ナンバMG5 5話 感想|吟子の初恋は微笑ましく見られたけど…

 

 

宇梶剛士さんがとにかく弾けてましたなぁ。

以前放送されていた特別編では、食卓のシーンにアドリブを入れているとの事でしたが、

今回のあの伸び伸びとされた演技だとさぞかし多かったんでしょうね(笑)

毅(満島真之介)の普通の姿も、どことなくオタク気質が滲み出ていて可笑しい。

ネジ1本外れたようなみんなの変装には笑い、久しぶりにいっぱい喋ってくれた松には癒され、

前回のド直球な友情物語とは打って変わって、難破家のやりとりには楽しませてもらえました。

 

でも、内容自体は、うーん…少しちぐはぐ感があったような?

個人的には、「吟子の初恋」と「陣内と剛のタイマン」は別々にして、

今回は"味変"として吟子(原菜乃華)中心の話に焦点を当てて、

陣内(栁俊太郎)との話は次回でも良かった気がします。

というのも、状況や背景は違えど、設定は「ヤンキー」と「ごく普通の中学生」で

前回の剛(間宮祥太朗)と関口(岩男海史)に通ずるものがあって。

2人の関係を描く中で喧嘩シーンを盛り込むのなら、物語に繋がりが感じられそうなんですが、

そことは関係ない所で王道のヤンキー要素を盛り込まれても

ただ散漫にしか見えないんですよねぇ。

 

テストで1桁以下ばっかりの点をとっていた吟子が

「勉強が面白い」と言い、家族をびっくりさせた事。

すぐ否定するかと思いきや、勝(宇梶剛士)が案外乗ってくれた事。

意外の上に意外を重ねて視聴者に興味を湧かせたここのくだりも、

同じく"普通"の生活を夢見て実際に送っている

剛の絡め方次第では活かせそうだったのに勿体ない…。

例えば、最初は受験勉強や普通の人との恋愛に反対されていたものの、

徐々に受け入れてもらえた吟子の様子に背中を押される形で、

「もしかしたら自分も…」と、ありのままの気持ちを伝えれば

きっと分かってくれるかもしれないと

勇気を持つようになる剛の変化も描写する話にしてもアリだっただろうし、

その方が中間地点らしい内容だったとも思うのです。

というか…前回のラストにあった陣内のくだりも、今回にズラしても成立出来たのでは?

だって、カミングアウトする気で帰宅して、少し言いかけた所で

陣内が家にいるのに気づいて、結局言い出せないまま終わった…という流れにしても

違和感はないでしょうからね。

 

まぁ…あれこれ書きつつ、一番ツッコミたい所は季節が真逆な件なんですけどね(笑)

こっちの世界では暑い日も増えてきて、夏が近づいてきているけど、

あっちの世界ではクリスマス。

でも、真逆なのも次回か次々回くらいで終わりかな?

 

 

↓次回の感想はこちら↓

 

↓前回の感想はこちら↓

 

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