シャーロック 6話 感想|冷たい家族と対抗する少女。そして再びモリアーティ!

 

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前回は過保護な愛情が故に、我が子を追い詰める母親が事件の発端で、

今回は子育てと愛情を与える行為を放置したが故に、

我が子に良い気味と言われるまでになった母親が事件の発端だった…という

対照的な構成に。

両極端の"行き過ぎた"親の姿が描かれるのも今の時代だからこそなんだろうなぁと、

ちょっと考えさせられちゃいました。

 

さて、内容に関して。

少し整理させて良いですかね?

平田(伊藤洋三郎)を見殺しにした犯人=宇井(和田正人)で、

20年前のじゅんちゃんの殺人犯=ビデオに映っていた女性。

で、その女性が命令を受けた相手は守谷=モリアーティ。

宇井が綾香(吉川愛)に記憶操作の実験をした理由は

学生時代に綾香の母・美樹(霧島れいか)にラブレターを破られた上に

冤罪で高校中退までさせられた事への恨みから利用。

綾香が「私がじゅんちゃんを殺した」と言った理由は

冷たくあしらう家族への小さな対抗心から。

…で、合っていたかな。確か。

 

カナリアがピンポイントで何度も映っていたので

そこがヒントなんだろうとは思って見ていましたが。

真相が明かされてからの流れに、個人的にはいっぱい要素が詰め込まれているようで、

それを追うのに必死で、前回と前々回ほどの登場人物への深みは

感じられなかったのかなぁという気がしました。

 

事件自体よりは綾香の誕生日会での家族の態度の方が気になり、

綾香が構って欲しかったからと告げる場面は最後の台詞だけで落とし込むのではなく、

「なぜ今の状態に至ってしまったのか」を幼少時代からの回想を通して見せる事が出来れば

もう少し彼女の若干突飛な考えにも共感出来たと思います。

 

そして、3話以来の守谷=モリアーティ。

守谷の名前は出てきて、最後にサラッと紹介した記憶はあるだけで

詳しい過程を覚えていないんだけど…(笑)

とりあえず、20年前にもじゅんちゃんの事件に関わっていた事が分かりました。

これは…蔵之介さんの可能性、あるんじゃないですか〜??

(年齢的に全くおかしくないし)

 

今回はそこまで見応えは感じられなかったものの、

次回の少年シャーロックとの絡みは楽しみです。

 

 

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