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婚姻届に判を捺しただけですが 1話 感想|モモセとおもちだけが視聴目的になりそう

 

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初対面の母親に存在しない結婚報告をする菅波先生、こえーよ……

夜の公園で声かけるストーカー気質の菅波先生、こえーよ………………。

ああいかん、つい菅波先生と呼んでしまった……(汗)

だって基本的に性格のトーンは一緒なんですもん。どうしても重ねて見てしまいますよ。

早くても4月期ならキャラクターの名残が強く残らなかったんじゃなかろうか。

 

私が恋愛ドラマを見る基準が「主人公に共感出来るか」「2人を応援したくなるか」というのは

以前から口酸っぱく言い続けています。

それを考慮してみても、今回の展開はどうもついて行けない部分が多過ぎました。

ストーリーの根っこに「初対面の人と初日で結婚契約を結ぶ」という非現実な設定がある以上、

それ以外の設定はあくまでも現実に沿ったものにする事で

非現実だからこその面白さが際立つ…のが、この手の漫画チックな作品では理想的。

しかし、本作の場合、原作に沿っているのかは分かりませんが、

さっきの結婚報告もそうですし、短期間内で700万がどうしても必要だとか、

そのためにボーナスを数年分前借りしなきゃならないとか、

ソファー以外は何もかも売って節約して耐えようとする発想に至るだとか

(実家暮らしに変えたとて700万貯められる可能性はかなり低い)、

非現実な設定にさらに「そんなの日常生活で起こる訳ないでしょ」みたいな設定が

ポンポン盛り込まれていくので、自分のいる世界とはかけ離れたファンタジーのように思えて、

結婚を決めるまでの過程には共感はしづらかったです…。

 

明葉(清野菜名)が偽装結婚に対して疑心暗鬼のままでいてくれれば良かったんですが、

お金が欲しいなら結婚すれば良いじゃないか!という身売りに近い行為をし、開始37分で同居。

終盤には好きになりかけている素振りを見せる…と、

会って間もない男との共同生活を受け入れ始めているんだから怖い。

顔面が坂口健太郎さんだからじゃないのか??以外の説得力がない(苦笑)

リタイアした前作もそうでしたが…心情描写を掘り下げないまま

テンポ良く物語を展開していくのが、この枠の恋愛ドラマの良くない所ではありますね。

 

人の生活に干渉するなという条件にしたって。

百瀬(坂口健太郎)が目覚まし時計を何個もセットしてしつこく鳴らしている件は、

彼が朝に弱い体質でも朝支度のためにどうしても起きなければならない時間であって、

それで自発的に声をかけてあげるのは逆に優しさでルール違反にはならない気がするんですが…

彼から「毎朝起こしてください」「こんな夫婦だからこそお互いちゃんと主張し合って」と

ルールを指定してくるとなると、サービス料が発生してくるのでは?というモヤモヤも。

元々シェアハウスのつもりなんですよね?

なのに本来やる必要のない仕事を言い渡されるって…上手く言えませんが、

"百瀬って甘える所もあるんだ"みたいなほっこり話で解決して良いのか?とも思えてしまいました。

人の声で起きるのなら、兄の声を録音して、

それをアラームにセットすれば良いじゃない?という話でもある。

 

うーん…火曜日のドラマが1本になった事で、

火9枠の存在がいかにありがたかったかを思い知らされるとはなぁ。

元々火10枠は相性は合わず、リタイア率が高めなので、

火10枠のドラマが微妙なら切ってしまえば良いか〜!と潔く判断出来たけれども、

今後リタイアするとなると完全に暇になるので…(汗)

そして、坂口健太郎さんが出演されているなら見たいという気持ちにも駆られてしまい…(泣)

面白くなってくれる事を願うしかないですわ。

 

とは言え、ネガティブな感想が続いたら流石に感想の投稿は止めるつもりではあるので、

しばらくは様子見してみます。

 

 

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秋ドラマの雑感いろいろ①〜らせんの迷宮・群青領域 etc〜

 

こんばんは!りんころです。

え〜…タイトルの通り、いろんな秋ドラマの感想をまとめた記事になっております。

時間の都合で感想を書けずじまいになってしまった作品、

1つの記事にするほどでもない作品…

でも書き残しておきたい気持ちはちょっとある!という理由から

「秋ドラマの雑感いろいろ」を投稿させていただきました。

 

ただ、①と書いてありますが、投稿頻度は不定期ですm(_ _)m

2週間に1度かもしれませんし、1ヶ月に1度かもしれませんし、

下手したら今回で最後というのもあり得ます(笑)まっ…それはよしたいですけどね。

雑感というだけあって本当にざっくりとした短い感想ですので、

軽〜く読んでくださるとありがたいです。

 

ちなみに今回載せる作品の雑感はこちら(時系列)↓

※タイトルをクリックするとその感想のページに飛びます。

・お茶にごす。1話

・言霊荘 1話

・らせんの迷宮 1話

・群青領域 1話

・ラジエーションハウスⅡ 3話

上2つは既に2話が放送されておりますが、お許しを〜^^;

 

では行ってみましょう〜!

 

 

お茶にごす。1話(10/7放送分)

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放送当時はまだ「SUPER RICH」が始まらないのもあって暇で、

某ドラマのデスプリンスが記憶に新しい鈴木伸之さん主演というのも珍しい気がしたので、

軽い気持ちで初回を視聴。

 

当然、事前情報は入れておらず、どんな物語なのか分からず見ていたせいか、

学校内のシーンまでがちょっと滑っていた感じがしないでもないかなぁ…?

特に物語において関係の薄そうなサラリーマン?の長台詞のシーンは無駄に長くて、

これが福田監督や、最近であれば瑠東監督だったら

弾ける演出になったのではないかと思わずにはいられませんでした。

 

しかし、幼馴染と絡み出してからは主人公の不思議キャラが際立つようになり、

徐々に興味を持てるようにはなりましたね。

もうね…どこかの感想でも書きましたけど、「古見さん」の片居くんを見てから、

本人は心優しい性格なのになぜか周りから不気味がられているヤンキーを見ると

実際は不器用なだけなんだろうなぁ…と可愛く思えてしまうんですよ(笑)

デビルまーくんの「まーくん」呼びも可愛いわな。

 

まだまだこれからな気がしたので、

スルメ的な面白い作品になれば良いな〜という期待を込めて、様子見します。

 

 

言霊荘 1話(10/9放送分)

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「あな番」の二番煎じどころじゃないなぁ(汗)

怖くもないし、気味が悪い雰囲気が漂っている訳でもないし、変に軽い。

若い子向けなのかしら?と思えるほど。

 

軽いと感じる一番の理由って、多分、主人公の緊張感のなさにあるんですよねぇ。

反応…薄くない?凄い他人事に聞こえるんですけども??

入居する前の話が描かれて、

それで住人と交流をするようになって日が浅い印象を持ってしまった分、

さやかを助けるために言った言葉「藁にもすがる思いで」も

全然心に響きませんでしたとさ…(苦笑)

 

展開にしても、初回はお祓いを実行する流れまで進めず、

現実でもSNSでの誹謗中傷で自殺するケースがあるように、

「ポロっとこぼれてしまった言葉がそのまま実現する」恐ろしさをじっくり描いた方が

緊張感が増したんじゃないでしょうか。

 

これは…リタイアで良いかな^^; 備忘録のつもりで書いておきました。

 

 

らせんの迷宮〜DNA科学捜査〜 1話(10/15放送分)

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「げんきげんき!」する田中圭さん、可愛いな(笑)

安堂(安田顕)の役柄は暑苦しい部分が過剰に味付けされている感は否めませんが、

それはまぁ…神保(田中圭)のマイペースさと対比する意図があったって事で良いのかしらね。

でも、感情的な刑事でやりがちな、身勝手な行動で周りに迷惑かける

タイプの人ではなかったので、そこは好感が持てました。

 

縦軸もこれまたやりがちな"大切な家族を殺した犯人への復讐""○年の因縁"ではあったけれども…

なんと初回で解決するとは!(笑)いやぁ、潔かったですね。

早い段階で縦軸がある事を仄めかし、最終回に近づくにつれて

縦軸に最も関わりのある人の情報を得て行っては

その人に迫る=クライマックス というパターンに最近飽き飽きしていた分、

早めに終わらせてくれた所には、本作が最も伝えたいのはそこじゃない!という

意気込みを感じさせます。

 

個人的には、安堂よりも神保の方が大きな闇を抱えている感じはしますが、

ここも変に引っ張らず、サクッと解決してくれそう。

 

マイペースな神保の言動1つ1つに惹かれるし(ちょっとぽやぽやしてる人がタイプw)、

さっぱり顔の田中圭さんと昭和の親父顔(?)の安田顕さんの

違った系統の2人がコンビというのもやっぱり良いし、

DNAの豆知識は普通に面白い。

20時台は基本的にバタバタしていてリアタイが難しいので、録画でゆっくり見ます〜!

 

 

群青領域 1話(10/15放送分)

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バンドがモチーフ、スター同士の恋愛&破局

うーん…初回は、一昔前のありふれたラブストーリーという印象で見終えてしまったなぁ。

あと、想像していた通り、主人公をあえて外国人にする必要性がよく分からない。

 

日本でスターになる事に憧れを持っていたあの頃の自分。

夢を背負って、韓国から日本にやって来て音楽を始めたは良いものの、

やはり(人種差別的な意味合いで)周囲からの評価は厳しくて

自分の良さを見てくれる人はおらず、

唯一見てくれたのが陽樹(柿澤勇人)で、アイデンティティを確立するためにも

彼との恋愛は必然的なものだった…みたいな外国人ならではの心細さを描くから

「群青領域」だと思っていて。

ジュニ(シム・ウンギョン)の心情を深堀りする作品なのかと

期待している部分もあったんですが、そこはカットされるんですね。

 

SNSによる特定の容赦なさ、マスコミのしつこさ、

どこに行っても付きまとわられている感覚がする恐怖は確かに伝わりました。

ただ…このまま"一昔前のラブストーリー"作品止まりとなると…

視聴は良いかなぁと思ってしまいます。

裏のドラマがすこぶる良い出来だと、「この作品があれば十分」と満足してしまいまして。

(既に視聴済み。2話放送までに感想はあげます…!m(_ _)m)

街での様々な人との関わりが本番んな気はするので、もう1,2話様子見してみます。

 

 

ラジエーションハウスⅡ  3話(10/18放送分)

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おやおや??今回は今までの中、というかシーズン1も含めて最も良い話だったのでは?

冒頭で恋バナから始まった事から「またいつもの"ネタ"にして仕事パートが雑になるパターンか…」

という不安が過ぎっていましたけど、

その恋バナを延長線上に軒下(浜野謙太)の人柄も描き、

その人柄を通して、原因を見つけようとするために病気に向き合い、模索する

医者として真摯な姿が描かれていたお陰で、不快感を覚える事なく視聴出来ました。

 

あとは灰島(高嶋政宏)の出番がなかったのも大きい。

高嶋さんは決して悪くないんですが、

チームラジハと関わるたび嫌味を言い残して帰っていくし、

1人だけ"敵"みたいな異質な雰囲気を漂わせるから、

存続の件で揉め合う展開よりかはもっと今回のような"技師の活躍"を描いて欲しいと

思っていたんですよねぇ。

もう揉め合いはデイドクターで懲り懲りなので。本当に(笑)

 

ただ、丸井(温水洋一)のエピソードの方は霞んじゃったのが勿体ないなぁ。

「1話1患者」の形式にして初めて引き立つ話だったかもしれません。

色眼鏡以外で特に繋がりもなかったし…。

これは私の体調が原因でもあったのかもしれませんが、

黒いノートブックの件の次に銀歯の話が出てきて、

それがCM後で丸井の病気の原因だと分かった時に

プロットのぶつ切り感を感じさせましたもん。

 

「他人に好きな人取られそうなのになんでそんなに冷静でいられるんですか?」

みたいな質問に関しては、そりゃプロだからよ!

むしろ恋愛を仕事に持ち込む医者の方が怖いよ!wとツッコミを入れてしまったけれども、

今回の出来を考えれば、ご愛敬って事で良いか(笑)

 

 

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最愛 1話 感想|黒と赤をまとう姿は魔女のような美しさ

 

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「その人をいつ好きになったのか覚えていない」から始まるモノローグから漂ってくる、

まるで文学作品のプロローグ部分を読み進めているかのようなほろ苦さと哀愁よ…。

これは絶対面白いと確信出来るアバンは早々ない。

宇多田ヒカルさんの主題歌も、もう切なくなるに決まってるんだからズルい(笑)

これから主題歌が流れるたび、両想いだったはずなのに

ある日を境に物理的にも心理的にも離れ離れになってしまった過程を描いた

今回の内容を思い出しては泣くんだろうな…と思えるくらい、

掴みは抜群過ぎる初回でした。

 

以前金10枠で放送されていた「リバース」、

視聴者は口を揃えて面白いと言う「Nのために」は恥ずかしながら未視聴なもので、

個人的には、本作のような重ためラブサスペンスをこの枠で見る事に

新鮮な感覚を覚えましたね。

ロケーションは「テセウスの船」を彷彿とさせます。

(劇中の汁物も一瞬はっと汁に見えちゃった(笑))

あっちは雪山で、こっちは緑一面の田んぼ…

作品に引き込ませるためなら大自然も押さえちゃうTBSの"ガチ"さは半端ない。

白川郷も雪が積もった状態のをいつか見に行きたいなぁ…。寒いのは苦手ですがw

 

内容に関しても、恋人同士だった梨央(吉高由里子)と大輝(松下洸平)が

容疑者と刑事の真逆の関係になってしまうのは事前に分かりきっているし、

アバンの時点でもそういう方向性になる事を匂わせていたのに、

ラストまでの物語を進めていく中でいろんなからくりがあって、夢中で見てしまってました。

劇伴のメリハリが効いてますよねぇ。

笛の演奏でセンチメンタルな雰囲気を醸し続けていた分、

渡辺(朝井大智)の登場とともにかかる女性ボーカル付きの劇伴には、

梨央と同じように、これをただの日常の出来事で済ませてはならないような

異質な印象を受けましたもん。

風が吹いているのさえ不気味に映る。

あとはブラックボックスの演出もキレがあったなぁ。

あの日の事をなかった事にしたい…

再会してあまりの変貌に、仕事柄 動揺を隠したくても完全には隠しきれない…

そんな本能&心理状態の時に現れる謎の箱。

OPとラストで毎回この演出はやるでしょうから、

今後、物語の流れや心情描写とどう重ね合わせてくるのか、

ちょっと楽しみになっている自分がいます。

 

目覚めるとなぜか腕が血まみれになっていた梨央。

興奮すると記憶が飛ぶ弟。息を切らして帰ってくる父。

そして、15年経って…若い男性の登場。

私が考えている真相は多分、多くの視聴者と同じだと思うんですけど…

もっとそれ以上の衝撃が待っているのか。

それとも、あくまでも2人の関係の変化を描くのに特化した話なのか。

でも、どう転んでも、この初回がある限りは信頼出来そう。

 

ロングで赤リップ、黒い服をまとった梨央は魔女のよう。

肌が白くて、黒い服とコントラストが効いているから、よりそう見えます。

血のついた手で髪をかき上げる仕草も、妖しい美しさがありましたね…。

「危険なビーナス」の時よりも「危険なビーナス」かも?(笑)

 

 

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アバランチ 1話 感想|"俺たちのやり方"は生配信!

 

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体調が悪いので、初回ですが簡単感想で^^;

 

予告映像での映像美には惹かれる部分がありました。

でも、放送当日まで事前情報を意図的に隠すやり方…どっちに転ぶかなぁ…と

期待と不安半々の状態で見てみましたが…

うーん、「お前に明日は来ない@JOKER」系でも「必殺仕事人」系でもなく

「FINAL CUT」形式で行くんですね。

最近この手のドラマだと生配信で独白を公開されがちで真新しさはないし、

「雪崩」もその程度の意味だったのだと思うとちょっと拍子抜け。

最後は警察に任せている時点で雪崩ではないよなぁ。

ネットが盛んな今の時代、生配信されていないか警戒する人の方が多いだろうに…そこも疑問。

 

正義の制裁と言ってしまうのは別に良いけど、

羽生(綾野剛)にはあのキャラのまま無惨に人を殺しまくって欲しいし、

牧原(千葉雄大)にはあのキュートな声でゲラゲラ笑いながら人を殺しまくって欲しい。

もうグロテスクな制裁は、コンプライアンスに怯えて作られないものなんでしょうか。

どこの役者さんもイメージにぴったりな配役がされている上に、

影がありつつもシャブをやっているんじゃないかと思える軽さの

境界線が曖昧な綾野剛さんの演技が印象に残っただけに、

せめて、妙なマスクを被って標的を取り囲んで終わりではなく、

最後の制裁シーンはもっと各々のキャラを立てて欲しい欲が出てしまいました。

 

しかし、初回で全貌は明かされていないので、まだまだ判断はしづらいかなぁ…って感じですかね。

アバランチの目的=縦軸に説得力があって、興味の持てる内容だったら、

作品に対する印象は変わるのかもしれません。

(壁に写真を貼るくだりもベタなので…ただの復讐モノにならないと良いな)

 

OP映像は映画というより洋画の趣。

重たい映像にしっとりとした劇伴の組み合わせも素敵!

期待していたアクションシーンも、蹴る、叩く時の音の鈍さが強調されていて

メリハリが効いていて好きです。

 

視聴者を選びそうな「関テレ制作ドラマらしさ」に原点回帰したような満足感はあったので、

とりあえずは、演技と演出面で楽しめそうな気はしていますが…どうかな?

 

 

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日本沈没−希望のひと− 2話 感想|結局"日曜劇場テイスト"に逆戻りかな…

 

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うーん、やっぱり"そう"なっちゃうのかなぁ…という一抹の不安が過ぎった今回。

私は初回を見て、視聴者を選びそうな現実味のある物語でメッセージを訴えかける

本作の度胸の大きさに可能性を感じていたんですけど…

今回はやたら会議シーンや騙し合い展開が多くて、

ここ最近の日曜劇場のテイストに戻ってしまったような感覚を受けました。

ぐぬぬ」までは行かないまでも、悔しがる顔芸のアップも入れちゃうんだなぁ。

 

主人公が身の潔白を証明するために正義を貫いて悪事を暴くなんて、

下町ロケット」の裁判でも「半沢直樹」でも見ちゃってますしね。

内容自体も、自然の脅威よりも、政治の闇や離婚話、愛人説など

本筋とは関係ないエピソードを盛り込んでは話を引き延ばしている辺り、

原作は連ドラよりも3話分のSPドラマ&映画向きなのかな?という気がしています。

「今後の展開」…どんだけ先の話を見せたんだろうか。

2話になってもまだ関東が危険に"なりそう"止まりで変化はなかったので、

それだったら別の地域に逃げられる余裕はあるじゃないかと思ってしまいますし、

驚異のスピード(=ジェットコースターのような展開)で関東の崩壊が進み、

医療体制も上手くいかなくなって

いよいよパニック状況に陥った国民や官僚達がどう乗り越えていくのか…という話だと

予想していたんですけど、描く所は違うんでしょうかね?

 

他にも、1割だって結構危ないのに、

あの登場人物の多さで誰も危機感持って動いている人がいなかったり、

スロースリップの件に気づいているのにとぼけたフリしてたよね?と追及されている最中で

2人っきりで話す事が通用出来る環境だったり、

改ざんを計画したのは「田所が邪魔だったから」という半ば子供じみた理由だったりと

ツッコミどころも満載。

まぁでも…沈む予定の関東の地図がだんだん赤で侵食されていくシーンは

つい自分の居住地を探してしまう楽しさはあったので良いか(笑)←楽しむなw

 

 

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二月の勝者−絶対合格の教室− 1話 感想|もっと過激に出来そうな気がするな〜

 

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柳楽優弥さんの二次元キャラの再現度の高さ、凄いなぁ…というのが一番の収穫。

思えば、柳楽さんの出演作って2作品しか見ていないんですよね。だから新鮮に映ったのか。

原作は未読でも、ビジュアルをチラッと見た限りだと独特な髪型の印象が強かったですが、

彼の場合は黒目が小さいので、じっと睨まれた時の目力の方が勝ちます。

微妙にかっ開いている目の演技も、力は消耗するでしょうけど狂気じみていて良い。

上手いキャスティングしましたね。

 

内容自体は言うなれば、中学受験をテーマに、保護者や塾講師、生徒を巻き込み、

合格を勝ち取るためならどんな手段でも使う「スポ根学園ドラマ」ではあるけど、

一見"鬼校長"な主人公が、回を重ねるごとに子供達に優しさを見せていく

「ヒューマンドラマ」の面も持ち合わせている…

そんな二面性のある作品といった感じでしょうか。

 

受験パートの方はやっぱり同じ題材だけあって「ドラゴン桜」に近い。

「凡人こそ中学受験」は「バカとブスこそ東大に行け」と通ずるものがありますしね。

でも…異質な雰囲気の漂う主人公をトップに据えて周りをかき乱していく構図は、

水10枠のお仕事ドラマで多くの個性的なヒロインを生み出してきた

日テレならではの安定感が伺えますし、

一度聞いただけで耳に残る楽器を使った劇伴や主人公のキャラクターなんかは

個人的に「家族ゲーム」を彷彿とさせました。

 

テロップの演出も、黒木(柳楽優弥)の存在感の圧や

彼が発する言葉の異様さを可視化するのには最適で、

今後も今回くらい過剰にやってしまっても全然アリ。

何というか、それなりに良いとこ取りは出来ているから、

悪くない仕上がりにはなるんだと思います。

 

ただ、演者も演出も劇伴も良いし、アバンの掴みもOKなのに…

時間が経つにつれてパンチが足りなく感じてくるのはなぜなのか…?

それは「それなりに良いとこ取り」と書いたように、

いろんな作品を自然と思い浮かべたのが原因で

要所が"平均点"止まりで終わってしまっている気がして(おこがましくてすみません)、

もっと主人公のアクの強さを出して欲しい欲が出てきているっていうのもあると思うんですけど。

多分、取り扱うエピソードが、わざわざ中学受験にしなくても成立する

いたって普通の内容だったからなのが大きいんですよねぇ。

保護者の説得だけでなく、指導する姿も描かれたらまた違ってくるのかも。

 

まぁ、初回はどうしても初期設定の紹介に尺を割きがちですし、

原作は面白いという声もいただいているので、

次回以降はエピソード次第で化けるんじゃないかと期待しております。

とりあえず様子見!

 

 

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古見さんは、コミュ症です。6話 感想|きゅん!ほわ…の裏では戦力外通告

 

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んあぁ〜言葉の綾よ…………(泣)

今回のアバンのナレーションは状況説明でも人物紹介でもなく、

初っ端から、コミュニケーションを苦手とする人は、

なんであの時ああしたんだろうとなどと後々考えてモヤモヤする…といった

"コミュ症あるある"に触れた事に少し違う雰囲気を感じていたんだけども、

そっか〜…最後のもどかしさを演出するためだったんですなぁ。

 

実は、2話の感想で「想いを言葉にする事だけがコミュニケーションの理想形とは限らない」

と書いていたんですよね。

今回はまさしく、それが具現化してしまったような内容でした。

友達との関わりが増えるたびに成長していく古見さん(池田エライザ)。

前は緊張ですぐ切ってしまっていた電話も、

今では時間をかけながらでも想いを伝えられてようやく一歩前に踏み出せたのに…

コミュニケーションが苦手な故に言葉が足りなくて、

只野くん(増田貴久)に間違って伝わっているのが悲しい。

戦力外通告」というパワーワードが、2人の間のズレの大きさを物語っていてしんどい…(泣)

 

確かに「大丈夫です」って肯定にも否定にもどっちにも取れますもんねぇ。ニホンゴムズカシイ。

古見さんの性格を考えればそう言った意図は分かったけれども、

私が只野くんだったら、彼と同じ受け取り方をしていたかもしれない。

(「大丈夫です」…?って一瞬考えてしまっただけに)

ましてや電話はSNSと一緒で、相手の反応が分からない。

相手の顔が見えないから少し落ち着いて話せる利点はありますが、

直接会話出来ていたら、只野くんがその言葉をどう受け取ったのかも読み取れて、

大きな誤解を生む事にはならなかったんじゃないかなぁと思ってしまいます。

次回予告…私どこで間違えたんだろう?と苦しむ古見さんの姿が浮かぶだけに…

すれ違い展開は早めに解決してもらいたいです。

 

そして、話は変わって、新入生の成瀬くん(城田優)の登場。

完全に似ているとまでは行かないまでも、片居くんと同じ匂いがするのは気のせいでしょうか(笑)

彼も見た目は強烈だけど、心の中では色々考えを巡らせていて、でもそれが逆効果になって、

友達と仲良くなりたい気持ちはあって…

ピュアで不器用な男子高校生を城田優さんが演じるというアンバランスさが面白い。

唯一違うとしたら、ナルシストくらいかな。

 

しかし、そのナルシストな性格が効いた(?)のか、

文化祭の出し物を決めるシーンでの

只野くんと成瀬くんの「なんでもいいです」に対する解釈の違いが

はっきり分かれていた所も興味深く見られました。

只野くんは相手を尊重する事に重きを置くタイプ。

成瀬くんは古見さんにも「古見さんがどうしたいかじゃないの?」と言っていたように、

自分が自分らしくある事に重きを置くタイプ。

で、思うんですけど…「なんでもいいです」の意見が出た時に態度や声色が変わった成瀬くん…

過去に何か曖昧な表現で苦しめられた経験があったんじゃないですかね?

自分を認めてくれる友達はおらず、両親にも冷たくされて

居場所がなくなってしまった彼が、

アイデンティティと自尊心を築き上げるために今の姿に変貌したとか…

そのうち描かれそうな気はするんですけどねぇ。

でも、残り2話だから、あくまでも三角関係に集中するのかしら?

 

 

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SUPER RICH 1話 感想|言うほどスーパーリッチじゃなくない?

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なんだろうなぁ。悪くはない。

愛で絆されがちなこの手のドラマで「結局お金が一番だから」と言ってのける潔さは良かったし、

これから面白くなりそうな予感はさせました。

ただ、うーん…最後を除けば、全体的に掴みは弱かったのかなぁって気はします。

それは私が勝手に、公式サイトで記載されていた

「ジェットコースターのような波瀾万丈な半生を描く」部分に惹かれて

もっと高低差の激しいドラマチックな展開になるのだろうと

期待していたのもあったのかもしれないし。

そんな話だと事前に知っていただけに、悲劇が起こる約50分までが

人物紹介・状況説明に割き過ぎていて

少し中弛み気味に感じてしまったっていうのもあったのかもしれません。

 

でも、そこに尺を割く作りになっていた割には、

登場人物の奥行きやそれぞれの関係性がなんだか曖昧…?

はてなマークを2つ浮かべながら見ておりました。

 

まず、衛(江口のりこ)と社員との縦の繋がり。

細かい所まで気にし過ぎだとツッコまれそうですが、

衛を社員みんなして「衛」「衛さん」と

下の名前で呼んでいたのが気になったんですよね。

あれ?社長だったよね?と思って相関図を調べてみたらCEOで、

一番偉い役職に就いている事になる。

同じくCEOで、かつ創業当時からの同志である一ノ瀬(戸次重幸)が呼び捨てなのは分かるけど…

いくら同世代の社員がいようと、長い時間を共にしていようと、

会社としての立場を考えたら「社長」せめて「苗字+さん」呼びで接するのが一般的な訳で、

年下の社員にも下の名前呼びを許しているという事は、

それだけ衛が頼れる存在で、周りと壁を作らない性格なのだと考えられるでしょう。

 

しかし、実際に彼女を慕っている様子は表向きなものが多く、

彼女になぜ中堅どころの社員数人がついて行きたいのかの説得力が欠けていて、分かりづらい。

もっと言ってしまえば、「愛に飢えた」の最も対象となる存在であろう一ノ瀬との関わりも、

同志として信頼しきっていたり、身を任せたりする描写も薄かったので、

みんなが反対の意見を出す中、1人だけがなぜ彼を庇ってまで会社経営を維持したいのかにも

同情出来ませんでした…。

 

あとは「同じ所に立っている」という表現。

これ…会社のお金がなくなったのであって、自分のお金はなくなっていないんですよね?

自分の全財産を計算しているシーンはあれど、家を売ったと確信出来る決定的なシーンはないし、

すがるように銀行に融資を頼んでいたので、約8億円の返済方法をいろいろ模索しながら

考えている最中という事にもなる。

例えば、困った一ノ瀬が衛の通帳から勝手にお金を下ろしたりして、

家も人も貯金も何もかも失った…というどん底の設定なら分かるんですが…

まだ家を維持出来るほどのお金はあるだろうに、なぜお腹を空かせていて、

なぜ元々貧乏である優(赤楚衛二)と同等にいるという表現になるのかが理解出来ず。

36年間お金持ちの人生を歩んでいたから、プライベートは贅沢三昧してきたとか?

自分のお金を会社に全部つぎ込んだとか?

でも、そんな描写全然なかったじゃない?CFO最高財務責任者)だっているのにね。

 

うーん…主人公の設定と全てにおいてチグハグなんですよねぇ。

「お金はあるが愛に飢えた女社長」らしさが各々のエピソードを通して感じられなかったのは、

優の人物紹介と、優との馴れ初めに重きを置いた展開が原因なのかしら。

 

冒頭でも書きましたけど、本当に"面白そう"で、決してつまらなくはなかったんです。

ただ、個人的にず〜っと引っかかる部分があっただけで。

この「?」を言語化した感想が伝わる人には伝わると良いなぁ。

で…次回こそジェットコースターな内容を楽しめますように。

 

 

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恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜 2話 感想|人を積極的にさせるのが恋です!

 

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もう!なんて可愛いんだ森生は!!!

家でも外でも関係なく目隠し実験して、ポップコーンパフェを提案して、

シーズン1の映画の音声ガイドまでやって…

ここまでユキコ(杉咲花)のために動いてくれる森生(杉野遥亮)…

好きになるに決まってるじゃん(泣)

やっぱりここ最近の恋愛ドラマの中では一番応援したくなるキャラだなぁ。

彼は良くも悪くも人に尽くす真っ直ぐな性格で、

汚れを拭こうとして他人のハンカチを使ったり、適当に暇つぶししといてくれ!なんて言って

初対面同士で2人っきりにさせたりと周りの配慮に欠けている所もあるけれど、

でも、その真っ直ぐさが時には凄く希望の光になったりするんだなぁ…と、

彼の人柄に触れたお話でもありました。

 

「あいつと一緒にいるといつも…"普通"じゃなくて、楽しかった」

基本的に善意に溢れた人たちばかりだから、

私も白杖持ちたいなぁと軽々しく言った事にほんの後悔を示した(ように見えた)

ハチ子(生見愛瑠)が謝りに行く展開が来るかな?と予想していただけに、

森生のユキコの気持ちを分かろうとする行動が

ユキコの彼に対する疑念を晴らして解決する流れになるのはちょっと斬新でした。

もちろん、ハチ子にはちゃんと謝って欲しい…という思いはありますが、

常に掲げていくであろう「偏見」がテーマとなっている本作で考えてみれば、

今回の解決方法は"人そのもの"を見て印象に変化が現れた訳で、

最も理想的な距離の縮め方だったのではないかと思います。

 

そして、今回もハッとさせられる部分がたくさん。

解説ビデオみたいな説明台詞ではなく、

日常生活に落とし込んで自主的に気づかせる作りになっているのが上手いですよねぇ。

スマホを活用するユキコの様子を見て、

スマホがいかに文明の利器であるかを思い知らされました…。

あとは音声ガイドね。

スマホアプリをインストールすれば、視覚障がい者でも映画を楽しめるとは!

さらっと残酷な解説をする音声には笑っちゃいましたけど、

視覚情報をなくした状態だと想像をいろいろ膨らませられる面白さがあるだろうし、

ユキコが好んでホラー映画を見ているのも何となく頷ける気がしましたね。

 

でも、"タメになる"だけじゃなくて恋愛要素も盛り込んで

胸キュンポイントを押さえられている所も良い。

今となっては時代錯誤、下手したら都合の良い展開だと言われる「すれ違い」「運命の再会」を、

白杖を活かして、日常描写も加えて

あそこまで胸に刺さる仕上がりに出来るのだと驚かされました。

個人的に「おっ」と思っていた、前回の白杖を持たずに

出かけようとするシーンにもきちんと触れてくれる。

一緒にするなとツッコまれるかもしれませんが、普段バスを利用しない者からしたら、

バスに乗って見知らぬ街に行く時の不安…ちゃんと目的地に着けるのかという

ユキコをつきまとう恐怖の気持ちもとてもよく分かります。

ましてや、彼女の場合は音声を頼りにするしかない。

バスに乗る時の心理状態を丁寧に描いて共感させた上で、

それでも勝つのはやっぱり「会いたい」という気持ちなのだと…

そんな恋の尊さを物語るラストを見て、

2人が結ばれて欲しい想いがより強くなってしまいました。

 

2人の様子を遠くで見守っている獅子王鈴木伸之)も親友思いで優しい。

イズミ(奈緒)は確かにトゲトゲしさはありますが、

父・誠二(岸谷五朗)が穏やかでちょっと抜けた性格な所が救いです。

実家暮らしの設定、ありがたい。

 

 

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正義の天秤 3話 感想|長谷川検事は消されたに一票

 

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冒頭からガッツリ縦軸に踏み込むんですねぇ。

10年前の出来事…8年前の出来事…

鷹野(亀梨和也)と雨宮(大島優子)の馴れ初めを描いていたから、

じゃあ今回は1話完結型というよりかは縦軸が強く関係してくる話になるのかな?と思いきや、

割と長めの回想の後でさらっと杉村(北山宏光)が担当した別案件の話が始まったので、

構成にちょっと戸惑ってしまいました。

最終的には、安倍川事件と今回の事件どちらにも

検察官・長谷川(高橋克実)が関わっていたから、関連性がないとは言いませんが…

うーん、今回のような縦軸の絡め方をするなら、

最終章とも言える次回(4話)の方が相応しかったのではないでしょうか。

 

「ああ、弁護してやるよ。とことん弁護する。」

「高裁でも最高裁でも弁護して、お前の人生最後まで見届けてやるよ。」

相手をからかうクズな被告人に対して、

目に涙を溜めながらそう語る北山さんの演技が印象に残っていて。

弁護する事の責任の重さと、自分はなんで簡単に騙されてしまったのだろうという

未熟さ故の哀しみと怒り、

それでも自分が関わった人をどうしても放っておけない優しさと、

少しの時間でいろんな感情や彼自身の人柄が垣間見える

"杉村の成長"を真に描いた見応えのあるシーンだっただけに…

杉村が中江(須賀健太)を救いたいと感じたきっかけ、

「僕の事を分かってくれた」と感謝されるほど親身に話を聞いていた様子など、

1話分まるごと使って彼の成長過程をじっくり見てみたかった気がしました。

実際に弁護していた時の動きも台詞で片付けられていて、個人的には勿体なかったです。

まぁ、コミカルよりもシリアスな演技の方が、役者としての良さが出るのかも?という

収穫はあったので、そこは良かったけども。(ちゃんと演技をお見かけした事がなかったもんで)

 

そして、長谷川の自殺の件ですね。

木村ヒデユキの名前を出した時点で「あ、こりゃ消されるな…」と思ったら案の定(泣)

いかにも怪しげな登場をした一ノ瀬(萩原聖人)がそのまま

安倍川事件の真相を知る人物となるのかどうか?ですね…大事な所は。

 

元医者の設定にしても、一番"らしさ"というか"片鱗"を覗かせたのは2話のみなので、

野球好きの部分をもうちょっと控えめにしてもらわないと、

このままでは「元医者の弁護士」ではなく

「野球マニアの弁護士」のイメージがついてしまいそうです。

やたらめったら野球に例えたり、キャッチボールしたりするのは原作通りなんでしょうかね。

佐伯(奈緒)への例え…誰か理解出来た方います?(笑)

 

 

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