2020年01月一覧

知らなくていいコト 2話 感想|敏腕記者には到底思えませんが…

 

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ああ、今回も主人公がよく分からない…

という気持ちのまま見終えてしまった。

 

指輪の注文者が連続殺人犯の乃十阿徹(小林薫)だったと知った時点では

その人が父親かなんてまだ明らかでないのに、

「私、殺人犯の娘"なの"」って春樹(重岡大毅)に安易に口をこぼしてしまう。

しかし、婚約破棄されたらされたで、血縁関係が確実じゃないから

撤回しない?と提案を持ちかける。

あの話を聞いてしまったから無理と言って、急に素っ気ない態度になっていたけど

そりゃそうでしょ。

言わなくてもいいコトを言ったんだから、完全に自分の蒔いた種じゃないですか。

 

で、ケイト(吉高由里子)の設定は敏腕記者らしいんですが、

前回も含めてそれが全く伝わって来ない。

「DNAなんて関係なしにプロポーズする人、そんな人中々いませんよ!」???

ニュースでDNAの相性が悪いと病気がちの子供が生まれる…なんて取り上げられていたら

悩ましい事なんでしょうけど、そもそもDNAがどうのこうのの話なんて

結婚する時に出てくる話題じゃないと思うんですが。

しかも、逆境乗り越えて!って何?主観がもろ入っちゃってますよね。

コラムニストなら別に良いし、事実を踏まえた上で自分の意見を書く事も

彼女達の仕事の上では大切なのかもしれませんが、

書き手の主観まみれの「DNAがなんだ」の記事がそのままスクープになってしまうのが

絵空事過ぎてあり得ない。

DNA婚活をディスった内容なのに、アプリに登録者が多数押し寄せる…なんていうのも雑。

 

このドラマを見てるとどこかギクシャクした心地に陥るんですが、

その原因としてはやはり、ウェットな映像とお仕事パートの軽さの

不釣り合い具合にあるのかもしれませんね。

そして、何を話の軸に持って行きたいのかもまだ分かりません。

「乃十阿徹は本当に殺人犯なのか?それとも冤罪なのか?」のくだりを

しばらく進めて行くのかもしれないと思っていたら、

最後には尾高(柄本佑)のプロポーズ展開で

視聴者を胸キュンに落とし込もうとするし…。本当、何がしたいんでしょう。

 

最後に個人的な話になってしまいますが、基本的に視聴継続する条件として

「主人公に共感出来るか」も入ってくるので、

このブレブレな感じでは完走出来る自信がありません。

蔵之介さん見たさに見る!と言っても、それが持続するか不明ですし…

 

感想の方もどうしよっかなぁ。

水曜日、別のドラマがやっていたら迷わずそっちを書くんですが。

 

 

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知らなくていいコト 2話 感想|敏腕記者には到底思えませんが…

 

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ああ、今回も主人公がよく分からない…

という気持ちのまま見終えてしまった。

 

指輪の注文者が連続殺人犯の乃十阿徹(小林薫)だったと知った時点では

その人が父親かなんてまだ明らかでないのに、

「私、殺人犯の娘"なの"」って春樹(重岡大毅)に安易に口をこぼしてしまう。

しかし、婚約破棄されたらされたで、血縁関係が確実じゃないから

撤回しない?と提案を持ちかける。

あの話を聞いてしまったから無理と言って、急に素っ気ない態度になっていたけど

そりゃそうでしょ。

言わなくてもいいコトを言ったんだから、完全に自分の蒔いた種じゃないですか。

 

で、ケイト(吉高由里子)の設定は敏腕記者らしいんですが、

前回も含めてそれが全く伝わって来ない。

「DNAなんて関係なしにプロポーズする人、そんな人中々いませんよ!」???

ニュースでDNAの相性が悪いと病気がちの子供が生まれる…なんて取り上げられていたら

悩ましい事なんでしょうけど、そもそもDNAがどうのこうのの話なんて

結婚する時に出てくる話題じゃないと思うんですが。

しかも、逆境乗り越えて!って何?主観がもろ入っちゃってますよね。

コラムニストなら別に良いし、事実を踏まえた上で自分の意見を書く事も

彼女達の仕事の上では大切なのかもしれませんが、

書き手の主観まみれの「DNAがなんだ」の記事がそのままスクープになってしまうのが

絵空事過ぎてあり得ない。

DNA婚活をディスった内容なのに、アプリに登録者が多数押し寄せる…なんていうのも雑。

 

このドラマを見てるとどこかギクシャクした心地に陥るんですが、

その原因としてはやはり、ウェットな映像とお仕事パートの軽さの

不釣り合い具合にあるのかもしれませんね。

そして、何を話の軸に持って行きたいのかもまだ分かりません。

「乃十阿徹は本当に殺人犯なのか?それとも冤罪なのか?」のくだりを

しばらく進めて行くのかもしれないと思っていたら、

最後には尾高(柄本佑)のプロポーズ展開で

視聴者を胸キュンに落とし込もうとするし…。本当、何がしたいんでしょう。

 

最後に個人的な話になってしまいますが、基本的に視聴継続する条件として

「主人公に共感出来るか」も入ってくるので、

このブレブレな感じでは完走出来る自信がありません。

蔵之介さん見たさに見る!と言っても、それが持続するか不明ですし…

 

感想の方もどうしよっかなぁ。

水曜日、別のドラマがやっていたら迷わずそっちを書くんですが。

 

 

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恋はつづくよどこまでも 1話 感想|恋にうつつ抜かすな!ばっかり。

 

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どこまでもベタベタなラブストーリー。

いや、命を預かる場で失敗するな!とか、何かに気を取られるな!とかが

言いたい訳じゃないんですよ。

そこは新人だから、多少のミスは致し方ないと思ってます。

しかし…七瀬(上白石萌音)の描写がどうしても仕事<恋愛で、

「仕事そっちのけで天堂(佐藤健)と同じ職場に就く事を最優先する新人」にしか

見えないから、数々の行動にもイラっと来てしまうのです。

 

仕事ではなく恋の指導をして、優しく接する先輩&上司達が不自然。

収入の少ない新人と 地位と腕前のある医者が、

同じ家賃であるマンションで隣同士だというのも不自然。

下手したら小さな患者が命を落としそうな恐ろしいシーンに、

助けに行く天堂の顔を七瀬に近づけさせて「キャー顔が近い!キュンキュンする!」

なんて胸キュンで盛り上げるのは不謹慎。

 

…でも、これだけトンデモ設定を並べても、気持ちに蓋をしてちゃんとした看護師に

なろうとする「お仕事ドラマ」「成長物語」方面も描こうとするんですよね。

だから中途半端。

?を吹っ飛ばすくらいのファンタジーなラブコメに徹するか、

1人の新人看護師の成長物語にするか、どちらかに絞るべきでした。

OP映像に出てきた勇者と魔王のコスプレだって、なぜ使いこなさないのでしょう?

 

「何も考えてなかった私が、道を見つけた。」「先生と続く道。」は、

初回を見た限りでは、ただ天堂と両思いになるための…としか考えられなかったので、

そこから「誰かを助けたい。これが私の夢です。」という結論に繋がるのも謎。

しかし、天堂との関わりを通して夢を持つまでに"変化"を見せた七瀬が

次回でどう動くのか?次第で、もしかしたら…リタイアの道は免れるのかもしれません。

(現時点ではその可能性はかなり低いですが。)

 

ポスタービジュアルの「正気か?」「本気です♡」とハートマークからし

こりゃ寒いな…とは思いましたが…とりあえず次回も一応見てみます。

感想がなかったら、お察し下さいませ。

 

最後に余談ですが、某天パーの新人くんは、髪の毛縛った方が良くないですかね?

 

 

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10の秘密 1話 感想|THREE DAYSも、緊迫感はゼロ。

 

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1話ごとに1つの秘密が明らかになる…という単純なドラマではなかった(笑)

1個聞いたら10個返すみたいに、一気に多くの謎をばら撒いていく作りなのですね。

 

放送開始から15分までに、圭太(向井理)の娘・瞳(山田杏奈)が誘拐され、

由貴子(仲間由紀恵)の秘密を知るという展開を持ってくるのは

スピード感があって良かったのですが、

話が進むごとに何故だか飽きが来てしまったようにも思いました。

何か回収される訳でも、終盤で点と点が繋がる訳でもなく、

ただただずっと「誰かの秘密」が明かされる流れが続いたので、

そこにマンネリを覚えたのかもしれません。

 

初回の内容は、瞳を助けたければ3日間で由貴子を探せというもの。

追われる側じゃなくて追う側ですが、どことなく「TWO WEEKS」に似ています。

しかし、時間制限も短くなって、誘拐されているというのに…

圭太の焦りが伝わって来ないから緊迫感も薄いんですよね。

TWO…の方は三浦春馬さんの危うい表情で何とか魅了されましたが…

うーん、声のトーンが全体的に冷静に聞こえて、抑揚がないからなのでしょうか。

まぁ、LINEで既読付くのを待つよりまず電話でしょ!とか、

早く捜索願出して!とか、主人公の描かれ方に関するツッコミもあったんですけども。

そして、この手のジャンルの警察は相変わらず抜けている所も。

 

風呂敷が畳めるのかどうかが心配になってくる初回ではありましたが、

どちらも大ボスのイメージのある渡部篤郎さんと佐野史郎さんの共演の物珍しさで

今後も見るつもりではいます。

…ところで、菜七子(仲里依紗)も怪しくない?

 

 

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ランチ合コン探偵 〜恋とグルメと謎解きと〜 1話 感想|コメディな山本美月さんも良いね♪

 

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殺人事件や凶悪犯罪が絡まないという事前情報は得ていたので、

合コン中に探偵…はて、相手の心理を丸裸にするのか?などと想像していましたが、

なるほど、日常生活でよくある「人間観察」「相手を知る」事から始まるドラマなんですね。

原作自体の話になりますが着眼点が良いですし、

妄想劇場など程良くツッコんで楽しめる世界観を

深夜に持ってきたのは正解だなぁと思いました。

 

主演の山本美月さんと言えば、全体的には女性らしい役が多いイメージですが、

賢いが人の心を読み取るのはポンコツ…なんていう

ロボットみたいな主人公も合ってます。

私にとっては、「刑事ゆがみ」のヒズミと同じくらい好きなキャラクターかも。

今期は初回で初期設定すら描けていない作品がちらほら見受けられる中で、

アバン内に、彼女がどんな人なのか?が上手く抑えられている所も好感触でした。

 

ショートカット姿の山本さん見たさで見てみましたが、

トリンドル玲奈さんも含めたファッション、劇場でのコスプレ、

劇中に出てくる食べ物も中々魅力的。目と耳の保養になりそう。

キウイのサラダと生姜プリンを食べてみたくなったんですが、

あの店は実在するんでしょうかね?

 

予告の時点ではちょっとユルそうな感じで、

初回だけ感想を書いて後は見るだけにするつもりでしたが、

リタイア&視聴のみ候補のドラマもありますし、割と面白かったので、

次回以降も書こうかなぁと考えています。どうしようかな。

 

 

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絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜(2020) 2話 感想|新作でもミハンシステムはポンコツ。

 

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伸びやかに出来そうなのは確かですし、話は別につまらなくはないんですけど…

ウワァァァァァとかアアァァァァとか、アクションでも闇落ちシーンでも

役者が叫びまくってて騒がしい感じはあるんですよね。

そんなに叫ばせなくても劇中の張り詰めた雰囲気は伝わりますし(むしろ集中しづらいし)

テンション抑えめにして、視聴者が自ずと「うわぁ…エグい…」と感情移入するくらいで

丁度良いと思うのです。

赤ちゃんのアザに然り、冒頭のシーン然り、

月9らしからぬグロテスクな描写は十分出来ているんですから。

 

あと、ツッコミどころと言えば、

この人こそミハンシステムでマークされるべきでしょ!

という人物が多いこと多いこと(これは前作でも同じくツッコんだけど…)。

前回の感想で書き忘れましたが、そもそも一線を越えそうな(てしまった)

井沢(沢村一樹)を狙っているのであれば、ミハンのリーダーにする必要もないし、

普通ならばとっくにクビにするべき案件なんですよね。

まぁ、存続させないとドラマにならないんでしょうけど。

 

明日香(竹内愛紗)の両親が娘を100万円で売る方も売る方ですけど、

買い取った方も買い取った方だと思いました。

明日香が気の毒だったのは分かりますが、どちらも"子供を金銭の関わる商品として扱う"

点ではそんなに大差はないでしょう。

買い取る以外に警察に通報するとか他に方法はありましたし、

馬場(影山徹)達ではなく、包丁を出した義母、更には今回の事件を招いた原因である

子供を虐待した実母をミハンシステムで狙うべきでは?と疑問でなりませんでした。

だから、「未然に防げてないじゃん!」という早川(マギー)の言葉にも

それな!と大きく頷けます(笑)

 

井沢のキャラクターは魅力的ではありますが、それを利用して

香坂(水野美紀)を本当に撃ったのか?を引っ張る手法も何だかあざといですね。

64日前に戻ったと思ったら、最後には61日後。

最終章までに毎回何日くらい日付をズラして行くのでしょう?

 

まぁ、昨日の物足りなさもあり、アクションシーンを存分に見せてくれた事だけは

唯一スッキリしましたが。

演技は基本的に…でも、このドラマの本田翼さんは

前作よりも張り切っているのが伝わって好きです。

 

 

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シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。 1話 感想|ただの客寄せパンダじゃん。

 

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※この作品を面白いと思われた方は、読まない事をお勧めします。辛口です。

 

脚本家と一部のプロデューサーは

「ブラックリベンジ」「ブラックスキャンダル」のスタッフでもあった事から

どんな内容になるかはおおよそ察しがついてましたが、

アバンを見た時点で「ああ、やっぱりね…」という感じ。木曜深夜っぽさが半端ない。

 

制作元が日本テレビから読売テレビに変わる事で、

最近の傾向から何か風向きが変わると良いなと僅かに期待していましたが、

厳しめに言えば、そう思っていたのがアホらしく思える初回でした。

 

アクションだの、ミスパンダだの、髪の毛にリボンを巻いた少女がやって来るだの、

如何にもな漫画原作らしい奇抜な設定を盛り込んでくるから、

絵面がガチャガチャして話に集中出来ないし。

事前に公式から「考察班」という言葉を出して視聴者を煽った割には、

思考力の浅い私でも分かるほどミステリーは単純。

そして、2人だからこそのアクションシーンが存分に見られると思っていたのに、

演出にキレもなければ映す時間も超短い。

 

「人気の役者を揃えたよ」「アクション取り入れてるよ」「考察も出来るよ」

この手法は去年の今頃からずっと同じ。

何匹めのドジョウ狙いですか?

山口紗弥加さんや田中圭さんの謎めいたキャスティングも含めて、

これではただの客寄せパンダじゃないですか。

 

主人公の縦軸でジメッとさせたり、

高◯クリニックなどの社会風刺を盛り込んだ話にしたりして

軽いのか暗いのか、何を一番に見せたいのか中途半端にするよりも、

お仕置きはアクションで痛快に!なんていう王道の勧善懲悪なドラマで

横浜流星さんと清野菜名さんのお2人を見てみたかったです。

 

という訳で、日曜日は来週から大河ドラマも始まりますし、

感想も「テセウスの船」だけに絞ろうと思います。すっぱりリタイアです。

 

あと、これは余計な御世話ですが、田中圭さんも仕事を選んで…。

(本人のせいじゃないのは分かってますが、某ミステリードラマから

徐々に苦手になり始めている私…。)

 


トップナイフ -天才脳外科医の条件- 1話 感想|良くも悪くも普通?

 

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ええ〜!旦那の性格が以前のように戻ったかどうかのくだり、あれで終わり?

視聴者の想像にお任せ…の含みにもなってないでしょ。

大体、目覚めたばかり&体が弱っている状態なら、手を動かすくらいが精一杯でしょうし、

腫瘍じゃなかったという事は、DVの典型例で、一度優しくしてからまた暴力を振るう

なんて可能性もあるじゃないですか。

旦那側から家族に対して何かアクションをとる素振りを見せるとか、

もうちょっと"その人達の今後"を思わせる結末にして欲しかったです。

 

さて、内容の方は…それなりに面白くは見られました。

ドリルで患部を削るなどの手術シーンをじっくり見せつつ

ミステリー要素も絡めていく作りは、安定の林宏司脚本という所。

来期の朝ドラの脚本執筆を途中降板する程 専念されていただけあって、

ちゃんとしたドラマにはなっていたと思います。

しかしその反面、"「コード・ブルー」「医龍」と、

医療ドラマの基盤を作ってきた人が描いた作品" 止まりになっていたのも確かです。

 

初回で一応「お前のせいだ」という悪夢を何人かが見ていたという

伏線は撒かれたものの、「ドクターX」のような主人公の痛快さで見せるドラマなのか、

苦楽を共有し乗り越えていくチームワークで見せるドラマなのか、

どちらの方向性で行きたいのかがよく分かりません。

(おや、今期は「何の話なの?」と首を傾げる作品が多いような…)

先程"それなりに"と書いた理由も、内容もキャラ設定も既視感を覚える点にあり、

「外科医」ではなく何故あえて「"脳"外科医」の題材を選んだのかの説得力もありません。

展開を見るに、舞台と手術シーンを外科に差し替えても何ら支障のないレベル。

 

それに、冒頭で良い意味で、医療ドラマらしからぬ謎めいた赤い映像を見せて

シリアスな雰囲気を漂わせた割には、最後にはキャスト全員で踊るED。

正直言って、落差が激しいです(笑)

必ずどこかしらに軽さを盛り込んでくるのが、日テレらしいな…という感じ。

映像と曲の組み合わせだけなら好きなんですけど、ドラマには全然合ってませんよねぇ。

「何の話なの?」と混乱させる原因はそこにもあると思いました。

 

たまにやりがちな、主人公以外ダメダメではなく、

能力と技量が個々に備わっている医者ばかりだったのが、本作で唯一安心した所でしょうか。

キャラクターに関しての印象はそれくらい。

あと、人の命を預かる職業の人の口癖が「殺す」、それも何度も言わせるのもどうかと…。

 

全然酷いとは思わないし、どちらかと言えば面白かったので、

次も見るつもりではいます。 

 

 

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悪魔の弁護人 御子柴礼司 –贖罪の奏鳴曲– 5話 感想|勝ち取れなかったけど書き初めは「無罪」

 

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御子柴(要潤)、今回は「悪魔」になれず。

 

まぁ、小笠原の件があったとしても稲見(勝野洋)が殴った事は確かですし、

本人も「殺意を持って殴った」「正当な裁きを受けたい」とは言っていたので

有罪判決になってしまうのだろうな…とは思っていました。

 

目の前の大事な人を救えない程、弁護士として悔しい事はない。けれども…

「お前は今でも、自慢の息子だ」

これが御子柴にとっては最大の褒め言葉でもあり、

十字架として背負っていく記憶にもなっていくのでしょう。

最後に、"被告人"ではなく"父"の顔を見せる稲見との面会シーンが、何とも印象的でした。

 

次回から最終章との事ですが、

御子柴の死体配達人の話には踏み込まないんですかねぇ。

今の所、事件そのものはガッツリ見せていないから、

ついつい主人公の視点になってしまいます。

本当に酷い内容であれば、岬(津田寛治)が罪を償っていないと怒るのも、

桜葉(玄理)が執念深く調査するのも、無理はないかな?と

2人にも共感出来そうなんですけども…

 

 

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コタキ兄弟と四苦八苦 1話 感想|オチがない?あるのかも?な兄弟の話

 

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深夜ドラマが何たるかを、よく分かっている作品だなぁ…というのが第一印象。

バイプレイヤーの古舘寛治さんと滝藤賢一さんのキャスティングも、

そこに芳根京子さんのツッコミが加わる事によって生まれるやり取りの愉快さも、

内容がありそうでなさそうなユルさ加減も、ノリノリで踊るOP映像も…

どれをとっても好き。久々にこの枠「ドラマ24」らしさを見た感じ。

 

ギャグや小ネタはなく、喫茶店というワンシチュエーションでただただ喋るだけ。

離婚届にサインをするか?しないか?をめぐってのお話…というだけ。

しかし、そんな単純な設定の中でも、兄・一路(古舘寛治)が屁理屈を言って渋る一方で、

弟・二路(滝藤賢一)は何も考えずにすんなりサインをしてしまうなど、

行動や発言で兄弟のキャラクターが描き分けられているのが

やっぱり凄いなぁと思わされます。

 

その"さり気なさ"は、二路がユカの離婚届を出したラストにもかかっていて。

「怨憎会苦」の意味、「他人のならサインできるんだけどな」という台詞から、

自分は上手くいかない分、同じ状況下の静子(市川実日子)には幸せになって欲しい…と

考えてあの行動に出たのだと思っていますが、彼の意図を台詞で分からせるのではなく

「もしかして?」と視聴者に想像させる含ませ方も良かったです。

 

1時間1000円の胡散臭そうなレンタルおじさんに依頼しちゃうくらいだから

本当に困っているのに、説教をし始める一路は正直向いていない。

二路は基本的に真面目に対応してくれない(笑)

けれども、一路は向かないなりに、相手を困らせている社会の現状も

相手の気持ちも理解して行くのかもしれませんし、

二路はちゃらんぽらんな自分だけど、相手にとっては必要とされていると

勇気付けられて行くのかもしれません。

 

そんな感じで、1話ごとに曲者なお客と関わって行くユルコメディがメインテーマならば、

訳あり兄弟の成長物語が裏テーマなんじゃないかな?という気にもさせられた初回でした。

 

これから、どんな物語を二人が見せてくれるのか、楽しみです。

 

 

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