日本沈没−希望のひと− 5話 感想|沈没してもなぜか緊迫感なし…

 

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ここまでは関東沈没編だったらしい。

日曜劇場お得意の二部構成になっていたんですね…。

関東の沿岸部を侵食し始めて、いよいよ物語が動くか!?と思いきや、

トンネル崩落事故エピソードを差し込む形で

沈没を 天海(小栗旬)と椎名(杏)を元の職場に戻すまでの

"繋ぎ"として使ってきたのには驚きました。

吊り橋効果で2人が恋愛関係に発展する…?という匂わせをやらなかったのはまだ良かったものの、

今回の構成を考えたら、わざわざ拡大する必要はなかったんじゃないでしょうか。

 

肝心の沈没の詳細に関しても、震災がどれくらい長引いたのか、

重傷者・死亡者は何人いたのか、どの範囲まで被害が及んだのか。

そして、当時の地震の規模を考えたら、その後もしばらくは余震が続くはずで。

そういった内容が特に描かれないまま"気づけば"復興していたので、

大きな被害に遭っている割には緊迫感を覚えないんです。

全体的にふわふわしていて、掴みどころのない感じ。

天海の包帯も…ファッションだと捉えられても仕方ないですよね?

椎名も含めて亀裂に直接巻き込まれて、一番大怪我を負っているであろうに、

なぜ普段通り動けているのかが疑問。

立ち上がった途端頭がズキッと痛むとか、出血箇所が見られるとか、

些細な描き込みがあるだけでも、被害の程度が伝わってきて大分印象が変わるんですけど…

あれではただ汚れているようにしか見えませんよ(汗)

 

う〜ん…あとは、本作の物語にイマイチ入り込めないのって、

沈没するまでの過程をダラダラ描いているのも勿論なんですが、

今回の後半のエピソードを見ていると、

天海にまつわる設定が多過ぎる事が一番の原因なのではないかという気がしてきました。

本来、「日本未来推進会議」というご立派な名前の組織が舞台なのであれば、

事前に関東以外に拠点を移したり、国民を守るために対策を練ったり…

そんな真摯な人々が描かれるはずなのに。

合間合間か、あるいは重点的に"家族""離婚""孤立"といった個人の事情を盛り込むから、

結局、官僚たちの危機感の描写も緩くなってしまうし、

公私が入り乱れる構成で集中しづらくなってしまうんだと思います。

 

で…次回からは日本沈没編ですと。

まさか、田所(香川照之)の「第2波は来ない」宣言はフラグにはなりませんよね?

第2波の兆候を大々的に発表して「この前来ないって言ってただろ!」で揉めて…

前編みたいに、また天海だけは信用して他は認めてくれない…っていう

二番煎じの展開にならないと良いんですが…心配です。

 

 

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SUPER RICH 5話 感想|1年後になってから「これ何のドラマだった?」状態

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あれこれツッコんで来たものの、それでも見続けてみようか…と思えたのは、

1話の終盤のラーメン屋での衛(江口のりこ)と優(赤楚衛二)のこのやりとりだったんですよね。

衛「36にもなって初めてお金の事で悩むなんて恥ずかしいわ。

  こんな事になるんやったら、金持ちの家に生まれんかったら良かった。」

優「それは違います。お金持ちの家に生まれたから36年もお金に悩まずに済んだんです。

  お金は可能性です。それを使って何かを出来る可能性があるって事なんです。」

どん底に落ちる前に豪遊したり、特段豪華にする必要もないご飯にも大金を無駄遣いしたり…

といった描写はなかったから、衛が後悔している様子に重みは感じられなかったんですが、

それは何とか"お金持ちを満喫していた頃の自分"を脳内補完する事にしておいて。

これからは現代における「豊かさとは?」を

主人公の人生を通して描いていくのかな…?っていう微かな期待はあったのです。

500円玉も出してきた辺り、そのうちそんな話になるんだろうとてっきり思っていました。

 

ところが、今回はどうでしょうか。

恋愛パートを優先させ過ぎて、仕事パートはおろか、

会社が危機的状況に陥っている事や、

主人公が元お金持ちだったという設定すら空気になっていませんか?

物語上で重要になってくるであろう「1年後」も秒で終わり。

1年の間にスリースターブックスがどれだけ収益を得て、借金はどのくらい返済出来て、

事業を立ち上げてからどうやって軌道に乗せて行ったのか?といった

会社の進展に少しでも触れてくれていれば良かったのですが、

今の状況がどうなっているかも分からないまま

「200万貸してくれ!」という個人エピソードを描かれても…ちんぷんかんぷん。

っていうか、本当に貧乏なのであれば、ギャンブル性の高そうな海外留学に投資するより、

経営専門のスクールに通わせた方が安全だし安く済むと思うんですが…

取り扱っている事業内容も曖昧だから、なぜ留学させたがるのかも不明です。

 

わざわざ胸キュン要素を盛り込んで三角関係を作りたいのであれば、

金持ちだとか貧乏だとかそういう設定にする必要もないし、

タイトルが「SUPER RICH」である必要もないんですよね。

つまり、恋愛のせいで全てがちぐはぐになっている。

転けそうな衛を助けに行くシーンでスローモーション…?

誰もいない場所で2人だけの社交ダンス…?

演出や展開から、ここを見所にしよう!ここでキュンキュンさせよう!っていう

作り手の意図が透けて見えて、

個人的には一昨日のドラマと近しいものを感じてしまいました。

しかも本作の場合、メインはそこじゃないからこそモヤモヤします…。

 

衛と空(町田啓太)が付き合っている噂を聞いて、

衛の気持ちを確かめたり、好意を向けたりと、優視点で描かれる話にもなっていたためか、

次回予告で「反撃開始!」って言われても…正直、何が?って感じです。

 

なんか、ここまで内容が変わるとなると、

プロデューサー側から「恋愛要素も入れて!」って要望があって

急遽脚本を書き換える事になったのかな…とか、邪推してしまいたくなりますね。

どんな作品にしたいのか、双方の意見が一致しないまま来てしまった印象があります。

 

 

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恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜 6話 感想|見える・見えないの壁を埋めてくれる"好き"の存在

 

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今回、ユキコ(杉咲花)が「見えなくても同じものを好きになれる」と言っていたけれど、

その言葉をまさに青野(細田佳央太)が体現してくれたような気がします…。

 

空(田辺桃子)に嫌がらせをしていたのは元彼で。

最初は優しさのつもりで接していたのに、

ある日別れを告げられてしまったのが気に食わなくてあの行為に出たんでしょう。

だから「してあげた」。

元彼はきっと見返りが欲しいタイプで、

"障がい者を助けている自分"という優越感に浸っていなければ

「してあげた」なんて言葉は出てこない。

健常者とか障がい者とか関係なく、本当に好きだったのならば、

空がマラソンが一番の楽しみである事も知っているはずだし、反省もするはずなんですよね。

 

日常生活では「すみません」って息を吐くかのように言う癖して、

本来の意味では使おうとしない。終いには「親が…」とか言い出す。

こいつはムカつく…こんな奴捕まれば良いのに…と誰もが思うタイミングで、

青野が勢いのままに感情をぶつける所がね…もう、泣けました。

ああ、気持ちは同じだったんだ…っていう嬉しさも込み上げてくるほどでした。

結局、名前を呼ぶだけだったけれども、その後に何を言いたかったのかは伝わってきます。

 

ピアノが好きになるのも、ラーメンが好きになるのもそれと通ずるものがあって、

きっとこういうアクションを起こす事から始まるんだろうなと。

見えないものだったとしても、他の感覚を使ったり(あのシーンで言えば聴覚)

今どんな状況なのかを読み取ったりと

自分の能力を活かして目の前の物事を知ろうという意思があれば、

"好き"は見つかるし、共有出来る。

2人のためのマラソンコースを計画したユキコも流石でしたが、

「見える」「見えない」で生まれる壁を少しでも埋めようとしてくれているのが分かる

ストーリー運び・構成の丁寧さに、今回も心を動かされました…。

しかしまぁ、1話の感想で書いた

「自分にとっては 周りと比べて浮いている=普通じゃないと感じる部分でも

相手が普通だと思わせてくれる」を、いろんな形で、本当にブレずに描き続けてますね。本作。

 

いつもは何となくマイペースで、知識と教養の豊富さから

みんなよりも一足早い"人生の先輩"なイメージのある青野だからこそ、

怒りを露わにしたのも新鮮に映って、引き込まれて見てしまいました。

そして…個人的にもう1つ新鮮だったのは、

主人公の友達と主人公の彼氏が真正面からぶつかり合っている構図。

主人公と彼氏or友達がぶつかり合うのは見た事はあっても、

関係者同士で…っていうのはあんまり見た事ない気がして。

あくまでも主人公を引き立てるために作られた"脇役"じゃなくて、

全員にスポットライトを当ててそれぞれの考えを掘り下げていく描き方をしているから、

「こんな世界の見え方もあるのだ」という新たな発見に繋がるのだとも思っています。

 

後半戦に進む段階で、ユキコと森生(杉野遥亮)の話からはちょっと離れて、

今回は友人の空にフォーカスを合わせた作りになっていたのも

捻りが効いていて良かったです。

 

で…次回は浴槽でのシーンやら、イズミ(奈緒)の告白やら、

全体的には話が動きそうですが…なんと、来週はお休み(泣)

ベストアーティストの存在をすっかり忘れておりましたw

寂しいですなぁ。

 

 

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二月の勝者−絶対合格の教室− 4話 感想|中学受験 is 課金ゲーム

 

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序盤の3つのコマ割りの時点で、今までとは違うなぁ…と。

そして、各登場人物どこもキャラが立っていて、イキイキして見える。

例えば黒木(柳楽優弥)だったら、他の講師からしたら少し近寄りがたくて

異質なオーラを放つ主人公である事が、

顔をずずっと近づける動きによく表れていたと思うし。

桂(瀧内公美)の時も、面談の前に後光がさしたような照明を加える事によって、

「もしかして、この先生を本気にさせたらヤバいかも…!?」というワクワク感がありました。

CM中にスタッフを調べてみたら、やっぱり初担当の演出家さんだったんですね。

 

全体的にコミカルな要素が散らばった作りになってはいるものの、

個人的には今回の見せ方の方が「中学受験」である事を考えたら合っているし、

視聴者にもとっつきやすいのかもしれません。

ほら…前回と前々回の冒頭は、本編の流れを考えたら必要性はあまりないのに、

なぜか時間と労力がかかっている(失礼^^;)原始人の夢オチのくだりがあったじゃないですか。

確かにインパクトは大きいけど、あのくだりにコミカルさが集約されてしまっている気がして、

そのあとの話は少し大人しめの仕上がりになっているようにも感じられたんですよね。

 

顔の周りを囲むようにしてお金が積み上がっていく演出も視覚的に面白いし、

中学受験が課金ゲームである事も、いつもよりは台詞で説明している印象はありますが、

テンポよく物語が進んで行ったので、純粋に分かりやすくて楽しめました。

 

本当、だんだん良い感じになってきてますね。

それだけに、初回に今回のコミカルさがあったなら…という勿体ない気持ちです。

 

ところで、灰谷(加藤シゲアキ)は黒木の事が好きなんでしょうか(笑)

↑小学生が気になる子にちょっかい出しに行くみたいな意味合い

毎回待ち伏せしてません??なんで場所特定出来てるん?…っていうw

灰谷のシーンだけは相変わらず謎。

 

 

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最愛 4話 感想|それぞれの「守りたいもの」

 

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梨央(吉高由里子)と優(高橋文哉)の再会シーン…何と言うか、ショックでした。

情報屋が優だという事は前から予想がついていたし、

そのうち再会する展開もあるんだろうと分かっていたから、その2点に特に驚きはないんですが…

個人的には、1話のラストで梨央と大輝(松下洸平)が出会った時の

光景と重なってしまいましてね。

学生時代の話は弾んでも、"現在"になるとその2人が

「重要参考人」と「刑事」の関係から中々変わらないように、

姉弟も昔のような関係には戻れないんだろう…と思うと、ちょっとしんどいものがありました。

そう、全ては渡辺の起こした事件のせい。

宇多田ヒカルさんの主題歌が余計に切なくさせます…。

 

事件の真相に関する謎は、あとは500万円の詳細のみって所でしょうか。

まだ不透明なのは朝宮(光石研)の件もそうなんですけど、

ここまでで欲しかった情報を勿体ぶらずに明かしたとなると、

朝宮のあの夜の様子も視聴者の予想通りで、大きな捻りはないはずで。

やっぱり本作が描きたいのは「ミステリー」ではなく、

真相を知った者たちがどう感じて、運命をどう乗り越えていくのか?なんだと思います。

 

その象徴的なシーンは、信号機の演出ですよねぇ。

本作って、いつもはそんなに露骨には演出しないイメージがあるんですが、

今回は「ここを見てくれ!」と言わんばかりにピンポイントで映しているのが気になって。

梨央目線で見ると、普段は赤信号の時間経過バーはすいすい下がっているのに、

赤信号から青信号に変わるまでの瞬間"だけ"は、彼女の心境を投影しているかのようで

妙に長く感じてしまったのです。

このもどかしさこそが2人の関係を表しているのはもちろん。

それをあえて映した事が、

真相を知った2人の今後をじっくり描いて、最終回までに盛り上げてみせるという

製作陣の強い意志表示にもなっているんじゃないかと思わされました。

 

真相が明かされるまでのそれぞれの動きも興味深く視聴。

「最愛」は、今回においては「守りたいもの」とも言えますね。

冒頭の後藤(及川光博)の「かけがえのないものと聞いて何を思い浮かべるだろうか」

というモノローグが印象的でした。

梨央の守りたいものは、大切な弟と、弟を救うための薬の開発。

後藤の守りたいものは、真田ウェルネスの名誉。

優の守りたいものは、お姉ちゃん。

大輝と加瀬(井浦新)の守りたいものは…言わずもがな。

 

そう考えると、優の病気を治す薬を作りたいという固い目標がある以上は、

仮に優を庇って自分が渡辺の父を殺したと自供したら、梨央の人生は終わってしまうだろうし。

梨央が優を逃がす展開があってもおかしくありません。

 

いやぁ…本当にサクサク進んでいくので、どんな話が待っているか未知数です。

 

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アバランチ 4話 感想|アバランチのグッズがある事にジワるw

 

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蘭子(国生さゆり)の件は、割とあっさりランチでしたね。

それだけ大山(渡部篤郎)と桐島(山中崇)が手強い存在って事なんでしょう…。

そして、今度のターゲットは医者兼格闘家の神崎(中丸新将)に。

格闘技経験者というトンデモ設定を付け加えてきたから、

てっきりアクションシーンを映えさせるためにそうしたんだと思っていたんですけど、

煽りに乗っかってやられっぱなしで終わりだったのにはちょっとズッコケちゃいましたw

 

生配信での制裁パートは、まぁ…時代劇でいう"お馴染みの展開"みたいなもんなので。

取り立てて書く事はナシ。

どっちかと言うと、アバランチと大山の水面下での

せめぎ合いパートの方を興味深く見ております。

 

今回の件でリナ(高橋メアリージュン)がバレてしまったのはもちろん、

羽生(綾野剛)が顔出ししていたり、

既に盗聴器や隠しカメラが仕込まれているかもしれない部屋で活動記録を残したり、

アバランチの黒幕(?)と電話したりしている行為は、果たして織り込み済みなのか?

これらがただの迂闊で終わってしまったら

今までの火9枠の作品と同じ既視感が漂って新鮮味はないので…

せめて、正体がバレるのは想定内で動いているという賢い部分は残して欲しい所です。

 

今はまだ大きな被害は受けていないものの、

大山が笑っているんだか泣いているんだか分からないあの気持ち悪い表情を浮かべたって事は…

そろそろ仲間の誰かが消される展開が出てきてもおかしくないんじゃないかなぁとも。

そういう意味では、個人的には打本(田中要次)が危ない予感がしています。

この手のドラマって、技術を駆使するタイプよりも

精神的支柱になっているタイプの方が危機に遭うイメージがあるのもそうなんですけど。

共同作業者もいなくて、上司にも裏切られて…という孤独な過去と、

任務完了後に羽生と牧原(千葉雄大)の3人で「エモい」って笑い合っている

現在のシーンを見る限りは、

仲間がいる事の大切さを噛み締めている打本だからこそ、

若いメンバーの誰かを庇って自分が犠牲になる展開がありそうな気がしてならないんですよねぇ。

 

今回までは時代劇の形式にある程度沿った話が続いていましたが、

次回は「アバランチの結成秘話」が明かされるという事で、

"雪崩"の意味合いでも、物語が大きく動いて行くんじゃないかと期待しております。

真の黒幕感満載の品川徹さん(役名不詳)の活躍も楽しみ。

 

ところで…アバランチのあのキーホルダー…グッズ化されているんですね。

高校生がスクールバッグに付けている図、後からじわじわきましたよ(笑)

 

 

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日本沈没−希望のひと− 4話 感想|仲間割れしても危機感なくても沈没開始!

 

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予告での沈没シーンがいつ来るのかと…もう……それだけを待ってましたよ。

不謹慎ですみませんが。

だって……話が50分くらいまで全然進展しないんだもの!!!

今回も登場人物同士での駆け引き。仲間割れ。犯人探し。

やっている事が今までと特に変わらな過ぎて、

途中までうとうとしながら見てしまいましたとさ(滝汗)

 

いやね、全く変わっていないとは言わないですよ。

首都圏から地方に移動しようと高速道路が渋滞しているシーンとか、

避難を呼びかけるシーンとか、それなりに国民の動きも描写はしていたんです。

ただ、主人公が登場する頻度や、官僚内での揉め事に尺を割き過ぎているために、

いよいよ関東が沈没してしまうかもしれない…どうしよう…という

国民の危機感や緊張感が具体的に伝わって来ない。それだけなんです。

 

「国民は不安に怯えています」の台詞にしても、

せめて、天海(小栗旬)の家族が登場する時に

娘が怖がって泣いている様子を付け足しても良かったんじゃないかなぁと思いました。

下手したら、上京する我が子を見送る…みたいな感じに映りましたからね(苦笑)

あのバスでのシーン。

 

ツッコミドラマのつもりで見た方がまだ楽しめるのかもしれないけれども、

夢物語には出来ない話だし、全体的にシリアスな世界観なのでねぇ。

ひび割れ型の地震だとしても…現代のビルがそんなに軒並み崩れていく事ってあるの?

と思える耐震構造の描写だったり、

さっきまで見送っていた大勢の人はどこに行ったの?だったり、

記者でSNS時代の事を考えたら、

走りながらでも現状を撮影した方が今時でしょうよ…だったり…

回を重ねる事に諸々の粗っぽさが悪目立ちしてきてますね。

初回は天海の心情描写に説得力を感じたんですけど…

改変するなら時代考証はきちんとやっていただきたいです…(汗)

 

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古見さんは、コミュ症です。8話(最終回) 感想|コミュ症だけどもう一人じゃない。

 

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メイド姿の古見さん(池田エライザ)の、アニメのような可愛さよ。

そして…アニメのような涙よ。

零れ落ちる前の形がもう"粒"そのもので、見事な楕円で、キラッと光ってて。

涙を流すシーンを見て悲しいのではなく、ああ、なんて純粋無垢な人なのだろうと

その雰囲気に引き込まれてしまう感覚になるのは初めてでした。

万場木さん(吉川愛)の涙の頬の伝い方も綺麗だし、

成瀬くん(城田優)の場合は「いつ流しました??」ってくらいスッと流れ星のように流れる。

教室で万場木さんが「友達だから気持ちがよく分かる…でしょ?」と言っていたけれども、

古見さんの事を大切に想っていて、時に脆くなりやすい繊細な心の持ち主だからこそ

あんなに美しく涙が流せるんだろうな…とすら思いました。

 

ゆっくりでも、自分の言葉で気持ちを伝えられた古見さん。

最終回ではスケッチブックの登場が

とうとう1回しかなかったのにも地味に感動しております。

それは、いつも優しくしてくれた万場木さんに「めんどくさい」「八方美人」って言われて、

初めはショックだったんだろうけど、

今までの友情は嘘ではない事を信じていたし、分かっていたから、

自分もありのままを話してみようと背中を押された部分もあったのかもしれません。

 

「上手くやりたくてもやれない」

多分これも、思いやりのつもりでやった

成瀬くんたちの行為に近くて(本人はハブられていると感じた点で)。

でも、只野くん(増田貴久)たちに代弁してもらうのではなく、

盛り上げたいと自らお願いする成長っぷりも、自分事のように嬉しかったです。

 

恋愛方面に関しては、まぁ、なんか…古見さんと只野くんらしいなぁと(笑)

最終回で告白して、完全に恋人同士の関係になってハッピーエンド!よりも、

これからゆっくりゆっくり愛が育まれていくのかも…?と期待させて終わらせるくらいの方が

2人には合っているんですよね。

 

普段は甘え下手なのに、距離の縮め方となると

ほっぺをツンしたりギャグをお披露目したりと大胆になる古見さんが可愛い。

いつも周りをよく見ていても、恋愛には超鈍感な只野くんも可愛い。

友達を大事にしたいのが節々から伝わって来る万場木さんも可愛い。

いや、俺こんなのガラじゃないしな…でも連絡先は欲しいな…で

ツンデレになる成瀬くんも可愛い。←躊躇してるのが分かるカメラワークの切り替え演出、ナイス!w

みんなと友達だからこそ、いざとなった時に相手への寄り添い方を知っている

真っ直ぐななじみ(ゆうたろう)も可愛い。

そして…見た目はヤンキー、中身はピュアな少年の片居くん(溝端淳平)も可愛い!

 

本作の登場人物はみんなどこか可愛くて、どこか共感出来るような人たちばかりで。

ついつい自分の学生時代を重ねながら見守りたくなるような作品でした。

と同時に、今では連絡を取り合ったり会ったりしている友達が

片手で数えられるくらいしかいない私にとっては、

今いる友達を大事にしようと思わせてくれる作品でもありました。

 

ラストシーンは…結局、片居くんの登場がなくて寂しかったですけどね(泣)

でも、一列に並んでいるみんなの左側が空いているって事は、

きっと彼もそこで一緒に桜を見ているって事にもなるんでしょう。

最終回はクリスマスや林間学校などのイベントを端折って新学期に飛ぶなど、

今までよりも濃縮された内容だった分、続編をやって欲しい気持ちが強くなったので…

ぜひ!やって欲しいです!!お願いします。

 

増田さん演じる只野くんの良い意味でおバカなキャラと、

心の声を表す世界観という瑠東監督独特の演出も相性良かったですね。

瑠東監督作品の中でも一番好きな作品になったかも♪

 

 

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SUPER RICH 4話 感想|登場人物の多さがやっぱり気になる…

 

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テーマがさらに迷子になってしまった感じかなぁ。

やっぱり、登場人物の多さが損をしているのかもしれません。

 

前回も今回も「主人公の波瀾万丈」というよりかは

「群像劇」寄りの内容になっている点では同じでも…

前回は物語を進めるにあたって、

「会社が倒産するか」それとも「小学生が書いたような原稿を採用するか」の

究極の二択を迫られるという軸があったお陰で、

衛(江口のりこ)も悩める社員の"1人"としてある程度の存在感を残せていたのですが。

今回は空(町田啓太)の過去のトラウマとの決別、インターン生の就職難、

東海林(矢本悠馬)のヘッドハンティングと、それぞれで向き合う対象が異なっていて、

悩める社員"たち"を描く構成になってしまったために、

結果、んん?これって何の話だったっけ?という戸惑いを生んでしまったような気がします。

 

他にも…

インターン生が騒ぎを起こすシーンに必要性が感じられない事

→逆に話の腰を折っている。なくても成立する。

・回想による状況説明の多さ

→一度見た所から改めて振り返ろうとするので、ちょっとクドい…。

・今後三角関係の展開になるのが見え見えな恋愛描写の盛り込み具合

→これも強く押し出すと"会社の立て直し"話ではなくなるような?

この3点が、物語の方向性を見失いがちの

直接的な原因に繋がっているのではないかと思わされました。

 

今回のパワハラ描写も古いんですよねぇ。

今の時代だったらとっくに解雇処分になっているだろうに、

なぜ6年も同じ会社で働き続けられるのかが気になって、あんまり入り込めませんでした…。

録音・録画したら一発でアウトなんですけどね。

空もそうですし、なぜ誰もその発想に至らないのかが不思議です。

アバランチに制裁してもらったらまだ満足出来たのかも(苦笑)

 

 

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秋ドラマの雑感いろいろ② 〜和田家の男たち・ラジハ etc〜

 

こんばんは!りんころです。

「秋ドラマの雑感いろいろ」通称「雑感集」第2弾です(^-^)

え〜…タイトルの通り、いろんな秋ドラマの感想をまとめた記事になっております。

 

時間の都合で感想を書けずじまいになってしまった作品、

1つの記事にするほどでもない作品…

でも書き残しておきたい気持ちはちょっとある!という理由で、

このような形で今回も投稿させていただく事にしました。

雑感というだけあって本当にざっくりとした短い感想ですので、

軽〜く読んでくださるとありがたいです。

 

ちなみに今回載せる作品の雑感はこちら(時系列)↓

※タイトルをクリックするとその感想のページに飛びます。

・おいしい給食 season2 2話

・お茶にごす。4話

・群青領域 2話

・和田家の男たち 1・2話

・ラジエーションハウスⅡ 5話

上2つはそれぞれ3話&5話が既に放送されておりますが、お許しを〜^^;

 

では行ってみましょう〜!

 

 

おいしい給食 season2  2話(10/23放送分)

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出たよね。

本作の何が一番おかしいって、校歌歌う時にノリノリで腕振りまくって歌う先生を

生徒誰1人見てないって事なんだよね(笑)

いや、めっちゃ激しいけど!?机に思いっきりぶつけてますけど!!?

怪訝そうな顔しながら覗き見している主任の反応が正常ですわw

 

転校生としてやってきて、再び甘利田先生の生徒となった神野ゴウくん。

私、特に未成年の子って、顔がなかなか覚えられない方なんですけど、

ゴウくんに関しては見てすぐに「おっきくなったなぁ!」って思いましたよ。

声変わりもしてるし、身長も大体同じくらい。

そして、給食愛はとどまる事を知らない(笑)

 

今シーズンから駄菓子も取り入れているため、給食だけでなく…

糸引き飴ではレア度でも大きさでも負け、ダブルパンチを食らう甘利田先生なのでした。

 

でも…筑前煮炊き込み御飯もどきに関しては、あんまり美味しそうには見えなかったなぁ。

筑前煮って、1つ1つの具材のゴロゴロ感とか食感の違い、

たまに他の具材と組み合わせたりして楽しんでナンボだと思っているんで、

粉々にして混ぜるっていうのに抵抗感があったのかも(苦笑)

 

ご飯の相棒、玉子ふりかけの事も忘れないであげて〜。

 

 

お茶にごす。4話(10/28放送分)

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「茶道に漫画関係ないだろ」まぁ本当…その通りで。今の所の印象。

周りとの壁は徐々になくなってきている感じではあるんですけど、

私がその過程を見たいのは"漫画で"じゃなくて"茶道で"なんですよね。

つまり、もっと茶道部らしい描写が欲しい。漫画の原稿を破った件は早く解決して欲しい(笑)

初めての作法、お茶の立て方にてこずりながらも、

熱心にやったらコツを掴んできて純粋にお茶を楽しんでいる船橋を見て、

「もしかして、この人可愛いのか…?」と不思議な反応をする女子達の様子も見たいんだなぁ。

 

そんな焦ったさを抱えながらも、それでも見続けている理由は

やっぱり船橋が憎めないキャラだから。

でも、バイクを燃やした件についてはひょうきんで済ますもんじゃないww

 

コメディ部分に関しては、4話が一番笑えましたね。

深夜ドラマならでは感のある、LINEの吹き出しを使った低予算丸出しの演出から

どぎついブラックジョークまで幅広い。

さっき書いた船橋のシーンに加えて、

ED映像のバックが燃えたバイクだったのにはツボでした(笑)

 

 

群青領域 2話(10/29放送分)

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近くに海が見えて、植物で茂っている広い庭のある家…というロケーションで

母の実家を思い出し、それだけで少し興味が湧いた2話。←ちょろい

まぁでも、個人的に引っかかっていた「ジュニが日本に来る前」については

一応言及がありましたね。

本人が誰にも話していないだけでした。

となると…主人公をあえて外国人にした理由に繋がる"過去"を深堀りしてくれる事に

まだ期待してみても良いのかも?

 

ジュニ(シム・ウンギョン)が崖から落ちたシーンに関して

「自分で自分を壊すってそんな簡単じゃないから」と言っていた蓮(若葉竜也)。

自分もかつて追い詰められて自殺しようとしていた過去があったのか…?とも

とれるような言葉で、なぜ彼がそんな事を言ったのか、その真意も気になりました。

もちろん、おばあちゃんと"本物の家族"になれた過程も。

 

傷ついた過去を抱えて生きてきた者同士が、同じ1つ屋根の下で暮らしていくにつれて、

初めて自分の心を開くようになる…という展開になる事にわずかな期待を込めて、

もう少し見てみます。

よくある恋愛モノで終わりませんように。

 

 

和田家の男たち 1・2話(10/29放送分)

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(本当は1本の記事として書く予定でしたが…時間もないので雑感で^^;)

 

金曜ナイトドラマ枠×相葉くんの組み合わせで思い出されるのは、

マイガール」と「僕とシッポと神楽坂」。

この枠の相葉くんは穏やかで、とにかくピュアな印象が強いんですよねぇ…。

本作もその"らしさ"が健在でした。

 

1話では自分の記事のために撮った写真が良いように利用され、

2話では父・秀平(佐々木蔵之介)と祖父・寛(段田安則)にも接近する

戸倉(宮澤エマ)に翻弄される。

30代後半にしてはあまりにも無知過ぎないか!?と、

他の役者さんが演じると違和感が生まれそうなものなんですが、

相葉くんの場合は普段からピュアな性格(個人的印象)で

主人公の設定と大きくズレがないから、しっくり来ちゃうし、

何だか可愛らしく思えてきてしまうのです。

あ、もちろん褒めてますよ!(汗)

 

恋愛、仕事、悩み相談、食事…ここら辺はホームドラマお馴染みの要素でも、

「マスコミ」という設定が加わる事によって

新しいホームドラマに見せている所は、安定の大石脚本。

寛は頑固で持論多め、優は素直で騙されやすい、

秀平はその中間の位置にいるからか良いとこどりをしていて、比較的冷静な性格であるという

三世代によるキャラの違いを見比べる楽しさもあります。

そして、何と言ってもご飯が美味しそうで…

特に1話で出てきたちくわと刻み海苔のおつまみが気になりました。

何が詰まっていたんだろうか。ツナ?

 

まだ2話なので何とも言えませんが、

多分、良い意味でも、裏切られる意味でも、

「人は案外見た目通りとは限らない」を軸にした物語になるんではないかなぁと思ってます。

新聞記者・テレビ局プロデューサー・ネット記者と…

最終的には、三世代で連携をとっては母の死の真相を掴む事が本作のゴールになるのかも?

 

 

ラジエーションハウスⅡ  5話(11/1放送分)

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率直に言って…甘春病院には経理担当はいないの?

あんな大きな病院で、各部署が独断で予算を切り詰めていくって

あんまりないと思うんですけど(苦笑)

裏紙使用もモノクロ印刷も当たり前だしなぁ。

"ピンチ"の話なのに現実味がなさ過ぎて、ここは特に引き込まれませんでした。

 

もう1つの"ピンチ"と言えば、人員削減の部分もね。

何を今更??と思いますよ。

元々「ラジエーションハウス」は、アウトソーシングやら異動やら、

事実上のリストラで人を削った部署だったのに、

短期間で元いたメンバーが全員戻ってきているんですもん。

雇ってすぐ、やっぱり他の所に行ってもらえませんか…じゃ無責任ですよね(苦笑)

でも、切るのも無理ないかなぁと考える自分もいて。

だって…1つのレントゲンを複数人で覗き込んでいるって事は、

誰かは暇を持て余しているって事にもなりますからねぇ。

 

シーズン2の5話にして初めて連携を取るメンバーたちの姿が描かれましたが、

それはもっと早く見てみたかったです。

レントゲンの写真も患者に合わせて調節しているとは初耳。

シーズン1よりは改善されている印象があるとは言え…

まだまだ"仲間"を主張する作りが抜け切れていないのが何とも勿体ないですね。

 

 

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