2021年冬ドラマ一覧

六畳間のピアノマン 4話(最終回) 感想|誰の心にもピアノマンは存在する

 

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もう、お恥ずかしい事なんですが…

初回の頃は、冒頭で美咲(南沙良)がピアノマンを歌っている姿を見て、

歌声は可愛いけど、歌った途端に一斉に振り向くほどなの??って

思ってしまっていたんですよねぇ。

演奏で周りが色づいていった映像からするに、彼女はメインで取り扱われる事はなく、

本作がどんな物語かを紹介する案内役的立ち位置になるのだと勝手に決め付けていたから。

でも、今なら、何人も振り返った理由が分かります。

美咲の回は、これまでの3人が誠(古舘佑太朗)と直接関わっていたのとは違った

立ち位置で描かれるお話だったため、"スピンオフ"とか"1つの作品の派生"みたいな

また違った印象で見終えた感じですが…

この人もピアノマンに支えられて生きる力をもらえた一人だったんですね。

 

心が揺さぶられるほど感情移入してしまう回もあれば、

ちょっとそれは自分を優先しちゃってない?と思う回もあって、

全ての人物に完全に共感出来る訳ではなかったけれども。

ただ、境遇もキャリアもバラバラな4人を通して凄く伝わってきたのは、

今まで生きてきた中で必ず1回は"大きな挫折"を味わって、乗り越えた経験がある…という事。

キラキラした夢や希望が汚い大人の手で潰されて、道を踏み外しかけた時も。

大切な人を失った恨みで、復讐に手を出しそうになった時も。

知りたくもない、見たくもない自分の過去を突きつけられた時も。

身近な同僚が亡くなった時も。

いつの時代にも、どんな世代にも、誰の心にも、ピアノマンは存在する。

これが最後まで一貫して描かれてきたから、本作を好意的に見られたんだと思います。

 

コロナ禍で塞ぎがちになっている人々を、少しでも前向きにさせるために作られたという

意図も勿論あるかもしれませんが。

個人的には、自分とは考えや価値観が違くても否定はせず、

目の前でただ逆境を乗り越えて懸命に生きようとする人を純粋に応援してあげよう…といった、

神様が遠くから優しく見守るかのような、そんな温かさに救われた作品でした。

 

何かが大きく解決するとか、人物同士が大きな気づきを得るとかはないものの、

それでもどこかで、点と点で繋がっている…。

ミステリーはミステリーでも、これは温もりを感じさせるミステリーですね。

1話ずつよりも、全話見てからの方が凄く魅力的に映る作品だとも思います。

強いて言うなら…大友(三浦貴大)のメイン回も欲しかったですけど。

あの事件がきっかけで社労士や弁護士を目指すっていうのは分かりますけど、

なぜ生きていくにはリスクの高い(昼でもパフォーマンスしてるから、あれが本業よね?)

パントマイムの道を選んだのかが知りたくて…w

 

 

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青のSP−学校内警察・嶋田隆平− 8話 感想|校長と学校、終了のお知らせ?

 

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残り2話控えているのに、小川(明日海りお)を殺した真犯人と動機、

隠蔽体質の校長(高橋克実)を逮捕する所までやっちゃうとは…

まだ謎はあるようですが、ほぼほぼ解決したような状態ですね。

最終回かと錯覚しましたw

っていうか…「校長が逮捕されたってよ!」って

まるで噂話のように盛り上がる生徒達…呑気か(笑)

 

ただ、隆平(藤原竜也)が最終的にやった事は、警察に関係なく、普通に暴行なので。

校長が逮捕されてもそこまでスッキリはしませんね。

(一応暴行罪として話を聞くみたいなので、まだ良かったですが)

途中までは三枝(山田裕貴)と連携したり、事故に遭った野球部員の家庭訪問をしたりと

学校で起こる事件を解決しようと動く"学校内警察"らしさがあったのに、

恋人が学校に殺された復讐心を持つ設定を付け加えられているために

結局"私怨"で動いているようにしか見えないのが勿体ないんですよねぇ…。

警察だったら、校長の独白も証拠として録音するくらいしたって良いのに、

中学生よりも冷静な行動が出来ていないのは…(汗)

それに、本作だけでなく、他のサスペンス系ドラマでもたまにありますが、

いくら山場を盛り上げるためとは言えど、

誰かが止めに入るまでボーダーラインを超えた主人公が暴れる展開にして

緊迫感漂う雰囲気を作るのは、ちょっと安易な気がするんですよ。

 

きっと、主人公一人だけに辛い過去を背負わせ過ぎているから、

人を公平に正す警察官としての"正義"ってものが彼から感じにくいんでしょうねぇ。

三枝が隆平の過去を知る一番の理解者で、もっと裏の相棒として連携プレイをとっていたら…

涼子(真木よう子)がただの鈍臭い教師じゃなくて、小川の親友で、

彼女が亡くなった今も隠された真相をひっそりと追っている熱い存在だったら…

今更タラレバ言っても仕方ないですが、2人がもうちょっと隆平をサポートしてくれて

過去の事件にも協力してくれる重要なキャラクターとして描かれていたら、

「隆平が学校内警察という仕事をそっちのけで、個人的な恨みを晴らすために動いている」感が

薄まって、1話完結パートの学校での話にも集中出来たんじゃないかと思いました。

 

とは言え。学校パートの方は、4話くらいからあった

話が中途半端にまとまるモヤっと感が減ったのは良かったです。

強いて言うなら、後輩をこき使ったOBにもきちんとした制裁を下す描写があったら、

もっとスカッと出来たかもしれませんけどね。

「闇部活」というテーマは、途中から縦軸の話に変わったのを除けば基本的に一貫していたし、

一番の加害者じゃなくても、阿部(音尾琢真)が自身の落ち度を認めて

謝罪するシーンがあるだけ…今回はまずまず見られたかなと。

 

 

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天国と地獄 〜サイコな2人〜 7話 感想|彩子が陸に好意を持ってそうな描写が気になる。

 

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ええーーーーーー!!!

東朔也が日高の双子の兄…そういう設定で来たか!

本当に毎回毎回見ないと分からない作品ですな。

兄貴は玉木宏さんかな…とか、

片方ずつ引き取られて生き別れの双子に…「ミラー・ツインズ」かな…とか、

いろんなドラマを思い出してしまいましたわ(笑)

そうなってくると、タイトルの「天国と地獄」の意味も何となく掴めてきた感じですね。

双子が送るはずの人生が奄美大島に行った日をきっかけに

大きく逆転してしまったって事を表しているのかしら。

 

奄美に行っていたという基準で考えるならば、

・日高と入れ替わっているのは彩子

・彩子と入れ替わっているのは朔也

・朔也と入れ替わっているのは日高

になるんでしょうけど…どうもストレートに朔也が湯浅(迫田孝也)だとは思えなくてですね。

右手にホクロがあると分かったタイミングで、朔也は右手に包帯を巻いているのは

いかにも犯人感満載過ぎて逆に怪しいし、

ホクロがあるかどうかを次回に引っ張ったって事は…

冒頭で「なんだぁ。違ったか」ってなる可能性も大いにある。

そもそも、二卵性双生児とは言え、年齢が離れているように見える。

陸(柄本佑)が朔也で大どんでん返し!はないのでしょうか。

元証券マンという設定が意外と鍵を握ると思うんですよ…。

リストを作って、上手い話でターゲットを信用させて殺害?も出来そうですよね。

 

同じ刑事なのに、山巻(溝端淳平)に彩子<日高>(綾瀬はるか)を

常日頃尾行させない所も不思議なんですが、

個人的に一番不思議なのは、彩子<日高>が陸に対して

恋愛感情に近しい感情を持っている様子をわざわざ挿入する所。

惚れたような表情と言い、夜の営みと言い、今回のディープキスと言い。

これ…事件の真相に女性が絡んでくるか(あの時朔也を放っておけなかった母か?)、

それとも朔也が同性愛者なのか何かしらの言及がないと、

なぜ入れたのかが謎過ぎるんですが…。

まだ手がかりを得るための"ヒント"だと思っておきます。

 

話はますます複雑化してきているので、

上に書いた内容以外はもう考える事を放棄しているんですけどね(笑)

それにしても、「もう反則だろ」の言い方はもろ高橋一生さんらしさが滲み出てましたね〜…。

内容で頭がごちゃごちゃになっても、

役者の演技面で楽しめる部分が用意されているのは助かる。

 

 

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にじいろカルテ 6話 感想|病気=悪とは限らない

 

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「病気って面白い」

「病気になる事で起こる事は、悲しい事ばっかりではない」

真空(高畑充希)のこの台詞、私の中では結構衝撃的だったなぁ…。

ここ何年か医療を扱ったドラマを見てきたけど、幸せをもたらすきっかけとして

病気にかかる事をポジティブに捉えた内容には今まで出会わなかった。

難病なんて、本人からしたら生きているだけでしんどいし、

描きようによっては緊張感のあるシリアスな、

下手したらお涙頂戴なシーンになるでしょうに…

本作にとって病気にかかる事は「誰でも起こりうる普遍的な事」で

「生きていく上で、幸せを得る上で必然的に訪れる通過点」なのですね。

病気との向き合い方も次のフェーズに来たのだと、

世界が広がるような、新たな発見を得た気分でした。

 

メインである真空がカミングアウトするのを葛藤する話の他に、

緑川家と霧ヶ谷家の日常を描いているのも良い。

特に何が良いかって、 彼女が自分の想いを話している最中に別の場面で出てくる人物は

モブ的な扱いになりそうですし、基本脇役なので入れなくても何ら支障のないものなんですが、

そこに3話で雪乃(安達祐実)の治療に、真空と一緒に献身的に協力していた

嵐(水野美紀)と氷月(西田尚美)の家での様子を絡める事で、

挿入する意味のあるシーンになっている事。

雪乃に対して優しく接する人でも病気にはかかるし、それでも大切な人と笑い合って生きているし、

嵐の娘の日向を預かるという急な出来事でも

前向きに捉えて楽しみながら対応しようとする。

他の人には見せない違う一面が知れるのって、連ドラの醍醐味でもあるよなぁ…。

真空が村に越してきてから太陽(北村匠海)や朔(井浦新)に支えられてきた日々と

リンクさせていく形で、「人間は病気と付き合いながら生きていく」を平等に表したのは

中々粋な演出だと思いました。

 

真空が母に病気をカミングアウトするのを拒む理由を

幼少期からの回想で見せてくるのも泣けてきますね。

受験に合格して、白衣姿で母と一緒に撮った記念写真。

あれだけでも多分、何か良い事が起こる度に写真=記録として

残してきたんだろうなぁと思えますし、それだけ母も自分の事のように嬉しくなるほど

娘を可愛がって育ててきたんだろうなぁとも思えます。

そんな尽くしてきた母に、自分の病気のせいでまた人生を犠牲にしてしまったらどうしよう…と

考えてしまうのも無理ないですよね。

でも、真空は幸せに過ごしている。それが伝わる大量の写真。

母に娘の気持ちは届いたみたいで、本当に良かったです。

 

次回は再び雪乃のお話でしょうか。

年齢が思い出せなくなるっていうのは辛いですねぇ。

…中の人が何歳か分からなくなるほど全然歳とらないんだから、

知ってしまったらむしろ「そんな歳行ってたんだ…」とショックを受けて

進行が進みそうな気がしなくもないですが…ってこら(笑)

 

 

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知ってるワイフ 8話 感想|津山主任が報われる世界に戻して!

 

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尺が余ったから、カップルの話が周りに広まるくだりに、

篠原(末澤誠也)が樋口(安藤ニコ)に、西(マギー)が小谷(猫背椿)に告白するという

恋愛で活気づく社内のエピソード=サブ要素を盛り込んでみました感。

う〜ん…それだったら、回想を通して澪(広瀬アリス)に未練がある様子を何度も描くように、

沙也佳(瀧本美織)に対して「なんで…?俺はいつ間違えたんだ?

いつ彼女を傷つけてしまったんだ?」と過去を振り返っては苦しむ

元春(大倉忠義)の心情を掘り下げていって欲しかったかなぁって気もします。

まぁ、沙也佳よりも澪の方が気になっていたから、回想の量にも変化が出たんじゃ…

と言われてしまえばそれまでなんですが(笑)

 

でも、今回の元春にはちょっと見直しましたね。

すぐ隣に自分の好きだった相手がいて、告白を受けたにもかかわらず、

また一緒になりたい欲望が出そうなのを何とか堪えつつ

「俺"たち"はダメだ」と精一杯の言葉で断ってみせた。

沙也佳に離婚届を出された時は、特に抵抗する事もなく記入していたから、

澪の時も含めて、きっと結婚も流されるまま決めたんだろうな〜と思っていた分、

偉い!やるじゃん!と妙に嬉しくなってしまいましたわ。←誰w

 

元春は自分の気持ちに蓋をして、

澪と沙也佳は「本来の自分」を見せてきたって感じでもある展開。

 

沙也佳に関しては。

上原(小関裕太)に言われた「本当の沙也佳さん、見たいなぁ」が

離婚届を出すきっかけになったんでしょうけど、

落ち込んでいる時でも彼の甘い言葉になびかない彼女は

案外芯がしっかりとした人なんだと思いますよ。

元春にとっては「お嬢様」としか見られていないのに苛立っただけで…

もっとサバサバとして知的な性格である事を知ってくれる人が出てきたら、

本当の幸せを勝ち取れるのかも。

一方で…元春よりもツッコミたくなったのは澪です(笑)

離婚すると知ってから「剣崎主任が好きです」は早過ぎない?

あなたにも付き合っている人がいるんですよ??まだ離婚届提出してませんよ??

今回はたまたま津山(松下洸平)に聞かれていなくて良かったかもしれないけど、

いないのを確認した上で告白したのだとしたら…確信犯ですよ、これは(苦笑)

ヒロインらしい可愛げのある澪は好きでも、元春に近づこうとする澪は好きじゃないねぇ。

彼の良い所しか見ていない澪に、ぜひ1話の彼の酷さを見せてあげたいですw

 

ラソン大会に全員強制参加させられて、運動が苦手な人にも走らせる銀行もかなり地獄ですが、

一番地獄を見ているのは(見る事になりそうなのは)津山だと思いますよ。

元春がタイムスリップしていなければ、婚約していた相手とも結婚できたはずだし、

双子の赤ちゃんも授かっていたはずだし、

好きだった相手が振り向いてくれない苦しみを新たに味わう経験はしなかったはず。

かつての世界でも、今の世界でも、恋人と長続きしないのは

ある意味運命なのかどうか…(泣)

 

この流れなら、元春と澪が元サヤになるのが妥当でしょうけど。

それだったら!ちゃんと1話の頃の世界に戻って

津山にも本来得るはずだった幸せな日々を取り戻させてあげて!!!

 

 

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モコミ〜彼女ちょっとヘンだけど〜 4話 感想|俊祐のTHE・闇堕ち!

 

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凄く分っかりやすい闇堕ちっぷり。

次回予告での声の荒げた様子と言い…俊祐(工藤阿須加)の感情の振り幅が激しいなぁ。

 

まぁでも…これは考え過ぎかもしれないと思って前回の感想には書かなかったんですけど、

前回の終盤で萌子美(小芝風花)のフラワーデザインが好評なのを知った時に

少し顔が曇った気がしたんですよね。

だから、本人はその感情に気づこうとしていないだけで、

いつの間にか徐々に膨らんできて、それが「嫉妬」だと分かるまでの過程を

何話も描いていくのだと思っていた分、今回の急展開には驚きましたよ。

 

しかし、彼にドッと感情が湧き出たのも何となく理解出来る。

事前に相談しないで自分で勝手に決める所だけでなく、

本音を押し込めて発散のさせ方が不器用になってしまう所も

ますます伸寛(田辺誠一)に似ているし。

一方で、萌子美と千華子(富田靖子)は、自分だけの世界に浸りがちで、

周りに目を向けられない所が共通している。

良くも悪くも、"親子"だなぁ…と思います。

 

多分、父が妻に対する気持ちをぶつけるまでと同じような

時間の積み重ねや過程を辿ってきたんですよね。

小さい頃こそ、萌子美にとっては「自分を救ってくれるヒーロー」に映っただろうけど、

実際は彼も見えない所で相当苦労してきたかもしれない。

子供は特に集団心理が働きがちで、

多数派こそが正義で強いと思ってしまう年代(個人的印象)。

萌子美を唯一助ける事で仲間外れにされてしまって、

妹のせいで思うように友達が作れなかった…とか、あったのかなぁ。

 

最初の頃は「萌子美の成長物語」がメインの話だと思っていたけど、

彼女にとってはまだ未開の地で、すぐには理解しづらいであろう

「自分と他人の価値観の違い」に踏み込んでいく話にもなるんですね。

相手を知って、世界を広げていく。

結構、大きな試練ですね…。

 

 

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六畳間のピアノマン 3話 感想|「良い人になりたい」の真意

 

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複雑な話だなぁ……………。

「普通の人として生きたい」じゃなくて「良い人になりたい」っていうのが

モヤモヤした気持ちを生んでいるんだと思うわ。

(話の出来じゃなくて、登場人物の目線になって考えて…という意味で、モヤモヤ。)

 

秀人(原田泰造)が想像もしなかった過去の自分を見て精神的なダメージを受けて、

これ以上は抱えきれなくなりそうだから目を背けたい…

"今"を大切に生きたいという理由も分かる。

でも、両親や遺族から見てみれば、厳しいがただの"逃げ"でしかない。

私がその立場で記憶喪失だと理解していても

もしかしたら「ふざけんな!自分と向き合え!」って怒るかもしれない。

この例えはちょっとズレてるだろうけど、

自分の落ち度や間違った考え方を指摘してくれているコメントを無視して、

良い所しか拾わない人と同じ原理だと思うから。

 

両親が捜索願を出さなかったのだって、ニュースで取り上げられるほど騒ぎになった影響で

個人情報を晒されたり、住所も特定されて誹謗中傷の張り紙や落書きで汚されたり、

職場や近所にも広まって生活しづらくなったり…

特に背景は語られませんでしたが、色んな事で散々辛い目に遭ってきて、

既に自殺したか、息子と勘当する勢いでそうなった気がするんですね。

どっちの気持ちも分かるだけに…この回は素直に受け止めきれませんでした。

 

ただ、誠(古舘佑太郎)を殺した張本人である秀人と、

誠含む同期達にお酒を提供した真治(上地雄輔)と、

その同期の1人からウォーターサーバーを購入した芳江(麻生祐未)が

子ども食堂に集うという世界は狭い的な設定はドラマあるあるでも、

3人には「たった1つの共通点がある」とは気づかせず。

自分の知らない所で誰かを救って、救われた人が今度はまた他の誰かを救って…といった

"人と繋がった思い出で生かされている"という描写に落とし込んだのが味わい深い。

特に真治と同期達のエピソードは良かったなぁ。

ピアノマンの話をしていたからサービスとして流したんじゃなくて、

世の中を舐め切っていた自分に申し訳なさを感じて、影響を受けて、

それが後に自分だけの店を作る原動力になったっていう裏話を聞けたのは熱かったですね。

 

次回でもう最終回。高校生の美咲(南沙良)メインのお話。

ここまで夏野誠という一人の男と関係している3人の物語が描かれてきたのを考えると…

彼女とはどう繋がっていくんだろう。

やっぱり、ピアノマン=自身の心の支えとなった憧れの人 とか?ですかね。

 

 

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青のSP−学校内警察・嶋田隆平− 7話 感想|保護した方が早いでしょ。

 

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あのー…解決しきれていない話をアクションシーンで誤魔化すの、やめにしません?(汗)

前々回と前回は取り扱うテーマの挿げ替え、今回は中途半端なまとめ方ときた。

「その後、家族は3人仲良く暮らすようになり、母が男遊びする事もなくなりました」

でサラッと済ませるス◯ッとジャパン的なオチを見ているようでしたわ…。

 

現実ではあの対処法じゃ無理ですよ。

家をほったらかしているのが今回が初めてじゃないんだから

母親もすぐに改心するはずないし、

母親を捜すのは担任と生活指導担当に任せれば良いだけなのに、

代理とはいえ中学校の教師や生徒を守る"スクールポリス"である刑事もそれに同行して、

子供の精神状態の深刻化と要介護のおばあちゃんを事件起こすまで放置するっていうのは…

後で盛り上げるために話を引き伸ばしているようにしか思えません。

子供は児童相談所に、おばあちゃんは生命保険に紹介した方が安心だし。

闇金業者をボコボコにすれば解決する話でもない。

第一、悪気もない様子で母がいきなり帰ってきて

「敏春(田中奏生)の好きな鯛焼き買ってきたよ〜一緒に食べよう〜」なんて言われたら、

私が息子だったらブチ切れていると思うわw

「何考えてんの!」はい?どの口が言ってる?なんてツッコんじゃったしなぁ。

 

現代社会で起こる問題や世の中で流行しているモノに対しては敏感で

すぐに取り入れるけど、そこから掘り下げる事もなく

他の要素を入れてはごちゃっとまとめて、最終的に「解決しました」風を装う作り、

フジのドラマがたまにやる悪い癖ですね。

4話辺りから本当に雑になってしまった。

 

で、隆平(藤原竜也)は"縦軸要員"ですか(笑)

スクールポリスらしい活躍は何もしていない。

でも…今回ので分かりましたよ。

三枝(山田裕貴)の方が向いていたんじゃないかと。

生活安全課少年係で、しかも生徒との年齢も近いから、

生徒の悩みに全力で応える姿を描くのにも無理がないし。

訳ありな過去もないから、こっちの方がちゃんと"学校のために動いている"ように見える。

 

縦軸の件はあんまり興味ないけど…

まぁ、涼子(真木よう子)は昔から、独りよがりの正義感で

相手を救った気になる人だっていうのだけは分かりましたわ。

「警告」発言。場面場面で音声が切り取られていると考えたけど、そのままか。

こっちも生意気だったなぁ。

 

 

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天国と地獄 〜サイコな2人〜 6話 感想|「東朔也」を押さえておけばOK

 

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ひとつ思ったのは…

あ…コロナ禍の設定、忘れていなかったんだ…という所。

なので、1話以来自分の中で勝手になかった事にしようとしていた

中途半端な取り入れ方による違和感が、またぶり返してきちゃいましたよ(苦笑)

だって、コロナ禍の世界線である事を表すマスクの着用が

初回の電車のシーンだけで、それ以降は匂わせる要素もなければ

普通に中でも外でも顔を出していましたからね。で、今回の「濃厚接触」ですよ。

私が最近ドラマを見ていく上で注目している点で

「コロナ禍を取り入れているかいないか」

「物語を描く上で、なぜコロナを取り入れようと考えたのか」も含まれているので…。

今回の台詞が今後に向けてのキーワードになっていくのでもないならば、

わざわざコロナ禍に関係した言葉を使う必要もないし、

別の嘘のつき方でも良かったんじゃないか?と思ってしまいました。

細くてすみませんね(汗)

 

さて、ミステリーの方は…

謎に謎を重ねている作りなので、点と点が繋がる爽快感がないまま

どんどん構造が複雑になってきていると言えばそれまでなのですが。

着実に真相には近づいてきていますね。

そして、同ジャンルである「あなたの番です」「危険なビーナス」

(某原案者の事情も含めて)キャスティングで犯人が分かってしまったし、

「テセウスの船」は家族愛で引き延ばし、設定をこねくり回し過ぎて

途中から多くの矛盾点を生じさせてしまったのを考えると、

本作の展開の仕方はよく練られているとも思います。

いかにもサイコパスやりそうな分かりやすいキャストもいないし。

今回は4人の男性が登場してきたけれども、

中でも最後に「東朔也(あずまさくや)」という名前、

その名前が死亡届に載っているかを調べる彩子<日高>(綾瀬はるか)の様子を見せた事で、

考察が苦手な視聴者にも「今回はこの名前をよく覚えておいてくださいね」と提示してくれる

親切設計にもなっている。

でも…考察した所でそれが確実なものかどうかも分からない。

毎回必ず"新たな謎"が見つかるから。

下手すれば「最終回だけ見れば良いや」で終わってしまいがちなミステリーもので、

来週も、再来週も…1つも残さず続きを見たい、真相を知りたいと思わせる作品って

中々ない気がします。

 

ちなみに、足りない頭で考えるとするならば…

満月になると誰かと入れ替わり、新月になるとお互いが元の姿に戻る仕組みで、

東朔也は日高と事前に入れ替わっていて、

新月の日に果たして本当にそうなるのか、事件の犯人は現れるのかを確かめるために

彩子<日高>があの家で待ち伏せしていた…とかですかね?

日高<彩子>(高橋一生)と八巻(溝端淳平)の元から

逃げて行ったあの男が、多分、東朔也=φ。東とは共犯者で、彼は主犯?

ああ、書いてても訳分からん!(笑)

過程を見守るのが一番良いのかもしれませんけどねぇ。

ただ、今の所あまり噛み合っていない主題歌に説得力を感じられるような、

壮大で複雑で、ほんの悲しさを見せる結末に辿り着いてくれる事を期待したいです。

 

 

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俺の家の話 5話 感想|能に縛られ続ける2人の人生

 

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寿限無桐谷健太)の遅めの反抗期は、案外あっさりと終わった。

まぁ…大人になってからだとあんな感じなんだと思いますよ。

父がクソジジイだと知ったら、家出をしたり能を辞めたり出来たはずだけど、

彼はそうはせず、いつも通りの生活を送る事を選んだ。

小さい頃から現在まで長い間人生を共にしてきた「能」だから…

捨て切れなかったし、捨てたくてもどうやって捨てたら良いのか

分かんなくなっちゃったんでしょうね。きっと。

大州(道枝駿佑)くらいの年齢で事実を知らされていれば

別の夢を見つける事も、親に対して思いっきり口答えする事も出来たかもしれないだけに、

感情を上手く伝えきれないまま「結局自分にはこの道しかないんだ」状態になってしまう

寿限無の姿は、ちょっと切ない。

 

でも、どうしようも出来ない怒りを

寿一(長瀬智也)にぶつけられただけでも良かった。

身近な兄の存在がいた事が唯一の救いか。

終盤の「どこ乗れば良いの?」「ふふ…俺の隣だよ」の会話は、

実際には車のどこの席が空いているのかを聞くくだりでも、

その奥底には、初めてお互いを兄弟だと認識した2人が

不器用ながらも兄として、弟として"同じラインで"接しようとする

真っ直ぐな気持ちが込められているようで、妙な温かさを感じるシーンでした。

なので…ここは直に解決すると思いたいです。

 

「能」に縛られていたのは、寿三郎(西田敏行)も同じで。

妻が里帰り出産している時、アルコール中毒で倒れた時、イタリア公演の時と

事あるごとに女性と親密な関係を築くのは褒めたもんではないけれど、

何もかも捨てたい…でも人間国宝に選ばれたのがきっかけで

世間の目を気にしてしまって、結局は捨てる事を諦めたという所は分かる気がしました。

(性欲はむき出しだったよねっていうのは置いといてw)

 

家族写真も、誰かが能面の時を除いては、一度しか撮っていない。

まともに全員で旅行も行けないほど「能」に時間を費やし、縛られてきた人生。

そんな家族が「やらずに後悔よりやって後悔」というスタンスでいるのは、

"今"の観山家らしいなぁ…と思います。

このご時世だから、いつまたどこかで再拡大して、あるいはいつ終息するのかも分からないし。

最期になるかもしれない家族旅行、何も問題が起きずに

思いっきり楽しんでいって欲しいです。

 

ところで…あれだけ女性と交流があるなら、寿限無以外にも隠し子がいても

おかしくない気はしますよねぇ。

さくら(戸田恵梨香)が…って事はないのかしら。

っていうかそれ以前に、旅行から帰って来たら姿も家の物も消えてそうなんですけど…(笑)

 

 

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