姉ちゃんの恋人 7話 感想|幸せと隣り合わせにある現実に直面…

 
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投げキッスのやり合い、布巾で涙を拭く貴子(和久井映見)に、頭ぐりぐりに…

本来だったら笑える所なはずなのに、不思議と心がじんわりと来てしまいました。

 

前回の観覧車の後だもの。笑い合ったり、嬉しそうな顔を見せる2人を見るたび、

貴子が「うん、良かったね…」と我が子の幸せを

しみじみ噛み締めたくなる気持ちが分かる。

いつも弟たちの前では元気で活発な"姉ちゃん"でいる桃子(有村架純)が

時間をかけながらも「助けて欲しい」と本音を吐き出すくらい、

本当に心から好きな人に出会えたのだというのも伝わる。

みんなが2人を受け入れてくれる。応援してくれる。

なんて優し過ぎる世界…もっと幸せムードに浸っていたい…

 

しかし、それが続いていけば続いていくほど、

心の片隅にある"ざわざわ"が静かに襲ってきます。

理由は、次回予告で元カノとばったり会う所を見てしまっているから。

幸せ続きの展開からするに、主題歌を途中で切って

不穏な印象を持たせて終わらせるのだろうとは分かっていたし、

基本的に予告でガッツリ見せた重要そうなシーンを最後まで引っ張る手法は、

視聴者を繋ぎ止めようとするために露骨に狙ってやっている感じがして

あまり好きではないのですが。

でも、本作の場合は「もう嫌な事が起きないで欲しい」と願いたくなる

人物描写の積み重ねがあるから、

それがいつどのタイミングで訪れてしまうのか、吉岡(林遣都)はどんな反応をするのか…

最後に持って行ったお陰で徐々に気が張り詰める感覚を覚えて、

いつも以上に"変化"に敏感になりながら見入っていた気がします。

 

元カノが登場するくだり、2人に感情移入する意味合いで

なくて良いのに…とも思ってしまうんですけどね。

けれども、優しさに溢れたファンタジーだけじゃないのが岡田脚本。

今まではキャスト的に「ひよっこ」を思い出してしまっていましたが、

今回から次回の流れは「泣くな、はらちゃん」の世界観にも似ています。

あの作品も確か、幸せと隣り合わせにある現実を描いていたっけなぁ。

 

最後のシーンはてっきり、通りで偶然会って…だと思っていたので、

まさか、車に乗っててわざわざ降りてくるパターンだったとは。

腕組みするほど充実している様子なのだから、「あ、元気でやってるんだな…」

くらいで済ませれば良いものを…なぜ信号待ちの車を停めてまで会おうとするのか(泣)

まぁ、両者それぞれ悪夢を見るような目で相手を見ていましたし、

吉岡が別れを告げたり、ヨリを戻す羽目になったりする事はないとは思いますが。

あとは「付き合うと決めた覚悟」を描写するのみですね。

 

 

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