先生のおとりよせ 1話 感想|深夜らしい良い感じに抜けたコメディ♪

 

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向井理さんのコミカル演技を見るのは新鮮だな〜…というのが第一の感想。

その手の役での北村有起哉さんはお見かけした事はあるんですけど、

向井さんは個人的には、ミステリアスな役か優男のイメージが強くて。

だから、言葉のイントネーションも、何て事ない台詞の言い方もいっちいち可笑しくて、

こんなに弾けた演技もこなされるのか!と、榎村のキャラを夢中で見てしまってましたよ〜(笑)

(特に「俺の中田みるくをか⤴︎えせ!」の裏返り具合が好きw)

もちろん、北村さんの、ちょっとなよっとした佇まいの安定感も言わずもがな。

 

他にも、原作由来とは言えど、性格は真反対で相性が合わなそうに見えて、

何だかんだでおとりよせのセンスや女性の趣味は合っていて、

でもって本を買うほどお互いを一作家として尊敬してて、作風も含めて好きで…という

この良い感じに拗れていてもどかしい気持ちにさせる関係性の設定描写も、

登場人物の仲の進展を応援したくなりがちな

ドラマ・出演者好き(主に女性?)の心理を突いてきていてよく練られていると思うし。

それをキャリアを重ねてきたお2人が演じるから、個性が頭に残りやすく、

会話劇のテンポ感もサクサクっとしていて、気軽に見たい深夜の時間帯には心地良い。

そして、乗り気じゃなかった2人がコラボを決めた理由が「そんな理由で!?」と

ツッコんでしまいたくなるようなオチの付け方も、コント風味を感じられて最高で、

深夜ドラマならではの味わいとも言える、ある種の軽さとくだらなさが

上手い具合に溶け込んだ作品だなぁ…という印象で見終える事が出来ました。

 

視聴前は「またグルメドラマか…」と思いつつ、

それでも、プライム帯で十分に活躍されている向井理さんと北村有起哉さんを

テレ東の深夜ドラマ(グルメドラマ)の主演に起用するという贅沢さに惹かれて

初回をチェックしてみましたが、メインで取り扱うおとりよせ以前に、

お2人のやり取りだけでも十分に見所になるし、楽しめるかもしれません。

ただ、前時間の「しろめし修行僧」はご飯がテーマ、本作はデザートがテーマとなると…

連続で視聴される方の胃袋はかなり抉られる事になるでしょうね(笑)

 

まだ控えている作品が山ほどあるので、本数を整理する機会も出てくると思いますが、

少なからず、本作の視聴は決定ですね。

昨日見たドラマに引き続き、こちらも視聴のみでゆるりと楽しませていただきます。

 

 

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ソロ活女子のススメ2 1話 感想|レベルが上がってる!

 

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流れは前作と変わらず。

なので、感想…というよりかは雑感として書かせていただきます。

 

いや〜、さすが続編だからなのか、

ソロ活の難易度が上がってる感じがするのは気のせいでしょうか(笑)

ソロアフタヌーンティー。ソロヘリクルーズ。そして次回はソロサバゲー

月にいくら稼いでいるのか。人生謳歌してますなぁ。

私は食べるのが大好きな人間なので、

アフタヌーンティーは体験してみたいとは思ったけれども…

20分で5万円取られるヘリクルーズを選ぶくらいだったら、

多分回数を分けてご馳走を食べに行きますw

まぁ、私じゃあ到底実現出来ないようなソロ活を

五月女(江口のりこ)目線で疑似体験するのも、本作の楽しみ方の1つではあるんですけどね。

 

内容自体は、一昨日のドラマに続いて微笑ましい話でした。

ヘリで夜景を見ているシーンで、思わず笑みがこぼれちゃうほど満喫しているのが伺える

江口のりこさんの表情を見て、こちらも幸せをお裾分けしてもらった

気分になれたのもそうなんですが。

何より、機長(鈴木壮麻)の接し方が良かったなぁ…。

搭乗する前の受付の女性がちょっと失礼で、

そういうのは心の中で思うくらいにしとけ!とツッコんでいた分、

「いつもお1人なんですか?」とか、サービス程度に「お仕事は何されてるんですか?」とか、

相手の個人情報を一切聞かずに、景色を眺めている五月女の様子を見て

笑顔が移っちゃう"お客様ファースト"なお仕事ぶりにはほっこり。

だから、お客様の嬉しそうな顔を見るのが最高の景色と言っていたのも、

ただの綺麗事じゃなくて本当に説得力があったし。

口を出さずに"相手の時間"を尊重してあげる事で、

その体験をした人は、明日も仕事頑張ろう!と思える活力に繋がっていくんだろうなぁ…と。

心が満たされるっていうのは今回のようなやり取りを指すのだと、

そんな素敵な例を具現化したお話でした。

 

周りに流されず我が道を行き、物事を純粋に楽しんでいる役が

江口のりこさんには合っているし、やっぱり好きです。

心なしか、前作よりも会話が増えていて、

ソロ活ならではの楽しみ方の幅を広げたような気もしますね。

 

次回以降は視聴のみで、五月女のソロ活を味わう事にします♪

それにしても、全8話と随分短いですなぁ…。

 

 

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正直不動産 1話 感想|正直者が利益を得る?

 

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不動産を扱ったドラマと言えば、やっぱり「家売るオンナ」を思い浮かべてしまう訳で、

そのドラマとどう差別化するのかにも注目しながら見ていましたが…

なるほど、バラエティ感を抑えた代わりに雑学要素をプラスした、

いわゆる堅実な作りになっているんですね。

 

某主人公のイメージにつられてか、もっとコミカルなのを想像していたけれども、

最後まで見終えたら、"1つの作品"としてはちゃんと面白い。

何と言うか…個人的には、見ていて良い気持ちになれました。

その"良い気持ち"の理由をもう少し詳細に書くとするなら、

永瀬(山下智久)がズバズバ言って「スカッとした」というよりかは、

永瀬が正直に話した事で依頼主も本気で将来に向き合おうとし、

双方のプロフェッショナルが認められ、

最終的に分かち合う姿に「ほっこりした」と言った方が近いですかね。

民放ドラマだったら人情味を強めて、泣かせにかかる演出があるかもしれませんが、

NHKかつ、以前 漫画の実写化を成功させた経験のある根本ノンジさん脚本だからか

そこのさじ加減も良くて。

コメディではないものの、タメになりつつ、契約から多種多様な仕事観や人となりを

覗き見する点で手堅く楽しめる作品になりそうです。

 

個性的な主人公を演じる山下智久さんの演技に関しては、

泉里香さん、倉科カナさん、そして別ベクトルで長谷川忍さんと

脇を固める役者さんが強いので、正直言うとまだまだ初々しさはありますが。

でも、本音がだだ漏れてしまう時に、どことなく侍っぽい声色になるのが

絶妙な味を醸し出していて、やみつきになってしまう自分もいます(笑)

オーナーに正論をぶつけてからの劇伴のタイミングも、

この時期にぴったりの新たなヒーロー像を感じさせて、頼もしく映りました。

今回の描写を見る限りは"新人"とも例えられる訳で、

これから"正直"を自分のものにし、本当の意味でのNo.1セールスマンになるまでの

成長物語を見届ける話でもあるんでしょうね。

 

主人公が嘘をつけなくなる体になったきっかけを重点的に描いた初回。

初期設定がなくなった次回から、徐々にアクセルを飛ばしてくれる事を期待しております!

 

↓次回の感想はこちら↓

 

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2022年 春ドラマ 視聴リスト&期待度

 

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4/26:「元彼の遺言状」最新話の感想記事をUPしました。

 

こんにちは、りんころです!

通常だったら新ドラマが始まる前の月の下旬に上げているものの、

中々そこまでに時間が取れなくてですね…(汗)

今更投稿するのかwとツッコまれそうですが、毎回恒例でやっていますし、

自分でも備忘録代わりに残しておきたいので、今回も作成いたしましたm(_ _)m

これから視聴予定の春ドラマを紹介させていただきます。

 

4/3時点で発表されている春ドラマを

「◉毎回書く可能性の高いドラマ」

「○大きく外さなければorスケジュール次第では毎回書くドラマ」

「△初回だけしか書かないor内容次第では初回も書かない可能性のあるドラマ」

「×視聴する予定のないドラマ」

の4種類(優先度)に分けて紹介していこうと思います。

※ちなみに、初回も放送されていない段階で決めているので、あくまでも"予定"です(謝)

そして、あの件もあったもので…今期はとりあえずリハビリを兼ねての執筆になるため、

感想本数は通常よりかなり減るかもしれませんが、よろしくお願いしますm(_ _)m

 

 

私が今期視聴&感想執筆するドラマはこちら!

 

曜日・放送時間順にまとめてあります。※既に放送されているドラマは除く

曜日別に知りたい方は曜日を、

ドラマの詳細を知りたい方は、ドラマタイトルをクリックしてみて下さい!

 

放送 作品一覧 主演 優先度
月曜日
フジ
月9
元彼の遺言状 綾瀬はるか
フジ
月10
恋なんて、本気でやってどうするの? 広瀬アリス
テレ東
月11
吉祥寺ルーザーズ 増田貴久
日テレ
月深夜
受付のジョー 神宮寺勇太 ×
火曜日
NHK
火10
正直不動産 山下智久
TBS
火10
持続可能な恋ですか? 上野樹里
日テレ
火深夜
ノンレムの窓 風間俊介 ×
テレ東
火深夜
汝の名 山崎紘菜北乃きい ×
TBS
火深夜
村井の恋 髙橋ひかる ×
TBS
火深夜
明日、私は誰かのカノジョ 吉川愛
水曜日
テレ朝
水9
特捜9 井ノ原快彦 ×
日テレ
水10
悪女(わる) 今田美桜
フジ
水10
ナンバMG5 間宮祥太朗
テレ東
水深夜
メンタル強め美女白川さん 井桁弘恵 ×
テレ東
水深夜
ソロ活女子のススメ2 江口のりこ
木曜日
テレ朝
木8
警視庁・捜査一課長 内藤剛志 ×
テレ朝
木9
未来への10カウント 木村拓哉
フジ
木10
やんごとなき一族 土屋太鳳
日テレ
木深夜
探偵が早すぎる 滝藤賢一
テレ東
木深夜
花嫁未満エスケープ 岡崎紗絵 ×
金曜日
テレ東
金8
嫌われ監察官 音無一六 小日向文世 ×
TBS
金10
インビジブル 高橋一生柴咲コウ
テレ朝
金11
家政夫のミタゾノ 松岡昌宏
テレ東
金深夜
しろめし修行僧 岡部大 ×
テレ東
金深夜
先生のおとりよせ 向井理
テレ東
金深夜
寂しい丘で狩りをする 倉科カナ ×
土曜日
NHK
土10
17才の帝国 神尾楓珠
日テレ
土10
パンドラの果実 ディーン・フジオカ
テレ朝
土11
妖怪シェアハウス 小芝風花
テレ朝
土11
俺の可愛いはもうすぐ消費期限!? 山田涼介
フジ
土11
クロステイル 鈴鹿央士
テレ朝
土深夜
恋に無駄口 奥野壮 ×
日曜日
テレ東
日昼
よだれもん家族 大竹一樹 ×
TBS
日9
マイファミリー 二宮和也
日テレ
日10
金田一少年の事件簿 道枝駿佑
帯ドラマ
NHK
月〜木10
卒業タイムリミット 井上祐貴 ×
NHK
月〜金朝
ちむどんどん 黒島結菜 △※

※朝ドラは原則視聴のみ

 

2022年 春ドラマ 視聴リスト&期待度

 

視聴&初回執筆予定の23作品と期待度を発表していきます。

※上から
タイトル/初回放送日/放送局/時間/視聴前期待度(最大:★5つ)
作品概要/コメント/主な出演者/スタッフ(脚本、演出etc)/
という構成になっております。

※初回放送日、スタッフに関する情報は、4/3時点のものです。

 

月曜日

 

元彼の遺言状(4/11・フジテレビ・月曜21時)★★★

 

"勝ち"にこだわる忖度しない弁護士・剣持麗子の元に、「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という元彼の遺言メールが送られてきた。巨額の遺産に心が動いた麗子は、そのメールの差出人である篠田を巻き込み、共謀して遺産を山分けする計画を立てる。「このミス」大賞を受賞した作品を実写化した、痛快リーガルミステリードラマ。

 

「ミステリと言う勿れ」の好評を受けてなのか、今回もミステリー。

1つ気になるのは、スタッフがちょっと弱い所でしょうか。

公式サイトの概要によると、原作の世界観はそのままに、

ドラマオリジナルのエピソードも用意するみたいなので、

また前作と同じように「男女だから」と言って恋愛要素を盛り込まないかどうかが心配です…。

 

出演:綾瀬はるか大泉洋生田斗真関水渚森カンナ

脚本:杉原憲明(「アプリで恋する20の条件 ※SP」「総理の夫 ※映画」)

   小谷暢亮(「闇の法執行人」「ミス・シャーロック」「DCU」)

演出:鈴木雅之(「ラジエーションハウス シリーズ」「マスカレード・ナイト ※映画」)

   澤田鎌作(「セシルのもくろみ」「監察医 朝顔(2019)」「ナイト・ドクター」)

   西岡和宏(「ルパンの娘2」「ラジエーションハウスⅡ」)

音楽:川井憲次(「科捜研の女 シリーズ」「まんぷく」「リモートで殺される ※SP」)

プロデューサー:金城綾香(「監察医 朝顔 シリーズ」「グッド・ドクター」「SUPER RICH」)

       宮﨑暖 (「アンサング・シンデレラ」)

主題歌:「」

原作 :新川帆立『元彼の遺言状』

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/motokare/

 

 

恋なんて、本気でやってどうするの?

(4/18・フジテレビ・月曜22時)★ ←リタイア

 

恋に本気になれない6人の男女に、不確かで、けれど運命的な出会いが訪れてしまう。恋愛すらもデジタルで合理的な現代に、裸の心がぶつかり合う本気のラブストーリーをお届けする。

 

前期からの流れを見ていると…

月9がミステリー作品を放送するようになって、少し新しい風を吹かせた代わりに、

今度はこちらの枠で従来の月9っぽいライトな作品を放送する傾向にありますね。

特に本作なんかは、せいぜい2010年代の前半にやる作品では?と思えてしまいます。

移動前の火9時代の、視聴者に媚びない強気な作風・カラーが好きだった私としては、

なんだか"関テレドラマらしさ"が徐々に減ってきていて寂しい限りです…。

 

出演:広瀬アリス松村北斗西野七瀬、飯豊まりえ、岡山天音

脚本:浅野妙子(「黄昏流星群」「デジタル・タトゥー」「13(サーティーン)」)

演出:宮脇亮 (「花にけだもの シリーズ」「最高の離婚」「病院の治しかた」)

   北川瞳 (「CHEAT チート」「理想のオトコ」「女の戦争」)

音楽:吉俣良 (「花にけだもの シリーズ」「ごめん、愛してる」「CHEAT チート」)

プロデュース:米田孝 (「僕たちがやりました」「まだ結婚できない男」「竜の道」)

       髙石明彦(「花にけだもの シリーズ」「手紙(2018) ※SP」「CHEAT チート」)

主題歌:あいみょん「初恋が泣いている」

公式サイト:https://www.ktv.jp/koimaji/

 

 

吉祥寺ルーザーズ(4/11・テレビ東京・月曜23時6分)★★

 

物語の舞台は、不動の人気タウンである東京・吉祥寺。不可思議な募集方法で集められた人生の負け組6人が、ひとつ屋根の下シェアハウスで一緒に暮らす日々を描いたシチュエーションコメディドラマ。

 

またまた「企画・秋元康」の作品。

「ドラマプレミア23」枠を買い取ったの?と言いたくなってしまうほどの連続ぶりです(笑)

前々作も前作もその名前を見てスルーし、本作も…と思ったんですが…

「レンタルなんもしない人」「古見さんは、コミュ症です。」で役との親和性の高い

演技を見せた増田貴久さんが主演な事、

そして、宣伝通り年代もキャリアもバラバラな個性派揃いのキャスト陣だと知って

ちょっと興味が湧いてしまって…。

でも、前2作品は微妙な評価が多かったので、本作も微妙だと感じたら

即リタイアする予定です。

 

出演:増田貴久、田中みな実片桐仁田島芽瑠濱田マリ國村隼

脚本:池田テツヒロ(池田鉄洋)(「劇場版パタリロ!」「ひまわりっ〜宮崎レジェンド〜※SP」)

監督:佐藤祐市(「家族ゲーム」「メゾン・ド・ポリス」「危険なビーナス」)

   松木創 (「ラーメン大好き小泉さん シリーズ」「警視庁いきもの係」「リカ」)

   小林義則(「駐在刑事 シリーズ」「明日の約束」「レンアイ漫画家」)

音楽:(「」「」「」)

企画・原作:秋元康(「あなたの番です」「ユーチューバーに娘はやらん!」「真犯人フラグ」)

チーフプロデューサー:阿部真士(「きのう何食べた?」「アノニマス」「じゃない方の彼女」)

プロデューサー:稲田秀樹(「リーガル・ハイ」「レンタルなんもしない人」「共演NG」)

       橋本芙美(「メゾン・ド・ポリス」「危険なビーナス」「プロミス・シンデレラ」)

       村木美砂(「ぼくの推しは王子様 ※スピンオフ」)

OPテーマ:NEWS「LOSER」

主題歌:Awesome City Club「ランブル」

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/kichijoji_losers/

 

 

火曜日 

 

正直不動産(4/5・NHK総合・火曜22時)★★★

 

"嘘もいとわない"成績No.1セールスマンの永瀬だったが、ある日の出来事をきっかけに、嘘がつけない体になってしまった。果たして、正直すぎる不動産屋となった永瀬は生き残れるのか?家を売る人、そして求める人の痛快な人間ドラマが、今始まる!

 

別の意味で話題になってしまった本作(泣)

でも、個人的には「正直不動産」というタイトルに惹かれますね。

「インハンド」以来久々のドラマ主演となる山下智久さんが、

コミカルな役をどう演じるのかが楽しみです。

 

出演:山下智久福原遥

脚本:根本ノンジ (「サ道 シリーズ」「監察医 朝顔 シリーズ」「ハコヅメ」)

演出:川村泰祐  (「ドS刑事」「屋根裏の恋人」「大江戸もののけ物語」)

   金澤友也  (「ラブリラン」「歪んだ波紋」「ラブコメの掟」)

   野田健太  (「ミラー・ツインズ1」「ギルティ」「どうせもう逃げられない」)

音楽:佐橋俊彦  (「大富豪同心 シリーズ」「ロストデイズ」「集団左遷!!」)

制作統括:黒沢淳 (「准教授・高槻彰良の推察 シリーズ」「みかづき」)

     山本敏彦(「みをつくし料理帖(2017)」「黒霧仁左衛門3」「小吉の女房2」)

     岡本幸江(「ごちそうさん」「おんな城主 直虎」「和田家の男たち」)

プロデューサー:清水すみれ(作品不明)

        宇佐川隆史(「4号警備」「半分、青い。」「うつ病九段 ※SP」)

主題歌:「」

原作:大谷アキラ(漫画)、夏原武(原案)、水野光博(脚本)『正直不動産』

公式サイト:https://www.nhk.jp/p/ts/5GKZ6NXYVM/

 

 

持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜

(4/19・TBS・火曜22時)★★

 

結婚願望の薄い娘と"生活能力ゼロ"の父によるダブル婚活を通して「現代の結婚観」を描く、オリジナルラブストーリー。

 

前作で独特の世界観を生み出す脚本家・岡田惠和さんを起用したように、

本作はどちらかと言うと金10らしい作風で、"胸キュン"続きの火10枠のマンネリ化を

脱却しようと試みているつもりなのでしょうが、

それ以前に、"多様性""結婚観"と、内容がありふれ過ぎていて特に惹かれません。

「現代の結婚観を描く」と言いながら、よくある群像劇で終わりそう…。

 

出演:上野樹里田中圭磯村勇斗井川遥松重豊

脚本:吉澤智子 (「Dr.DMAT」「初めて恋をした日に読む話」「ドリームチーム」)

演出:土井裕泰 (「コウノドリ シリーズ」「カルテット」「日本沈没(2021)」)

   山室大輔 (「ごめんね青春!」「グランメゾン東京」「俺の家の話」)

   小牧桜  (「3人のパパ」「この恋あたためますか」「リコカツ」)

   加藤亜季子(「#家族募集します」)

音楽:高見優  (「BG シリーズ」「義母と娘のブルース」「天国と地獄」)

   信澤宣明 (「義母と娘のブルース」「中学聖日記」「アンサング・シンデレラ」)

プロデュース:中島啓介(「あなたのことはそれほど」「新しい王様」「天国と地獄」)

       吉藤芽衣(「リコカツ」)

主題歌:幾田りら「レンズ」

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/jizokoi_tbs/

 

 

明日、私は誰かのカノジョ(4/12・TBS・火曜25時28分)★★★

 

埋められない孤独、見た目への固執、夜の街で"今"を生きる…そんな様々な悩みや葛藤を抱える5人の女性たちが、各章で主人公となり物語が進む。登場人物たちのリアルな心理描写に強く共感する読者が続出した漫画を実写化する。

 

普段はあまり見ないこの枠ですが、春ドラマをざっとチェックして

概要を読んでみたら惹かれたので、リストに加えてみました。

世代が多少近いのもあり、共感出来る部分が多そうな気がしております。

どことなく「フルーツ宅配便」や「六畳間のピアノマン」と近そうですね。

 

出演:吉川愛、横田真悠、齊藤なぎさ箭内夢菜、宇垣美里 他

脚本:三浦希紗(「わたし旦那をシェアしてた」「死役所」「ボクの殺意が恋をした」)

   川原杏奈(「キャラクター ※映画」「それでも愛を誓いますか?」)

   イ・ナウォン(作品不明)

監督:酒井麻衣(「恋のツキ」「W県警の悲劇」「御曹司ボーイズ」「死役所」)

   近藤幸子(作品不明)

   菅原正登(作品不明)

音楽:(「」「」「」)

プロデュース:(「」「」「」)

OPテーマ:Amber's「Desire -欲情本能-」

EDテーマ:DUSTCELL「足りない」

公式サイト:https://www.mbs.jp/asukano/

 

 

水曜日 

 

悪女(わる)〜働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?〜

(4/13・日本テレビ・水曜22時)★ ←リタイア

 

底抜けに明るい1人のポンコツ新入社員が、一目惚れした先輩社員に近づくために、職場の問題にぶち当たりながらもこずるく楽しく働く姿を描く。ニッポンのお仕事を明るくする、ラブ・ジョブ・エンターテインメントが開幕!

 

原作にはついていない「〜働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?〜」が

逆に時代錯誤の印象を植え付けていますね(苦笑)

概要だと一応「ワークライフバランス」「リモート会議」と

今時風のワードを並べ立ててはいるものの、

最後まで読むと、結局、一昔前のドラマで終わりそうな気がしてなりません。

令和の時代に、10何年ぶりに続編を作った意義を感じられなかった

ハケンの品格」という前例があるので、期待薄です。

 

出演:今田美桜江口のりこ鈴木伸之、高橋文哉、向井理

脚本:後藤法子 (「嘘の戦争」「家族のカタチ」「チア☆ダン」「10の秘密」)

   松島瑠璃子(「家売るオンナの逆襲」)

演出:南雲聖一 (「過保護のカホコ」「偽装不倫」「未満警察」「ハコヅメ」)

   内田秀実 (「あなたの番です」「知らなくていいコト」「恋です!」)

   山田信義 (「家売るオンナ シリーズ」「美食探偵 明智五郎」「二月の勝者」)

音楽:松本晃彦 (「怪盗 山猫「3年A組」「ニッポンノワール」「コントが始まる」)

チーフプロデューサー:田中宏史(「君と世界が終わる日に シリーズ」「ブラック校則」)

プロデューサー:諸田景子   (「35歳の少女」「武士スタント逢坂くん!」)

       小田玲奈   (「家売るオンナ シリーズ」「知らなくていいコト」「恋です!」)

       大塚英治   (「お迎えデス。」「知らなくていいコト」「二月の勝者」)

       平井十和子  (作品不明)

主題歌:J-JUN with XIA(JUNSU)「六等星」

原作 :深見じゅん『悪女(わる)』

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/waru2022/

 

 

ナンバMG5(4/13・フジテレビ・水曜22時)★★

 

ヤンキーを辞めたくて高校"逆"デビューを送ると決めた主人公だったが、ある日いじめられている生徒を助けた事をきっかけに、正体不明の最強ヤンキーとしてどんどんのし上がってしまう。憧れだった普通の高校生活を送ることは出来るのか?人間関係の亀裂や苦悩、そこから生まれる友情や家族愛も描く、全く新しい青春ヤンキードラマ。

 

公式サイトによると、水10枠は「ユニークなヒーロー像が次々と誕生し、

視聴者の皆さんの期待や想像を良い意味で裏切っていく」

エキサイティングな作品をお届けするのだそう。

予告映像はそのコンセプトにふさわしく、戦隊モノならではの変身シーンを取り入れた

ユニークな映像に仕上がっていますね。

 

で、本作に関しては、初回を見てみない事には分かりませんが、

過去に素行不良を起こしてきた主人公が"普通の高校生"になりきった後の描写が

納得出来るものになっているか、

あとは笑いのスタイルが私の嗜好に合うかどうか…で、

作品に対する印象も変わってくる気がします。

どちらかと言うと裏の方が期待出来そうにないので、こちらが面白くなれば良いな…と。

 

出演:間宮祥太朗神尾楓珠森川葵森本慎太郎満島真之介

脚本:金沢達也(「不倫食堂 シリーズ」「カインとアベル」「ラジエーションハウス1」)

演出:本広克行(「チャンネルはそのまま!」「警視庁捜査資料管理室」)

音楽:宗本康兵(「特殊犯罪課・花島渉 ※SP」「勇者、辞めます ※アニメ」)

プロデュース:栗原彩乃(「森本刑事のオジさん監察日記 ※ネットドラマ」「SUPER RICH」)

       古郡真也(「コンフィデンスマンSP シリーズ」「SUPER RICH」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/nanbaMG5/index.html

 

 

ソロ活女子のススメ2(4/6・テレビ東京・水曜25時)★★★

 

"ソロ活"をテーマにした話題作が待望のシーズン2に突入!前作に引き続き、積極的にひとりの時間を楽しむための活動="ソロ活"に邁進しながら新たなソロ〇〇を体験していく、主人公・五月女恵の姿を描いていく。

 

"ソロ活"ですから、いくらでも話のネタは作れそうですもんね。

前作は回を重ねるごとに「明日への活力」「心を満たす」など、

見る者がポジティブな気持ちになれるような内容が多かったので、

最終的に興味深く見られました。

今回もそんな作品になるよう、期待しております。

 

出演:江口のりこ小林きな子、渋谷ケント、佐々木春香 他

脚本・監督:及川博則(「ソロ活女子のススメ」「ファーストクラス(2014)」「真夜中の百貨店」)

音楽:(「」「」「」)

プロデューサー:森田昇 (「ソロ活女子のススメ」「じゃない方の彼女」)

        村上浩美(「ソロ活女子のススメ」「真夜中の百貨店」)

        永井清 (「ソロ活女子のススメ」「真夜中の百貨店」)

EDテーマ:Homecomings「i care」

主題歌:Day and Night「my story

原案 :朝井麻由美『ソロ活女子のススメ』

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/solokatsu2/

 

 

木曜日 

 

未来への10カウント(4/14・テレビ朝日・木曜21時)★★★

 

一時期はトップの座を手にしていたものの、大学時代にボクシングを断念し、最愛の妻も亡くした"生きる希望を完全喪失している男"が、図らずも高校ボクシング部のコーチに就任す所から物語が始まる。生徒たちと向き合っていく事で、自身も徐々に熱を取り戻し、新たな未来に向けて走り出していく、学園スポーツドラマ。

 

「グランメゾン東京」を彷彿とさせる設定ですね。

あの作品も話は王道ながら、登場人物それぞれの熱量みたいなものが丁寧に描かれていて、

好んで見ていた記憶があります。

 

やはり今でもスターの印象が強い木村拓哉さんが、

夢破れた役を演じられるっていうのは新鮮さがありますし、

本作も"シンデレラストーリー"かつ学園モノなので、

主人公の描写より生徒たちの群像劇の方向に偏る事がない限りは

手堅く見られそうな気がしてます。

 

出演:木村拓哉満島ひかり安田顕、髙橋海人、山田杏奈 他

脚本:福田靖 (「まんぷく」「ケイジとケンジ」「書けないッ!?」)

演出:河合勇人(「ニセコイ ※映画」「全裸監督」「アリバイ崩し承ります」)

   星野和成(「僕らは奇跡でできている」「アリバイ崩し承ります」)

音楽:林ゆうき(「緊急取調室 シリーズ」「嘘の戦争」「シグナル」「真犯人フラグ」)

ゼネラルプロデューサー:横地郁英(「未解決の女 シリーズ」「IP〜サイバー捜査班」)

チーフプロデューサー :黒田徹也(「ケイジとケンジ」「書けないッ!?」「となりのチカラ」)

プロデューサー:川島誠史(「刑事ゼロ シリーズ」「IP〜サイバー捜査班」)

        都築歩 (「緊急取調室 シリーズ」「コタローは1人暮らし」)

        菊池誠 (「未解決の女 シリーズ」「ケイジとケンジ」「漂着者」)

        岡美鶴 (「にじいろカルテ」「コタローは1人暮らし」「漂着者」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/10count/

 

 

やんごとなき一族(4/21・フジテレビ・木曜22時)★★

 

庶民の家庭から上流社会の一族に嫁ぐことになった主人公が、理不尽な一族のしきたりや親族内の複雑な人間関係に翻弄されながらも、夫とともに真正面から立ち向かい奮闘する“アフター・シンデレラ・ストーリー”をお届けする。

 

予告映像のギラギラしたフォント、概要やあらすじをざっと見たり読んだりしていると、

本当にテレ朝か昼ドラっぽいんですよね(笑)

ドロドロした愛憎劇には惹かれなくなってきているので、

初回を見て面白そうと思えるかどうか…。

 

出演:土屋太鳳、松下洸平尾上松也松本若菜

脚本:神森万里江(「相棒 シリーズ」「ラヴソング」「記憶」「この恋あたためますか」)

演出:田中亮  (「コンフィデンスマンJP シリーズ」「イチケイのカラス」)

   三橋利行 (「コンフィデンスマンJP」「監察医 朝顔2」「SUPER RICH」)

   水戸祐介 (「リフレイン ※SP」「ラジエーションハウスⅡ」)

音楽:木村秀彬 (「コウノドリ シリーズ」「この恋あたためますか」「顔だけ先生」)

プロデュース:宋ハナ(「世界は3で出来ている」「教場Ⅱ」※全てSP)

制作プロデュース:古郡真也(「コンフィデンスマンSP シリーズ」「SUPER RICH」)

協力プロデュース:三竿玲子(「BOSS シリーズ」「昼顔」「営業部長 吉良奈津子」)

挿入歌:wacci「恋だろ」

主題歌:milet「Walkin' In My Lane」

原作 :こやまゆかり『やんごとなき一族』

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/yangoto/index.html

 

 

探偵が早すぎる 春のトリック返し祭り

(4/14・日本テレビ・木曜23時59分)★★★

 

再び巨額の遺産を継ぐ事になってしまった一華を守るために、あの"早すぎる探偵"が事件を未然に防いでいく。謎解きに、コメディに、まさかのラブ展開も!?一瞬たりとも目が離せない、痛快コメディ・ミステリー!

 

「春のトリック返し祭り」というサブタイトルが付いているので、

一瞬SPドラマかと勘違いしてしまいましたよ。ややこしい(笑)でも続編は嬉しい。

滝藤賢一さんも、広瀬アリスさんも、水野美紀さんも、

最近の作品の中では本作のキャラが一番好きです♪

 

出演:滝藤賢一広瀬アリス萩原利久、塩野瑛久、水野美紀

脚本:宇田学  (「探偵が早すぎる シリーズ」「99.9 シリーズ」「DIVER」「極主夫道」)

演出:瑠東東一郎(「探偵が早すぎる シリーズ」「古見さんは、コミュ症です。」)

   湯浅弘章 (「探偵が早すぎる シリーズ」「死役所」「スナック キズツキ」)

   本田隆一 (「探偵が早すぎる シリーズ」「ドクターカー」「極主夫道」)他

音楽:(「」「」「」)

チーフプロデューサー :沼田賢治(「リピート」「ランチ合コン探偵」「イタイケに恋して」)

プロデューサー:中間利彦(「ブラックスキャンダル」「ボクの殺意が恋をした」)

        河野美里(「探偵が早すぎる シリーズ」「おしい刑事 シリーズ」「ヒモメン」)

主題歌:BE:FIRST「Betrayal Game」

原作 :井上真偽『探偵が早すぎる』

公式サイト:https://www.ytv.co.jp/tantei/index.html

 

 

金曜日 

 

インビジブル(4/15・TBS・金曜22時)★★★★

 

事件解決のためにはどんなグレーな手でも使う刑事と、悪を熟知する謎の女犯罪者を演じる“インビジブル”と呼ばれる犯罪コーディネーター。そんな本来相容れないはずの2人が化学反応を起こし、世に知られていない凶悪犯"クリミナルズ"をあぶり出す、前代未聞の犯罪エンターテインメント。

 

犯罪者とコンビを組むという設定は面白そうですが、

それと同時に、初回を見てみない限りは、斬新な作品になるのか

既視感を覚える作品になるのかどうかは分からずじまい…といった感じでもありますね。

でも、共演が多いお2人なので、息の合った会話の応酬でまず楽しめるのかもしれません。

あとは安易に恋愛に寄らなければ良いかな?と。

 

出演:高橋一生柴咲コウ、有岡大貴、堀田茜、原田泰造桐谷健太

脚本:いずみ吉紘(「トドメの接吻」「集団左遷!!」「アリバイ崩し承ります」)

演出:竹村謙太郎(「アンナチュラル」「MIU404」「婚姻届に判を捺した…」)

   棚澤孝義 (「大恋愛」「レンタルなんもしない人」「着飾る恋には理由があって」)

   泉正英  (「わにとかげぎす」「病室で念仏を唱えないでください」)

音楽:(「」「」「」)

編成:東仲恵吾 (「重版出来!」「グッドワイフ」「グランメゾン東京」「最愛」)

   佐藤美紀 (「プロミス・シンデレラ」)

プロデューサー:佐藤敦司(「G線上のあなたと私」「恋する母たち」「俺の家の話」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/invisible_tbs/

 

 

家政夫のミタゾノ(4/22・テレビ朝日・金曜23時15分)★★★

 

「家政夫のミタゾノ」第5シリーズがついに始動!村田などお馴染みの家政婦たちが勢ぞろいすると共に、今回は元ヤンキーの新たな家政婦も登場し、さらにパワーアップして帰って来る。

 

公式サイトの概要に「ミタゾノといえば松岡、松岡といえばミタゾノ」と書いてありますが、

まさにそうですね(笑)

安定感のある作品です。今回も気軽に楽しませていただきます。

 

出演:松岡昌宏、伊野尾慧、山本舞香しゅはまはるみ平田敦子余貴美子

脚本:八津弘幸(「家政夫のミタゾノ シリーズ」「半沢直樹1」「おちょやん」)

   小峯裕之(「家政夫のミタゾノ シリーズ」「アノニマス」「ドクターホワイト」)

   おかざきさとこ(「家政夫のミタゾノ3,4」「30歳まで童貞だと魔法使いに…」)

   山岡潤平(「家政夫のミタゾノ2,4」「正義のセ」「仮面同窓会」「青のSP」)他

演出:片山修 (「家政夫のミタゾノ シリーズ」「七人の秘書」「桜の塔」)

   小松隆志(「家政夫のミタゾノ シリーズ」「先生を消す方程式。」「泣くな研修医」)他

音楽:ワンミュージック(「家政夫のミタゾノ シリーズ」「グッドワイフ」「にじいろカルテ」)

エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(「妖怪シェアハウス」「ドクターX シリーズ」「言霊荘」)

プロデューサー:秋山貴人 (「家政夫のミタゾノ シリーズ」「となりのチカラ」)

       木曽貴美子(「家政夫のミタゾノ シリーズ」「まだ結婚できない男」)

       布施等  (「越路吹雪物語」「モコミ」「和田家の男たち」)

主題歌:Hey! Say! JUMP「area」

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/mitazono/

 

 

先生のおとりよせ(4/8・テレビ東京・金曜24時52分)★★

 

ドSで不愛想な官能小説家と、ドMでフェミニンな漫画家が共同制作をする事に。性格は正反対な2人だが、お互いに「おとりよせ」の趣味が合うという共通点があった。全国津々浦々の「おとりよせ」の品々と、美味しいものにはあくなき探究心を見せるイケメンおじさん作家ふたりの、笑えて時にはグッとくる新感覚コメディ×グルメドラマ。

 

今期のテレ東は、本作の前の時間帯の作品も、

日曜午前の新枠(?)での作品もグルメドラマ。

ヒット作を生み出しているのは事実ですし、その中でも好きな作品はありますが、

最近はグルメドラマが多くて少々飽きが来ている自分もいます(苦笑)

 

金10に続いて、こちらも正反対のコンビものですね。

そっち方面でも楽しめれば良いなぁと思っていますが…

とりあえず、初回をチェックするといった感じです。

 

 

出演:向井理北村有起哉

脚本:三浦希紗 (「死役所」「彼女はキレイだった」「ボクの殺意が恋をした」)

   谷口純一郎(「犯罪症候群」「ユニバーサル広告社」「僕とシッポと神楽坂」)

   藤平久子 (「Missデビル」「探偵が早すぎる」「これは経費で落ちません!」)

監督:守屋健太郎(「新米姉妹のふたりごはん」「まったり!赤胴鈴之助」)

   本間利幸 (「左ききのエレン」「シンデレラはオンライン中!」)

   保坂克己 (「エンマ」「アパレル・デザイナー」※全て映画・助監督)

音楽:牧戸太郎 (「アプリで恋する20の条件 ※SP」「まったり!赤胴鈴之助」)

プロデューサー:森田昇  (「ソロ活女子のススメ」「珈琲いかがでしょう」)

        間宮由玲子(「セトウツミ」「歴史迷宮からの脱出」)

        竹内一成 (「紺田照の合法レシピ」「今日も嫌がらせ弁当 ※映画」)

OPテーマ:SOMETIME'S「Somebody」

EPデーマ:Bialystocks「差し色」

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/otoriyose/

 

 

土曜日 

 

17才の帝国(5/7・NHK総合・土曜22時)★★★

 

数々のヒットアニメを手がけてきた吉田玲子のオリジナル作品。202X年、近未来の日本に立ち上がった「実験都市・ウーア」を舞台に、最先端AIを駆使し理想の政治の実現を目指す、17才の若きリーダーの姿を描く。

 

事前情報がまだ少ないので、これも見てみない事には分かりませんが…

とりあえず、今期の中でも奇抜な作品なのは確かです。←それしか言えない(笑)

主演の神尾楓珠さんは「ナンバMG5」「先生のおとりよせ」そして本作と、3本掛け持ち。

ここ最近、出まくってますねぇ。

 

出演:神尾楓珠、山田杏奈、星野源染谷将太河合優実、望月歩

作 :吉田玲子 (「聲の形 ※映画」「モブサイコ100」「平家物語 ※アニメ」)

演出:西村武五郎(「あまちゃん」「ツバキ文具店」「いだてん」「きれいのくに」)

   桑野智宏 (「梅ちゃん先生」「あまちゃん」「いだてん」「おかえりモネ」)

音楽:(「」「」「」)

制作統括:訓覇圭(「いだてん」「天使にリクエストを」「きれいのくに」)

プロデューサー:佐野亜裕美(「カルテット」「大豆田とわ子と三人の元夫」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.nhk.jp/g/blog/lslvs7hemypx/

 

 

パンドラの果実〜科学犯罪捜査ファイル〜(4/23・日本テレビ・土曜22時)★★

 

最愛の妻を亡くした警察官僚・小比類巻と、科学界を離れた天才科学者・最上がコンビを組み、いわゆる科学捜査ではなく、事件の裏に隠された科学そのものを捜査によって解き明かしていく。その一方で、小比類巻にとっての家族の愛の物語も描いていく。

 

予告映像を見てみると、思ったよりも質感のある映像になっているんですよね。

でも、土10と日10のドラマは逆のような…?

そして、既にHuluでのSeason2の放送が決定しているので、

地上波だけでは完結しない可能性大ですね。あまり期待はしないでおきます。

 

出演:ディーン・フジオカ岸井ゆきのユースケ・サンタマリア

脚本:福田哲平 (「インハンド」「レッドアイズ」「らせんの迷宮」)

   関久代  (「30禁 それは30歳未満お断りの恋。※ネットドラマ」「いりびと」)

   土城温美 (「ホクサイと飯さえあれば」「すくってごらん ※映画」)

監督:羽住英一郎(「MOZU シリーズ」「太陽は動かない シリーズ」)

音楽:菅野祐悟 (「刑事ゆがみ」「半分、青い。」「日本沈没(2021)」)

制作:田中宏史 (「ブラック校則」「やめるときも、すこやかなるときも」※編成企画)

   長澤一史 (「THE LIMIT ※ネットドラマ」「君と世界が終わる日に Season1」)

チーフプロデューサー :三上絵里子(「きよしこ ※SP」「二月の勝者」「逃亡医F」)

        茶ノ前香 (「君と世界が終わる日に シリーズ」「咲-Saki- シリーズ」)

プロデューサー:能勢荘志 (「ドロ刑」「ボイスⅡ 110緊急指令室」)

        尾上貴洋 (「ボイス 110緊急指令室 シリーズ」「らせんの迷宮」)

        古屋厚  (「太陽は動かない シリーズ」「映画 暗殺教室 シリーズ」)

        中村好佑 (「未来世紀SHIBUYA」「THE LIMIT」※全てネットドラマ)

主題歌:「」

原作:中村啓『SCIS 科学犯罪捜査班 天才科学者・最上友紀子の挑戦』

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/pandora/

 

 

妖怪シェアハウスー帰ってきたん怪ー

(4/9・テレビ朝日・土曜23時)★★★★

 

「自分らしく生きる!」と息巻いて、"妖怪ヒラキナオリ"としてシェアハウスから羽ばたいていったはずの主人公・澪だったが、やはり現実はそう上手くはいかず、ボロボロの状態で再び妖怪のもとへ里帰りする事に。しかし、妖怪たちに何やら異変が起きているようで…?映画化も決定し、スケールアップして帰って来る。

 

前作の最終回の感想で「SPでも良いから、後日談的なお話を見たい」と書きましたが、

まさか続編として帰ってくるとは!

キャストもスタッフも前作と一緒という安心感。

コロナ禍でまだ"制限"のあるこのご時世で、

見ていて気持ちの良い主人公や個性爆発の妖怪たちによる

楽しい夜をまた迎えられる事を期待します。

あとは、既に映画化も決定していますから、

連ドラは連ドラでひとまず完結してくれるかどうかかな?

 

出演:小芝風花松本まりか、毎熊克哉、池谷のぶえ大倉孝二

脚本:西荻弓絵(「妖怪シェアハウス」「民王」「最高のオバハン 中島ハルコ」)

   綿種アヤ(「妖怪シェアハウス 6話」)※7話担当

演出:豊島圭介(「妖怪シェアハウス」「豆腐プロレス」「泣くな研修医」)

   山本大輔(「妖怪シェアハウス」「おっさんずラブ シリーズ」「民王」「漂着者」)

音楽:井筒昭雄(「妖怪シェアハウス」「99.9 シリーズ」「民王」「ハコヅメ」)

エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(「妖怪シェアハウス」「ドクターX シリーズ」「言霊荘」)

プロデューサー:飯田サヤカ(「妖怪シェアハウス」「ケイジとケンジ」「漂着者」)

        宮内貴子 (「妖怪シェアハウス」「書けないッ!?」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/youkai_kaettekita/

 

 

俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?

(4/16・テレビ朝日・土曜23時30分)★

 

"可愛い"を武器に生きてきた30手前のあざかわ男子と、26年恋愛経験ゼロのロボット女子による、不器用なオトナの"遅すぎる初恋"を描く、新たなキュンムズコメディ。

 

完全な当て書きですね(笑)でも山田くんはまだまだ可愛いですよ!!

…っていうのは置いといて。

また「30歳目前=ネガティブ」から始まるラブコメとなると、

ベタな内容になっていきそうな気がします。

最大3話くらいまで様子見しますが、感想は初回のみにする予定です。

 

出演:山田涼介、芳根京子大橋和也西田尚美古田新太

脚本:田辺茂範(「インハンド」「美食探偵」「婚姻届に判を捺しただけですが」)

監督:新城毅彦(「僕たちがやりました」「声春っ!」「嘘から始まる恋 ※SP」)他

音楽:井筒昭雄(「妖怪シェアハウス」「99.9 シリーズ」「民王」「ハコヅメ」)

ゼネラルプロデューサー:中川慎子 (「黒革の手帖」「東京独身男子」「和田家の男たち」)

プロデューサー:峰島あゆみ(「ドクターX シリーズ」「遺産争族」「リーガルV」)

        尾花典子 (「死役所」「レンタルなんもしない人」「消えた初恋」)

        森田美桜 (「リモートで殺される」「嘘から始まる恋」※全てSP)

主題歌:Hey! Say! JUMP「恋をするんだ」

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/orekawa/

 

 

クロステイル 〜探偵教室〜

(4/9・フジテレビ・土曜23時40分)★★ ←リタイア

 

「クロステイル」とは、接近して尾行するという意味の探偵用語。突然失踪した父親を捜すため、探偵学校に入学した主人公が、クセの強いクラスメイトと共に様々な問題に対処し、成長していく、探偵の卵たちの物語。

 

「オトナの」が枠名から抜けた途端、一気に若々しくなりましたよね(笑)

土曜日…特に深夜帯の中に期待度の高いドラマがありますので、

こちらもとりあえず初回をチェックしてみようかなぁ…といった感じです。

でも、個性的なキャラが集った探偵事務所が舞台のドラマは今までにもあれど、

探偵学校が舞台のドラマは珍しい気がしますね。

 

 

出演:鈴鹿央士、堀田真由、檀れい板尾創路

脚本:八津弘幸 (「家政夫のミタゾノ シリーズ」「半沢直樹1」「おちょやん」)

   吉田真侑子(「陸王」「ヒモメン」「下町ロケット2」「ミス・ジコチョー」)

   福田卓郎 (「警部補 矢部謙三 シリーズ」「噂の女」「あなたには渡さない」)

演出:六車俊治 (「クロヒョウ ※映画」「JK☆ROCK ※映画」「パパがも一度恋をした」)

   舞原賢三 (「仮面ライダーウィザード」「仮面ライダーキバ」※全て特撮)

   石井満梨奈(「パフェちっく!」「命売ります」「GHOSTTOWN」)

音楽:(「」「」「」)

企画:市野直親 (「さくらの親子丼 シリーズ」「火の粉」「顔だけ先生」)

プロデュース:河角直樹 (「さくらの親子丼 シリーズ」「やすらぎの郷」「リカ」)

       松崎智宏 (「隕石家族」「#コールドゲーム」)

       藤尾隆  (「ブシメシ! シリーズ」「昭和元禄落語心中」)

       石井満梨奈(「神様のカルテ」「ごほうびごはん」)

主題歌:「」

原作 :八津弘幸

公式サイト:https://www.tokai-tv.com/io/crosstail/

 

 

日曜日 

 

マイファミリー(4/10・TBS・日曜21時)★★

 

仕事もプライベートも充実した一見幸せそうな夫婦に、ある日娘を誘拐されるという悲劇が訪れる。たった一つの大切なものを失った事で浮き彫りになる様々な感情や人間模様を描いていく、"ファミリー"エンターテインメント。

 

日本沈没」「DCU」でげんなりさせられ続けてからの新作なので、

全然期待しておりません…(滝汗)

そうでなくても、「たった一つの大切なものを失った事で浮き彫りになる

様々な感情や人間模様を描いていく」という部分もちょっと引っかかるんですよね。

誘拐事件をきっかけに、家族はもちろん、家族に関わる友人や仕事仲間の話も描くとなると、

変に風呂敷を広げそうで心配です。

(ポスタービジュアルを見る限りだと、登場人物も多い気がするし)

最後は裏切り者があっさり漂白され、肝心の事件も駆け足で解決!って事に

ならないと良いんですが…。

 

出演:二宮和也多部未華子賀来賢人濱田岳玉木宏

脚本:黒岩勉 (「「TOKYO MER」「らせんの迷宮」「消えた初恋」)

演出:平野俊一(「インハンド」「TOKYO MER」「日本沈没(2021)」)

   田中健太(「半沢直樹 シリーズ」「恋はつづくよどこまでも」「オー・マイ・ボス!」)

   宮崎陽平(「狙われた半沢直樹のパスワード ※SP」「日本沈没(2021)」)

   富田和成(「桃とキジ ※映画 ※助監督」)

音楽:大間々昂(「花のち晴れ」「ボクの殺意が恋をした」「ファイトソング」)

プロデューサー:飯田和孝(「陸王」「義母と娘のブルース」「ドラゴン桜(2021)」)

        渡辺良介(「下剋上受験」「テセウスの船」「TOKYO MER」)

スーパーバイジングプロデューサー:那須田淳(「逃げ恥 シリーズ」「婚姻届に判を捺した…」)

協力プロデューサー:大形美佑葵 (「義母と娘のブルース シリーズ」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/myfamily/

 

 

金田一少年の事件簿(4/24・日本テレビ・日曜22時30分)★★

 

謎解きミステリーの金字塔「金田一少年の事件簿」の新シリーズが、完全新作として放送決定!日本ならではの呪いや怪談を題材にしたミステリーを、シリーズ史上最大のスケールでお届けする。

 

これまでの「金田一シリーズ」は未見で、

以前再放送されていた第4シーズンの初回を見かけたくらいですが、

放送日までに何話かチェックしてみるつもりではいます。

人気漫画かつ人気シリーズなので、大きく外れる事はないのかもしれませんが…

この枠との相性を考えると、"シリーズ史上最大のスケール"という大々的な宣伝の割には

内容がショボくならないか?ミステリー部分に粗っぽさが出てこないかどうかが不安です。

なんせ、過去の金田一シリーズに関わった方がほとんどいないので…。

 

出演:道枝駿佑上白石萌歌、岩崎大昇、沢村一樹

脚本:川邊優子 (「ゼロ 一攫千金ゲーム」「ハケンの品格2」「恋の病と野郎組2」)

   大石哲也 (「執事 西園寺の名推理 シリーズ」「遺留捜査 シリーズ」「青のSP」)

監督:木村ひさし(「99.9 シリーズ」「あまんじゃく シリーズ ※SP」「シェフは名探偵」)

   丸谷俊平 (「世界一難しい恋」「イノセンス」「ハケンの品格2」「ハコヅメ」)

音楽:兼松衆 (「僕らは奇跡でできている」「恋する母たち」「江戸モアゼル」)

   斎木達彦(「#コールドゲーム」「TOKYO MER」「ガールガンレディ」)

   見岳章 (「金田一少年の事件簿 シリーズ」「ケイゾク シリーズ」「スシ王子!」)

チーフプロデューサー :三上絵里子(「きよしこ ※SP」「二月の勝者」「逃亡医F」)

プロデューサー:櫨山裕子 (「ハケンの品格 シリーズ」「俺の話は長い」「#リモラブ」)

        岩崎広樹 (「探偵☆星鴨」「恋の病と野郎組2」)

        秋元孝之 (「世界一難しい恋」「もみ消して冬」「#リモラブ」)

        大護彰子 (「恋の病と野郎組 Season2」)

主題歌:なにわ男子「The Answer」

原作:天樹征丸金成陽三郎 漫画:さとうふみや金田一少年の事件簿

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/kindaichi2022/

 

 

帯ドラマ

 

ちむどんどん(4/11・NHK総合・月〜金曜8時)★★

 

沖縄が本土復帰してから50周年。やんばる地域を舞台に、ふるさと・沖縄の料理に夢をかけたヒロインと、強い絆で結ばれている4兄妹による、本土復帰からの歩みを描く、笑って泣ける朗らかな50年の物語を描く。

 

現在放送中の朝ドラで、三世代の物語の"さ"の字もなくなりつつあるように、

本作も次第に沖縄の"お"の字もない話になってしまうのではないか…という不安はありますが。

とりあえず、またハードルを下げて見てみるつもりです。

沖縄の景色や料理の演出も楽しみですし、"本土復帰50年"で放送する意義のある

作品になる事を願っております。

 

出演:黒島結菜竜星涼川口春奈上白石萌歌

作 :羽原大介(「マッサン」「昭和元禄落語心中」「スパイラル」「サイン」)

演出:木村隆文(「梅ちゃん先生」「ごちそうさん」「真田丸」「なつぞら」)

   松園武大(「龍馬伝」「とと姉ちゃん」「半分、青い。」「エール」)

   中野亮平(「あさが来た」「女子的生活」「いないかもしれない ※SP」)他

音楽:(「」「」「」)

制作統括:小林大児(「ごちそうさん」「真田丸」「ミス・ジコチョー」)

     藤並英樹(「とと姉ちゃん」「麒麟がくる」「いないかもしれない ※SP」)

プロデューサー:松田恭典(作品不明)

展開プロデューサー  :川口俊介(「なつぞら」「エール」「おかえりモネ」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.nhk.or.jp/chimudondon/index.html

 

 

まとめ

 

期待度ランキングをTOP5で付けるならば...

1位 インビジブル(TBS・金10)

2位 妖怪シェアハウス(テレ朝・土11)

3位 正直不動産(NHK総合・火10)

4位 明日、私は誰かのカノジョ(TBS・火深夜)

5位 探偵が早すぎる(日テレ・木深夜)

といった感じ。

 

ここからは、ドラマのラインナップを見ての超個人的な所感をつらつらと...。

 

コンビもののドラマが多い?件

 

ジャンルや設定問わずに挙げるなら、「元彼の遺言状」「持続可能な恋ですか?」

「探偵が早すぎる」「インビジブル」「先生のおとりよせ」「パンドラの果実」

「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」「マイファミリー」と8作品。

正反対のキャラが手を組んで物事を解決…とか、2人の共同作業…とか、

2人の主演押しが通常よりも多い気がしております。

まぁ、そうでなくとも、最近は主演単独のドラマが少ないんですけどね。

 

これも、ドラマの不評を何かにつけては主演に責任を押し付けがちのネット記事から守るため、

1人に対する負担を軽減するためなのかな?と思ってます。

コロナ禍もあって、ストレスも増しているでしょうから…。(ただの思いつきの感想です)

 

脚本よりもキャストで興味が湧く今期のドラマ

 

内容で惹かれたものもありましたが、今期に関しては、何を見るかを調べるにあたって、

脚本家や演出家の名前よりも「この組み合わせなら見てみたい!」

「この役者さんがこの役を演じるのは面白そう!」で決まる作品が多かったのかなぁと。

現に、いくらネームバリューのある脚本家、過去作品が面白かった脚本家でも、

今(その時)手がけられた作品が期待通りだとは限らないケースも増えてきているのでね…。

あとは単純に、信頼感の持てる方があまりいないような?

 

個人的には、豪華なキャストを揃えてなんぼ!とは思わない派ですが、

逆に、揃えた事で化学反応が起きるケースもあるので、

見かけ倒しにならず、良い方向に転がると良いなぁと願うしかありませんね。

 

「火10」「水10」「土10」(+「土曜11時台」)ドラマ被り問題

 

土曜11時台はともかく、前期までならプライム帯はドラマ被りが金10のみだったのに、

NHKの金10「ドラマ10」枠が移動して火10に、土9「土曜ドラマ」が1時間ズレて土10に、

そしてフジテレビがドラマ枠を新たに新設した事によって、

3つの曜日で被りが起きてしまうという現象が…(汗)

 

う〜ん、フジテレビに関しては、裏に既にドラマがあるのに、

なぜぶつけて来たのかがよく分かりません。

そんな事しても、日常的に日テレにチャンネルを合わせている層は大きく変わらないだろうし、

ドラマの視聴者がばらけるだけで、視聴率の獲得向上に繋がらない気がするんですけどねぇ。

以前あった日9(6作品)には行かないまでも、短命で終わりそう。

 

ただ、私の場合、日テレの水10が基本的に相性が合わない上に、

前の時間帯の「ホンマでっか!?TV」を見ている流れで、

そのままフジの水10のリアタイをメインにする予定です。

で、火10も同じ理由で、とりあえずNHKを優先し、

土10に関しては、放送日次第でこれから決めて行こうかなぁ…と考えてます。

 

"1日1本"をベースに、最後まで書くドラマの本数は減らす予定です

 

初回視聴予定のドラマの本数を数えてみたら、なんと23本と多くなってしまいました。

正直言って、これだけの本数全部は見られません(笑)

初回を見て、何か刺さるものがなかったら切ったり、感想を初回のみにしたりしながら

どんどん取捨選択させていただきます。

 

そして、既に読んでいただいた読者さんも数人いらっしゃるかと思いますが、

あの時は大変お騒がせいたしましたm(_ _)m

しばらくはリハビリ代わりに、

「基本的に1日1本、録画したドラマの感想は極力少なめ」

のスタイルでやっていくつもりです。

それでもし余裕があったら、また以前のように、書きたくなった時に上げるか、

雑感集として不定期でまとめれば良いかなぁと。

 

当初に比べると投稿頻度もかなりマイペースになってしまいましたが、

こんな私の書く感想でも読みたい!と思う方がいてくださるなら幸いです。

またどうか、よろしくお願いいたします。

 

 

***

 

ではでは、個人的ヒット作が出て来れば良いなぁと願いつつ...

春クールのドラマを楽しみに待ちましょう(´∀`)

 

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となりのチカラ 9話(最終回) 感想|新居人の話が蛇足だったとしか…

 

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近年の遊川作品の傾向を考慮すれば、本作も駆け足気味の

綺麗なハッピーエンドで終わるんだろうなぁ…とは思っていましたが、案の定でしたね。

 

チカラ(松本潤)の成長も、住人たちのトラブルも、家庭内での悩みも、

何もかもやんわりで片付いてしまった原因はただ1つ。

個人的には…前回から越してきた新居人のエピソードは要らなかった気がします。

というか、新居人の登場自体が。

チカラの変化を感じさせる集大成的なエピソードを盛り込むんだったら、

(それでも多少駆け足にはなるけれども)まだまだ山積み状態だった住人たちの問題に

新たな方法で向き合っていく展開か、

灯(上戸彩)に宣言した通りに、住人たちよりも子供たちの悩みを優先する形で

実行に移す展開にした方が良かったんじゃないでしょうか。

 

じゃないと、前回でのシーンがまるで意味ないんですよね…

悩みを話せないまま子供たちの世話を丸投げされた事に腹が立っていたのに、

今回でも、小日向(藤本隆宏)の動機を心配するばかりで

我が子が襲われないかという不安な気持ちが働いている様子は見えない。

(悪の方に寄った動機にも、やって良い事と悪い事の線引きはあるし…)

でもって、友達付き合いでつまづいていた愛理(鎌田英怜奈)も、

勉強に興味が持てなかった高太郎(大平洋介)も、

ふわっとしたアドバイスか積極的に関わる事のないまま解決。

で…最後はまた、決意表明のシーンでしょう?

似通ったくだりをやるんじゃあ、また口だけじゃないのか?

なんか具体性のないまま終わってないか?と思えても仕方ないんですよね。

 

そのシーン自体にしても、今までで両親への確執がじっくり描かれた上で、

毎回父に投げかけるモノローグから始まる流れだったんならグッと来たんでしょうけど…

あまりにも唐突過ぎて引き込まれず。

まるでミュージカルを見ているみたいで、逆に笑えてきてしまいましたとさ(苦笑)

 

あとはまぁ…前回の感想と被りますが、

住人たちが自己中であるという印象を前々回と前回で強く与えてしまったために、

最終回で"チカラに影響を受けて"問題に向き合うようになった…

とは映らなかったのも大きな欠点でしたかね。

 

せっかく個性的な登場人物や、現代社会を連想させるテーマを扱っているのに、

全て宙ぶらりんにしてしまった…そんな典型例を見た作品だった気がします。

そして…いくらファンタジーな世界観でも、

警察や弁護士など法的な機関が一切存在しないのはどうなの?という

受け入れがたい気持ちの方が勝ってしまうのは、私の頭が固いからなんでしょうかね?(滝汗)

 

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妻、小学生になる。10話(最終回) 感想|妻が家族に残したもの

 

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今期のドラマの中では、連続ドラマならではの醍醐味が味わえた点で

最も美しい形で終わった最終回でした。

 

前回のラストを見た時は恥ずかしながら、また辛い目に遭わせるだけだし、

圭介(堤真一)を中心に前向きになろうとしている最中なんだから、

もうこれが最終回で良かったんじゃなかろうかと思っていましたが…

10年前には叶えられなかったレストランが実現出来たシーンで、

今回の内容を最終回として描く価値は十分にあったと納得させられました。

 

それ以外にも、本来なら買えなかった麻衣(蒔田彩珠)への

一生モノのプレゼントを買ってあげたり、本来なら見届けられなかった

蓮司(杉野遥亮)による新島家への挨拶=麻衣が自立する"瞬間"だったり、

本来なら放置されっぱなしだったであろう畑の手入れをしたり、遺影を決めたり…

小学生となって再び現実世界に戻ってくる事で叶えられた1つ1つの夢が、

まるでエンディングノートに書いた目標を達成して行っているかのよう。

 

魂が巡り巡って転生するケースはあるかもしれないけれども、

本作の場合は、成仏出来なかった貴恵(石田ゆり子)が小学生に乗り移って

新島家の前に現れるという、いかにもファンタジーな設定。

ファンタジー…つまり、現実性に乏しくあり得ない設定だからこそ、

新島家と白石家を繋ぐ小さな"奇跡"にも思えたし、

現実世界で生きる私たちも、その"奇跡"で不思議と元気づけられる…

そんな作品だったと思います。

そして、上記で「最終回として描く価値は十分にあった」と書いた理由もそこにあり、

何事にも終わりがあり、人にもいつかお迎えが来るのだから、

それまではどうか後いを多く残さないように精一杯生きる事が大切だと、

新しい風がまもなく訪れる時期に、そう優しく教えてもらえたような気がします。

 

匂わせは匂わせでも、守屋(森田望智)とはどんな関係性にでもなれる

含みを持たせた終わり方だったのも、

唯一次のステージへと向かっていた友利(神木隆之介)には

あえてそっと背中を押すだけだったのも好印象。

新生活のスタートに合わせて、それぞれの幸せを願いたくなる、

登場人物の個性に合わせた描写が施されていたのが良かったです。

 

再生物語というより群像劇に偏りがちだったり、

オカルト要素を盛り込むなどして、ファンタジーの線引きが曖昧に感じられたり、

似たようなエピソードを繰り返したりと、

ここまで見てきて色々惜しい部分があったのも確かですが、

終わり良ければ全て良しかな…と思ってます。

 

絶え間なく泣かされ、かつ、ほんの少しの生きる知恵を与えてくれた、

素敵なラスト。素敵な作品でした。

また、"再生の兆し"を感じさせる主題歌のふわりとした入りも、毎回好きでした。

 

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ミステリと言う勿れ 12話(最終回?) 感想|一緒に行こう→いつどこに?

 

 

まぁね…新幹線での話を広げている時点で

縦軸は今シーズンで終わらないんだろうなぁと思いながら見ていましたが…

それにしても、全10話以上ある"連続ドラマ"という形をガン無視した最終回でしたね。

構成においても、誰かの言葉で涙を浮かべる人物のカットで感動系に走る演出を3回、

主題歌の中途半端なフェードアウトの仕方、「そこで?」な劇伴のタイミング、

そして、10話の焼肉屋での設定と被る上に

最終回にしてはこぢんまりしている紘子(関めぐみ)の真相と…

急激にやっつけ感満載の仕上がりになったのが残念。

 

これには1つはっきりとしている理由があって、

続編制作を視野に入れているから…なんですよね。

でも、あそこまで「連続ドラマで完結させる気なんてさらさらありません〜」って

開き直った作りにされてしまうと、

むしろ(真相はHuluで!という手法には賛同しないものの)地上波で一旦はピリオドを打つ

日テレ日10枠のドラマの方がまだマシだと思えてしまうのでした(汗)

 

現在進行形で続いていたはずの物語が、

最終章のepisode2.5でバスジャックの頃の話に戻した時間軸の分かりにくい構成も、

次へと繋げるための話題作りの一環だったんでしょうけども。

私が考えるに、シーズン1内ではさらっと匂わせる程度に描いて、

いつぞやの劇場版公開に向けての準備段階として、

序盤で今までのダイジェスト=あらすじを加えた上で

今回の内容を2時間SPの形で放送していたら、

いろんなモヤモヤも和らいだのかもしれません。

 

旬な役者さんではなく、実力派の役者さんをゲストに起用して

演技のぶつかり合い重視で魅せる所も、

ただの犯人探しでは終わらせない人の心の奥底を突く心情描写も、

謎に謎が塗り重ねられている"仕掛け"も、1つ1つのパーツは好きで見ていましたが…

それでもあまり手放しで褒める事が出来なかったのは、

原作の良さをテレビ用に"再構築"するのではなく、

原作の画になる部分や、テレビ的にハイライトとなる部分をかじって出来た

"寄せ集め"になってしまったからなんだと思っています。

まぁ…"寄せ集め"化した決め手は、原作既読の読者さん曰く

原作にはない風呂光(伊藤沙莉)の恋愛要素を絡めたのが一番大きいんですけどね!(汗)

三角関係を散々押してきた割に、最終回では特に交流もなく、

彼女のお手柄(?)を挙げた事での成長エピソードと今までの様子に

矛盾を感じさせる描写をした辺り、

恋愛要素がいかに蛇足だったかが露呈されたとしか言いようがないでしょうね…。

個人的にはやっぱり、風呂光押しで行くよりも、風呂光と池本(尾上松也)のトリオ体制で

事件に踏み込んでいく回をもっと見たい気持ちもありました。

 

イカとの別れの回、爆弾処理の回、天使の回と、刺さる話もいくつかあっただけに…

絶賛したいのに、秀作だって堂々と言いたいのに

あらゆるセンスの悪さがそうさせてくれない、

そんなむず痒さが残る作品として記憶に残りそうです。

最終回のモヤっと加減が余計にね…(泣)

 

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となりのチカラ 8話 感想|やってる事が極端すぎる件

 

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前回の話の動きがあまりにも遅かったし、今回も中盤までは特に進展がなかったので、

このまま最終回まで「我が家のチカラ」を引っ張るのかな〜と思って見ていたら…

何だか素っ頓狂な感じで解決しましたね。

長台詞は確かに凄かったけれども…

うーん、今までのチカラ(松本潤)の性格を見ている身からしたら、

終始良い事言っている"風"にしか聞こえなくて(汗)

灯(上戸彩)が元々家を出て行った理由は、家庭内の問題を彼が後回しにしていた所にあって、

家出するまで自分に何の原因があるのかも分からなかった人なのに、

変化を行動で少しずつ示す訳でもなく、あんなに言葉を並べ立てただけで

和解出来るものなのかと。

何というか…勢いだけで押し切ったように映って、個人的には腑に落ちないのでした。

 

そして、住人たちはとにかく面倒臭い(苦笑)

自分の身の回りの事を放り出してまで助けてくれていたのに、

今度はその自分の悩みでいっぱいいっぱいな状態になっているチカラを助けないとは

なんて自己中な住人たちなんだと思っていたら…

まさか、自分の事よりもチカラ自身の問題に目を向けて欲しいという

思いやり()から来ていたとはねぇ。

これもまぁ…失礼ですが、前回から何を見せられていたんだ感が半端ないです(汗)

実は手を組んでました!展開でまとめるくらいだったら、

わざわざ2話分で引っ張らなくても成立する内容だったんじゃないでしょうか。

 

で、ある意味綺麗に終わった今回で最終回にすれば良いものを…

「もうその時点で終わりで十分なのに」ってパターンをやってしまいがちなのが遊川脚本。

言ってしまえば、描くべき問題が多くて、風呂敷を広げすぎた結果がこれなんですよね。

素直に、本作のコンセプトである「チカラの動きによって

ひとつの"コミュニティ"が出来上がり、強い絆で繋がっていく」通りに、

最終章に入るまでに隣人の悩みを全てスッキリさせてから、

家庭問題に直面し、今度はお返しとして住人たちがチカラの悩みに関わっていく…

というシンプルな構成で良かったのに…。

 

エピソード単体で見れば面白いのかもしれないけれど、

チカラの問題に向き合ったり、隣人の問題に向き合ったりで、

あっちこっち行き来していて話にまとまりがないので、

"本作らしさ"が活かしきれていない勿体なさを強く感じてしまいます。

 

 

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DCU 9話(最終回) 感想|2時間スペシャルの無駄遣い

 

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わ〜驚いた!まさか成合(吉川晃司)じゃなくて佐久間(佃典彦)が黒幕だったとは!

これがどんでん返しってやつか〜〜!!!

…ってなりますかいな(苦笑)

もう、一言で言ってしまえば、2時間スペシャルの"無駄遣い"…これに尽きますよ。

 

本作の特徴であるはずの「海上保安庁で捜査に特化した組織」

「水中事件が舞台」といった初期設定すら活かさず、

施設内で時限爆弾を探したり、危機的な状況の中で人を救出したりする、

まるでどこぞのSF洋画かぶれみたいな事をやっている作品ですから、

1つ1つツッコむのも野暮かもしれませんが…

それにしても、物語の節々で理解しがたいような描写が頻繁に見受けられたのも気になりました。

例えば…さっきまで料亭にいた笠原(岡田浩暉)が

なぜかセキュリティが強化されているはずの地下倉庫に寄り道感覚で入れているとか。

彼に刺されて大怪我を負った新名(阿部寛)が

数分後には何事もない状態で仕事に戻れているとか。

水中では広がらない傷口が、都合の良いタイミングで広がるとか。

佐久間の仕業によって溺れていた2人が瞬間移動しているとか。

そして、新名と成合は"いつの間にか"和解するまでの関係性に発展しているとか。

挙げたら本当にキリがないんです。

こんなに出しても、まだツッコミ足りないですもん(汗)

つまりそれだけ、他のスタッフや脚本家とチェックもしていないんじゃないの?

レベルの粗が多過ぎるって事なんですよね。

 

2時間内に入れる必要性を感じない、かつ、俗に言う"間"ではなく

ただ経緯を"すっ飛ばしている"だけのエピソードを盛り込んだ割には、

今まで散々引っ張ってきた隆子(中村アン)の死の真相は1台詞であっさり解明。

…で、長時間使っておきながら、成合を取り押さえる事は出来ず、

15年間何をしていたかも一切明かされないモヤモヤを残して終了。

ぶっちゃけ、劇場版(恐らく)までわざわざ引っ張るような内容か…?とすら思います。

 

初期設定だけに留まらず、縦軸の絡め方も、拡大スペシャル内での構成のバランスも、

1クールという長さだからこそ味わえる"連続性"の活かし方も、

何もかも下手だったとしか言いようがなく。

前作でさえガッカリさせられたのに、

正直、日曜劇場というブランドも地に落ちたか…と考えさせられる仕上がりの作品を

見る事になるとは、想像もしていませんでした。

これ、邪推するに…表向きはハリウッドとの共同制作をうたう事で、

あたかも高額な予算を使って力を入れているように印象づけておいて、

実は、若手や次世代の脚本家を育成するための企画だったんじゃないかという気もしています。

だって、最初の頃はCGでも海に潜る演出はしていたはずなのに、

プール→水族館→旅館→9割泳ぐシーンがない最終回 とどんどん迷走していく辺り…。

本当の意図を知らないハリウッドの制作会社と揉めて

上手く行かなくなったと考えても無理ないんですよね(苦笑)

 

こんな作品になるくらいなら、最初からブラックバタフライにまつわる縦軸を取っ払って、

テレ朝の「木曜ミステリー」枠や木9のような

「1話完結型」の海での捜査に焦点を当てたシンプルな作りの刑事ドラマにした方が、

"本作らしさ"も物語の面白味も増したのかもしれません。

何度も言うようですが、変に話を大規模に見せようとすればするほど

破綻していく傾向にあるのがこの枠なので…(滝汗)

 

最後に、元々期待していなかったにせよ…

お願いだから、日曜日はどっちかでも面白くあって……というのが、ここ最近の本音ですね。

 

 

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ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇 11話(最終回) 感想|凛々子の知りたがりはまだまだ続く

 

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ひたすら"誠実"な作品でした。

一時期は恋愛方面に傾きがちだったり、

初回の感想では「キャラが弱い」なんて事を書いてしまったりしていましたが、

最後まで見てみれば、凛々子(黒木華)を始めとした

傷を抱えながら生きるメンバーたちが、日々感じている"ざわざわ"の真相を追い、

そして自分の言葉で「届けたい人に届ける」までの成長物語として

1本のブレない軸が通っていた…そんな印象が残る仕上がりになっていたと思います。

 

最終回の内容自体は、解散間近のチームが再集結、連名、ボス=仁和(安藤政信)との決別と、

今の時期に相応しい卒業式を彷彿とさせる王道展開。

でも、初回からずっと見続けてきた者にしか分からない、"連続ドラマ"ならではの良さが

この1時間で存分に活かされていたので、ベタはベタでも感慨深いものがありました。

それは、前々から感じていた、凛々子の仁和への依存っぷりや、

当初はやる気のなかった一本(石井杏奈)がカンフルNEWSの仕事観を代弁する…

といったシーン・描写も挙げられますが、

個人的に最も見入ったのは、いつものマフラーを外して

依頼相手に「PVが伸びる」に対する想いをはっきり伝えてみせた所だと思っています。

 

黄実子(りょう)の言葉を借りるとするなら、

「あの子の感情にはいろんなものが渦巻いている。それを上手く表現出来ないだけ」が、

視聴者がずっと見てきた彼女ではあったんですが…

(時期的にとったと考えられるにしても)あのシーンを見て、

ああ…首にいっぱい巻きつけているマフラーが、

彼女の中々言葉に出来ない感情を埋(うず)める先だったのかもしれないな…と。

マフラーをとった事で、淀みなく、迷いなく、ありのままに言葉をぶつける。

首回りがスッキリしたというぱっと見の"視覚的"な変化を見ているだけでも清々しいけれども、

その時の凛々子の目は吸い込まれるように真っ直ぐで。

視覚でも、黒木華さんの"知りたがり"を体現する演技でも、

今までの集大成である"凛々子の成長"を真正面から描く締め方には実に好感が持てました。

 

以前の感想にも同じような事を書きましたが、

話の腰を折ってしまいがちな縦軸も、本作の場合は上手くいったケースで、

主人公の変化とリンクさせて地続きで物語を紡いでいった所も良かったです。

そして、ゴシップを扱うとなると、大体ゲスで癖の強い作風になり、

人の真相を暴いて面白がる所に重きを置いているイメージがあって、

そういう意味で「お腹いっぱい」であまり期待はしていなかったんですが…。

そのイメージを払拭する、全体的に漂う静かで少しミステリアスな雰囲気に落ち着いていた事、

その雰囲気の中で人物描写を丁寧に積み重ねていった事を考慮すると、

最近は(昔なら月9でやっていたはずの)ラブコメや胸キュンラブストーリーといった

大衆的なコンテンツが頻繁に放送されつつあった木10枠が"原点回帰"した…

つまり、久々に"木10らしい"じっくり味わう良さのある作品だったかな?という気もしています。

 

まだ最終回を迎えていない作品もあるものの、

現段階では有終の美と言っても良い幕引きとなりました。

次回作は題材的にテレ朝作品っぽいのですが(笑)

この調子で面白くなれば良いなぁ…と願っております。

(そして、今更過ぎる感想ですみませんm(_ _)m

もしも待っていてくださった方は、大変お待たせいたしました。

明日は日9の最終回の感想を上げる予定です。)

 

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