大豆田とわ子と三人の元夫 6話 感想|突然のオダギリジョー。いろんな意味でカオス!

 

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放送開始前、私は本作を「3回も離婚した大豆田とわ子ってどれだけ面倒臭い人なのか

見て確かめよう!」という気持ちで見始めましたが、まさかこんな展開になるとは。

 

回を重ねるごとにとわ子(松たか子)よりも三人の元夫の方が面倒臭そうなのが分かって、

今回の前半部分では、三人の元夫が可愛く思えてくるぐらい

彼らに近づいては構ってアピールをする女性達の方が面倒臭そうで。

でも、(特に心を悩ませる意味合いで)人生において一番面倒臭いのは

人間には抗えない"運命"だった…という三段オチときた。

 

開始から41分まで予告&妄想以外で一切現れなかったのにもかかわらず、

餃子パーティのシーンでは、自身の経験談を女性同士で愚痴り合うくだりだけで

「とわ子は良い人だった」という彼女の"像"を浮かび上がらせ、

その場にいなくても存在感を静かに残した描写は面白いなぁと思っていたし。

他にも数分に一回は笑えるレベルの充実した内容を見させてもらえたから

色々書きたい所はあったんですけど…最後が衝撃過ぎて色々と吹っ飛んでしまいましたよ。

あ、でも…「こんな恋人、どこ探したっていないよ」は

今後の人生で絶対言う事はないだろうし、言う人も見かけない自信がある!!!

とは書き残しておきたいです(笑)

 

それにしても、とわ子が登場する前の魔の41分間のお陰で、

前回のラストから今回のラストまでが全く繋がらなくなってしまいましたねぇ。

門谷(谷中敦)に拉致されたのを回避した件は、

「親友に関する連絡が病院から来て心配になったから、

自力で何とか抜け出したって事にしておいてね」みたいな感じで

視聴者に委ねるだけで終わりそう。

かごめ(市川実日子)に何があったのかだけは知りたいのですが…

もしかしたら、こちらも詳しく描かれる事はないのかも。

 

1つ考えるとしたら、かごめが今までしてきた事は、自分の周りを整理するための

ある意味での"終活"のようにも見えるし。

一緒にやろうと言っていた漫画も1人でやると決めたのは、

その覚悟に対してとわ子を巻き込まないようにしようと

腹を据えている部分もあったんじゃないか…とは捉えられるけど、

これも想像にしか過ぎない。

本作はあくまでも「とわ子と三人の元夫が送ってきた人生を覗き見"させてもらう"ドラマ」

だと思っているから、本人の中で思い出したくない出来事があれば

その気持ちを考慮して"あえて"深掘りはしないスタンスをとっているんですよね。きっと。

 

何も分からないまま1年が過ぎてしまったけれど、本人の事情は本人にしか知りえない。

自分は大豆田とわ子ではないので、とりあえず本編で描かれる内容を見届けるしかないんだな。

ポッと現れたオダギリジョーさんが第四の夫になるのか?友人になるのか?

楽しみですね。

 

 

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