2019年06月一覧

あなたの番です 特別編 感想|ノロけ成分多め。たまに情報整理。

 

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次回の11話からが本番って事で、今回はおさらいとブレイクタイムといった印象。

新たな情報は、菜奈(原田知世)が毒殺だったのが明らかになったくらいかな?

まぁ想像してた通り…やはり二人の出会いパートの話が多かったですね(笑)

 

バスケでのシュートのくだりで「私たちは何を見せられてるんだ…」状態になりつつ、

田中圭さんじゃなかったら完全なストーカー気質な翔太と、

籍の事を告白する機会が何度もあったろうに、頑なに言わない菜奈にイライラしつつw

二人の馴れ初めはそんな感じなのね〜と思いながら見ていたら…

本作お得意のホラー演出。最後にやって来ましたねぇ。

あのちょっと澄ました喋り方を聞く限り、

尾野(奈緒)なんではないか?と予想出来ちゃうんですけど。

喋り方で誰か特定出来るって事は、それくらい各々の人物設定は

上手く作られているって事ですね。

…呑気な翔太はまだこれからも気づかなそうですが(笑)

 

出会いパートの翔太を見ると、本当にお金目当てでもなさそうで、

裏の顔は結局ないのかな〜と少し残念に感じちゃいますが…

本領発揮は次回から!って所でしょうか。

「反撃編」で復讐の鬼と化すのかどうか?

翔太の目つき顔つきに注目しながら、第2章を待ち迎えようと思います。

 

 

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あなたの番です 特別編 感想|ノロけ成分多め。たまに情報整理。

 

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次回の11話からが本番って事で、今回はおさらいとブレイクタイムといった印象。

新たな情報は、菜奈(原田知世)が毒殺だったのが明らかになったくらいかな?

まぁ想像してた通り…やはり二人の出会いパートの話が多かったですね(笑)

 

バスケでのシュートのくだりで「私たちは何を見せられてるんだ…」状態になりつつ、

田中圭さんじゃなかったら完全なストーカー気質な翔太と、

籍の事を告白する機会が何度もあったろうに、頑なに言わない菜奈にイライラしつつw

二人の馴れ初めはそんな感じなのね〜と思いながら見ていたら…

本作お得意のホラー演出。最後にやって来ましたねぇ。

あのちょっと澄ました喋り方を聞く限り、

尾野(奈緒)なんではないか?と予想出来ちゃうんですけど。

喋り方で誰か特定出来るって事は、それくらい各々の人物設定は

上手く作られているって事ですね。

…呑気な翔太はまだこれからも気づかなそうですが(笑)

 

出会いパートの翔太を見ると、本当にお金目当てでもなさそうで、

裏の顔は結局ないのかな〜と少し残念に感じちゃいますが…

本領発揮は次回から!って所でしょうか。

「反撃編」で復讐の鬼と化すのかどうか?

翔太の目つき顔つきに注目しながら、第2章を待ち迎えようと思います。

 

 

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俺のスカート、どこ行った? 最終回 感想|カツラどこ行った?で、らしく締める。

 

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視聴前に出た春ドラマのラインナップで、一番目を引いたのが本作。

 

元々パワフルな存在感を放つ古田新太さんが、女装家に扮する主人公という設定もあり、

近年取り上げられているLGBTをどう絡めていくのか?

また、真面目になり過ぎずにコメディとしてそれをどう落とし込むのか?と胸が高まり。

そして、脚本家が「平成物語」の加藤拓也さんだった事から、

期待度を星★4つにして見始めた訳ですが…

蓋を開けてみれば、まぁ、「インパクト重視」な日テレイズムの効いた

ベタな学園ドラマだなぁという印象で。

初回はそんな感じである種の戸惑いを覚えました。

 

けれども、後半に向けて回を重ねるごとに、のぶお(古田新太)の他の先生とは違った

破天荒っぷりが光り、破天荒だけじゃなく生徒達をちゃんと見てるんだという

熱意も感じられて、最終的に大好きなドラマになりました。

一つ一つの台詞にクスッとさせられ、でも時に突き刺さる言葉もあり…

ベタはベタですが、主人公を通して「ユルさ」と「真面目さ」のバランスの取れた、

どの世代にも見やすく楽しい仕上がりだったと思います。

「嫌な事は人生の差し色」この言葉、心に留めて行きたいですねぇ。

 

最終回であの爽やかな結末にするのなら、余命の設定は詰め込み過ぎたんじゃないか?

(余命じゃなくて、9話にあった暴行疑惑で親やマスコミに叩かれながら去る…でも

良かったのかな?)

あとは、大人の事情が少し目立った為か、生徒によって影の薄い人が出てきてしまったり、

教師間でのやり取りを始めとした描写で話の腰を折る所が見受けられたりと、

惜しいなぁと思う部分はいくつかありましたが。

とりあえず、1話の感想で書いた「先生、死なないで〜!」みたいなお涙頂戴展開にせず、

笑いを取り入れたいつもの「らしい」展開で締めたので、

好感度が高いまま完走出来て良かったです。

カツラ、どこ行った?がラストカットなの…本当に好き(笑)

 

今まで怪しい役なイメージの桐山漣さんもピュアッピュアで、

最終回で返事をした時の表情も可愛らしく思える程 愛着の持てる役でしたし、

ジャニーズ3人の演じ分けの個性、ポテンシャルも光った作品でした。

今後が楽しみですね。

 

 

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俺のスカート、どこ行った? 最終回 感想|カツラどこ行った?で、らしく締める。

 

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視聴前に出た春ドラマのラインナップで、一番目を引いたのが本作。

 

元々パワフルな存在感を放つ古田新太さんが、女装家に扮する主人公という設定もあり、

近年取り上げられているLGBTをどう絡めていくのか?

また、真面目になり過ぎずにコメディとしてそれをどう落とし込むのか?と胸が高まり。

そして、脚本家が「平成物語」の加藤拓也さんだった事から、

期待度を星★4つにして見始めた訳ですが…

蓋を開けてみれば、まぁ、「インパクト重視」な日テレイズムの効いた

ベタな学園ドラマだなぁという印象で。

初回はそんな感じである種の戸惑いを覚えました。

 

けれども、後半に向けて回を重ねるごとに、のぶお(古田新太)の他の先生とは違った

破天荒っぷりが光り、破天荒だけじゃなく生徒達をちゃんと見てるんだという

熱意も感じられて、最終的に大好きなドラマになりました。

一つ一つの台詞にクスッとさせられ、でも時に突き刺さる言葉もあり…

ベタはベタですが、主人公を通して「ユルさ」と「真面目さ」のバランスの取れた、

どの世代にも見やすく楽しい仕上がりだったと思います。

「嫌な事は人生の差し色」この言葉、心に留めて行きたいですねぇ。

 

最終回であの爽やかな結末にするのなら、余命の設定は詰め込み過ぎたんじゃないか?

(余命じゃなくて、9話にあった暴行疑惑で親やマスコミに叩かれながら去る…でも

良かったのかな?)

あとは、大人の事情が少し目立った為か、生徒によって影の薄い人が出てきてしまったり、

教師間でのやり取りを始めとした描写で話の腰を折る所が見受けられたりと、

惜しいなぁと思う部分はいくつかありましたが。

とりあえず、1話の感想で書いた「先生、死なないで〜!」みたいなお涙頂戴展開にせず、

笑いを取り入れたいつもの「らしい」展開で締めたので、

好感度が高いまま完走出来て良かったです。

カツラ、どこ行った?がラストカットなの…本当に好き(笑)

 

今まで怪しい役なイメージの桐山漣さんもピュアッピュアで、

最終回で返事をした時の表情も可愛らしく思える程 愛着の持てる役でしたし、

ジャニーズ3人の演じ分けの個性、ポテンシャルも光った作品でした。

今後が楽しみですね。

 

 

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きのう何食べた? 11話 感想|親の気持ちはゲイでもノンケでも同じ

 

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再びクリスマスのお話。

ドラマ内で同じ時期・行事を取り扱うのは斬新な事ですが、

1年を通してどれだけシロ(西島秀俊)が周りの人々との関わりで

変われたかを表現するには、適切な構成だったと思います。

時間が経つのはあっという間だよなぁ…もう今年が終わるよ!という驚きも

実感出来て、何だかリアル。

 

「親の気持ちは、ゲイでもノンケでも同じ」

私はまだ親の経験はないけれど。

正式に結婚を決め、母自身が子供を産んで家族の形を作ってきたように、

その過程で感じた同じ「幸せ」を我が子にも味わってもらいたい…として、

つい世話を焼きたがる両者の親の気持ちは理解出来ます。

だから、子供は産まない、結婚の話にまで持っていかないなど、

自分の生きてきた人生とは真逆の人生を選ぶようになってしまったら、

どこかで育て方を間違えたのかな…とショックになるのもごく自然な訳で。

シロは「親が自分をショックに思っている」のを分かっていて、

あの決断をしたんですよね。

 

「俺がゲイだと知った時、きっと俺の事を可哀想な子だと思っただろう」

「こんな風になってしまったのは、私たちの育て方が悪かったんじゃないかって、

自分を責めたかもしれない」

だから、息子を想う親のためにも、自分はちゃんと幸せだよという形を

"パートナーと二人で"見せに行く。

孫が出来るのは勿論嬉しい事でしょうが、それよりもお腹を痛めて産んだ子が

今こうして相手と幸せに過ごせているんだと分かる事が、何よりも嬉しい。

これが一番の親孝行だと思います。

 

言葉を振り絞りながら率直な想いを告白するシロの姿に涙し、

ジルベール磯村勇斗)の茶々入れっぷりに笑みを溢す。

シロを囲む3人からは、温かい空間が生まれていました。

 

ああ、最終回は寂しいなぁ…。

 

 

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インハンド 最終回 感想|未来は、僕たちの手の中にある

 

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本当に面白いドラマだったなぁ…。

見終わって、まず感じた率直な気持ちがこれでした。

集団エボラ感染という大規模な騒動から始まり、

高家濱田岳)の感染、有機野菜のもたらす奇跡と、

最終回の形に相応しい盛り上げを見せてくれたんじゃないでしょうか。

 

何かハプニングとなる展開を用いて一旦視聴者に不安を募らせてから、

最後には怒涛の大逆転でワクワク感を持たせる作りは

本作は得意としていると思っていましたが、

今回でその"強み"を集大成として昇華させていった印象です。

 

「僕は虫と同じくらい人間が好きになったんだ」

「それはお前のせいだ。お前が僕を変えたんだ。」

「お前に聞きたい事がたくさんある。だからずっと僕のそばでいてくれ」と

涙をこらえながら伝える紐倉(山下智久)の姿に、目がじんわり熱くなりつつ…。

助かるだろうと心の底では分かっていても、高家の顔のやつれ具合で

本当に亡くなるんじゃないかとソワソワしつつ。

このシーンは、紐倉にとって高家がいかに大切な存在であったか、

彼がいなくなったらどれだけ悲しいか…の「紐倉の純粋な感情」が

溢れ出ていたものだったと思います。

 

有機野菜に付いた菌をヒントにエボラ感染が解決した後は、パスポートネタも回収。

紐倉は海外へ研究しに行き、高家国境なき医師団の一員として活動し、

牧野(菜々緒)は外務省に返り咲く…というオチでした。

スパイの件はやはり御子柴(藤森慎吾)だった訳ですが、

ただの悪い奴でもなく、仕事の出来る風見鶏!で、仲間だと認めている人々が

誰一人失う事のない展開になっていたのも良かったです。

 

本作は視聴前から、予告映像とそこで流れた「ウォオオオ〜♪」という劇伴を見聞きして、

また山Pが変人役を演じるのもあって かなり期待していた作品でしたが、

最後まで期待を裏切る事なく、いや、期待以上に密度の高い内容を見させていただいた…

という満足感の残るものでしたね。

「本当に良い作品」は、脚本も演出も、劇伴も、主人公や各キャラクターのハマり具合も、

何もかもが魅力的に見えてくる。

 

今まで俳優・山Pの代表作と言えばコードブルー!の印象でしたが、

インハンドにガラッと変わってしまいそうです。

お世辞とか盛ってるんじゃなくて、本当に!! 

自信満々で何を考えてるか分からない不思議ちゃんな「天才」だけに留まらず、

実は人間に対して情があったり、リスペクト心を持っていたり…などの

「人間らしさ」も備わっていた主人公。

そんなギャップが感じられる点が山Pの風貌には合っていたと思いますし、

また、入谷の件で固く閉ざしていた心を、仲間との関わりで徐々に打ち解けて行く

成長過程も丁寧に演じられていたと思います。

好きなキャラでした。

 

3人での掛け合いは毎度クスッとさせられる所が満載ですし、

ゆるゆるなイラストの挿入もあって、気軽に楽しく見られるドラマとしてはまず

十分に成立していました。

ですが、冒頭で「面白いドラマだった…」と率直な気持ちを書いた理由は、

菌や寄生虫の持つ「残酷さ」「可能性」の両極端の要素を

現代で起こりうる社会問題を絡めて存分に見せていったから。

菌=汚いからと言って排除する、潔癖だらけの社会にしてはいけない。

綺麗過ぎる事は逆に危険。あくまでも、菌と人間が共生する社会づくりが大切。

何でもかんでもクリーン化する日本に警鐘を鳴らした、

"今だからこそ放送すべき"作品だったと思います。

菌や寄生虫だけでなく、時に人間の生き方におけるヒントをも

提示してくれる所もありましたしね。

 

3人の拠点地はバラバラにはなりましたが、政府絡みはなくなっていない訳で…

またいつか、続編でお会いしたいです。

劇伴は今期1番お気に入りで、サントラを買っちゃいましたし、

OP曲の方もポチッと予約しちゃいました…♪

 

 

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ストロベリーナイト・サーガ 最終回 感想|新婚の話は抜きで良かったと思う。

 

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何とか最終回っぽく仕上げた感。

話自体は通常回でもおかしくないと思うもので、そこに姫川(二階堂ふみ)の

境遇と今に至るまでの経緯を含んだ語りのシーンを多めに見せ、

頑張って締めようとした…感満載でしたかねぇ。

 

大まかに言ったら、1〜4話と今回だけ見てしまえば理解出来そうですし、

何でその場で自分の事を語り始めた!?とツッコミたくもなりましたが。

でも、それを忘れるくらいの二階堂さんの真っ直ぐな演技には、少し見入る自分がいました。

 

で、まぁ…「今度こそ俺が支える」という菊田(亀梨和也)の台詞に繋げるには、

やっぱり唐突な結婚しました設定はいらなかったんじゃないかと(汗)

一応「部下の一人として」とは言ってましたがね。でもその台詞だけ聞いたら

道を踏み外して、奥さんが不憫な目に遭いそうな今後がチラつきましてねw

純粋に二人の行方がどうなるかを提示して終えたいんだったら、劇中で気があるかないか

結論づけるもんじゃなく、(勿論両者とも独身のまま(笑))

いつか互いに支え合える、仕事仲間をも超えたコンビになれたら良いよね…と、

視聴者に想像するキッカケを与えるくらいの関係で良かったと思います。

 

前にも書いた通り無印版は見ていない者ですが、

「前の方が良かった…」「キャストが弱い…」という方の気持ちは、

本編を見てて何となく分かる作品でした。

エグさや不気味な雰囲気作りは悪くない。けれども、物語にもっと見終えた後の脱力感と

登場人物にカタルシスが欲しい!など、あともう一歩行きそうで行かない

むず痒さを感じた回が多かったですかね。

全体的にアッサリ、淡々…そんな印象だったかと。

 

 

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緊急取調室(2019) 最終回 感想|"最後の仕事"にはならなそうなキントリチーム

 

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最終章後編。前回の感想で吉田鋼太郎さんと吉川愛さんの演技力の高さについては

言及しましたが、いや〜…序盤から魅せてくださいましたね!

キントリチームvs被疑者の攻防戦をメインに、梶さん(田中哲司)が無事かどうかと、

チームの解体危機など、「どうなってしまうのか」という様々なエピソードを織り交ぜた

充実した最終回だったと思います。

 

また、「最後の仕事」の点で、キントリチームと染谷(吉田鋼太郎)の仕事に対する姿勢を

対比させた構成になっていたのも良かったです。

自分の職務を全うする事は共通しているものの、

ただの仕事と割り切らず嘘偽りなく相手に立ち向かう前者と、

歪んだ正義感で相手に立ち向かう後者とで、どこから踏み間違えてしまったのか…という

考え方の違いが浮き彫りにされていたような気がしました。

 

レギュラー陣とゲスト同士での掛け合い、プロとしての誇りが滲み出る描写は

第3シーズンも安定していて、全体的にハズレのない、高水準な話ばかりでした。

モツナベコンビが少し丸くなり、チームに溶け込んでいく所が多く見られたのも嬉しい。

新メンバーの玉垣塚地武雅)の出番も、新しいキャラだから

前面に押し出すという訳でもなく、けれども彼自身にしかない能力を適切なタイミングで

見せてくれたので、あまり話数の重ならぬうちに迎え入れる事が出来ましたね。

 

テロップにあった「施行により、裁判員裁判対象事件の取り調べの

録音・録画が義務付けされた…」と同時に映るチームの面々で締めたラスト。

初回でも確かこれが使われていましたよね。

そして、初回では真壁のみのカットで締めていましたが、最終回ではそれが

チームに変わっているのも含めて、中々良い形で終われたと思います。

 

磐城(大倉孝二)のツンツンデレで解体は免れそうですし、

またいつか、続編の方を期待してます!

 

 

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パーフェクトワールド 9話 感想|つぐみが自己中にしか見えない…

 

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なんか、恵まれた世界だね…としか言いようがない(汗)

最終回でのハッピーエンドに向けて「あの災害がきっかけで」急にヨリを戻す事になり、

あれよこれよとライバル達は自分の人生を犠牲にし、

想いを断ち切れないまま二人の行方を見守らなきゃいけない苦行を強いられる…

登場人物が可哀想、というより、「他人の気持ちを尊重しない二人の身勝手さ重視で

都合良く描かれた物語に振り回される登場人物が」可哀想です。

 

長沢(中村ゆり)は役目を終えたと言って勝手に漂白されていったので、

発言などツッコミたい所は今回も山々でしたが、もうここは良いでしょう。

で、一番イライラしてしまったのはつぐみ(山本美月)かなぁ。

洋貴(瀬戸康史)が本当は一番泣きたいだろうに、

「自分は凄く苦しんでた」みたいなオーラ出して泣くつぐみが、

残念ながら自己中心的なキャラにしか見えなくて…。

泣けば済む話じゃないと思ってしまってね。

 

それと、自分の家族に謝るより

樹の母親(麻生祐未)に先に謝りに行くべきでしょうに。

たまたま「この人となら樹が幸せになれると思ってた!」って言って泣いてくれる

優しいお母さんで良かったですよ。

他の人であれば「また息子を裏切ったりしないでしょうね」って激怒するはずで。

何があっても息子には幸せになって欲しいって、つぐみも母自身の想いを聞いていたのに…

行間が含まれてたのかどうか知りませんが、付き合う事への誠意というものが

全く見えない彼女の描写にモヤモヤしっぱなしでした。

「つぐみにとっての」パーフェクトワールドを描きたかったんですか?

原作もこんな感じなのでしょうか。

 

しかしまぁ、山本美月さんも勝手ながら、あんな役やらされて気の毒に思えてしまいますね…。

「刑事ゆがみ」のヒズミ役で完全に自分の中でのイメージが変わった女優さんで、

その後他のドラマでも見る度に好きになって行ったのに、

本作のお陰で少し苦手になってしまいそうで(汗)

私としては、どんな役かで演者に対する印象が大分違ってくるんですよ。

だから、人物の心情や境遇は丁寧に作り込んで欲しかったです…。

 

 

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ラジエーションハウス 最終回 感想|続編が年またいだ新春SPよりかはマシ(何が)

 

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へぇ…ふーん…来週は特別編やるんですね。

だから「またこの場所で会おうぜ!」みたいなベタ臭い出迎えシーンがあったのかと。

こりゃあ、視聴率良いからって続編やる気満々だなぁと思いながら見ていたので、

もう?もう!!?ってビックリしちゃいました^^;

まぁ、本編で最終回と言いながら、SPという名の真の最終回は正月まで跨いだ

某モノづくりドラマよりは、まともな戦略でしょうけどね。

 

にしても、最終回はグダグダしたなぁ〜。

唯織(窪田正孝)が実は医師免許持ってたんだ!ってバラす件りをどうしてもやりたくて、

どうしてもそれを「意外性」のある話として引っ張りたかったのでしょうが、

残念ながら、やっと告白したか…遅いわ…としか思えず。

視聴者でも分かりやすい程、職の範疇を超えた仕事っぷりを散々見せられてきたので、

最終回まで引っ張るのなら

「あれ?もしかして?いや違うかな…」などのミスリードを盛り込んでみるとか

もう少し上手いボカし方はなかったのか

とツッコまざるを得ませんでしたね。

だって、周りの医師たちが唯織より、明らかに技術力が劣ってるように描かれてたからね…。

 

医師免許がどーのこーのの話で1時間弱やるのもどうかと思いますが、モヤモヤしたのは、

最終回での「免許秘密所持=悪」の描かれ方に納得出来なかったっていうのもありまして。

医師免許持ってないならそりゃ問題児で去るのもしょうがないけど、

「持ってるのに」手術したらダメなの?

何で予約キャンセルされる程の悲惨な状況に追い込む必要がある?

などと「?」が浮かびっぱなしの状態でした。

医療業界は免許を秘密にしている事が、そんなにタブーなのか…

というのが説明不足だから、なぜ今まで隠していたのかも、なぜあそこまで

唯織がバッシングを受けるのかも、イマイチ話にのめり込めません。

 

で、一番よく分からなかったのは

チームの面々は情緒不安定か!

って所。

免許の事を知れば急に冷たい態度とるし、

逆に唯織が病院を去る事を知れば、急に別れを惜しむかのような表情を見せてくる。

結局、絆の薄っぺらいチームだったっていうのが

滲み出ちゃった訳ですね…。

「チームワーク」「プロフェッショナル」を丁寧に描いてこないからこうなるんであって。

仕事ほっぽいて全員外出するのも、どんだけ思考が浅いんだと。急患来たらどうするの?

バスで「待てよ!」と言ってくるシーンも、キム○クの「ちょ待てよ!」を

彷彿させる感じで、なんかいきなりカッコつけて寒っ!って思っちゃいました(汗)

あ、誤解して欲しくないんですが、別にお馴染みの台詞自体も寒いという訳じゃありません。

俺たち仲間だろ?を露骨に出してきたのに違和感があって…伝わるでしょうか。

 

とまぁ、今回をもって一応最終回みたいなので、簡単に総括しちゃいますが。

視聴前は放射線科を題材にしたドラマが珍しいのもあって、

どんな内事情、放射線科だからこその苦労などが描かれるのかに興味があった分、

なんか…ガワだけ飾ったドラマに仕上がっちゃって残念って所ですかね。

やはり月9はこうなってしまうのだなぁと。

 

癖のあるHERO風演出、ファンタジー風な語り口、月9お馴染みの恋愛要素で

普段あまりドラマを見ないであろう役者目当ての視聴者を取り込むのは

1つの手段としてアリですが、もう良い加減、「役者目当て向け」「視聴率」に拘らず

内容を充実させたドラマを看板枠で作れないもんでしょうか。

去年から恋愛モノを多く生み出してきた「定番」から脱出し、

未然犯罪や科捜研、放射線科と様々なジャンルに挑戦しているのは面白い試みですが、

結局はその試みにそぐわない出来の作品ばかりで、何だか勿体ないです…。

 

次作は監察医だそうですが、刑事や医療などの視聴率が狙える題材続きなのを考えると、

あんまり期待しないで待っていた方が良いのかな。

 

 

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