2022年春ドラマ一覧

パンドラの果実〜科学犯罪捜査ファイル〜 3話 感想|肉体に心は宿っているか否か

 

 

今回の事件は、蘇った遺体。

まぁまた…超常現象の方向へかなり舵を切った話になりましたねぇ。

しかし、その代わりに、初回と2話で描いてきた「なさそうでありそう」な

少しヒヤッとする近未来的要素は薄まったように思いましたし、

ネタ自体もミステリアスに見せてきた割には、真相はそれに見合わない

ショボいものになってしまった気がします。

 

主人公が科学者ではなく警察官だとは言え、サブタイトルにもある通り

取り扱っているテーマは"科学"なので、

小比類巻(ディーン・フジオカ)が妄想を語って"推定"で事件を終わらせようとするのではなく、

検証をし、確実な証拠を得て捜査をした上で解明して欲しいんですよね。

どうして遺体が歩き回っていたのか?の科学的根拠が乏しかった件については、

現実世界でも評論家や研究者、科学者によって唱える説が違う事はよくあるので、

"視聴者への話題のタネ"だと捉えればまだ流せます。

でも…土屋の背景に家族があって、小さい娘がいて、

その子が描いた絵を大事そうに見ていたという設定も盛り込めば、

展開の仕方によっては人情味のある少し捻ったオチに出来そうなものを、

「家族の思い出の場所に行きたかったのかもしれない」でやんわりと済ませるのは…

誰もが思いつく真相止まりでちょっと消化不良なのかなぁと。

せめて、娘の証言が出てきて土屋があの場所に行った理由が判明するとか、

他の警察が後から掴んだ情報を報告するとか、多少の補足的な描写がラストにあれば

まだ腑に落ちたかもしれませんが、

あの台詞で終わらせたのは、流石に強引な印象を受けました。

 

その事に付随して、今回まで見てきて勿体ないなぁと感じるのは、

最上(岸井ゆきの)の"天才科学者らしさ"が物語上で活かせていない所。

いや、確かに、長谷部(ユースケ・サンタマリア)も含めて

3人の個性はちゃんと確立されているのは伺えるんです。

でも、最上をどうしても天才科学者の設定にする必要性が見当たらないと言いますか…

彼女の活躍と言えば、小比類巻と1つの議題について双方の考えを提示するくらいで、

推理から真相解明まで全て小比類巻だけで完結してしまっているのが

根本的な原因なんだと思います。

情報を入手するなら三枝(佐藤隆太)だという信頼を寄せているように、

捜査や推理にももっと彼女を…欲を言うなら、唯一一般的な思考を持つ長谷部も絡める事で、

「それぞれ個性や境遇の違った3人が"チーム"として事件に挑む」意味が

出てくるのではないでしょうか。

 

研究室で再生研究が行われていた時点で「あ、ここは絡んでくるな」とは察しましたが、

真相に繋がるまでの手がかりも、いくら何でも偶然の産物が重なり過ぎて…(汗)

ご都合主義なのが目立ってしまったのも残念だったかなぁ。

前回の衝撃展開には見入ってしまうほどだったので、

次回でまた盛り返してくれる事を願ってます。

 

 

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未来への10カウント 4話 感想|学校生活に恋愛は付き物だよね〜

 

 

前回でも不幸自慢対決というトンデモ展開があったように、

徐々にコメディタッチの方向性にシフトしてきている感じがしますね。

まさか…あのシーンを本当にやるとは(笑)

 

今回は、西山(吉柳咲良)を取り巻く伊庭(高橋海人)と玉乃井(坂東龍汰)の恋愛話と、

三角関係に盛り上がる折原(満島ひかり)たちの浮かれっぷりがメインで描かれました。

正直、恋愛ムードにした事で、ボクシング部ならではの泥臭さが減って

物足りなさはあったし、桐沢(木村拓哉)と折原の匂わせ描写も含めて、

物語に無理やり恋愛要素をねじ込まなくても良いのに…という気持ちは変わらないんですが。

学生の恋は学校を舞台にしたドラマなら定番なので、

そちらに関しては、たまにはこんな回があってもアリかも?と思えるまでになりました。

 

これまでとは違い、桐沢の主人公らしい存在感を最大限に控えめにして

ひたすら生徒を見守る監督役に徹しさせた事で、伊庭の心情変化にスポットが当たり、

彼が目標に向かって懸命に励む姿や、

ボクシング部での活動にピリオドをつけ、東大受験への専念を決心する姿に

説得力や納得感が強く残る話に仕上がっていたのが良かったです。

そして、今回でようやくお披露目の試合シーンを存分に見せてくれた所も満足。

まぁ…私がボクシングのルールをよく知らないっていうのもあるんですが(笑)

カットせずに見せてくれたお陰で、未経験者の折原と同じように

「これは良い線行ってるんじゃないか?」と微かに期待させる

ドキドキ感を終始味わう事が出来たし。

長い尺を使って奮闘する様子が描かれたからこそ、試合も告白も終えてから

「終わった。やっと終わった。この気持ち抑えておくの、辛かったんですよ。長かった。」

と放った本音も、憑き物が取れたみたいな爽やかな表情をした伊庭のカットも、

まさしく"青春"を謳歌している生々しさが伝わる、心に響くものになった気がします。

 

ただ、少し引っかかった部分も1つ。

校長(内田有紀)と教頭(生瀬勝久)…何だかキャラ変しているような?

前回まではボクシング部の存在を気にいらず、潰そうとする立場でいたはずが、

今回では第一試合から観戦しに会場へ足を運んだり、掛け声をしたりするなど

ボクシング部を好意的に見ているともとれる描かれ方になっていたのには

ちょっと「ん?」とは思わされました。

(個人的には、新聞部から取材を受けていたシーンの時、

わざわざボクシング部に注目を浴びせる発言をする事で

負けた時に大っ恥をかかせて、叩いて辞めさせる口実にでもするつもりなんじゃないかと

裏読みしていたくらいなので…)

これも恐らく、次回で登場する西条(村上虹郎)やインターハイへのリベンジなど

重点的に描きたい要素が他に出来たから、

尺の都合で、校長との確執パートはあっさり済ませざるを得なかったんでしょうけども。

せめて、足を運ぶにしても、ボクシング部の弱小ぶりを

この目で見てみようという軽い気持ちで行って、

負けはしたけれども、伊庭の粘り強さとひたむきさにやられて心を入れ替える…

といった変化がさり気なく盛り込まれていたら、この違和感もなくなっていたのかもしれません。

 

で、不明のまま終わったインターハイの結果は…

「インターハイへのリベンジ」と先に書いてしまった通り、

伊庭に続いて、どこも惨敗になって帰ってくるというのが王道の流れでしょうね。

いや…もしかしたら、伊庭のあの告白で学校ごと出場停止処分になったとも考えられますが、

前回の顛末も結局ボクシング部内で完結したままだとなると、その線はないかな?(苦笑)

 

とりあえず、転校生として登場するらしい西条が加わる事で

物語にどんな風を巻き込むのか、そこら辺に期待してみたいと思います。

 

 

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ナンバMG5 3話 感想|大丸も悪い人ではなさそう…

 

 

あっという間に過ぎた夏休み…からの二学期。

夏休みこそ学生生活の青春!みたいなもんだけれども、そこを端折ってしまったかぁ。

伍代(神尾楓珠)が「学園ドラマみたいな台詞」と言っていたように、

美術展で出す絵画に精を出せている事を

嬉しそうに話す剛(間宮祥太朗)が伍代の優しい嘘を知り、

このまま普通の生活を続けるべきか…それとも今すぐ駆けつけるべきかで葛藤を見せる姿は、

二重生活を送る者ならではの描写になっていて印象には残ったものの…

個人的には、前回で予告されていた恋愛要素が絡む話が

ど定番の花火大会でも海水浴でも描かれる事がなかったのはちょっと残念。

深雪(森川葵)の水着姿や着物姿を恥ずかしそうに見るとか、スイカ割りを体験するとか、

中学時代までバリバリヤンキーの生活を送ってきた剛が初めて過ごす"普通の"夏休みが

どんなものだったかを見られるのをつい期待してしまっていたんですよねぇ。

あとは…剛の裏の顔をまだ知らない状態で関わる"普通"代表の深雪の出番が少なくて、

そこで物足りなさを感じたっていうのもあります。

回を重ねるごとに家族や学校でのシーンが少なくなっている気がしますが…

見所はある事にはあるので、もうこういう作品だと受け入れるのが吉なのかもしれません。

 

内容に関しては、実はヤンキーでもあるという秘密を何とか誤魔化せた前回から一転、

まさか、あと何話か先でやりそうな「もう隠し通せそうにない」状況を

今回で持ってきたのには意外でした。

「バレるまでで良いんだ。普通に勉強したり、部活したりよ」

前回の剛のこの本音を聞けば、彼は純粋に"普通の学校生活"に

憧れを抱いていた上での発言だったと十分に理解出来るんですけれども、

大丸(森本慎太郎)の言う通り、家族も友達も騙している事は

残念ながら事実ではあるんですよね。

でも、関東制覇!と言われるくらいだから、小さい頃からずっと期待され続けていた訳で、

中々真実を話せるタイミングを見出せなかった結果、親を悲しませないように

二重生活を送ると決めた剛の気持ちにも共感出来る。

俺は嘘が嫌い、嘘は人を傷つける、男なら誠実であり続けろという考えの大丸と、

秘密を守る選択をしたのは、親孝行のためでもあるという考えの剛。

どちらも間違っていないし、どちらも別ベクトルで人に思いやりがある…

2人の価値観がぶつかり合った終盤のシーンは、いかにもヤンキードラマらしい

熱く考えさせられる仕上がりだったと思います。

 

美術部の部長が怒ったのはよく分からず、強引さを感じさせましたが(苦笑)

(親が緊急搬送されたとか、どうしても戻れない事情があったと考える方が普通じゃ…)

剛が窮地に立たされているとはっきり示すための流れを作ったと捉えれば、まぁ良いでしょう。

しかし、次回で本当にカミングアウトとなると、

全10話だとして、残り7話も話が持つのかな?という不安も出てきましたね。

今後の内容次第では、もしかしたら感想もこれだけ書けるほどではなくなり

視聴のみで楽しむ…って可能性もあるかもしれません。

一捻り、二捻りある展開を期待します。

 

ところで、「乳」のマスク…「愛」って書きたかったんでしょうかね(笑)

左上の部分しか合ってませんけど、何となくそんな気がしてw

 

 

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正直不動産 5話 感想|2大対決が本格始動…って所かな?

 

 

ある程度キャリアは積まれているだろうに、

未だに新人役としてキャスティングされがちなイメージのある福原遥さん。

それは、容姿が大人びてもなお子供の頃の面影が残っている顔立ちや、

ふわふわした少し高めの声がそうさせるんでしょうけど、

今回の月下の成長を見て、頑張れ!って純粋に言いたくなるような役を演じる方が

福原さんで良かった…と改めて思わされました。

 

特に印象に残ったのは、「私に探させて!」と父・昌也(加藤雅也)に頼もしげに言った時の

希望で満ち溢れている目からの、

ラストで本音を押し殺し"プロの営業マン"でいようと強がっている時の涙を溜めた目の対比。

どちらも新人らしい初々しさや、自分自身よりもお客さんの気持ちを第一に動くプライドが

伝わってくるんですが、脚本の台詞だけでは通じにくい月下の繊細な心情変化を

目の演技で魅せていっている、グッと来るシーンでした。

 

内容自体は、メインは月下の成長物語でシンプルに展開していきながらも、

物語の核となる部分では、登坂不動産とミネルヴァ不動産の

2大対決の本格化を匂わせてきた…といった所。

今まで言及されていたスパイの正体も発覚し、折り返し地点らしい話に仕上がりに。

タワーマンションが本当に欠陥住宅かどうかを確かめるために、

レーザーで計ったり、床板をバールで剥がしたりなど1項目ずつチェックしていくくだりは、

個人的には、現場検証で無罪を訴えようとする弁護士モノのドラマの趣を感じさせて

ちょっとクスッとしました(笑)

で…最終的に、ミネルヴァ不動産の闇を露わにするだけでなく、

永瀬(山下智久)の言葉に突き動かされて、仕事をする意味を再び見出す

インスペクター・町村(中村靖日)のプロフェッショナルも描く。

正直さに影響を受け、自分もその正直さと対等であろうと決めた結果

悔いのない選択が出来たという描かれ方は初回の頃を思わせ、

晴れやかな気持ちで見る事が出来ました。

 

強いて言うなら、今回のタイトルが「優しい嘘」だったので、

月下の「知ってたよ」はそう解釈したら良いんでしょうけど。

昌也への聞き込み以前に、話の流れがほとんど想像つくタイトルにしてしまった事は

勿体なかったかな?って気はします。

本当にその通りになっちゃいましたからね。

でも、それを差し引いても、今回も安定して面白かったです。

そして、前回から"正直"を武器にすると決心してからか、

嫌がらせのつもりで吹いていた風が不思議と弱まったようにも感じ、

風を拒むのではなくむしろ受け入れ体制でいる永瀬の変化の描写も

芸が細かいなぁと思わされました。

 

…情弱な昌也ならまた騙されそうで、

月下から結局身を引くくらいなら、せめてもの償いとして、

彼女の業績アップに貢献するつもりで彼女から家を買えば

双方幸せになる事も出来たでしょうけど、お互いに大切な人の顔が浮かんだのかもしれませんね。

そんなささやかな思いやりも、人情味があって素敵です。

 

 

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マイファミリー 4話 感想|真相編開始と見せかけて再誘拐編!かと思いきや…

 

うーん…捉え方次第で、今回の内容に対する印象は変わってきそうな気がします。

個人的には良くも悪くも、そんな展開になるのか…というのが正直な感想です。

 

まず、3話までの誘拐編で描かれてきた内容と、

今回で明らかになった今後の物語の方向性にギャップがあり過ぎる…という意味合いで

上記のように感じた理由について書くとするなら。

初回で仮面夫婦だった2人が手を繋ぎながら結託するまでの話をまるまる描いたのも、

2話で未知留(多部未華子)がボディーシートで温人(二宮和也)の背中を拭くシーンを

"夫婦愛"っぽく感動チックに見せてきたのも何だったんだろう?

って事にはなりかねないんですよね。

だって、脚本的にも演出的にも、娘を必死の想いで救おうとする

夫婦に焦点が当たった話を見ていれば、

本作が描こうとしているのはバラバラになった鳴沢家の"家族の再構築"だと思えてしまうし、

3人を中心に置き、他の登場人物が彼らを囲むようなポスタービジュアルも

余計にそういう物語だと印象付けているような気がするから。

だから、前半で描かれていた友果(大島美優)を救い出してからの1年間の日常生活が、

父と娘の関係が修復されていく過程や、家族にも向き合うようになる温人の変化を

特に掘り下げる訳でもなく、ただ紙芝居みたいに淡々と済まされたのには

「え?そんな話じゃないの?」という戸惑いは覚えました…。

 

しかし、時間が経ってから、本作がなぜ感動路線から

三輪(賀来賢人)や東堂(濱田岳)にも同じ接点がある謎を匂わせたミステリー路線へと

変えてきたのかを考えると…こうも捉えられるんです。

「マイファミリー」の「ファミリー」って単純に"家族"を指すんじゃなくて、

同じ系統に属している事を意味する"同族"を指すんじゃないかって。

大学時代の同級生で、娘がいて、

父親は家族と上手く行っていなくて、誘拐されたという共通点がある。

で…次回予告で犯人が「私たちはファミリーです」と電話で言ってきたのを踏まえると、

もしかしたら犯人も、3人と同じ同級生なんじゃないかとも予想出来そう。

 

まぁ正直、二番煎じと言えば二番煎じなので、

今回の内容を好意的に受け入れられない部分もあるんですが(苦笑)

でも、三輪の娘が誘拐されたならまだしも、5年前に東堂の娘も誘拐されていて、

仲間3人揃って…となると、身近な人の怨恨から来る犯行か?とも思えて。

偶然とは到底思えないその気味悪さで、次も見てみたい気持ちにもさせられるんですよね。

東堂が娘をちゃん付けしているのも、再婚した妻の連れ子だったとか

何か理由がある気がしています。

そういう訳で、当初抱えていた思い込みは外してしまった方が本作を楽しめそうです。

 

あとは…犯人がこれまでに登場した事ない人物だったとか、

最終回まで引っ張るとかっていう展開をしなければ大丈夫でしょう。

そして、警察との攻防戦が温人の時と同じように描かれなければ…かな?

警察も温人の作戦に騙されて犯人を捕まえられていない以上、

彼の動きを尾行して見張るとか、同級生の家に隠しカメラを仕掛けるとか、

何かしらの対策をとりながら厳重に捜査しているはずなのでね。

 

 

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俺の可愛いはもうすぐ消費期限!? 3話 感想|2人で作った新食感コロッケ

 

 

30分という決して長くはない放送尺なのに、1パッケージとしてまとまりがあって、

その時間内での展開の仕方・惹きつけ方をちゃんと分かっている作品だなぁ…と

つくづく思わされます。

何を中心に見せて行くのか、どのくらい要素を入れたら

情報過多や駆け足にならずに済むのかが、引き算しつつ工夫されていると言うのか。

 

今回まで見てきてようやく気づいたのは、物語の軸が基本的に

・今まで"可愛い"で通してきた自分の魅力が、30年後の自分との出会いをきっかけに

徐々に失われ始めている事に恐怖を覚える

・"自分の外見"に自信がなくなっている円谷(山田涼介)と、

"自分らしさを出す事"に自信がなくなっている和泉(芳根京子)が

お互いにかけた何気ない言葉や真逆の発想が大きな影響をもたらし、後に恋愛関係に発展する

の2点に絞られているだけでなく。

たまに個性的な登場人物を集めたドラマでやりがちな

途中で脇役のエピソード(例えば、脇役同士での恋愛匂わせなど)を挟んだり、

訳ありな過去を思わせぶりにチラつかせたりして話の腰を折る訳でもなく、

背景から「自分はこう生きてきた」をしっかり踏まえた上で

あくまでも"現在進行形の変化"を描く作りになっている事。

要は、2人が中心の物語である事にブレを感じさせないのが良いんですよね。

だから、ラストでは円谷が和泉に特別な感情を抱くようになるのも、

「バイアス」演出や前半のコロッケのくだりなど、

彼が自分の中で何か考え方が変わる新たな気づきがあったと

確実に伝わるカットが挿入されているお陰なのもあって、自然と納得出来るんです。

 

そして、一貫性が保たれた中で展開されていく内容の振り幅が、

コメディだったり、王道のラブコメだったり、時には人情モノだったりで

大きく変わっていくので、30分間とにかく飽きが来ないしあっという間。

今回なんて、コメディ→偶然から始まる恋愛匂わせ→どコメディ→ほっこり可愛い で

合間にインパクト大なコメディエピソードを挟んでくるので、

もうそれがジェットコースターのようで惹かれて見てしまってました。

元カノに2人が急接近した(ように見える)のを見られたあのシーンだけなら、

胸キュンよりも、個人的には「なんでそうなる!?」というあり得なさの方が勝って

冷めた目で見てしまうものでも、

その後に発した和泉の言葉がいかにも勘違いされやすいぶっ飛んだ内容になっていて。

王道のくだりでも笑いに変えてくれる台詞回しも、センスがあって好きなのです(笑)

 

「もみ消して冬」で山田涼介さんのコミカルな演技をお見かけした時は、

正直「頑張って演じてます!」感漂う、少し力んだ印象があったんですが。

本作ではその演技をもう自分のモノにしている感じで、

早口も顔芸もナチュラルに、リラックスした状態で演じ分けされている所も、

ブコメである本作のキレに拍車をかけている気がします。

そして、ある意味2人で作ったオリジナルコロッケのくだりも、

お互いの人柄が滲み出ているようで、心が温かくなりました。

1時間のドラマでは過去にあったけれども、

30分という短さでいろんな感情にさせられて

2人の行方も見守りたくなるラブコメって、あまりなかったのではないでしょうか。

 

 

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妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪- 4話 感想|重圧に耐えきれなかった編集者の暴走

 

 

本作の初回"のみ"が前作と同じ1時間での放送だった上に、

「実は闇堕ちしていた妖怪の霊を払って救う」という構成が次の「のっぺらぼう」編でも

そのまま取り入れられていて、かつ前後編(30分×2)に分けられるとなると、

やっぱり痛快劇まで含めた話を楽しんでいた者としては

前編だけでは物足りなさは出てくるし、1時間が良かったのに…などと

前作と比較せざるを得なくなってしまうため、

2,3話を見た後に感想を書くのは止めにして、気軽に楽しもうかと考えていたんですが。

今回は「お?面白かったかも」と思える所があり、初回ぶりに書く事にしました。

 

1,2話では、既に闇堕ちしている妖怪が人間に扮装して澪(小芝風花)に出会い、

鈍感な澪を騙していく…という

いわゆる"アフター"の段階から始まる話になっていたのに対して、

今回は、普通の妖怪だった小豆沢(岩崎う大)が闇に取り憑かれて

変化して行ってしまうまでの過程を描いた"ビフォー"の話になっていた。

個人的には、4話(エピソード3)で早速ワンパターン化を回避する展開を持ってきた事が、

早く次回を見てみたい気持ちにさせられた大きな要因でした。

 

そして、久々に感想を書く気になったのは、前作の片鱗が見えたから…でもあります。

もう少し具体的に書くとすると、人間に扮装した妖怪なのは

名前からして「小豆洗い」を連想させる小豆沢だろうとは分かるんですが、

彼に嫌味を言う立ち位置で、もう1人妖怪に見えてくる…

いや、こっちの方が妖怪なんじゃないかと思える編集長・上(安井順平)がいるんですよね。

でも、彼は本当にただの人間で、ほんのからかいのつもりの言葉で

部下に重圧をかけていくだけの存在として恐らく終わる。

いつも不機嫌そうにしていて、日々部下を萎縮させる言葉を吐き続ける

上司の資格もない彼の様子が、心苦しくなるほど生々しく、かつコミカルに描かれていた所に、

前作の特徴の1つであった「ダメンズを成敗する勧善懲悪」の面影を感じさせたのはもちろん。

小豆沢が闇堕ちするきっかけも何も特殊なものではなく、

誰にでも共感出来そうな、他人からかけられる日常的なストレスから来ている…

そんな過程を今回でじっくり描写する事で、

「本当の悪は妖怪ではなく人間」というささやかな皮肉を残していた作りになっていたのが、

ブラックジョークっぽさもあって面白かったです。

 

で…小豆沢が闇堕ちした状態から、

次回予告が藤原道真やら、AI対決やら、いろいろと盛り沢山な感じなんでしょう?

予告だけでも想像の斜め上を行き過ぎていて、展開が全く読めません(笑)

後半の30分でまとまるかどうかは若干不安ですが、

解決編の次回でどう落とし込むのか楽しみになってきたのには間違いありませんね。

 

 

5/10追記:

こちらもリアルタイム(5/7)で5話を視聴。

何だか…前編で期待値を上げる仕上がりになっていた割には、

後編は"起承転結"の"転"ではなく、いきなり"結"に行った

あっさりとした終わり方だったような。

そして、「闇堕ちするまで」の物語の描写を重視した結果、

いつもの妖怪たちの愉快さや癖の強さが薄らいでしまい、

少し物足りなさも覚えてしまいました…。

 

前編の感想を書いておいて申し訳ないんですが、

やはり今後は、気軽に楽しむつもりで見た方が良さそうです。

という訳で、感想は今回で最後とします。

 

 

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パンドラの果実〜科学犯罪捜査ファイル〜 2話 感想|愛はないが精神転送には成功??

 

 

前回に引き続いて「なさそうでありそう」と思わせる題材選びが

中々良い所を突いてきている作品です。

 

本作がもし数年前に放送されていたら、設定のどこもかしこも嘘臭く感じられて

一種の"ファンタジー"として流されてしまうものなのかもしれませんが、

「脳内チップ」と検索すれば、それに関する記事が何件もヒットする今なら、

(前回の感想と被りますが)近い将来起こりうるのかも…という恐怖心さえ覚えます。

内容自体もそれを反映していて、先端科学のワクワクする部分だけを取り上げるのではなく、

実現させる際に起こるデメリットや危険性、実験が成功して導入されるようになってからの世界も

じっくりと描写して行っているから、ついつい惹かれてしまうんですよね。

 

今回は、チップを脳内に入れ込まれた人体実験にまつわる事件のお話でした。

今野浩喜さんがゲストの時点で只事では終わらなそうな予感はしましたが、

「そこに愛はあるんか!」とは安易にツッコめないバッドエンドで…

自身が実験台になるのを止めない時の今野さんの白目演技と頭の装置の組み合わせ、

夢に出てきそうなほどゾッとしました…(汗)

劇中にかかったオペラもまた良い仕事をしていて、映像とのミスマッチ具合が

鮎川(今野浩喜)の科学に取り憑かれた頭のイカれっぷりを際立たせていたし。

精神転送に成功したかどうかは、微かに微笑むカーン(安藤政信)の様子で視聴者に察しさせて

あえて濁した終わり方も、次回も見たくさせるニクい作りだったと思います。

 

そして、もう1つ印象的だったのは、そんな鮎川のクレイジーさを描写した事で、

先端科学に常に興味を持つ小比類巻(ディーン・フジオカ)が純粋な心の持ち主である事を

さり気なく浮かび上がらせた人物対比の仕方。

鮎川が亡くなった時に駆けつけるでもなく、

唯一彼だけが立ち尽くす様子を長々と映していたのが物語っているなぁと。

一見、性格も価値観も全く違うようでも、

小比類巻が不老不死に興味津々になっている様子を見る限りは、

"科学にのめり込む"点である意味似た者同士とも言えて…

カーンも今後再び登場する匂いを漂わせていましたし、

そこにつけこまれそうな危うさを感じています。

そうならないように、小比類巻の行き過ぎた好奇心を引き止める立場として

対照的に用意されたのが

最上(岸井ゆきの)と長谷部(ユースケ・サンタマリア)の2人って所でしょうか。

 

科学にポジティブな感情を抱いている小比類巻と、

科学の発達を冷静に、客観的に捉える若干ネガティブ寄りの最上と、

唯一科学への知識に乏しく、視聴者側に近い考えを持ちながらも

捜査官としての仕事はしっかりこなす長谷部。

早くも3人のキャラにも安定感が出ているのも見やすいです。

 

次回は歩くご遺体との事で、小比類巻の妻の蘇生にまつわる

縦軸絡みの話が続きますね。

このまま"1話完結型の事件パート"と"縦軸"で切り離さずに、

事件を追う事で蘇生の手がかりを掴んでいく…という構成になっていくのかもしれません。

 

 

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インビジブル 3話 感想|新人刑事がポンコツ過ぎる件

 

 

キリコ(柴咲コウ)の着ている服が好きで調べている視聴者の情報によると、

前回の網状の服は17万、そして今回の前半のオレンジの服は26万するんだそう。

…ってまぁ、冒頭からなんで本編とはあまり関係のない事を書いたと言うと、

もうね…登場人物の凄味が全然見えてこず、

高橋一生さんと柴咲コウさんというお2人の役者さんに

頼りきっている内容にしか見えないからなんですよね(汗)

極端に言えば、民宿での拘束生活を送っている割に多く持っている服を着る

柴咲コウさんのファッションを楽しむ所が唯一の見所になってしまっています。

 

確かに、一概に「微妙だった」と言える仕上がりになっている訳ではなく、

2人の"コンビ"の描写においては、前回よりも若干改善されている部分はありました。

具体的な例を挙げるとするならば、

ハッカーも含めた3人体制でテレビ通話をして情報共有したり、

刑事たちには聞こえないものの、志村(高橋一生)とキリコの間で明らかに何か会話がなされた、

それが作戦に乗る動機だったと分かるカットを挿入したりするなどして

曖昧にされていた"連携"が見えたのは、物語の前後の分かりづらさの解消にも繋がって

良かったとも思います。

 

ただそれでも、2人に…特に、犯罪コーディネーターであるキリコには未だに魅力を感じづらい。

そうさせる一番の理由としては、「犯罪コーディネーター」という職業である以上、

犯罪に関する豊富な知識を持っているはずのキリコが提示してくる情報が、

事件を解決するための情報にしては、基本的に単語や一言で済ませるだけで

あまりにもざっくり、かつ少な過ぎるからなんじゃないか…と。

そう…本当にインビジブルなのか?と疑うほどなんですよね。

 

今回のケースで言うなら、現場で検出されなかった

「甘い匂い」の正体がドラッグから来ている事、

それが一部のセレブの間でしか出回っていない事は

どちらも刑事・磯ヶ谷(有岡大貴)から入手してきたように描かれていましたが、

科捜研の力を借りても"検出されなかった"…つまりレア物なんだから、

情報を握っているごくわずかな人数の内の1人であるキリコから…に置き換えた方が

インビジブルが捜査に関わる必要性が増したんのではないかと思います。

何と言うか、柴咲さんの佇まいを頼りに

何となくミステリアスに見せて終わりにするのではなく、

もっと"全てを知り尽くしている"感を台詞や展開で表現して欲しいのです。

 

そして、登場人物に魅力を感じづらいに因んでもう1つ疑問なのは、

後半の薬物使用者の聞き込み調査のくだりで、キリコを利用しなくても

志村の単独行動だけで事件が解決しているように見えてしまっている件。

それは、拘束されているはずのキリコが

1人で自由に身動きが取れている(志村とは別行動をとっている)という

警察のポンコツさを露呈するシーンが盛り込まれたのも挙げられますが…

事件捜査の仕方が…うーん、片っ端から探しては犯人と犯人の住処を聞き出す

非効率な方法で描かれているのがひたすら謎です。

さらに、犯罪コーディネーターを上手く活かせていないなぁ…と思うのは、

聞き込み調査をし続ける彼の様子が淡々と描かれたCM明けには、

もう演出家の家まで特定出来てしまっている事。

これでは、必死な想いでキリコから情報を入手しなくても、

志村の行動力と警察の捜査だけで話が成立すると捉えても仕方ありませんよね。

 

でも「警察の捜査だけで話が成立する」と書いた通りに

彼を取り巻く刑事の面々も頼もしく映れば良いんですけどねぇ…

こちらはこちらで、刑事の迂闊さが物語を悪い意味で軽く見せているという(汗)

役者さんの容姿について言及するのはファンから怒られそうですし、

よろしくないとは分かってはいるんですが…

磯ヶ谷を演じる方が無名状態の新人ならまだしも、

アイドルとしては芸歴も長い上に、いくら童顔でも(たいk…的にも)

少し歳を重ねられているように見える方が演じられるとなると、

ツッコミを通り越してモヤモヤする気持ちの方が勝ってしまうんですよ。

特に言いたいのは…志村が演出家に後ろから殴られている時、

なんでその場から離れたの?ってね。

その間に応援要請の連絡をしていた描写があったならマシだったんですが、それもなし。

トイレに行ってたの?それとも周りを物色してたの??

コンビニに行って目を離した隙に気絶させられて演出家を逃している大ミスをしたのに、

また似たような事をやらかすんか…と思いながら見ておりました(苦笑)

 

最後に、感電させるのもよく分かりませんね。

鎖で拘束したんだったら、わざわざ感電させて心臓マッサージしなくとも

そのまま手錠をはめれば良いだけなのに。

初回の時限爆弾、2話の粉塵爆発に続いて

どうしてもラストはダイナミックでスリリングな演出にこだわりたいんでしょうねぇ…。

力を入れるのは登場人物の描写の方にして欲しいんですけど、

そう思うのは私だけでしょうか。

 

はぁ…期待していたのに…

ここまで見込み違いだったと感じさせられる金10もかなり珍しいです。

 

 

5/10追記:

リアルタイム(5/6)で4話を視聴。

SDカードで何か仕掛けたと分かるシーンを盛り込むなど、

「キリコが何を企んでいるか」の描写が回を重ねるごとに改善されている感じはするんですが…

その代わりに、縦軸に関するエピソードと同時進行した構成になった事で、

「今何してるんだっけ?」「あれ?もう追い込んだの?」と

物語の前後が理解しにくい頻度が増えてしまったような気がします。

"後出しじゃんけん"とも言える説明台詞で一気に全ての謎が明かす終盤の流れも、

情報が多過ぎて、私の頭ではどうも飲み込めません…(汗)

 

で、ここまで見てきて気づいたのは、

キリコにどんな意図があり、どんな計画を練っていたのかが種明かしされてからが

本作の見所なのだろうなぁと。

それはそれとして、志村だけは知らない状態で、視聴者に一部の答えを先見せするとか

途中で興味を惹く展開があれば良いんですけど、

基本的に彼らと同じ目線にたってただ"待つ"見方しか出来ない上に、

待った割には経緯が丁寧に描かれないまま

強引に終わらせる作りになっているのが致命傷なんですよね。

 

今回出てきたキリコの秘密もそんな感じで、最終章まで小出しにするんでしょう。

まぁ、納得のいく話が用意されているかどうかも怪しいですが…。

 

4話になっても印象がほぼ変わらないとなると、

今後の感想も似通った内容ばかり書いてしまいそうなので、

面白くなるまで感想執筆は放置する事にします。

 

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未来への10カウント 3話 感想|リング上でカウンセリング

 

 

桐沢(木村拓哉)を中心に描いてきたこれまでの話とは打って変わって、

今回からは生徒の悩みを1人ずつ取り上げる話に…といった所でしょうか。

でも、文字通り、毎回誰か1人にフォーカスを当てていく構成となると

「今後そうなっていくのね」などと先の展開が読めてしまいがちになるので、

パターン化しないように、桐沢の変化もさり気なく盛り込んだ。

それが結果的に、一工夫された内容に仕上がっていた気がします。

 

前回で心配だった教師パートも、今回ではあかり(山田杏奈)のいつもと違った様子に

桐沢が違和感を持ち始める"導入部分"として、スムーズに消化出来ています。

そして、「挫折から再び希望を見出す主人公」「落ちこぼれのボクシング部の立て直し」

「東大かボクシングを続けるか」そしてこの「非常勤講師としても活躍する主人公」と、

回を重ねるごとに描くべき要素が増えていくと、

ほとんどの作品が陥ってしまうのが「"情報過多"による軸のブレ」なのですが、

本作の場合は不思議と整理整頓されていて見やすいんですよねぇ。

それは、何を魅せて何をアクセント代わりにするか…の引き算が緻密にされた脚本のお陰も

あると思うんですが、役者さん方の丁寧な演技にもあると思っていて。

台本で書かれた台詞だけでは伝わりづらい、今時の学生ならではの繊細さや感情の機微を

演技を通して表現されているから、むしろ説得力を感じたのかもしれません。

 

あとは「そう来たか!」と思えたのは、リング上で不幸自慢対決をするシーン。

フィクションの世界でしか成立し得ない、なんじゃこりゃ…なシーンではあるんですが(笑)

ここ最近はドラマでもある程度の"制限"は多く、コンプライアンスで溢れた世の中で

あえて思いっきり殴らせる…というのもかえって斬新さがあって面白かったですし、

主人公の過去を変に引っ張り続けて、物語の中盤辺りで本題の話の流れを止めてまでして

描く手法をとらなかったのは、個人的には潔くて好感が持てました。

賛否分かれるかもしれませんが、良い意味であっさりと告白させた事で

挫折話をお涙頂戴に見せなかったのも…

むしろ、笑えて励まされる作りになっていたのも、このご時世らしくて良かったと思います。

 

あかりがボクシングの面白さに気づき始めてからの、

彼女の好奇心や熱心さに拍車をかけるような主題歌のタイミングも秀逸でした。

今の所は、本作に信頼を寄せながら見る事が出来ています。

ただ、強いて言うなら、今回は終始「非常勤講師が生徒のプライベートな悩みに介入する」のが

タブーである事が物語の核として描かれてきたので、

あのままでは懲りなそうな今宮(袴田吉彦)が学校の校長にバラして問題沙汰にする…という

展開でも盛り込まないと、それを"あえて"破ったという意味が薄れると思うんですが。

まぁ…あえてそうしなかった事で、今後大きなフラグになるのかもしれませんね。

 

そして、またちょっとした不安も生まれて…

最後の折原(満島ひかり)の桐沢への接近の仕方と言い、次回予告の内容と言い、

徐々に恋愛も絡んできそうな予感はするんですよね。

恋愛要素が吉と出るのか凶と出るのか…

あんまりガッツリ絡んでくると本作の良さを壊しかねない気がするので、

教師パートのように、柔らかに描写してくれる事を期待します。

 

 

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