※映画」「八月は夜のバッティングセンターで。」)

OPテーマ:樋口楓「ビューティーMYジンセイ!」

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/ryosangatariko/

 

 

金曜日 

 

石子と羽男ーそんなコトで訴えます?ー(7/8・TBS・金曜22時)★★★★

 

4回司法試験に落ちた崖っぷち東大卒パラリーガル・石子と、1回で司法試験に合格した高卒の弁護士・羽男の"石羽コンビ"が、誰にでも起こりうる身近なトラブルに挑みながらも、互いに自らのコンプレックスに向き合い、成長していく姿もコミカルに描く、異色のリーガル・エンターテインメント。

 

「アンナチュラル」「MIU404」「着飾る恋には理由があって」「最愛」の

演出家・塚原あゆ子さんと、プロデューサー・新井順子さんが再びタッグを組まれるとの事で、

まず間違いはないでしょう。

一見小さなトラブルから、人々の"大切な暮らし"を覗き見る…という着眼点も面白そう。

刑事事件の真相を暴いていく王道の作品よりも、

そういった日常的な題材を扱った作品の方が好みなんですよね。個人的には。

 

凸凹コンビモノ、演技派のお2人、基本的に恋愛は絡まない所は

前作の「インビジブル」と共通してますね。

前作は期待度も高かった分かなりガッカリさせられたので(笑)

どうか挽回してくれる事を願います!!

 

出演:有村架純中村倫也赤楚衛二さだまさし

脚本:西田征史 (「信長協奏曲」「とと姉ちゃん」「原島浩美がモノ申す!」)

演出:塚原あゆ子(「アンナチュラル」「着飾る恋には理由があって」「最愛」)

   山本剛義 (「Nのために」「私の家政夫ナギサさん」「妻、小学生になる。」)

音楽:得田真裕 (「監察医 朝顔 シリーズ」「アンナチュラル」「#リモラブ」「インビジブル」)

編成:中西真央 (「書類を男にしただけで ※SP」「最愛」「ファイトソング」)

   松岡洋太 (作品不明)

プロデュース:新井順子(「アンナチュラル」「着飾る恋には理由があって」「最愛」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/ishikotohaneo_tbs/

 

 

NICE FLIGHT!(7/22・テレビ朝日・金曜23時15分)★★★

 

パイロットである主人公が、ある日、顔も名前も分からない女性管制官の声に"ひと聞き惚れ"した事から始まる、働く大人の《仕事と恋》の物語。老若男女、全世代が楽しめる王道の恋愛ドラマが誕生する!

 

玉森裕太さんと中村アンさんの組み合わせと言えば、

3年前に放送された「グランメゾン東京」ですね。

 

深夜枠でラブストーリーとなると、どことなくZ世代向けのイメージがあるのですが、

本作がうたっているのは「30代のリアルなラブストーリー」なので、そこは珍しい。

(っていうか、玉森さんってもう30代突入されてたんですね。びっくり…)

空港が舞台のドラマでありがちな若者群像劇テイストや、あざとい胸キュン演出に寄らず、

30代になったからこそのちょっとした"余裕"や"大人っぽさ"が感じられる

作品になれば良いなぁと思ってます。

 

出演:玉森裕太中村アン尾上右近阿部亮平(Snow Man)、玉城ティナ

脚本:衛藤凛 (「偽装不倫」「私たちはどうかしている」「コタローは1人暮らし」)

演出:宝来忠昭(「こえ恋」「嘘の戦争」「セミオトコ」「消えた初恋」)

   木内健人(「さくらの親子丼 シリーズ」「24 JAPAN」「愛しい嘘」)

音楽:沢田完 (「ドクターX シリーズ」「奪い愛、冬」「七人の秘書」)

ゼネラルプロデューサー:中川慎子(「和田家の男たち」「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」)

プロデューサー:神田エミイ亜希子(「僕の初恋をキミに捧ぐ」「24 JAPAN」「消えた初恋」)

       田中真由子(作品不明)

       森一季  (「僕の初恋をキミに捧ぐ」「真夏の少年」「群青領域」)

主題歌:Kis-My-Ft2Two as One

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/niceflight/

 

 

雪女と蟹を食う(7/8・テレビ東京・金曜24時12分)★★

 

命を絶とうとするが、どうしてもあと一歩が踏み出せずにいた北は、ふとテレビのグルメ番組を見て、どうせなら北海道で最初で最後の蟹を食べてから死のうと決意した。お金はないので、図書館で出会った人妻に狙いを定め、家に入って金を要求する事に。しかし、それに対する彼女の行動は予期せぬもので…?蟹をきっかけに、ミステリアスな2人の旅が始まる。

 

「雪女と蟹を食う」というタイトル、ポスタービジュアルが出た時、

もう「はい???」って言うしかありませんでしたよね(爆)

雪女と蟹巡りするグルメドラマではなく、蟹が2人を結びつける不倫ドラマらしい。

不倫ドラマとなるとドロドロ描写強め…あんまり食指が動かないんですけど、

タイトルの衝撃につられて、とりあえず初回だけ見てみますw

 

出演:重岡大毅入山法子久保田紗友淵上泰史勝村政信 他

脚本:まなべゆきこ(「連続殺人鬼カエル男」「レッドアイズ」)

   イ・ナウォン(「明日、私は誰かのカノジョ」)

   灯敦生 (「狂武蔵 ※映画」「お耳に合いましたら。」)

監督:内田英治(「家族ごっこ ※映画」「Iターン」「ミッドナイトスワン ※映画」)

   柴田啓佑(「ミリオンジョー」「ゲキカラドウ」「鹿楓堂よついろ日和」)

   松本優作(「湘南純愛組!※映画」「乃木坂シネマズ 2話」「神様のえこひいき」)

音楽プロデューサー:田井モトヨシ(「ワカコ酒 シリーズ」「ただ離婚してないだけ」)

音楽:Teje(「鈍色の箱の中で」「ぐらんぶる ※映画」「ただ離婚してないだけ」)

チーフプロデューサー :祖父江里奈(「きのう何食べた?」「生きるとか死ぬとか父親とか」)

企画・プロデューサー:松本拓 (「銀と金」「きのう何食べた?」「病院の治しかた」)

プロデューサー  :勝俣円 (「湖池屋SDGs劇場 サスとテナ シリーズ」)

          尾関玄 (「はるヲうるひと」「ミッドナイトスワン」※全て映画)

          新谷朋成(作品不明)

主題歌:ジャニーズWEST「星の雨」

原作:Gino0808『雪女と蟹を食う』

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/yukionnatokani/

 

 

土曜日 

 

空白を満たしなさい(6/25・NHK総合・土曜22時)★★★

 

ある夜、徹生は会社の会議室で目覚める。しかし、妻の発言から、自分は3年前に会社の屋上から転落死していた事が発覚した。全く思い出せない徹生は、なぜ死んだのかという理由を探っていく…。

 

(6/25、初回未視聴の状態でのコメントです)

サスペンスでもあり、ヒューマンでもある…?

初回を見てみない事にはまだ何とも言えませんが、見応えはありそう。

設定からして奥深い気がするんですが、

小説由来の面白さをドラマ用に落とし込んで、全5話で描き切れるかどうかかな?

 

出演:柄本佑鈴木杏萩原聖人風吹ジュン阿部サダヲ

脚本:高田亮 (「恋のツキ」「僕の姉ちゃん」「神木隆之介の撮休」)

演出:柴田岳志(「透明なゆりかご」「今ここにある危機とぼくの好感度について」)

   黛りんたろう(「ツバキ文具店」「ぬけまいる」「螢草」「半径5メートル」)

音楽:清水靖晃(「透明なゆりかご」「今ここにある危機とぼくの好感度について」)

制作統括:勝田夏子(「半分、青い。」「今ここにある危機とぼくの好感度について」)

     落合将 (「とと姉ちゃん」「麒麟がくる」「旅屋おかえり」)

主題歌:「」

原作 :平野啓一郎『空白を満たしなさい』

公式サイト:https://www.nhk.jp/g/blog/g9l-h7sscwil/

 

 

初恋の悪魔(7/16・日本テレビ・土曜22時)★★★★

 

警察署に勤めながらも捜査権のない4人が、真実だけを求めて、やり手の刑事とは違った感性と推理で頼まれてもいない難事件を解明していく。いつしか芽生えた友情、そして恋も…?4人の小洒落てこじれたミステリアスコメディーをお届けする。

 

坂元裕二先生の脚本なので、ある程度の安心感がありますね。

刑事でも探偵でもない主人公が、お得意の推理で事件を解明していく…といったドラマは

今までにもありますが、まず会話劇だけでも楽しめそう。

少しコメディちっくな雰囲気になっているのが新鮮です。

「正義感も出世欲もない、求めているのは、ただ…真実のみ。」と概要に描かれている辺り、

坂元先生の持ち味である"何かを失っている人々"の愛らしい描写が

より前面に押し出される作りになるのかもしれませんね。

 

出演:林遣都中野太賀、松岡茉優柄本佑

脚本:坂元裕二(「最高の離婚」「カルテット」「anone」「大豆田とわ子と三人の元夫」)

演出:水田伸生(「ゆとりですがなにか」「anone」「獣になれない私たち」)他

音楽:(「」「」「」)

チーフプロデューサー :三上絵里子(「二月の勝者」「逃亡医F」「パンドラの果実」)

プロデューサー:次屋尚  (「先に生まれただけの僕」「anone」「二月の勝者」)他

主題歌:「」

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/hatsukoinoakuma/

 

 

日曜日 

 

オールドルーキー(6/26・TBS・日曜21時)★★★

 

現役サッカー選手だったものの、ある日怪我の影響で突如引退してしまった新町が、自身の再起や愛する家族のために新たに踏み出したのは「スポーツマネージメント」という世界だった。自らの人生を生き切ろうと模索するすべての人に送る、この夏、最も笑えて泣けるヒューマンドラマ。

 

脚本家は福田靖さん。

スポーツを取り入れていて、怪我で現役引退からの"再起"がテーマの作品という事で、

つい最近放送されていた「未来への10カウント」を

日曜劇場風にアレンジしたみたいな仕上がりになるのかもしれませんね。

ビジネスの視点は、同じく選手を指導する立場の話を描いた

ノーサイド・ゲーム」を借りて…って所かな?

まぁ、それ以前に、とあるゴタゴタが影響してこないかが心配なのですが…。

 

出演:綾野剛芳根京子中川大志岡崎紗絵、増田貴久 他

脚本:福田靖 (「まんぷく」「書けないッ!?」「未来への10カウント」)

演出:石井康晴(「逃げるは恥だが役に立つ」「テセウスの船」「ファイトソング」)

音楽:木村秀彬(「コウノドリ シリーズ」「この恋あたためますか」「やんごとなき一族」)

編成:東仲恵吾(「重版出来!」「グッドワイフ」「最愛」「インビジブル」)

   高橋秀光(作品不明)

プロデュース:関川友理(「SAKURA〜事件を聞く女〜」「ドロ刑」「DCU」)

     松本明子(「3年A組」「オー・マイ・ボス!」「婚姻届に判を捺しただけですが」)

主題歌:King Gnu「雨燦々」

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/OLDROOKIE_tbs/

 

 

新・信長公記(7/24・日本テレビ・日曜22時30分)★★

 

とある戦国オタクの博士が次々と生み出した戦国武将のクローンが、名門高校に集結!駆け引き、策略、裏切りなど、何でもありの方法で覇権争いを繰り広げる、学園天下獲りエンターテインメント。

 

なんか…すごい荒唐無稽な話ですね。学園天下獲りエンターテインメントって…(笑)

 

時代劇や大河ドラマなど、基本的に歴史が取り入れられた作品は、

何と言うか…その時の服装や言葉遣いからどんな時代だったかを把握し、

そこで都度挿入される解説も含めて"全体を理解する作業"から始めないといけない

回りくどさがあるので、避けがちなんですよね。

自分の生きていない時代、普段見慣れていない時代だから

作品の世界観に入り込みづらいとも言いますか。(別に歴史は苦手ではなかったけれども…)

なので、本作は歴史を深く掘り下げず、登場人物をデフォルメして、

ただひたすら"キャラ"を楽しめる作品だったら良いなぁ…と思ってます。

 

出演:永瀬廉、山田杏奈 他

脚本:金沢知樹(「半沢直樹2」「その日、カレーライスができるまで ※映画」)

   伊達さん(「40万キロかなたの恋 ※SP」「おじさまと猫」「推しの王子様」)

監督:中島悟 (「世界一難しい恋」「もみ消して冬」「真犯人フラグ」)

   豊島圭介(「妖怪シェアハウス シリーズ」「豆腐プロレス」「泣くな研修医」)

音楽:林ゆうき(「緊急取調室 シリーズ」「真犯人フラグ」「未来への10カウント」)

チーフプロデューサー :沼田賢治(「リピート」「ランチ合コン探偵」「探偵が早すぎる2」)

プロデューサー:中山喬詞(「探偵が早すぎる(2018)」「CHEAT チート」「極主夫道」)

        小島祥子(「極主夫道」「カラフラブル」「ボクの殺意が恋をした」)

        清家優輝(「仮面同窓会」「極主夫道」「じゃない方の彼女」)

共同プロデューサー  :三上絵里子(「二月の勝者」「逃亡医F」「パンドラの果実」)

主題歌:「」

原作:甲斐谷忍『新・信長公記〜ノブナガくんと私〜』

公式サイト:https://www.ytv.co.jp/shinchokoki/

 

 

まとめ

 

期待度ランキングをTOP5で付けるならば...

1位 石子と羽男−そんなコトで訴えます?−(TBS・金10)

2位 初恋の悪魔(日テレ・土10)

3位 空白を満たしなさい(NHK・土10)

4位 量産型リコ(テレ東・木深夜)

5位 魔法のリノベ(フジ・月10)

といった感じ。

 

ここからは、ドラマのラインナップを見ての超個人的な所感をつらつらと...。

 

意外とお金がかかってそうな夏ドラマ

 

公正取引委員会×「競争の番人」、防衛省×「テッパチ!」、BANDAI×「量産型リコ」、

日本航空×「NICE FLIGHT!」、Jリーグ×「オールドルーキー」、

そして、日韓共同プロジェクトの「六本木クラス」と、

大きな機関からネームバリューのある企業まで制作協力する作品がそれなりに多い今期。

 

夏クールはあまり作品に力を入れていない印象があるので、←あくまでも個人の印象!!

「〇〇が全面協力」って宣伝文句があると、見応えありそうだな…見てみようかな…という

ちょっとした好奇心が生まれて良いですよね。

 

ただ、そういった手法はあくまでも"視聴者の集客"が一番の目的になりますから、

見応えがあるか、面白いかどうかは、脚本と演出次第ではあると思っています。

ほら…「DCU」の件もあるので(苦笑)

最後まで良い関係を保ち続けて、

どうかお金のかかりようと内容が見合った作品になりますように。

 

今期はちょっとラインナップが弱め?

 

同じく全体的に期待度低めだった前期の時も、

このキャストでこのスタッフなら間違いなし!な作品が何作かあったんですが、

今期に関しては、うーん…初回を見てみないと分からない…

今の段階では判断しようがない…といった感じですね。

それに、3人、4人体制の脚本が比較的多いのも不安です。

回によって、物語の方向性や登場人物の設定にブレが生じるケースをよく見かけますから(汗)

 

唯一、脚本家やキャストで期待出来そうなのは

「石子と羽男」「初恋の悪魔」の2作品って所でしょうか。

あとはふんわりと期待する程度です。

 

"1日1本"をベースに、最後まで書くドラマの本数は減らす予定です

 

前期では視聴予定&初回感想執筆予定の作品を23本紹介したのですが、

4本をリタイアして、最終的に全話の感想を投稿出来たのは、なんと約1/5の4本だけ(苦笑)

無理しない、しばらくはリハビリ代わりにやっていくと宣言したにしても、

あまりにも少な過ぎましたね。超マイペース投稿で申し訳ありません^^;

面白くなる兆しが見えなくて、ネガティブな感想ばかりになりそうだから断念する…とか、

個人のスケジュールの都合で感想に手がつけられそうにないから諦める…とか

いろいろ理由がありまして(汗)

 

私事ですが、今期夏クールをもって、感想を書き始めてから5年が経ちます。

生活環境が違うにしろ、あの頃は何でもかんでも書いていたっけな〜…と思い返しながら、

原点回帰するつもりで、でも無理しない範囲で、投稿数をじりじり増やしていきたいですね。

 

***

 

ではでは、個人的ヒット作が出て来れば良いなぁと願いつつ...

夏クールのドラマを楽しみに待ちましょう(´∀`)

 

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