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【お知らせ】「2022年 冬ドラマ 視聴リスト&期待度」は一旦非公開にしました。→復旧完了しました!

 

本日の経緯をざっくり書くと…

 

こんばんは、りんころです。

今朝からお騒がせしてしまい申し訳ございません^^;

今ようやく自宅で記事を書ける状態にあるので、

本日の経緯を簡潔にまとめさせていただくと、こんな感じです…。

 

12/27

①1:00頃「2022年 冬ドラマ 視聴リスト&期待度」記事を投稿

②9:50  出社。通勤中にふと読み返したら表記ミスがあった事に気づいたので、

      職場のパソコンで編集画面を開き、修正しようと試みる

③9:57 いつも利用しているブログ編集画面(上図の赤線部分)が全然表示されず(下図)、

     後で手をつけようと思いブログに飛んだら、

     書いていた内容がごっそり消えていた事が発覚。何度更新しても変わらない。

     スマホでも消えている。管理画面の記事リストも真っ白。「!?」状態。

 

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④10:05 幸い、iPadで確認用に開いていた記事がそのまま残っている事が分かり、

      トイレにこもりながら(←おいw)全ての内容をスクショしたり、

      ちまちま編集画面へとコピペしたりして対処する。

      しかし、手が滑って更新ボタンを押してしまい、残っていた内容もパーとなる。

⑤10:15 これはまずい!しばらく手をつけられなさそうだ…と感じた私は

      該当記事のためにご訪問して下さった読者の皆さまへと

      お知らせ記事を書こうとするが、③の画面のようにまた表示されない。

      「HTML編集」という、コーディング(Web上で表示させるためのプログラムを組む事)

      をする画面で一通り書いてはみたものの、その内容も丸ごと消えてしまった。

      なので仕方なく、タイトル部分にざーっとお知らせの内容を書く事にした。

    (タイトルが長過ぎるのはそういう訳です...)

⑥13:30 休憩時間中にiPadを使い、音声入力で文章を作成。しかし全然進んでいない...

⑦20:30 帰宅してようやくノートパソコンの前へ。

     しかしそのままコピペしたため、コーディングがしっちゃかめっちゃかになっており、

     試行錯誤を重ねた結果、前期の「秋ドラマ 視聴リスト&期待度」の

     フォーマットを借りて、一から文章を打つ事にした。

⑧21:55 ドラマ視聴もあり、本日中に間に合わないと判断し、

    「2022年 冬ドラマ 視聴リスト&期待度」は一旦非公開に戻す。

 

という経緯なのでした…。

 

とある読者さんによると、全部表示はされていたらしい…

 

スマホiPadもどこも映らない!間違えて消してしまったのか!?と思い、

お知らせ記事を書く事もままならないから、Twitterでも呟いた所...

ありがたい事に、1人の読者さんから「読めますよ!私からはその記事見れてます!」

返信後→「今見たらゴシップ以降消えてました(汗)」とのご報告をいただいたので、

どうやら私が、記事の内容が消えてしまったと勘違いして、焦って動いたのが

事の発端だったのかもしれません…。(先にTwitterでお願いしてみれば良かったかしら...)

 

詳しい原因は今もよく分かっていないんですが、

とりあえず、考えられるとしたら、

職場のパソコンのバージョンが古くて表示されなかったのか、

ネット環境が悪かったかのどちらかである事は確かでしょう。

 

記事は複製しましょうねという事で...

 

自身の今後の反省点として最後に書くとするなら、

「記事は事前に複製して残しておきましょう」これに尽きますね...(苦笑)

「視聴リスト&期待度」のような文字数の多い記事は特に危険。

というか最低でも、その類の記事は絶対に複製する!と心に誓い、

以後、気をつけます...。

ああ、何やってんだかって感じですな......(汗)

 

 

本当にお騒がせしましたm(_ _)m

完成次第、再投稿いたしますので、

まだご覧になれていない方は、どうかもう少しお待ちいただけると幸いです。

 

ちなみに、この後「岸辺露伴は動かない」4話の感想を投稿予定です!


【緊急連絡】「2022年 冬ドラマ 視聴リスト&期待度」の記事内容が消えております…(泣) って記事を書こうとしたのに、その内容も消えた…^^; ブログ編集画面の表示がおかしいようです。バックアップが完了するまで(10:53現在、木曜日分までバックアップ済)、どうかごゆっくりお待ちいただけると幸いです…。デザイン表示含めての完全復旧は20時以降になるかもしれません……。


2022年 冬ドラマ 視聴リスト&期待度

 

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1/25:「ミステリと言う勿れ」の最新話の感想をUPしました。

 

こんにちは、りんころです!

毎度おなじみ、視聴予定のドラマを紹介する時期がやってまいりました。

(そして、ようやく復旧出来ました。大変お騒がせしましたm(_ _)m

自業自得なんですけどね...前々から時間かけて作成する記事だけに、

もう心折れかけながら一から打ち直しましたよ...orz 複製大事!w)

 

今回からは少しアップデートして、12/26時点で発表されている冬ドラマを

「◉毎回書く可能性の高いドラマ」

「○大きく外さなければorスケジュール次第では毎回書くドラマ」

「△初回だけしか書かないor内容次第では初回も書かない可能性のあるドラマ」

「×視聴する予定のないドラマ」

の4種類(優先度)に分けて紹介していこうと思います。

※ちなみに、初回も放送されていない段階で決めているので、あくまでも"予定"です(謝)

 

 

私が今期視聴&感想執筆するドラマはこちら!

 

曜日・放送時間順にまとめてあります。※既に放送されているドラマは除く

曜日別に知りたい方は曜日を、

ドラマの詳細を知りたい方は、ドラマタイトルをクリックしてみて下さい!

 

放送 作品一覧 主演 優先度
月曜日
フジ
月9
ミステリと言う勿れ 菅田将暉
フジ
月10
ドクター・ホワイト 浜辺美波
NHK
月10
恋せぬふたり 高橋一生岸井ゆきの
テレ東
月11
ユーチューバーに娘はやらん! 佐々木希 ×
日テレ
月深夜
恋の病と野郎組 Season2 HiHi Jets ×
火曜日
TBS
火10
ファイトソング 清原果耶
水曜日
日テレ
水10
ムチャブリ!わたしが社長になるなんて 高畑充希
テレ東
水深夜
部長と社畜の恋はもどかしい 中村ゆりか ×
日テレ
水深夜
FUN! FUN! FANTASTICS SEASON2 FANTASTICS ×
テレ東
水深夜
僕を主人公にした漫画を描いてください! 町田啓太 ×
木曜日
テレ朝
木9
となりのチカラ 松本潤
フジ
木10
ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇 黒木華
金曜日
テレ東
金8
駐在刑事Season3 寺島進 ×
NHK
金10
しもべえ 安田顕
TBS
金10
妻、小学生になる。 堤真一
テレ朝
金11
愛しい嘘〜優しい闇〜 波瑠
テレ東
金深夜
シジュウカラ 山口紗弥加 ×
テレ東
金深夜
鉄オタ道子、2万キロ 玉城ティナ
土曜日
NHK
土9
わげもん〜長崎通訳異聞〜 永瀬廉
日テレ
土10
逃亡医F 成田凌
テレ朝
土11
もしも、イケメンだけの高校があったら 細田佳央太 ×
テレ朝
土11
鹿楓堂よついろ日和 小瀧望
フジ
土11
おいハンサム!! 吉田鋼太郎
テレ朝
土深夜
封刃師(ふうじんし) 早乙女太一 ×
日曜日
TBS
日9
DCU 阿部寛

 

 

2022年 冬ドラマ 視聴リスト&期待度

 

視聴&初回執筆予定の17作品と期待度を発表していきます。

※上から
タイトル/初回放送日/放送局/時間/視聴前期待度(最大:★5つ)
作品概要/コメント/主な出演者/スタッフ(脚本、演出etc)/
という構成になっております。

※初回放送日、スタッフに関する情報は、12/26時点のものです。

 

月曜日

 

ミステリと言う勿れ(1/10・フジテレビ・月曜21時)★★★

 

天然パーマがトレンドマークの主人公が淡々と自身の見解を述べるだけで事件の謎も人の心も解きほぐしていく、"ミステリのようでミステリでない"令和版・新感覚ミステリードラマ。

 

発表された時の設定を読んだ時点で面白そうだと思ったし、劇伴も良いし、

淡々と語られる主人公の独白シーンを聞くと良作になる予感はするんですが…

それでも期待度を星★4つに出来ないのは、

「トレース〜科捜研の男〜」スタッフなのが引っかかるからなんですよねぇ………。

(確か、キャッキャうふふな恋愛とか、

某崖さんが演じた癖強な刑事&新人のパートが多かったせいで、

科捜研らしく真相を追い求める主人公の姿が十分に描かれなかった印象が…

実際に原作を読まれた方も「原作は面白かったのに」って呟かれていたような…?^^;)

 

そしてこの枠は、説明し過ぎる台詞でお涙頂戴路線にしがちでもある。

本作の場合、会話劇が肝だと思うんですが。さて、今回はどうかなぁ…?

 

出演:菅田将暉伊藤沙莉尾上松也筒井道隆遠藤憲一

脚本:相沢友子(「鍵のかかった部屋」「人は見た目が100パーセント」「トレース」)

演出:松山博昭(「ライアーゲーム シリーズ」「人は見た目が100パーセント」「トレース」)

   品田俊介(「ナオミとカナコ」「隣の家族は青く見える」「絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜2」)

   相沢秀幸(「グッド・ドクター」「ラジエーションハウスⅡ」「SUPER RICH」)

音楽:Ken Arai(「鍵のかかった部屋」「トドメの接吻」「トレース」)

プロデュース:草ヶ谷大輔(「コンフィデンスマンJP」「トレース」「ラジエーションハウスⅡ」)

       熊谷理恵 (「おじさんはカワイイものがお好き」「カラフラブル」)

主題歌:「」

原作 :田村由美『ミステリと言う勿れ』

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/mystery/

 

 

ドクターホワイト(1/17・フジテレビ・月曜22時)★★★★

 

白衣だけをまとい現れた謎の女性・白夜が、豊富な医療知識と天才的な診断能力で数々の病名を覆しては患者の命を救っていく、新感覚の医療ミステリードラマ。

 

全体的な雰囲気も原作者も違うし、浜辺美波さんが出演されてたからって言うのに

引っ張られているだけかもしれないんですけど…

主人公の設定を読む限り、なんとな〜く2015年放送の「無痛」を彷彿とさせて

ワクワクしちゃっている自分がいるんですよねぇ。

前作に続いて、主題歌もOP映像も含めて、引き込まれる作りだったら良いなぁと。

そして、最近作品に恵まれていない(個人的印象)感じのする浜辺美波さんの

久々の当たり作品となるかどうか?

 

出演:浜辺美波柄本佑瀧本美織勝地涼片桐仁

脚本:小峯裕之(「家政夫のミタゾノ シリーズ」「SUITS/スーツ シリーズ」「アノニマス」)

演出:城宝秀則(「フラジャイル」「4分間のマリーゴールド」「竜の道」)

   河野圭太(「僕らは奇跡でできている」「危険なビーナス」「推しの王子様」)

   北坊信一(「She」「実況される男」「危険なビーナス」「プロミス・シンデレラ」)

音楽:福廣秀一朗(「東野圭吾 手紙 ※SP」「女の戦争〜バチェラー殺人事件〜」)

プロデューサー:河西秀幸(「嘘の戦争」「パーフェクトワールド」「10の秘密」「青のSP」)

        小林宙 (「家族ゲーム」「海月姫」「SUITS/スーツ1」「レンアイ漫画家」)

主題歌:「」

原作 :樹林伸『ドクター・ホワイト 千里眼のカルテ』『ドクター・ホワイト 神の診断』

公式サイト:https://www.ktv.jp/dr_white/

 

 

恋せぬふたり(1/10・NHK総合・月曜22時45分)★★★★

 

人を好きになったことがない、なぜキスをするのか分からない…そんな女性が出会ったのは、恋愛もセックスもしたくない男性だった。恋人でも夫婦でもない2人が始めた同居生活は、周りに波紋を広げていく…。この社会に生きる全ての人がきっと笑顔になれる、ラブではないコメディ。

 

最近のNHKドラマの作りって「民放ドラマ寄り」か「"攻め"を意識した仕上がり」の

2パターンに分かれると思っていて。本作の可能性を考えるとしたら...後者ですかね。

でも、脚本家は恋愛ドラマにある程度携わっている方ですし、

刺激的な場面作りよりかは、淡さや切なさを醸し出させる雰囲気になるだろうと踏んでいます。

 

初回を見てみない事にはまだ分かりませんが...題材自体に新鮮さはあるので、

物語で魅せつつほんの少し考えさせられる作品になると良いなぁと。

 

出演:岸井ゆきの高橋一生

作 :吉田恵里香(「花のち晴れ」「Heaven?」「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」)

演出:野口雄大 (「ゾンビが来たから人生見つめ直した件」「エール」)

   押田友太 (「舞え!KAGURA姫 ※SP」「おかえりモネ」)

   土井祥平 (「ダークスーツ」「真田丸」「半分、青い。」「ドリームチーム」)

音楽:阿部海太郎(「スローな武士にしてくれ」「ライジン若冲」※全てSP)

プロデューサー:大橋守 (「お母さん、娘をやめていいですか?」「ハムラアキラ」)

        上田明子(「この声をきみに」「伝説のお母さん」「おかえりモネ」)

主題歌:CHAI「まるごと」

公式サイト:https://www.nhk.jp/p/ts/VWNP71QQPV/?cid=orjp-drama-lineup

 

 

火曜日 

 

ファイトソング(1/11・TBS・火曜22時)★★★

 

夢破れたスポ根ヒロイン、一発やミュージシャン、万年片想いの一途な幼馴染...そんな不器用な3人が恋をし、立ち直っていくまでの成長物語。今までの火曜ドラマとは一味違った「ヒューマン+ラブコメディ」となっている。

 

ブコメ売りの火10ドラマとは基本的に相性は合わないのですが、

今回はそのイメージを少し払拭してくれる作品と出会えそう。

なぜなら...登場人物同士のやりとりだけでも成立出来るような

"愛らしい人物造形"が強みの脚本家さんの作品だから。

 

少なからず、主人公や主要人物の不快な態度が決め手となって

リタイアした事が多い私にとっては、そこは一番の安心材料となるでしょう。

そして、恋愛よりも"成長物語"をうたっている所も、

ある種のマンネリ化を防いでくれるのかもしれません。

 

出演:清原果耶、間宮祥太朗菊池風磨

脚本:岡田惠和(「ひよっこ シリーズ」「この世界の片隅に」「にじいろカルテ」)

演出:岡本伸吾(「99.9 シリーズ」「大恋愛」「この恋あたためますか」)

   石井康晴(「逃げるは恥だが役に立つ」「テセウスの船」「ドラゴン桜(2021)」)

   村尾嘉昭(「アンナチュラル」「死にたい夜にかぎって」「#家族募集します」)

音楽:大間々昂(「花のち晴れ」「おカネの切れ目が恋のはじまり」「ボクの殺意が恋をした」)

編成:宮﨑真佐子(「逃げるは恥だが役に立つ」「大恋愛」「婚姻届に判を捺しただけですが」)

   中西真央 (「書類を男にしただけで ※SP」「最愛」)

プロデューサー:武田梓 (作品不明)

        岩崎愛奈(「プリズンホテル」「私の家政夫ナギサさん」「#家族募集します」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/fight_song_tbs2022/

 

 

水曜日 

 

ムチャブリ!わたしが社長になるなんて

(1/12・日本テレビ・水曜22時)★★ ←リタイア

 

出世欲ナシ!争いごとキライ!仕事もほどほどにやり過ごしていたごく平凡な社員が、ある日いきなり子会社の社長に大抜擢!?正反対の男たちに板挟みされながらも仕事に恋に奔走する、爽快お仕事エンターテインメント。

 

"ひょんな事から"展開、三角関係で繰り広げていく

恋愛&お仕事両立ドラマって感じですかね。

火10の新ドラマに岡田惠和先生のエッセンスが加わった代わりに、

今度はこっちが従来の火10ドラマっぽくなりそうな。

...って書いてたら、「恋つづ」の脚本家さんでしたか...私には合わなかったのでねぇ......(汗)

 

出演:高畑充希、志尊淳、松田翔太

脚本:渡邉真子(「表参道高校合唱部!」「プリティが多すぎる」「恋はつづくよどこまでも」)

演出:猪股隆一(「家売るオンナ シリーズ」「私たちはどうかしている」「コントが始まる」)

   狩山俊輔(「俺のスカート、どこ行った?」「知らなくていいコト」「恋です!」)他

音楽:河野伸 (「おっさんずラブ シリーズ」「俺の家の話」「正義の天秤」)

チーフプロデューサー :加藤正俊 (「偽装不倫」「白衣の戦士!」「ハコヅメ」「恋です!」)

プロデューサー:鈴木亜希乃(「君と世界が終わる日に シリーズ」「高嶺の花」「トップナイフ」)

        柳内久仁子(「家売るオンナ シリーズ」「ニッポンノワール」「未満警察」)

主題歌:ENHYPEN「Always」

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/muchaburi/

 

 

木曜日 

 

となりのチカラ(1/20・テレビ朝日・木曜21時)★★

 

思いやりと人間愛だけは人一倍、だけど何をしても中途半端で半人前な主人公が、同じマンションに住む住人たちの悩みを解決し、やがてそのマンションがひとつのコミュニティーとなって強い繋がりを持っていく様子を描く社会派ホームコメディー。

 

遊川脚本の作品は、基本的にはフォーマットは変わらないイメージ。

木10の新ドラマがあまり期待出来そうにないので、こちらだけでも面白ければ良いんですが、

ここ最近は強引に漂白させるラストが続くからなぁ...正直、食傷気味です。

ただ、松潤とのタッグには興味はあります。

 

出演:松本潤上戸彩小澤征悦映美くらら

脚本:遊川和彦 (「過保護のカホコ」「ハケン占い師アタル」「35歳の少女」)

演出:遊川和彦 (「遊川和彦への挑戦状 ※SP」「恋妻家宮本 ※映画」「ハケン占い師アタル」)他

音楽:平井真美子(「過保護のカホコ」「ハケン占い師アタル」「35歳の少女」)

ゼネラルプロデューサー:三輪祐見子(「おっさんずラブ シリーズ」「BG シリーズ」「消えた初恋」)

プロデューサー:秋山貴人 (「家政夫のミタゾノ シリーズ」「BG シリーズ」「先生を消す方程式」)

        松野千鶴子(「緊急取調室 シリーズ」「おっさんずラブ シリーズ」「にじいろカルテ」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/tonarinotikara/

 

 

ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇(1/6・フジテレビ・木曜22時)★★

 

大手出版社運営のニュースサイトがモチーフとなっている。思わぬ広がり方を見せる現代のネット社会において、メディアがどうあるべきか?そして、そこで働く者たちの仕事・生き方・恋愛を通して、新時代の"人と人とのつながり"をも描く、完全オリジナルの社会派"風"お仕事エンターテインメント。

 

本作に関しては懸念点がたくさんありますね。

出版業会を舞台にしておきながら、公式の概要では"お仕事"と"恋愛"を同列で扱っている上に、

「社会派"風"お仕事エンターテインメント」とうたっている事。

脚本家が弱過ぎる事。

そして、そもそもゴシップの題材自体がお腹いっぱいである事。

"風"だけに、"風"穴を開ける作品になってくれると良いんですが...

内容次第では、仕事も恋愛も配分なく盛り込んだ結果

何を描くドラマなのかが曖昧になった前作の簡易版になりそうです。

 

出演:黒木華溝端淳平野村周平野間口徹

脚本:関えり香(「ハロー張りネズミ」「後妻業」「ストロベリーナイト・サーガ」)

   橋本夏 (「おっさんのケーフェイ ※映画」「おしえて北斎!※アニメ」)

   青塚美穂(「伊藤くん A to E」「この恋あたためますか」「じゃない方の彼女」)

演出:石川淳一(「リーガルハイ シリーズ」「海月姫」「レンアイ漫画家」)

   木村真人(「絶対零度(2020)」「知ってるワイフ」「推しの王子様」)

   木下高男(「メゾン・ド・ポリス」「M 愛すべき人がいて」「彼女はキレイだった」)

   淵上正人(「新宿セブン」「デイジー・ラック」「レンアイ漫画家」)

音楽:得田真裕(「監察医 朝顔 シリーズ」「アンナチュラル」「#リモラブ」「ナイト・ドクター」)

編成企画:渡辺恒也 (「警視庁いきもの係」「海月姫」「ストロベリーナイト・サーガ」)

     髙木由佳 (作品不明)

プロデュース:芳川茜(「メゾン・ド・ポリス」「リカ」「彼女はキレイだった」)

主題歌:キタニタツヤ「」

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/gossip/index.html

 

 

金曜日 

 

しもべえ(1/7・NHK総合・金曜22時)★★★

 

突如、高校生・ユリナのスマホに現れたおじさん。彼女が何かに困っているたびに助けてくれる存在だったが、無言で現れ、すぐ去っていくので正体は不明...。そんな謎のおじさん・しもべえと、夢に向かって動き出すユリナの2人の姿を描いていく。

 

ストレートなコメディで行くのか。コメディと社会派の二面性で行くのか。

これは..初回を見てみないとよく分かりません(笑)

でも、安田顕さんの時点で、ある程度の面白さは確保されてそう。

 

出演:安田顕白石聖、金子大地、矢作穂香、内藤秀一郎、矢田亜希子

脚本:荒木哉仁 (「世にも奇妙な物語『タテモトマサコ』『配信者』『デジャヴ』※SP」)

   遠山絵梨香(「警視庁・捜査一課長2020 10話」「ハルとアオのお弁当箱」)

演出:山内大典 (「海月姫」「ストロベリーナイト・サーガ」「知ってるワイフ」)

   紙谷楓  (「海月姫」「血こなに手は抽選で」「竜の道」「彼女はキレイだった」)

音楽:大友良英  (「いだてん」「不要不急の銀河 ※SP」)

制作統括:谷口卓敬(「男の操」「デイジー・ラック」「決してマネしないでください。」)

     小林宙 (「家族ゲーム」「海月姫」「SUITS/スーツ1」「レンアイ漫画家」)

主題歌:「」

原作 :村田ひろゆき『しもべえ』

公式サイト:https://www.nhk.jp/p/ts/P84K566R3V/?cid=orjp-drama-lineup

 

 

妻、小学生になる。(1/21・TBS・金曜22時)★★★★

 

10年前に妻を亡くしてから生気のない日々を送っていた主人公の元に現れたのは、なんと小学生!元愛妻家の男と、外見は小学生の妻、そして大人になりきれない娘の、ちょっと変わった3人による家族再生の物語が始まる。

 

この手の設定だと、亡くなった奥さんor彼女がおじさんに生まれ変わる...

っていう作品はありましたね。で、今回は小学生。

原作もありますし、脚本家も個人的にツボな作品を生み出す方なので、安心感は強いです。

そして、疑似家族モノとか、ハートフルな世界観とか、

心の傷ついた主人公が徐々に前を向き始めるまでを描いた話とか、

今のところは好き要素が多そう...

お涙頂戴に寄らずに、純粋に"良い"作品であって欲しいですね。

 

出演:堤真一石田ゆり子蒔田彩珠、毎田暖乃 他

脚本:大島里美(「忘却のサチコ シリーズ」「凪のお暇」「おカネの切れ目が恋のはじまり」)

演出:坪井敏雄(「カルテット」「凪のお暇」「この恋あたためますか」「リコカツ」)

   山本剛義(「Nのために」「凪のお暇」「私の家政夫ナギサさん」「オー・マイ・ボス!」)

   大内舞子(「女はそれを許さない」「屋根裏の恋人」「この恋あたためますか」)

   加藤尚樹(「コウノドリ シリーズ」「あなたには帰る家がある」「MIU404」)

音楽:(「」「」「」)

プロデュース:中井芳彦(「義母と娘のブルース」「凪のお暇」「この恋あたためますか」)

主題歌:「」

原作 :村田椰融『妻、小学生になる。』

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/tsuma_sho_tbs/

 

 

愛しい嘘〜優しい闇〜(1/14・テレビ朝日・金曜23時15分)★★

 

懐かしい同級生に、初恋の人との再会...そんな胸躍る同窓会を夢見ていたが、出席者を待ち受けていたのは、胸をかきむしる"悲劇のはじまり"だったーー。回を重ねるごとに登場人物たちの化けの皮が剥がれ、状況の見え方すらも超高速展開で二転三転していく本格ラブサスペンス。

 

うーん...どことなく漂う"某有名Pの原案"臭...(滝汗)

原作があるとは言え、かつてこの枠で放送された「漂着者」で培ったノウハウを

テレ朝側が吸収して、今度はそれをアウトプットしたような

そんな作品になりそうな気がしております。

つまり、内容の充実度よりも、SNSでバズらせるのが最優先なんじゃないかってね...。

 

出演:波瑠、林遣都溝端淳平本仮屋ユイカ黒川智花松村沙友理

脚本:丑尾健太郎(「ブラックペアン」「ノーサイド・ゲーム」「半沢直樹(2021)」)

   神田優  (「ブラックペアン」「アライブ」「アリバイ崩し承ります」「漂着者」)

演出:樹下直美 (「未解決の女 シリーズ」「この声をきみに」「東京独身男子」)

   日暮謙  (「過保護のカホコ」「FINAL CUT」「あのときキスしておけば」「言霊荘」)

   木内健人 (「さくらの親子丼 シリーズ」「TWO WEEKS」「24 JAPAN」)

音楽:横山克  (「わろてんか」「トップナイフ」「ドリームチーム」「ネメシス」)

プロデューサー:大江達樹 (「ドクターX シリーズ」「スミカスミレ」「七人の秘書」)

        中込卓也 (「明日の君がもっと好き」「やすらぎの刻〜道」「モコミ」)

        山本嘉彦 (「時効警察はじめました」「泣くな研修医」)

        小路美智子(「先生を消す方程式。」「泣くな研修医」)

主題歌:「」

原作 :愛本みずほ『愛しい嘘 優しい闇』

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/itouso/

 

 

鉄オタ道子、2万キロ(1/7・テレビ東京・金曜24時12分)★★★

 

鉄道オタク歴10年の道子が、日本全国に散在するローカル駅を目指し旅に出る。それぞれの場所で生きる人々、景色や絶品グルメを堪能しながら本当の自分を探す、オムニバス形式の旅情ドラマ。

 

鉄オタというほどではないんですが、私も馴染みのない駅を探索したり

電車に乗ったりするのは好きなので(笑)

「こうなってるんだ〜」って楽しみつつ、見るつもりです。

 

出演:玉城ティナ栗原類、六角精児 他

脚本:竹村武司(「サ道 シリーズ」「山田孝之のカンヌ映画祭」「このマンガがすごい!」)

   たかせしゅうほう(「日本ボロ宿紀行」「ひねくれ女のボッチ飯」)

   鈴木史子(「片恋グルメ日記」「それでも愛を誓いますか?」)

   中村允俊(「SUITS/スーツ2」「JKからやり直すシルバープラン」)

   市川榮里(「ケータイ少女 〜恋の課外授業〜」)

監督:古澤健 (「朝が来る」「パーフェクトクライム」「お茶にごす。」)

   ヤング・ポール(「それでも僕は君が好き ※SP」「ゲキカラドウ」)

音楽:(「」「」「」)

プロデューサー:村田充範(「JKからやり直すシルバープラン」)

        山野和也(「聖アリス学園 シリーズ」「ケータイ少女 〜恋の課外授業〜」)

        涌田秀幸(「このマンガがすごい!」「荒ぶる季節の乙女どもよ。」)

OPテーマ:「」

EPデーマ:「」

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/tetsuotamichiko/

 

 

土曜日 

 

わげもん〜長崎通訳異聞〜(1/8・NHK総合・土曜21時)★★★

 

わげもんとは、和解(わげ)者=通訳者の事を指す。江戸時代に「西洋への窓口」として栄えてきた長崎が舞台となっており、そこに父の失踪の謎を追って江戸からやってきた青年・壮多が、オランダ通詞を目指しながらも、仲間と共に父の真実に挑んでいく。

 

「おかえりモネ」の"りょーちん"を好演した永瀬廉さんの主演作。

時代劇はあまり見慣れていなくて苦手寄りのジャンルではありますし、

通訳者のルーツを描くというよりかは、

最終的によくある"縦軸"を使った復讐モノに落ち着くのかな...?とも思いますが、

とりあえず見てみます。

 

出演:永瀬廉、小池徹平久保田紗友

作 :宮村優子(「花燃ゆ」「相棒 season14,15」「アシガール」)

演出:盆子原誠(「ごちそうさん」「とと姉ちゃん」「西郷どん」「おちょやん」)

   椰川善郎(「純と愛」「ゾンビが来たから人生見つめ直した件」「おちょやん」)

音楽:森悠也 (「ブラッククローバー」「ウルトラマンタイガ」「怪物事変」※全てアニメ)

制作統括:内田ゆき(「アシガール」「スカーレット」「六畳間のピアノマン」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.nhk.jp/p/ts/Y3V69G2P4K/?cid=orjp-drama-lineup

 

 

逃亡医F(1/15・日本テレビ・土曜22時)★

 

天才外科医がある日恋人殺しの濡れ衣を着せられる!?医師の手を必要とする人々を救いながらも、恋人の兄や国家権力など自身を脅かす追手から逃げ、真犯人を突き止め復讐するまでの物語を描く。

 

もうね..。公式の作品概要読んでるだけで、設定が盛り盛りなのが伝わってきて...

まだ始まってもないのに「作品の方向性が迷子になってない?

っていうか、主人公を医師設定にする必要あった??」ってツッコんじゃいそうです(苦笑)

この枠は定期的に大コケする上に、「あな番」の脚本家なので、全然期待はしておりません...。

 

出演:成田凌、森七菜、桐山照史前田敦子安田顕松岡昌宏

脚本:福原充則(「視覚探偵 日暮旅人」「ヒーローを作った男 ※SP」「あなたの番です」)

演出:佐藤東弥(「地味にスゴイ!」「サバイバル・ウェディング」「ハケンの品格(2020)」)

   大谷太郎(「ボイス 110緊急指令室 シリーズ」「ドロ刑」「未満警察」)他

音楽:今堀恒雄(「はじめの一歩 シリーズ ※アニメ」「脳男 ※映画」)

チーフプロデューサー :三上絵里子(「孤食ロボット」「きよしこ ※SP」「ボイスⅡ」「二月の勝者」)

統轄プロデューサー  :萩野哲弘 (「視覚探偵 日暮旅人」「イノセンス」「美食探偵 明智五郎」)

プロデューサー:藤村直人 (「HiGH&LOW シリーズ」「未満警察」)

        本多繁勝 (「これは経費で落ちません!」「美食探偵 明智五郎」)

主題歌:「」

原作:伊月慶悟 作画:佐藤マコト『逃亡医F』

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/toubouif/

 

 

鹿楓堂よついろ日和(1/15・テレビ朝日・土曜23時30分)★★

 

いろいろな悩みを抱え、ちょっぴり人生に傷ついたお客さんを、4人のイケメン着物男子が心地良い距離感とさりげないおもてなしで癒していく、おいしくて優しい"癒し系飯テロ"ドラマ。

 

4人のイケメン着物男子...で、公式サイトのページをもっと読み進んでいくと

「あなただけの"推し"を見つけて、癒やされてくださいね。」とも書かれてあるので、

乙女ゲー色が強い作品だったとしたら、私はお呼ばれはしてないんですけどね。

↑いやでも、枠名は「オシドラサタデー」だから...そんな事言っても...って感じかw

 

とりあえず、食べる事も、癒されるドラマも好きなので、

初回はチェックしてみようかな...くらいのレベルです。


出演:小瀧望葉山奨之大西流星、佐伯大地、白洲迅

脚本:泉澤陽子   (「お迎えデス。」「いつまでも白い羽根」「ギルティ」「リコカツ」)

監督:Yuki Saito(「おっさんずラブ シリーズ」「書けないッ!?」「あのときキスしておけば」)

   柴田啓佑 (「天 天和通りの快男児」「ミリオンジョー」「ゲキカラドウ」)

   佐藤恵梨子(作品不明)

音楽:未知瑠  (「ギヴン ※アニメ」「映画 賭ケグルイ(2021)」)

ゼネラルプロデューサー:三輪祐見子(「おっさんずラブ シリーズ」「書けないッ!?」「消えた初恋」)

プロデューサー:貴島彩理 (「おっさんずラブ シリーズ」「あのときキスしておけば」)

        都志修平 (「僕はどこから」「メンズ校」「DIVE!!」)

        新野安行 (「鈍色の箱の中で」「劇場 ※映画」「家裁の人 ※SP」)

        疋田理紗 (「鈍色の箱の中で」「ハゲしわしわときどき恋 ※SP」)

主題歌:ジャニーズWEST「黎明」

原作 :清水ユウ『鹿楓堂よついろ日和

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/rokuhodo/

 

 

おいハンサム!!(1/8・フジテレビ・土曜23時40分)★★★

 

ランチの女王」のクリエイターが監修。3人娘の幸せを願い奮闘する父親が巻き起こす奇想天外な出来事にクスッと笑えて、ほっこりさせられて、思わずお腹が空いてしまうような...そんな全く新しいラブ&ファミリードラマが誕生!

 

ごく普通の昔ながらのホームドラマって感じはするんですけどね。

まぁ...吉田鋼太郎さんのハッチャけた演技は本当に面白いので(笑)

気軽に見ていこうと思います。

 

出演:吉田鋼太郎木南晴夏佐久間由衣、武田玲奈、MEGUMI

脚本・演出:山口雅俊(「闇金ウシジマくん シリーズ」「新しい王様 シリーズ」「ハケンの品格2」)

音楽:(「」「」「」)

エグゼクティブプロデューサー:宮川朋之(「三屋清左衛門残日録 シリーズ ※SP」「アイヌモシリ ※映画」)

プロデューサー:山口雅俊(「闇金ウシジマくん シリーズ」「ハケンの品格2」「恋はDeepに」)

        遠山圭介(「限界団地」「仮面同窓会」「その女、ジルバ」)

        塚田洋子(「山おんな壁おんな」「冬の日 ※SP」「小さな橋で ※SP」)

        藤井理子(作品不明)

        森正文 (作品不明)

主題歌:和田アキ子「YONA YONA DANCE」

原作 :伊藤理佐 『おいピータン!!』『おいおいピータン!』

         『渡る世間はオヤジばかり』『チューネン娘。』『あさって朝子さん』

公式サイト:https://www.tokai-tv.com/oihandsome/

 

 

日曜日 

 

DCU(1/16・TBS・日曜21時)★★

 

普通の捜査では困難な日本全国の河川や湖などあらゆる水中に潜り、隠された証拠を探し事件を解決する「DCU」の人々の物語。ルールを無視してでも必ず真実を突き詰めるまで諦めない主人公が、様々な難事件を解き、その裏に潜む悪に立ち向かっていく。

 

前クールの期待度で書いた「素材は良いのに味付けで台無し」通りの

出来になってしまった前作...からの次作。

というか、ここ最近はそういう作品が続く印象です。

ハリウッドの制作会社とタッグを組めば、そりゃあ演出は見応えあるんでしょうが...

結局また悪党を加えてくるとなると、

「TOKYO MER」と似たような仕上がりになるのかな?と思ってます。

 

出演:阿部寛横浜流星中村アン、山崎育三郎、趣里

脚本:(「」「」「」)

演出:(「」「」「」)

   (「」「」「」)

音楽:(「」「」「」)

プロデューサー:伊與田英徳(「半沢直樹 シリーズ」「陸王」「ノーサイド・ゲーム」)

        関川友理 (「SAKURA〜事件を聞く女〜」「ドロ刑」「神ちゅーんず」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/DCU_japan/

 

 

真犯人フラグ(日本テレビ・日曜22時30分)現在放送中

 

 

まとめ

 

期待度ランキングをTOP5で付けるならば...

1位 妻、小学生になる。(TBS・金10)

2位 恋せぬふたり(NHK総合・月10)

3位 ドクターホワイト(フジ・月10)

4位 ミステリと言う勿れ(フジ・月9)

5位 しもべえ(NHK総合・金10)

といった感じ。

 

ここからは、ドラマのラインナップを見ての超個人的な所感をつらつらと...。

 

1クールに最低1作品あると言っても過言ではない医療ドラマ

 

まぁ、これは主に月9に多いんですけど(笑)

医療器具は使い回せるし、活躍するのは基本的に病院内だから

場所を押さえる事さえすれば他のロケ代は節約できるだろうし、成功例もあるし、

あとは生きる上で一番身近な題材だし...って事で生み出しやすいんでしょう。

...っていう勝手な憶測は置いといて。

 

今期の場合は「ドクターホワイト」「逃亡医Fが医療モノに該当するものの、

片方はミステリー、片方は逃亡劇と、ジャンルの違った要素を組み込ませて

既視感をなくしたドラマに仕立てようとしている感じですね。

月9もミステリーで被ってるやん...とは言わないでおこうw

 

これが吉と出るか、凶と出るか。そこも注目ポイントです。

 

日テレのドラマ大丈夫!?問題←個人の意見です

 

世間で好評だったのも含めれば、

去年は「コントが始まる」「ハコヅメ」「恋です!」「二月の勝者」と良作を何作も生み出し、

「日テレだから」というイメージを変える事に成功した日テレドラマ(あくまでも印象)。

私自身もよっと考えを改めるくらいでしたが...

今期のプライム帯ドラマ3本に関しては、今の所どれも惹かれないんですよねぇ...残念ながら。

 

余計なお世話なのは重々承知ですが、いい意味で期待を裏切ってくれる出来じゃないと

水10と土10はリタイアしてしまいそう。

(日10はあの...キャストの都合で切れないんです...orz)

特に土10は不安でしかない。

 

いつものごとく、月曜日に書くドラマは1本に絞ります

 

前々から訪問して下さっている読者さんならご存知の方もいると思いますが、

月曜日は深夜から大好きな某バラエティ番組(夜〇〇〇)を見ている都合で

月9か月10のどちらかしか書けません。

(ちなみに、「よるドラ」枠のドラマは録画視聴なので、ここの対象には含みません。)

 

ですが...今期に限ってはどちらも面白そうなのが困り所(笑)

どれを視聴継続して、どれをリタイアするか...で様子見して、

リタイアするのが火10か水10だった場合は

そこに月曜のどっちかのドラマ感想をスライドさせようかなぁと考えております。

あとは...土曜日かな?遅くはなってしまうけれども。

 

冬季オリンピック」が作品のクオリティを左右する?

 

これは憶測of憶測なので、軽く読み流して下さい。

実際に、去年の夏クールは、一部良い作品はあったものの

あまり気乗りしない微妙な作品ばかりだった記憶があるので...(汗)

杞憂に終わってくれる事を願ってます。

 

***

 

感想は初回のみにする予定の作品も何作がありますが、また余裕があれば

前期のように「雑感集」としていくつかの感想をちょこっとずつまとめた記事を

上げるつもりです。

ただ、前期は2回やって終わったので...(苦笑)これもあくまでも"予定"です。

 

そして、新年を節目にいろいろとフォーマットを改造してみたのですが、

いかがだったでしょうか?

特定の曜日のドラマだけをチェックしたいという方にとっては

指やマウスのスクロールで動かしての確認しか出来ないので、

不便だったのではないかな〜と感じたのがきっかけで、手探りでいじってみました。

tableタグは普段全然触れないもので忘れてて、表を作るのにかなり苦戦しました(笑)

見づらい!分かりづらい!など、何かご不便な点がありましたら

教えていただけると幸いです。

 

ではでは、個人的ヒット作が出て来れば良いなぁと願いつつ...

冬クールのドラマを楽しみに待ちましょう(´∀`)

 

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SUPER RICH 11話(最終回) 感想|よく分からんドラマだった…で終わる残念感

 

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初回からずっとだったんですけど…

本作って、"目を引かせる展開"をいろんなパターンで作っては見せてきて、

それなりに工夫はしていたんですよね。今思い返してみれば。

アバンで起こった出来事を種明かししていく流れとか、恋愛のいざこざとか、

頻繁な時間経過とか、裏切り者探しとか、

あとは…2人で食べる素朴なご飯の美味しそうな演出とか。

それらが面白さに繋がったかどうかは別として、

作り手側も、お堅いビジネスドラマではなく、

「エンタメ作品に仕上げている」つもりで制作に携わっているのは

何となく伝わってはいたんです。

ただ、そういった事情を踏まえても、

私が本作を"雑"だと捉える理由は…全てが空回りで終わってしまった事。

これに尽きると思っています。

 

空回りになってしまった原因は2つあります。

スリースターブックスの描写の曖昧さと、会社&登場人物の魅力の感じ取れなさ…です。

 

まず、前者を具体的に書くとするならば…

最終回で今更「こんなに社員いたの!?」と思うくらいには、

社員たちの仕事ぶりが最後まで全然見えてこなかったんですよね。

なぜそうまでして会社を守っていきたいのか、

会社を築き上げていくまでにはどんなストーリーがあったのかも分からない。

会社についての設定描写が不足しているから、

当然、復活の兆しを見せ始めるまでの過程が不明瞭に感じてしまうのも無理ない訳で、

毎回各々が騒ぎを起こしている割には「どうして追い込まれているのか」という

"その時の状態"が伝わってこないのです。(伝わったとしても個人の話ばっかりだったし…)

本来は、会社を復活させるまでの成功譚を主軸にした話なはずだったんですけどね…。

盛り上がりに欠けたのは、そこの描写の物足りなさにあったでしょう。

 

そして、後者の「会社&登場人物の魅力の感じ取れなさ」。

突飛な時間経過で、「SUPER RICHも1人の繊細な人間」で見せていくのも

悪くはないかもしれません。

けれども、主人公の波瀾万丈を描く物語であれば、

"社長・氷河衛"と彼女を慕っている社員たちの個性、初期設定で、

早い段階で視聴者の心を掴んで初めて

「この人を、この人の経営している会社を応援してみよう」という

気持ちにさせるような描写をすべきだったと思います。

本作の場合、キャスティングの話題性と役者さんの魅力だけで

引っ張ってきた印象が強かったので…本当に勿体なかったです。

 

恋愛要素を強調した数々の無駄なエピソードをカットして、

最終回で急に前面に出してきた"スリースターブックスの危機"を

今までの話にも反映させていたら…とも思わずにはいられない作品でした。

「お金は可能性です。それを使って何かを出来る可能性があるって事なんです。」

という初回の台詞にも興味は惹かれたし、

やり方次第では斬新な面白さが残る作品になっただろうに。

ビジネス用語を言いたいだけ言って終わった…で幕を閉じてしまったのは

何とも残念な限りです。

 

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婚姻届に判を捺しただけですが 10話(最終回) 雑感|結婚しても拗れそうな気しかしない。

 

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ながら見してた時もありましたけど、やっと終わったか……というのが率直な感想。

坂口健太郎さん目当てによく完走出来たと自分でも思いますw

宇宙人並みに意思疎通がとれない百瀬(坂口健太郎)と、

ただひたすら面倒臭い明葉(清野菜名)による

コミュニケーションすれ違い劇を延々と見せられてきた印象が強く残る作品でした。

もう少し噛み砕いて書くとするなら…仲直りするまでの"繋ぎ"として、

美晴のドッペルゲンガーだとか、

前回の偶然会った審査員に土下座して心を入れ替えてもらうだとか、

キスで強引にロマンチックな雰囲気にしようとする所だとか。

ドラマの世界でしか成立し得ない非現実かつ予定調和な展開を盛り込む形で、

1つの"モヤモヤ"をまるまる1時間引っ張るという

ワンパターンな話が多かったと表現した方が分かりやすいのかな。

 

「2人が両思いになってから」の話を本当にやりたかったんだとしたら、

今回の内容だって本来は6,7話辺りが妥当なのに…。

少し拗れたと思ったらすぐに意見共有する

「着飾る恋」の2人の清々しさに懐かしささえ感じました(苦笑)

最終回になっても、百瀬は自分で何でもかんでも決めちゃうし、

明葉は仕事面で、あの先生に見放された時と同じ上の空状態になっているし。

何度も何度も目の前の試練(?)を乗り越えてきた割には

2人の人間的な成長が実感しづらかったのも、

好意を持って見られなかった原因の1つかもしれません。

 

急な"結婚観"もなぁ…「いろんな夫婦の形があって良い」なんてモノローグで

良い感じにまとめて、何の脈絡もなくいろんな登場人物をバタバタとくっつけて

カップル成立を匂わせる終盤のくだりをやるくらいだったら、

2人の描写に時間を割いて欲しかったですね。

さっきまで「勝手に決めるな!」って言ってた人が、

「また判を捺してみたら良いんじゃないですか?」って軽く受け流しているのも

考えが変わり過ぎていて違和感があるし。

あいみょんさんの主題歌とイルミネーションの力でもカバーし切れないでしょ…あれは(汗)

っていうか、「感動のフィナーレ」の舞台が

住宅街に飾ってある木というショボさもねぇ。

まぁ、2人が過ごした思い出の場所だと考えたら良いとしても…

ライトアップされたタイミングが、まるで空気を読んでくれていたかのようで

何だか可笑しかったのは私だけでしょうか(笑)

 

うーん、リタイアもいくつかしているからあまり説得力はないだろうし、

良さげな作品もありましたが、

この枠の作品を見ていて思うのは、もうネタ切れなんじゃないかなぁって。

「ラブコメ+お仕事パート」のフォーマット、

話題に上がりやすいキャスティングだけで押し通していくには、その2つに縛られ過ぎていて

ここ最近は雑な仕上がりになっている気がしてなりません。

こうなってしまった発端は恐らく「恋つづ」のヒットにあると考えています。

この枠で再び面白い作品が生まれるには、

その作品がヒットしたから設定や展開もそれに倣おう…という

呪縛から逃れるしかないんでしょうね。

 

さて、来期の作品はその兆しとなるのかどうか。

初回も始まっていない段階なので何とも言えませんが、

今の所は、火10枠らしいライトな雰囲気と、岡田脚本らしいキャラ造形と作風で

半分ずつ良いとこどりしているな〜という印象はあります。

火曜日はもう1本しかドラマがないので…面白くなって下さい!頼みます!!(切実)

 

↓1〜3話の感想はこちら↓

kimama-freedays.ddns.net

 

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アバランチ 10話(最終回) 感想|皆の心にアバランチがいるかもしれない…で完結。

 

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監督が監督だけに、映画でも作れそうな匂わせシーン満載だったけれども…

それと同時に、「何かを信じ続ける事が、世間を動かすきっかけになるかもしれない」という

本作らしい着地点に落ち着いた最終回でもありましたね。

 

本作の登場人物の場合、「〇〇なら大丈夫だと信じたい」

「些細な日常が続く事を信じたい」「国民の声を信じたい」などと、

今まで培ってきた関係性や自身の意思、誰かを信じる(尊重する)事で

目の前の試練を一歩ずつ乗り越えてきたし。

私たち視聴者の場合、「桐島が実は良い人だと信じたい」

「記者が動いてくれると信じたい」「総理が助けてくれると信じたい」などと

アバランチに接近する人々の動向をポジティブに捉えては、

最終的にそれが実現された事に喜びと爽快感を見出してきた。

 

もちろん、打本(田中要次)が退場してしまったように

信じる事で"必ず"全ての物事が良い方向に転がるとは限らないし、

生配信を見るSNSユーザーのくだりも含めたら…

巨悪である大山(渡部篤郎)を制裁して勧善懲悪エンドでも、全員無事に生き残ってハッピーエンドでもない

中間の終わり方になったのは、本作にとって相応しかったんじゃないかと思います。

 

ただ、「信じる」をメッセージとして残すんだったら、

これまでのSNSユーザーの描写が安直過ぎたのではないかな〜と感じたのも事実。

情報を鵜呑みにしない立場に記者はいたけれども、

一般人の方で異論を唱える呟きを見かけなかったのは…。

少なからず、膨大なツイートの中に紛れさせて、1つの呟きに複数のユーザーが反応して

盛り上がっているカットがあるだけでも十分だったんですけどね。

個人的に前半の制裁パートがイマイチしっくり来なかったのはそこにあって、

羽生(綾野剛)が指名手配犯になったら誹謗中傷の嵐になるわ、

逆に正義のヒーローになったら感謝するわ、崇拝に近い呟きを残すわで、

果たして国民の声をそんなに極端に偏らせる必要はあったのか?は気になりました。

 

あと、信じる関連で言えば…藤田(駿河太郎)が大山側に就く意図もよく分からなかったかなぁ。

3年前の偽装テロが、当時大山(渡部篤郎)の指示の上で

実行されたものだったのにはガックリ(これは主に藤田に対して)。

前回の感想でも書いた通り、大山の内情を探るためにスパイとして接近しているのかと思ったら

そんな訳でもなさそうだったし、ラストも何をしているのか不明瞭で終わったし…

感情の赴くままに動く羽生と対比するために登場させたにしても、

彼を上手く扱えないまま、中途半端に終わってしまった感は否めません。

 

そういう事で、"本作らしさ"を考えたら上手くまとまった印象はあるものの、

スッキリはしなかった…というのが

最終回を見終えた率直な感想ですかね(笑)

 

相変わらず過去のエピソードを ほぼそのまま流しているのを繋ぎ合わせたみたいな

某特別編で1時間割くくらいだったら、←また言うでないw

本作を2時間にしてもうちょっと"その後"を見せて欲しかったな〜という気持ちは変わらず。

でも、大山の静かなぐぬぬ顔を堪能したり、

制限付きのアクションシーンでドキドキさせられたりで、

最終回まで緊張感を保ちながら見られたのは良かったです。

あのOP映像が見られないのも寂しくなりますなぁ…。

 

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二月の勝者−絶対合格の教室− 10話(最終回) 感想|二月の勝者となった子供たち

 

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昨日の某作品では、全ての事の発端となった息子も、息子を擁護し続ける父も

憎い気持ちが一貫して変わらないまま見終えたように、

本作も、灰谷加藤シゲアキがいなければ

もっと生徒と講師の関係性を深堀り出来たかもしれない…

そんな勿体なさは終始残りました。

 

桜花ゼミナールには黒木(柳楽優弥)だけでなく、自分なりの考えを持って、

自分なりのやり方で子供たちと向き合う十人十色の講師がいるのだから。

今回の 志望校に出向いて見送るシーンを見る限り、

例えば、灰谷が 黒木がルトワックを辞めた真相を追究するために

邪魔してくるくだりを一切なくす代わりに、

まるまる1話分を橘(池田鉄洋)先生回や桂(瀧内公美)先生回として使って

「どの先生も子供たちの未来を見据えた上で受験をサポートしているのだ」といった

桜花全体の奥行きを描く形で、物語を盛り上げられた事だって出来たと思うのです。

終盤の佐倉(井上真央)のモノローグにあった

「子供たちの事を想うたくさんの人たちと出会い」の最後の回想に灰谷が映るのも、

子供たちよりも黒木の事を想ってたよね??っていう違和感が残るし。

黒木が講師をしていく上で感じてきた苦しみは、

新人が故に塾や彼の事情にズカズカと踏み込んでいけて、

教師時代に"生徒の未来を奪ってしまった"点で同じ気持ちを分かち合える佐倉がいれば十分だし。

過去の因縁…みたいな縦軸は、果たして描く"べき"ものだったのかどうかは疑問です。

 

また、これはベタな学園ドラマ寄りにはなってしまいますが、思いつきで書くとすると、

黒木が灰谷に言っていた「子供たちから学んだ事」も、

塾の卒業式で教壇に立って、メッセージとして届けた展開にした方が

より集大成らしくなったんじゃないかなぁ…なんて。

子供たちの顔や表情を一瞬一瞬思い出すほど愛を注いできて、

そんな自分が子供たちのためにやってきた事が本当に正しかったのかと

独り怯える黒木の人となりが心に響いたので、使い方次第ではもっと活かせたのかもしれません。

 

…って、灰谷の存在意義1点でここまで長々と書いてしまいましたが(汗)

それだけ惜しかったって事です。

しかし、受験は受験でも中学受験を取り扱う本作は、

「"自慢の我が子"にするために親が子供に中学受験をさせる」という

漠然とした偏見を持っていた私の視野を広げてくれた

貴重な作品だったのには変わりありません。

子供が受験を決意するまで、志望校を決めるまでの1つ1つの過程には、

親父に打ち勝ちたいとか、自分自身を奮い立たせてくれた友達と一緒の中学に行きたいとか、

自分の可能性を広げたいとか、

それぞれが家庭環境や人間関係を通して得た"強い意志"が含まれている事。

そして、それを1話完結型ベースで1人の子供を取り上げていく形で

様々な"ドラマ"を見せてくれた、思わず応援してしまいたくなるような熱さのある作品でした。

 

あとは、キャラクター自体の話になりますが…

合格発表ページを開くのを少し早とちりしたり、部屋で1人ヨッシャー!!って叫んだり、

八重歯が見えたりした所も、

黒木が好きで、最終回まで見てきた視聴者の特権っぽさが感じられて良かったです(笑)

切れ長の目でクールな顔つきをした柳楽さんが、

思いっきり笑顔を浮かべると八重歯が見えるというギャップ…

そういう意味でも、ザ・フィクションな黒木にぴったりでしたね。

物語の展開で言えば、最初は冷たくて怖い主人公が回を重ねるごとに優しさを見せる…

なんていう、受け取り側に変化を感じさせる描写は王道ですが、

"弱さ"を描く事で変に湿っぽくもせず、

あくまでも異様なオーラをまとい、斬新な提案をする

彼の個性にブレがなかったのも好感が持てました。

 

タメになる部分もあるし、原作はどうなっているのか興味はあるし、

最近CMでよく流れる次作主演の「浅草キッド」もちょっと見てみたくなっているし…

いろいろと興味を惹かせてくれる、良い出会いだったと思います。

 

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最愛 10話(最終回) 感想|最愛の人を想って姿を消すのもまた最愛

 

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なるほど、なるほど…そうまとめてきたか…な最終回でした。

最終回を見終えた率直な印象を書くとするならば、

「お、おぉ…」が2割(初見時は3割)、満足感が8割といった所でしょうか。

 

まず、一応前提として書いておくと、全ての事件に関わっていた犯人が

加瀬(井浦新)だったのにはとても腑に落ちました。

共犯者もおらず、どれか1つの事件が違う犯人って訳でもなく、

全て1人で罪を背負っていた事にするとは

なんて設定なんだ!?と最初は呆然としてしまいましたが(もちろん驚きの意味で)、

パンドラの箱の中で眠っていた事件の一部始終を見ていくと、

不思議と、犯人は加瀬しか"あり得なかった"と思わされるのです。

それは、梨央(吉高由里子)や優(高橋文哉)を守るためだったらどんな手段を使ってでも動く…

言わば、"ライク"にも"ラブ"にも括れない、大切な妹や弟に向けた"家族愛"のような愛情が、

「ここまで献身的だと犯人じゃないのでは?」と一瞬錯覚するくらいには

ずっと描かれてきたから。

普通だったら、15年前の事件で死体を遺棄してしまった時点で

何事もなかったかのようにそばに付き添っていられる冷静さはなくなり、

怯んで逃げてしまいたくなるとも考えられるんですが。

そこは、まだ青かった弁護士時代に達雄(光石研)と出会い、

「私は家族の話をしている」の"家族"とはどんなものなのか?

法を犯してまで、自分の身を犠牲にしてまで庇おうとする動機はどこから来るのか?を知るために

彼=父親の目線に立って支え続ける道を選んだと思えば納得出来ます。

 

では、ここまで納得しておいて、

なぜ冒頭で「『お、おぉ…』が2割」という表記をしたかと言うと、

8話からの構成と加瀬の描写にあるんだと考えています。

最終回の前半、匂わせていた藤井(岡山天音)や大輝(松下洸平)が

事件に関わっていない事が早々に明かされ、

「じゃあやっぱり"あの人"なのか…?」と、真相を知りたいけど知りたくないような葛藤の中

残り30分をドキドキしながら見守る展開には確かに引き込まれましたが、

それと同時に、ちょっとした唐突感も覚えたのも事実で。

理由はいろいろあり、8,9話で2つの事件とはあまり関係のない

不正問題や寄付金詐欺のエピソードを膨らませたために、

加瀬から梨央への"最愛"の描写が薄れてしまった事。

9話終盤か最終回前半までで、事件に関わっていた事を匂わせる言動が盛り込まれなかった事。

そして、加瀬の生い立ちがほとんど明かされなかった事が大きいのかもしれません。

特に3つ目に関しては、回想をチラ見せするだけだったので、

親を幼い頃に亡くした時の心情や、親からの愛情を十分に受けられなかったが故の苦さ…

といった背景をもう少し掘り下げてみたら、

達雄と同じく事件を隠蔽し続ける形で支えようとした姿にも説得力が増したんだと思います。

 

「お、おぉ…」と感じた理由は以上で、今度は満足感について。

ハッピーエンドのようでハッピーエンドじゃない…という

"グレーゾーン"で完結させたのは、実に本作らしくて良かったです。

思えば、優の病気の設定や、15年経ってから梨央と大輝が

重要参考人と刑事として再会した関係性が効いていて。

学生時代の話が弾んで楽しそうにしていても、ようやく一緒にいられる事になっても

「この幸せは2つの事件によって再び壊されてしまうのではないか」という漠然とした不安が

常に隣り合わせにあり、それが物語の緊迫感や見応えを生み出していたと思うんです。

もう悲劇は起こって欲しくない…いつまでもこの状態が続けば良いのに…

事件の真相がはっきり明かされない中で描かれ続けた"ささやかな幸せ"。

最終回でも、墓参りの後に2人で手を繋いだ時に感じる温もりに

その"らしさ"が反映されていました。

視聴者の希望を叶えて、梨央に寄り添った全ての登場人物が幸せになるラスト、

逆に犯人が加瀬だと判明した時に、最愛の1人である梨央の幸せを願って自殺する

バッドエンドにも出来たかもしれませんが、

この良い意味で曖昧なラストが、本作の集大成としてはぴったりだったでしょう。

2人の前から離れるのも、ついでに言えば、優が「過去の記憶は戻らない」と言い切ったのも

また"最愛"とも言えますしね…。

視聴者に1人1人の言動の真意を汲み取らせて終わらせたのも印象的でした。

 

正直言って、最終回を見るまではあまり期待していませんでしたが、

あまり期待していなかった分、よくここまで上手くまとめられたなぁ…と驚かされました。

井浦新さんはこの手の重い過去を背負う役が似合い過ぎますね。

「Lemon」だけでなく「君に夢中」もすっかり井浦さんの曲に…(泣)

松下洸平さんは体全体を使って「視聴者に想像させる」ような

自然体な演技をされていたと思いますし、

何より、本作を見るまでは、

いわゆる「タラレバ」的なラフな女性のイメージが強かった吉高由里子さんが、

あそこまで"涙"を通して感情を魅せてくるとは…という新たな発見もありました。

本作に満足出来たのは脚本や演出の力もありますが、

この3人でなければ見え方が全然違っていたかもしれません。

 

「サスペンスラブストーリー」とはうたってはいるものの、

その中に含まれている"ラブ"には、共感してしまいたくなるものから

どうしたって同情出来ないものまで幅広い。それを覗き見るのも面白かったです。

物語の中に多様性を取り入れる傾向のある昨今のドラマラインナップを考えれば、

"現代だからこそ出来た"作品だとも思います。

 

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SUPER RICH 10話 感想|空がメインの話の方が良かったんでない?

 

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いやー…いつも以上に台詞を羅列してますなぁ。

仕事パートにしても、「今ある仕事を1つ1つ丁寧に取り組んでいきたい」という

今後の方針を示した割には、基本的に複数人で座ったり立ち止まったりしながら

会話しているだけの"静"のシーンばかりだからか、余計退屈に感じてしまいました。

下手したら眠気が襲ってくるくらいには(苦笑)

 

本作って、登場人物が描けているようで描けていないんですよね。

というか、それぞれにしかない個性の描き分けや役割分担が不明瞭って言った方が正しいのか。

例えば、衛(江口のりこ)の場合は百歩譲って、裏切り者を特定する時の様子や

同期や後輩から語られる回想を通して"世話焼き"だという事は何となく解釈出来るものの、

ここまで見ても、なぜ社長の座にまで上り詰められたのか、

どれだけ仕事が出来る人なのかがよく分からないし。

優(赤楚衛二)の場合は、以前の海外留学のくだりが端折られたのか一番大きくて、

"社長が可愛がっている旦那だから"順調に出世しているとしか思えない。

そして、何度も言いますが、長年の付き合いである

今吉(中村ゆり)や鮫島(菅野莉央)との間にある

培ってきた信頼感とやらがイマイチ伝わらないから、

インターンのリリカ(志田未来)も含めて女子会をしているシーンが

まるでみんな"ただの部下"で、極端に言ってしまえば"モブキャラ"にも見えてしまう不思議。

登場人物1人1人に魅力を感じられないから、物語にも魅力を感じづらい。

それが結果的に「台詞を羅列しているだけ」という印象を強めてしまうのだと思います。

 

そして、困ったのは…セミファイナルになっても

柄や色味バラバラの布切れを繋ぎ合わせた

パッチワーク風群像劇みたいな作りを押し通している事。

話が1時間内で全然まとまっていないんですよね。

恋愛、仕事、デイトレーダー、裁判、ハゲタカ…

何が主体?どこが一番の注目ポイント?などと困惑しながら見終えました。

まっ、迷走しているのは今に始まった事ではないですが。

 

衛の病気のくだりも意味不明で…確か脳梗塞手前でしたよね?

1年後では既にケロっとした状態でしたし、

血圧が上がると病気が悪化する設定を無視して全力疾走させるくらいだったら

盛り込む必要はなかったんじゃないでしょうか。

で、恋愛や病気と、仕事以外の事に向き合っている衛の代わりに

躍進しそうな空(町田啓太)の件は…

ごく平凡な家庭で幸せに育った彼が、社会に出て待ち受けていたのは、

死を覚悟するほどのパワハラだった…という生い立ちから考えるに、

彼がCEOになるまでのサクセスストーリーで見せていった方が

"SUPER RICH"感も出て面白くなった気がしてなりませんね。

 

 

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恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜 10話(最終回) 感想|2人を描く時間が足りてない気がした最終回

 

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※結論から言ってしまうと、褒めた感想にはなっておりません。

でもそれは、今までの回の感想を読んだ方なら分かっていただけると思いますが、

本作を好意的な目で見てきたからこその率直な内容です。

この前書きを読んでいただいた上で、大丈夫だよ!という方がいて下さったら嬉しいです。

そして、自己責任でよろしくお願いいたしますm(_ _)m

 

九州での経営の撤退に伴って森生(杉野遥亮)も退職→ニートになるって、

ユキコ(杉咲花)の顔を見に行く口実作りにしても強引では!?wと思ったけど、

まぁそれは置いといて。

最終回は…ざっくり言ってしまえば"多様性"でまとまりましたね。

自分のやりたい事を諦めずにやってみる。大切な人の人生に寄り添ってみる大切さ。

良くも悪くも普通の物語に落ち着いた感じです。

 

なぜ「普通の物語」という表現をしたのか?は、

前回まで散々掻き回すだけ消えていった緋山(小関裕太)の存在と、

獅子王鈴木伸之)の同性愛という設定の広げ方にあります。

特に後者の事について触れるなら…私は以前、5話の感想の終盤でこのような言及をしていました。

ただ、1つだけ不安になったのが、獅子王が森生に特別な感情を抱えている事について。

うーん…確かに"多様性の尊重"と言えば悪くないんですが、

そこに踏み込んでいくとなると、ちょっと次元が違ってくるし、

ユキコと森生の"自分は普通じゃないと感じる部分を普通に思わせてくれる"

2人の関係の変化を描くという主題が薄まってしまうような…?

過去にもこういった不安要素は、ハチ子(生見愛瑠)の嫌がらせを匂わせるオチや、

イズミ(奈緒)の偏見の描写にもあって。

それでも結局はズルズルと引き延ばす事なく、弱視を露骨に"かわいそう"演出するでもなく、

次回の前半部分(あるいは物語の前半の段階)でさっぱり解決してくれる所に

本作への信頼を寄せていたので、

獅子王の設定もそんなに不安に感じる必要はないだろうと思い

最後まで触れずにいたんですが…

ここまで見てきて、「ああ、やっぱりそうなっちゃったか」という

残念感は残ってしまいました。

 

ぶっちゃけ、本作のテーマである「普通じゃないを普通に変えてくれる」は、

ユキコと森生、空(田辺桃子)と青野(細野佳央太)の関係性、

あとは+α程度にハチ子とイズミの偏見を描く"まで"で成立出来ていたんじゃないかと思います。

こういう表現は失礼にはなってしまうのですが、

障がい者が目には見えない苦しみを抱えているように、健常者も同じような苦しみを抱えている

(だから健常者が不自由なく生活を送れているとは限らない)という部分を掘り下げるなら、

「顔の傷のせいで本来の自分を見てもらえない」「子供の頃にクリスマスの日に捨てられた」

経験をした森生がいるし。

ハチ子とイズミも含めたら、"今"のユキコとどう向き合って行けば良いのかと

悩める所が共通しているから。

そして、ここ最近で最も本作らしさが滲み出ていたのは

青野と空のエピソードだったのは言わずもがな。

 

もちろん、本作の登場人物はみんな大好きだから、

"登場人物を応援する目線"で見たら、ユキコを過保護な親のように面倒を見る事だけに

囚われていたイズミがああして解放されて、新たな恋にウキウキするまで変われたのは

純粋に良かったと思えるし、獅子王の人に対して真っ直ぐな性格は尊重したくなりますが…

"1つの作品"として客観的に見たら、獅子王の同性愛の設定と、

三角関係で揺れ動くイズミの心情描写は掘り下げる必要があったのかどうかは疑問。

もっと必要なかったのは、元彼・緋山の出番で…

8話であった、障がい者には優しくするフリして不良には差別する

謎の線引きの意図も明かされなければ、最終回で全く現れなかったのを考えると、

最初からいなくても良かったのでは?としか思えませんでした。

 

緋山を中心にベタなラブコメあるある展開に寄せていったり、

中盤での獅子王とイズミのエピソードにじっくり尺を割いたりするくらいだったら、

大切な人がいない新生活を送っていたユキコと森生の"1年間"の様子を描くなり、

調理専門学校に通うオチで終わらせずに

キッチンカーで商売繁盛するまでの紆余曲折を描くなりして

もっと2人の幸せな日常を見せて欲しかったというのが本音です。

最終的に「俺のやりたい事って、ユキコさんと一緒にやる事なんで」

「私は…黒川といる時が一番楽しくて、世界が広がる」という結論に落とし込むのであれば、

お互い離れ離れの場所で活躍して、ある程度順調に仕事は出来ているものの、

「あの人がいたら…」といったどことなく感じる物足りなさや心細さを描写した上で…だったら、

この台詞自体により胸を熱くさせられたのかもしれません。

 

という訳で、個人的には消化不良な最終回でした…。

本当は「ハッピーエンドで終わって良かった!」って

心の底から喜んで終わりたかったんですけどね…(泣)

今期のドラマの中でも1,2を争うほど好きな作品だったからこそ

終盤以降の展開には勿体なさが残りますし、

民放での放送じゃなければ他の要素も盛り込んでラブコメ路線に偏る事も

なかったのかな?とすら思いました。

 

ただ、初回から「これは良い意味で期待を裏切ってきたぞ!」という可能性を感じて

好意的に見てきた気持ちは忘れないでいたいので、6話までは心に閉まっておくつもりです。

あるあるエピソードから、言及されるまで気づかなかったエピソードまで、

考えさせられる機会を作ってくださり、ありがとうございました。

消化不良で終わった分…その後=SPでの続編をお待ちしております。

まぁ、この枠は反響が大きければ、放送する傾向にはあるんだけどもね。

 

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