2022年秋ドラマ一覧

拾われた男 1話 感想|マスターバックという言葉を初めて知る。

 

 

BSが映らない環境にいる私は、地上波での放送が初見。

同じく初見の方は、よろしければ一緒に楽しみましょう。

既にご覧になった方は、結末も展開も何も知らない私の感想(リアクション)を

笑って読んでやってくださいw

という事で…

 

さて、「仲野太賀さん主演」「夏クールでは好評だった」「役者?劇団?の話」という

ふわっとした事前情報を入れて見始めた初回。

松尾諭さんの半生が題材となっているのは初耳でしたけど、

それ以上に、冒頭からサプライズ性に富んだ作りになってましたねぇ…。

ポジション的に、有村架純さんは

今回限りかなぁとは思うんですけど…(まさかの「ひよっこ」!)

柄本明さん?ベンガルさん??井川遥さんまで!?

ご本人役でのゲストも、主人公を囲む登場人物も豪華過ぎます(笑)

 

航空機のチケットで人生が大きく変わる…というストーリーは

あまりにもおとぎ話っぽい。

「事実は小説よりも奇なり」とは、まさにこの事ですよね。

誰がレギュラーで誰がゲスト?と考える楽しさもありますが、

"虚構入り交じり"の話だけあって、果たしてどこまでが本当なのか…と

思いながら食い入るように見ていたら、あっという間に見終えてしまいました。

 

2000年の雰囲気を出すためにセットを作るのではなく、

あくまでも渋谷や南青山の街並みをベースに、

既存の建物の中に時代を感じさせるアイテムをずらっと並べてみたり、

普遍的な場所に昔懐かしの自動販売機を合成(?)させてみたりしながら

ロケーションをちょこっとずつ工夫していっている所も興味深く視聴。

そして、仲野太賀さん…役作りで体重増やされてますよね?

だんだん松尾諭さんに見えてきたのはそのお陰もあるでしょうが、

主役も脇役もしなやかにこなせる

太賀さんのブランディング力も大きいのかもしれません。

 

ドラマチックだし、いろんな意味で先が読めない事ばかりで、

なんか、「"ドラマ"ってこういうものなのかもなぁ」という原点を見た気がしますね。

夢を家に残してしまった男と、拾いに行った男のエピソードも

今後サブで描かれていくんだろうと思いつつ…じわじわと楽しんでいきたいです。

 

 

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PICU 小児集中治療室 1話 感想|しもべえもただの聖人ではあらず…

 

 

1時間半内に2人の子供が亡くなるという、ショッキングな展開で終わった初回…。

でも「救えなかった命でお涙頂戴」を煽る作品では全くなく。

むしろ、"死"を通して、自分たちの無力さや深刻な医療問題を痛感した医師たちが、

1人でも多くの子供たちを助けられるような環境づくりを早く整えなければならないという、

責任感や直向きさからくる"生"を見届ける作品なのだろう…と思わされた内容でした。

 

指示は的確なものを1つだけ。部下のミスを怒る事もしない。

周りをよく見ていて、弱っている相手には寄り添ってくれる。

この一連の流れだと聖人君子みたいに映る植野(安田顕)だけれども、

周りよりもキャリアが長いから、冷静さを保つ術を身につけられているだけで、

実際は武四郎(吉沢亮)と同じくらい辛いし、泣きたいんですよね…。

訳ありだろうが、プロだろうがアマだろうが関係なく、

PICUにいる人たちは残念ながらまだ「子供を救えるヒーロー(ヒロイン)」にはなれない。

 

「生きるとか死ぬとかほんと無理」と言っていた武四郎も、

今時の"安定志向"の考えの持ち主かと思いきや、

本音は「無理だから何とか救ってあげたい」から来ている事が分かりましたし。

口の悪い同僚や、彼を気に食わなそうな同僚の描写がちょっと気がかりですが、

共通点も、向かうべき所もみんな一緒なので、

あくまでも等身大の医者たちの奮闘ぶりを描く作風に

終始してくれるんじゃないかな…と思っております。

 

あとは…初回を見た限りでは、ここ最近の月9の医療ドラマでよくある(?)

会議でのギスギス揉め合いシーンや、過度な"仲間の絆"アピールをする演出がないだけ、

安心して見られそうな自分もいます(笑)

そして、シリアスな雰囲気でも、ガチャガチャした劇伴を流さない&

劇伴を流す頻度が少ない作品は良作説。

PICUを作り上げていく上での覚悟や真摯さを、モノローグや劇伴で脚色するのではなく、

役者さんの演技でずっしり心に響かせてくる作りになっていたお陰で、

「ああ、これは"いつもの月9"とは違うな」と、姿勢を正しながら見る事になりそうです。

 

それにしても…まだ初回が始まっていないにしろ、

この後に「エルピス」となると、かなり重重な月曜日になるんじゃないでしょうかねぇ。

どれか別作品と枠交換してバランスとったら…と言いたくなるんですけど、

よくよく考えたら、今期のフジプライム帯ドラマ、気軽に楽しめる作品がないという(笑)

一部はグロいですし。深夜に持ってかれたかな…w

まぁでも、大コケするよりかはよっぽど良いです。

秋ドラマ全体で言えば、今の所出だしは大体好調で、充実したクールになるかも…ですね。

 

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祈りのカルテ〜研修医の謎解き診察記録〜 1話 感想|避難訓練みたいなコードブルー

 

 

開始して3分経ってから、ぞわぞわした感覚に。

うーん…あの青みがかった質感のある映像と、

ぴよ〜〜ん…ぽよよ〜ん…な間抜けな劇伴が

噛み合わないと感じてしまうのは私だけでしょうか…(汗)

そして、研修医が主体の作品だから仕方ない部分もあるとは言え、

間を挟まずに研修医同士でのコミカルなやり取りが繰り広げられる。

さらに言ってしまえば、「何も出来ない自分がムカつく」といった

自分の非力さを痛感するみどり(池田エライザ)の台詞を入れるくらいなら、

その前の緊急招集のシーンで、周りに追いつけなくなる医者の様子を

面白おかしく描いたのにもちょっと疑問でしたね。

 

最後まで見てみれば、あの映像にした理由も、

本作がどこを目指して行きたいのかも分からなくはないんですが。

それにしても…「カルテから謎を見抜く」という本筋から脱線しているネタが多過ぎて、

構成が全体的にガタガタになっているのが気になります。

コメディパートはもちろん、緊急招集のエピソードなんて

今回の案件に何の関連性もないから、話の腰を折っているようにしか思えませんし、

研修医ならではの"新人お仕事奮闘記"らしさも、

主人公が手がかりを掴んで考察している描写過程を薄めてしまっているんじゃないかなぁと。

とりあえずは…研修医同士のやり取りは控えめにして、

「コメディタッチなのかハートフルなのかどっちつかず」

「急に推理スペック発動し出した」唐突感を和らげていって欲しい…というのが、

初回を見て強く感じた事でしょうか。

 

肝心の推理にしても、手がかりを辿って行かなくとも予想のつきやすいもので、

設定の都合上「やっぱり」といった所か、

2年間毎月同じ症状で入院して毎回同じ日に退院しているのに、

誰も彼女の本音に気づかなかったの…?というツッコミどころもありましたね。

 

まぁでも、これまた懸念点の1つだった"ドジっ子主人公"に関しては、

本作の場合は、うるさくもなく、資料をドタドタ落とすでもなく、

基本的に冷静な性格として描かれていたのにはホッとしました。

諏訪野(玉森裕太)のキャラが唯一の救いになっていたと思います。

 

いろいろ粗はあるものの、描こうとしている事は、

脚本家・根本ノンジさんが以前描かれていた「監察医 朝顔」のような

温かみのある作風を彷彿とさせて悪くないので…これももう少し様子見ですかねぇ。

 

あと…最後に余談を。

また話が前後するようですみませんが、あの緊急招集=コードブルー のくだりは

たまたまお見かけした某医療従事者の方の呟きによると、

実際の医療現場でもあんな感じで大人数が集まるみたいです。

どんな状況でも関係なく、出来るだけ集まれ…の合図との事。

避難訓練かと錯覚しちゃいましたが(苦笑)あり得なくはないんですねぇ。

だからと言って、途中で盛り込む意味はある?という考えは変わりませんけども。

 

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親愛なる僕へ殺意をこめて 1話 感想|もうひと盛り上がり欲しいかも?

 

 

するすると進んで行く、見やすいサスペンスだなぁ…。

初回を見た印象としては、そんな感じ。

まぁ、良かった所と気になった所、どちらの意味も含まれているんですけどね。

 

まずは良かった所について書くとするなら…

露骨な"煽り"演出がない事、そこに尽きます。

考察で楽しませる作品って大体、次に何が起こるか想像しやすいくだりを

意図的に引っ張ったり、物語の鍵となる当時の事件を一部切り取った回想を

何度も流したりするのが多いイメージで、

そういった演出をされると個人的には冷めるタイプなんですけど、

本作の場合は溜めずに次々展開していってくれるため、

話の進みの遅さに対するストレスが一切生まれません。

特に、指を切られる、トンカチで殴られる…あの拷問シーンは

見た目からして過激でインパクトに残りやすいので、

あそこで煽ってしまいたくなるものを、事の一部始終を済ませてから

CMに入るという形をとっていたのには好感が持てました。

 

あとは、基本的には主人公中心の物語に終始していた事。

サスペンスモノの初回でありがちな「登場人物の多さ」だけを前面に出して

話を充実させるのではなく、

主人公と〇〇はどういう関係で、馴れ初めはどんな感じで…と

エイジ(山田涼介)と周りの人々との関わりを順序立てて状況紹介していたのが、

見やすさに繋がったと思っています。

 

じゃあ今度は、気になった所はどこなのか?についてなんですが…

先ほど「煽り演出がない」「見やすい」と書きましたが、

それって裏を返せば、「真面目過ぎる」ともとれるんじゃないかなぁと。

つまり、エイジが二重人格だと自覚する過程、

事件きっかけで日常生活に支障をきたし始める流れや、振り回されていく様子など、

事件が起こってからの出来事を順を追って書いているのが原因で、

サスペンスとしては盛り上がりがイマイチ足りない仕上がりになってしまっているんですよね。

同日同時間に放送開始した作品なので、

あえて裏の「ファーストペンギン!」と比較するような事を書きますが…

出だしの掴みは本作の方が良くても、ラストまで見て

「次回も見てみたい」「気になる」と興味を湧かせる展開になっていたのは

そちらの作品だったと思います。

 

部屋からエイジを覗く、

若干唇がカサついた引きこもりの妹?が映るシーンが途中にありましたが、

後の拷問シーン続きのお陰でミステリアスさが薄まってしまったような気がしますし、

ナミ(川栄李奈)にまつわるエピソードも初回で見せ過ぎでした。

例えば…予約が成立して、エイジが約束の場所に入る前(入り口付近)に

ナミがやってきて、急にスタンガンで打たれる流れで一旦終わりにして。

そこからは、父・亀一(遠藤憲一)が意味深な行動をとっている所をチラ見せし、

さっきの引きこもりの女性…

で、次回予告ではなくラストで佐野史郎さんを初登場させる…みたいに、

主題歌に合わせて登場人物を畳み掛けるように見せていく形をとった方が、

サスペンスの醍醐味でもあるワクワク感が生まれたのかもしれません。

 

しかし、普段はオチに持ってくる事が多い二重人格の設定が

出だしから使われている辺り、ミスリードにはなってくるでしょうから…

そう考えると、門脇麦さん、遠藤憲一さん、佐野史郎さん、そして川栄李奈さんと、

個性派揃いのキャスティングで考察する楽しさはありそうです。

ナミについては分かりましたが、まだ脇役に関する情報も少ないですし、

今後も過度に煽ったり引き延ばしたりしない程度に、

じわじわ惹きつけられていくサスペンスになってくれれば…と思います。

 

最後に、「ミステリと言う勿れ」のスタッフが関わられているだけあってか、

(劇伴担当者は違うにしろ)劇伴も悪目立ちしないと良いな…と

視聴前は不安に思っていましたが(苦笑)

全体的に落ち着いたトーンで、登場人物の言動を引き立てるくらいの

塩梅になっていたので、そこも安心しました。

とりあえず、しばらく様子見してみます。

 

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silent 1話 感想|"あの頃"はもうない

 

 

結論から言ってしまうと、私は好きです。

ただ、好き嫌いが分かれる作品なんだろうなぁ…とも思います。

 

と言うのも、狙っているであろうターゲット層が20〜30代の女性…

もっと細分化するなら、20代後半からかな?

それくらい限定づけられている(ように感じる)作風なんですよね。

ターゲット層の中には、当時叶わなかったキラキラした恋愛に

憧れを抱く経験をした人もいれば、ケータイ小説を読んでいた人も多いかもしれない。

その道を通ってきた視聴者なら、脚本家・生方美久さんの紡ぐ小説寄りの独特な台詞回しも

叙情的なストーリー展開もノスタルジックに感じられるんでしょうけど、

一方で、こんなに密度を上げなくても…展開がノロくて退屈…と

受け取る視聴者もいるんだろうなぁと。

見方によって大きく評価が変わりそうな初回でありました。

 

個人的には、人気(ひとけ)のない小さな映画館で、夜の時間帯に

スクリーンでひっそり泣きながら見たい内容でしたね。

CMの入りが頻繁に行われていたのもあって、

ドラマサイズじゃ、この良さが十分に伝わらなさそうで勿体ない…と思えてしまうほどにはね。

 

高校生の頃の連絡手段は携帯電話だったのが、

大人になるとLINE電話が主流になって、LINEでのやり取りがほとんど。

音楽を聴くのはiPodに有線イヤホンだったのが、

今では無線で、片方のイヤホンを落とす事もしばしば。

今も昔もCDショップはあるけれど、CDが売れなくなってしまった時代に。

緑に囲まれたごくありふれた校舎の代わりに、

欲しいものは何でも手に入りそうな充実した街・渋谷が主な生活圏になっている。

 

想(目黒蓮)が何も知らない紬(川口春奈)の前であえて手話を使ったのもそうですが、

モチーフや場所を"過去と現在"で線引きして、意図的に映す事で、

「『大好きな音に包まれていた』あの頃はもう戻ってこない」

「時代の変遷と共に、2人の住む世界も変わってしまった」

切なさやもの悲しさを物語らせている辺り、

視聴者を引き込む"世界観づくり"は結構緻密に作られていて好印象。

 

脚本、演出、演者、劇伴…それぞれ、この先も良いクオリティを保てそうな予感。

しかし、それ以上に、本作が秀作になるか残念に終わるかどうかは、

意外と、手話が使える聴者・正輝(風間俊介)の存在が

鍵を握っているんじゃないかという気がしています。

若い役者さんが多い中で空気を引き締める立ち位置になっていたし、

演技からして、シリアスな方向へと寄せられていましたからね。

…まぁでも、初回を見た感じでは、障がい者は健気な性格で、

彼らを支えるために手話を使っている聴者は良い人だという、

どちらも思いやっている風の悪気のない考えを"偏見"だと

静かに切っていた描写が施されていたので、そこの心配もないのかもしれません。

 

先ほど名前を挙げた生方美久さんは、連続ドラマの脚本を初執筆。

プライム帯の割には、かなり作家性が尊重されていて、

脚本家にとって、ある程度自由に書ける環境になっているのも伝わってきます。

木曜劇場」枠は波はあるものの、

時々異端な作品を生み出すから好きだし、応援したくなるんですよねぇ…。

ここ最近の作品を羅列するなら、「刑事ゆがみ」「隣の家族は青く見える」

モンテ・クリスト伯」「アライブ」かな?(どれも名作入りにしているくらいには好き)

 

実はたま〜に「『刑事ゆがみ』の来年同時期の作品はこれかぁ…」「3年後はこれかぁ…」と

名作を基準に照らし合わせる事があるんですけど、

1つの節目となる5年後の作品が本作なのは、純粋に嬉しいです。

良質な作品だと良いなぁ…。いや、そうであって欲しいですね。

 

「言葉はまるで雪の結晶」の歌詞も衝撃的でした。

早く配信で聴きたいです…!

 

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ファーストペンギン! 1話 感想|大女優誕生の瞬間を見た!ラストでちょっと期待。

 

 

日テレ系列の「news every.」や「news zero」でも取り上げられた

実話をベースにした作品…という事前情報を知った上での視聴だったのですが、

個人的には、途中まではちょっと半信半疑の気持ちで見ちゃってました。

 

うーん…何と言うか、本作を"1本の木"として捉えるとするなら、

葉っぱも枝もある程度ついていて、幹も倒れそうにないくらいには太く育った

ぱっと見は立派な木には見えるんだけれども、

細部をよくよく観察すると、虫に食われた葉っぱや枯れた枝が点在している…みたいな感じ。

つまり、全体を通して見てみればそれなりに楽しめる内容にはなっているものの、

所々で過程がやや唐突に思えたり、どことなく端折られた部分が見受けられたりして、

1つでもそういう気になる所があるとスルー出来ない私としては、

物語の流れは詰めが甘かったのかな?という印象を受けました。

 

例えば…「同じ港での運命の出会い」「子持ちのシングルマザー同士」にピンときて、

さらに機転の効かせた接客を見た時点で

あの人気になるな〜くらいの興味を抱くくらいならまだ分かるんですが、

会って間もない上に、仕事の腕前もどの程度のものか掴めていないのに、

いきなり将来をかけた漁業の立て直しを持ちかけるのは

いくら何でも"ドラマ的に"出来過ぎていないか?とか。

説明台詞で済ませるのに賛同はしないけれど、序盤に出てきた杉浦(梅沢富美男)と

主人公サイドの関係性の紹介が、徐々に何となく察せられるまでは不足気味だったりだとか。

あとは、統括(伊沢弘)に見せていた資料は企画書なんだろうとは思えても、

訴求力やお魚ボックスを提案する事でのビジョンがイマイチ伝わってこないから、

その後の押印の流れが「〇〇が許可したなら自分も許可するかな…」という

まさしく本編でも描かれていた"同調圧力の世界"を生きる役員さん頼みになっているように

見えてしまっている…とか。

私の理解力のなさや、気にし過ぎな部分があるにしても、

初回を見てとりあえず引っかかったのはそんな所です。

 

ただ、果敢な者が躊躇せず飛び込む事を意味する「ファーストペンギン」を使って

何を描きたいのか?という意思がはっきり見える内容ではありました。

その点では、初回の"掴み"としては概ね成功していたと思います。

特に良かったのは、一番に飛び込んだ勇気を賞賛するスタンスではなく、

主人公の行為を、周りからしたらバカだと笑う人もいる…という現代社会の縮図も、

ファーストペンギンの説明も含めて冷静に、かと言って真面目になり過ぎないように

事業にポップに絡められていた所。

主人公を上げるでもないし、ドタバタっぷりを描く訳でもない。

ベテランならではの仕事観を持った上司だってちゃんといる。←ここ大事

「何かしたい!!」という衝動のままに動き始めた和佳(奈緒)が、

理想と現実の違いに当たって砕けながらも、1つの事業を完成させていく…という

お仕事成長ドラマだと思って見てみたら、今後面白くなっていくのかもしれません。

 

主人公の感情を代弁したかのような歌詞から始まる主題歌と

演技による盛り上げ方も上手かったですねぇ。

正直、途中までは「24時間テレビ」内のSPドラマでやりそうな内容だな〜と

ふんわり思っていたんですが、ラストシーンで「お?」ってなりました。

あれだけ早口で長台詞なのに、方言の抑揚のつけ方も滑舌もしっかりされているから小気味好い。

そう言えば、ドラマ初主演なんですよねぇ。

奈緒さんの大躍進っぷりを楽しむ意味でも、もう少し見てみたいかも…と思わされましたね。

 

 

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ファーストペンギン! 1話 感想|大女優誕生の瞬間を見た!ラストでちょっと期待。

 

 

日テレ系列の「news every.」や「news zero」でも取り上げられた

実話をベースにした作品…という事前情報を知った上での視聴だったのですが、

個人的には、途中まではちょっと半信半疑の気持ちで見ちゃってました。

 

うーん…何と言うか、本作を"1本の木"として捉えるとするなら、

葉っぱも枝もある程度ついていて、幹も倒れそうにないくらいには太く育った

ぱっと見は立派な木には見えるんだけれども、

細部をよくよく観察すると、虫に食われた葉っぱや枯れた枝が点在している…みたいな感じ。

つまり、全体を通して見てみればそれなりに楽しめる内容にはなっているものの、

所々で過程がやや唐突に思えたり、どことなく端折られた部分が見受けられたりして、

1つでもそういう気になる所があるとスルー出来ない私としては、

物語の流れは詰めが甘かったのかな?という印象を受けました。

 

例えば…「同じ港での運命の出会い」「子持ちのシングルマザー同士」にピンときて、

さらに機転の効かせた接客を見た時点で

あの人気になるな〜くらいの興味を抱くのならまだ分かるんですが、

会って間もない上に、仕事の腕前もどの程度のものか掴めていないのに、

いきなり将来をかけた漁業の立て直しを持ちかけるのは

いくら何でも"ドラマ的に"出来過ぎていないか?とか。

説明台詞で済ませるのに賛同はしないけれど、序盤に出てきた杉浦(梅沢富美男)と

主人公サイドの関係性の紹介が、徐々に何となく察せられるまでは不足気味だったりだとか。

あとは、統括(伊沢弘)に見せていた資料は企画書なんだろうとは思えても、

訴求力やお魚ボックスを提案する事でのビジョンがイマイチ伝わってこないから、

その後の押印の流れが「〇〇が許可したなら自分も許可するかな…」という

まさしく本編でも描かれていた"同調圧力の世界"を生きる役員さん頼みになっているように

見えてしまっている…とか。

私の理解力のなさや、気にし過ぎな部分があるにしても、

初回を見てとりあえず引っかかったのはそんな所です。

 

ただ、果敢な者が躊躇せず飛び込む事を意味する「ファーストペンギン」を使って

何を描きたいのか?という意思がはっきり見える内容ではありました。

その点では、初回の"掴み"としては概ね成功していたと思います。

特に良かったのは、一番に飛び込んだ勇気を賞賛するスタンスではなく、

主人公の行為を、周りからしたらバカだと笑う人もいる…という現代社会の縮図も、

ファーストペンギンの説明も含めて冷静に、かと言って真面目になり過ぎないように

事業にポップに絡められていた所。

主人公を上げるでもないし、ドタバタっぷりを描く訳でもない。

ベテランならではの仕事観を持った上司だってちゃんといる。←ここ大事

「何かしたい!!」という衝動のままに動き始めた和佳(奈緒)が、

理想と現実の違いに当たって砕けながらも、1つの事業を完成させていく…という

お仕事成長ドラマだと思って見てみたら、今後面白くなっていくのかもしれません。

 

主人公の感情を代弁したかのような歌詞から始まる主題歌と

演技による盛り上げ方も上手かったですねぇ。

正直、途中までは「24時間テレビ」内のSPドラマでやりそうな内容だな〜と

ふんわり思っていたんですが、ラストシーンで「お?」ってなりました。

あれだけ早口で長台詞なのに、方言の抑揚のつけ方も滑舌もしっかりされているから小気味好い。

そう言えば、ドラマ初主演なんですよねぇ。

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2022年 秋ドラマ 視聴リスト&期待度

 

 

10/21:「ザ・トラベルナース」最新話の感想記事をUPしました。

 

※9/29更新

こんにちは、りんころです!

毎度おなじみ、視聴予定の秋ドラマを紹介する時期がやってまいりました。

仕事の空いた時間も使ってコツコツ作成していたら、いつの間にか完成してしまったので、

いつもより早めに投稿させていただきます♪

 

9/29時点で発表されている春ドラマを

「◉毎回書く可能性の高いドラマ」

「○大きく外さなければorスケジュール次第では毎回書くドラマ」

「△初回だけしか書かないor内容次第では初回も書かない可能性のあるドラマ」

「×視聴する予定のないドラマ」

の4種類(優先度)に分けて紹介していこうと思います。

※ちなみに、初回も放送されていない段階で決めているので、あくまでも"予定"です(謝)

そして、前期同様、感想本数は通常よりかなり減るかもしれませんが、

よろしくお願いしますm(_ _)m

 

 

私が今期視聴&感想執筆するドラマはこちら!

 

曜日・放送時間順にまとめてあります。※既に放送されているドラマは除く

曜日別に知りたい方は曜日を、

ドラマの詳細を知りたい方は、ドラマタイトルをクリックしてみて下さい!

 

放送 作品一覧 主演 優先度
月曜日
フジ
月9
PICU 小児集中治療室 吉沢亮
フジ
月10
エルピス 長澤まさみ
テレ東
月11
警視庁考察一課 船越英一郎 ×
日テレ
月深夜
束の間の一花 京本大我 ×
火曜日
テレ朝
火9
科捜研の女2022 沢口靖子 ×
NHK
火10
拾われた男 仲野太賀
TBS
火10
君の花になる 本田翼
テレ東
火深夜
北欧こじらせ日記 本田仁美 ×
TBS
火深夜
階段下のゴッホ SUMIRE
TBS
火深夜
闇金サイハラさん 高橋メアリージュン ×
日テレ
火深夜
ぴーすおぶけーき 基俊介 ×
水曜日
テレ朝
水9
相棒 season21 水谷豊 ×
日テレ
水10
ファーストペンギン! 奈緒
フジ
水10
親愛なる僕へ殺意をこめて 山田涼介
テレ東
水深夜
夫婦円満レシピ 佐津川愛美 ×
テレ東
水深夜
キス×kiss×キス 各回で異なる ×
木曜日
テレ朝
木9
ザ・トラベルナース 岡田将生中井貴一
フジ
木10
silent 川口春奈
日テレ
木深夜
Sister 山本舞香 ×
テレ東
木深夜
自転車屋さんの高橋くん 鈴木伸之
金曜日
テレ東
金8
記憶捜査3 北大路欣也 ×
TBS
金10
クロサギ 平野紫耀
テレ朝
金11
最初はパー ジェシー ×
テレ東
金深夜
孤独のグルメ 松重豊
テレ東
金深夜
真相は耳の中 伊原剛志 ×
土曜日
NHK
土10
一橋桐子の犯罪日記 松坂慶子
日テレ
土10
祈りのカルテ 玉森裕太
テレ朝
土11
ボーイフレンド降臨! 高橋海人 ×
テレ朝
土11
ジャパニーズスタイル 仲野太賀
フジ
土11
最高のオバハン 中島ハルコ 大地真央 ×
テレ朝
土深夜
推しが武道館行ってくれたら死ぬ 松村沙友理 ×
日曜日
TBS
日9
アトムの童 山崎賢人
日テレ
日10
霊媒探偵・城塚翡翠 清原果耶
帯ドラマ
NHK
月〜土朝
舞いあがれ! 福原遥
TBS
月〜木10
つまらない住宅地のすべての家 井ノ原快彦 ×
TBS
月〜金深夜
差出人は、誰ですか? 幸澤沙良 ×

※朝ドラは原則視聴のみ

 

それでは、参りましょう〜。

 

 

2022年 秋ドラマ 視聴リスト&期待度

 

視聴&初回執筆予定の17作品と期待度を発表していきます。

※上から
タイトル/初回放送日/放送局/時間/視聴前期待度(最大:★5つ)
作品概要/コメント/主な出演者/スタッフ(脚本、演出etc)/
という構成になっております。

※初回放送日、スタッフに関する情報は、9/29時点のものです。

 

月曜日

 

PICU 小児集中治療室(10/10・フジテレビ・月曜21時)★★★

 

実家から通える病院なら何科でも良いと答えるほど安定志向の持ち主だった主人公・志子田は、とある先輩医師と出会う。北海道という広大な土地でも、どんな子どもでも受け入れられるPICU=小児専門の集中治療室と、1秒でも早くPICUに搬送できる医療用ジェット機の運用を可能にするために奔走する物語を描く、感涙必至のメディカル・ヒューマンドラマ。

 

小児科で活躍する医者の物語ではなく、

理想の小児専門の集中治療室が出来上がるまでのお話なんですね。

 

「監察医 朝顔」自体は好きでも、その続編では中盤から

主人公たちを悲劇に遭わせる展開が続いたのもあって、

感涙"必至"という宣伝文句になっているのがちょっと引っかかる所ですが…。

スーパードクターモノよりも

ごく普通で非力な、どこにでもいる医者を等身大に描く医療ドラマの方が

個人的には好きなので、どんな風に物語が紡がれて行くのか見守っていきたい気持ちもあります。

とにかく、「アライブ」の脚本家・倉光泰子さんに期待しています。

 

出演:吉沢亮木村文乃安田顕生田絵梨花高杉真宙中尾明慶

脚本:倉光泰子(「ラヴソング」「刑事ゆがみ」「うきわ」「純愛ディソナンス」)

演出:平野眞 (「監察医 朝顔 シリーズ」「SUITS/スーツ2」「SUPER RICH」)

音楽:眞鍋昭大(「姉ちゃんの恋人」「アライブ」「カナカナ」「おいハンサム!!」)

プロデュース:金城綾香(「監察医 朝顔 シリーズ」「SUPER RICH」「元彼の遺言状」)

主題歌:中島みゆき「倶(とも)に」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/PICU/index.html

 

 

エルピスー希望、あるいは災いー

(10/24・フジテレビ・月曜22時)★★★

 

エルピスとは、パンドラの箱に唯一残されていたものとされ、良き事の予測として「希望」、悪しき事や災いの予測として「予兆・予見」を意味する。スキャンダルによって落ち目となったアナウンサーと、バラエティー番組の若手ディレクターの2人が、自身のいる環境や組織から滲み出る"災い"に苦しみながらも連続殺人事件の真相に迫って行く、社会派エンターテインメント。

 

「エルピス」の文字を見ると、条件反射でカルピスが思い浮かぶのはみんな同じなはず。

アバランチ」の時みたいに、SNSでタイトルをもじった大喜利がまた盛り上がりそう…

っていうのは置いといて(笑)

 

民放ドラマ脚本初執筆の渡辺あやさんを筆頭に、監督、音楽担当、プロデューサーと

どこも有名どころが揃っています。

それだけに、ついつい期待値を上げてしまいたくなりますが、

スキャンダルで落ち目、番組制作スタッフの一員という設定が付け加えられている辺り、

事件だけでなく日常方面でもエピソードを盛り込んで来そうで

ストーリーが散漫にならないかと心配でもあります…。

まぁ、初回を見てみない事には分からないんですけどね。

 

出演:長澤まさみ、眞栄田郷敦、三浦透子三浦貴大鈴木亮平

脚本:渡辺あや(「カーネーション」「今ここにある危機とぼくの好感度について」)

監督:大根仁 (「モテキ」「ハロー張りネズミ」「いだてん」「共演NG」)他

音楽:大友良英(「いだてん」「不要不急の銀河 ※SP」「しもべえ」)

プロデュース:佐野亜裕美(「カルテット」「大豆田とわ子と三人の元夫」「17才の帝国」)

主題歌:「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.ktv.jp/elpis/

 

 

火曜日 

 

拾われた男(10/11・NHK総合・火曜22時)★★★

 

金なし、美貌もなし、ただ「俳優になりたい」夢だけがあった男が、人に“拾われる”力を手に俳優道を駆け上がり、かつて”捨てた”兄を救いに憧れの地・アメリカへ飛ぶ!原作・松尾諭(俳優)×脚本・足立紳×主演・仲野太賀で贈る、人生の可笑しみ溢れるヒューマン・コメディ。

 

BSプレミアム「プレミアムドラマ」枠で前期に放送されていた作品を

地上波で放送するとの事。結構評判は良かったイメージ。

BSが映らなくて諦めざるを得なかったので、これは嬉しいです!

 

出演:仲野太賀、草彅剛、伊藤沙莉薬師丸ひろ子要潤大東俊介

脚本:足立紳 (「嘘八百 シリーズ ※映画」「さぼリーマン甘太朗」「六畳間のピアノマン」)

演出:井上剛 (「あまちゃん」「トットてれび」「いだてん」「不要不急の銀河 ※SP」)

音楽:岩崎太整(「全裸監督 シリーズ」「dele」「リモートドラマ Living ※SP」)

制作統括:真鍋斎(「立花登青春手控え シリーズ」「まんぷく」「正義の天秤」)

     成田岳(「Re:Mind」「さぼリーマン甘太朗」※全て共同プロデューサー名義)

プロデューサー:家冨未央(「悦ちゃん」「いだてん」「不要不急の銀河 ※SP」)

        山本晃久(「恋のツキ」「このマンガがすごい!」「全裸監督2」)

主題歌:「」

原作:松尾諭『拾われた男』

公式サイト:https://www.nhk.jp/p/ts/98XYGJ8N7K/

 

 

君の花になる(10/18・TBS・火曜22時)★★

 

挫折して引きこもっていた元高校教師・あす花が寮母となり、個性豊かなイケメン7人と突如共同生活をする事に。かつての教え子のひたむきな姿に、あす花もいつしかあの頃の情熱を取り戻すようになっていて…。30歳の節目に、恋も仕事も友情も新たなステージへ進む、女性の成長と胸キュンを描いたオリジナルストーリー。

 

この枠で多い、安定志向のごく普通の女性が、仕事も恋も充実させる事を夢見る…みたいな

「なんちゃってお仕事ドラマ」ではなく、

男性たちに囲まれる女主人公という逆ハーレム作品なのは、何だか新鮮味がありますね。

最近その手の作品は見かけなかったかも。

アタシんちの男子」がパッと浮かびましたけど、調べてみたら13年前なんですね…(震)

 

そして、ドラマ内で誕生したボーイズグループを、現実世界でも実際にデビューさせるとの事。

連動型のプロモーションは、上手い事考えるなぁと思います。(プライズまで出すとは…!)

まぁ、キャストや題材からしてガッツリZ世代向けっぽいので、

私が楽しめるかどうかは分かりませんが(汗)

 

出演:本田翼、高橋文哉、宮世琉弥、木南晴夏夏木マリ

脚本:吉田恵里香(「花のち晴れ」「Heaven?」「チェリまほ」「恋せぬふたり」)

演出:坪井敏雄 (「カルテット」「凪のお暇」「妻、小学生になる。」)

   加藤尚樹 (「コウノドリ シリーズ」「MIU404」「妻、小学生になる。」)

   宮崎陽平 (「日本沈没(2021)」「マイファミリー」)

音楽:(「」「」「」)

プロデューサー:黎景怡(「半沢直樹2」「この恋あたためますか」「ドラゴン桜(2021)」)

       宮﨑真佐子(「逃げるは恥だが役に立つ」「大恋愛」「ファイトソング」)

主題歌:「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/kiminohananinaru_tbs/

 

 

階段下のゴッホ(9/20・TBS・火曜24時58分)★★★

 

年収1,000万円を超える"高収入女子"が、夢だった画家になるため働きながら藝大受験に挑む、格差も壁も乗り越え自分らしく生きるヒューマンラブストーリー。

 

(予定より早く投稿出来そうだったので、急遽こちらの紹介文も追加しました。)

芸術系が絡んでくると、取り上げられている作品が少ないイメージがある分

無条件でチェックしたくなってしまうんですよねぇ…。

ナンバMG5」の伍代が記憶に新しい神尾楓珠さんの演技も楽しみです。

ちなみに、感想を書くかどうかは未定です。

 

出演:SUMIRE、神尾楓珠、朝井大智、田辺桃子利重剛

脚本:加藤法子(「わたしたちの家 ※映画」「転がるビー玉 ※映画」「DIVE!!」)

演出・プロデューサー:小牧桜(「3人のパパ」「リコカツ」「持続可能な恋ですか?」)

劇中メインテーマ:小瀬村晶(「ハルチカ ※映画」「中学聖日記」「やがて海へと届く ※映画」)

協力プロデューサー:佐井大紀(作品不明)

配信プロデューサー:大原拓真(作品不明)

          近藤貴明(「村井の恋」)

OPテーマ:ゆうらん船「春」

EDテーマ:ROTH BART BARON「赤と青」

原作:オリジナル

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/kaidanshita_no_gogh_tbs/

 

 

水曜日 

 

ファーストペンギン!(10/5・日本テレビ・水曜22時)★★★

 

人生崖っぷちの若きシングルマザー・和佳は、ある日1人の漁師から自分たちの浜の立て直しをお願いされ、荒くれ漁師たちのボスになる事に!? ド素人ゆえの大胆さでまさかの大革命を巻き起こすまでを描く、実話をモデルにした爽快リアル・サクセスストーリー。

 

news zero」や「news every.」でも取り上げられた、実話をもとにしたドラマですし、

オリジナルでも原作実写化でもヒット作品を生み出してきた森下佳子さん脚本なので、

大きく外れないと思っています。

あとは、恋愛要素の絡め方がどうなるか?ですかね。

それ抜きでも、経営モノとして十分楽しめそうな気がするので。

 

出演:奈緒堤真一鈴木伸之渡辺大知、松本若菜

脚本:森下佳子(「義母と娘のブルース シリーズ」「おんな城主 直虎」「天国と地獄」)

演出:内田秀実(「あなたの番です」「知らなくていいコト」「悪女(わる)」)

   小川通仁(「恋のから騒ぎ ドラマスペシャル シリーズ」「天才バカボン3 ※SP」)

   今和紀 (「サムライカアサン」「恋です!」「彼女、お借りします」)

音楽:菅野祐悟(「半分、青い。」「日本沈没(2021)」「パンドラの果実」)

チーフプロデューサー  :三上絵里子(「二月の勝者」「パンドラの果実」「初恋の悪魔」)

企画プロデューサー:武澤忠  (作品不明)

プロデューサー:森雅弘(「未満警察」「ウチの娘は、彼氏ができない!!」「恋です!」)

       森有紗(「プリティが多すぎる」)

       阿利極(「ブラック校則 ※ラインプロデューサー名義」「24時間テレビ 無言館 ※SP」)

主題歌:緑黄色社会「ミチヲユケ」

原作:実話  坪内知佳『荒くれ漁師をたばねる力 ド素人だった24歳の専業主婦が業界に革命』

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/first-penguin/

 

 

親愛なる僕へ殺意をこめて(10/5・フジテレビ・水曜22時)★★

 

連続殺人犯を父に持つ主人公の大学生はある日、父の殺害方法と酷似した事件を通して、“もう1人の自分”が殺人を犯しているかもしれないという底知れぬ不安にかられる。真相を追ってみると、驚がくの事実が次々と出てきて…。見る者に息つく暇も与えない、どんでん返しのストーリー展開が見所の二重人格サスペンス。

 

この前まで30間近の役だったのに(笑)まぁ、それは良いとして…。

 

「ミステリと言う勿れ」のタッグ再び!となると、どちらにも転びますよねぇ。

確かに二転三転した展開で目を引くものがありましたが、

なんせ、恋愛要素の盛り込み過ぎが損をした作品でもありますので(汗)

本作の場合は主人公に彼女がいて、切ないラブストーリーも描かれるようですが、

今回はどうなるかなぁ?

 

出演:山田涼介、川栄李奈門脇麦尾上松也早乙女太一遠藤憲一

脚本:岡田道尚(「LIAR GAME シリーズ」「トレース」「マスカレード・ナイト ※映画」)

総合演出:松山博昭(「LIAR GAME シリーズ」「トレース」「ミステリと言う勿れ」)

音楽:☆Taku Takahashi  (「人は見た目が100パーセント」「泣くな研修医」)

プロデュース:草ヶ谷大輔(「コンフィデンスマンJP」「トレース」「ミステリと言う勿れ」)

主題歌:Hey! Say! JUMP「ウラオモテ」

原作:井龍一 漫画:伊藤翔太『親愛なる僕へ殺意をこめて』

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/shinainarubokue/index.html

 

 

木曜日 

 

ザ・トラベルナース(10/20・テレビ朝日・木曜21時)★★

 

スーツケースひとつを手にいろんな病院を渡り歩く意識高すぎナースと、謎のヴェールに包まれた圧倒的なスキルを持つスーパーナースの2人が、命の現場に改革のメスを入れて行く。新時代のナイチンゲール・コンビによる新・痛快医療ドラマが、この秋誕生!

 

評判次第では、続編も視野に入れているんでしょうねぇ…。←すぐシリーズ化説を唱える人

概要をざっとチェックする限りは、どうやら「ドクターX」のフリーランスの医者が

看護師に置き換わったっぽい?

でもそれだけだと設定を引き継いだだけになるから、

コンビにして新しい作品に見せよう…って感じですね。

 

ただ、個人的に中園ミホさんの脚本は「ドクターX(シーズン6のみ視聴)」

「七人の秘書」「ハケンの品格」とどれも面白いと感じられた試しがないので、

本作もどうなのかなぁ…と思ってます。

 

出演:岡田将生中井貴一菜々緒安達祐実松平健

脚本:中園ミホ(「ハケンの品格 シリーズ」「ドクターX シリーズ」「七人の秘書」)

演出:金井紘 (「貴族探偵」「グッド・ドクター」「コントが始まる」)

   片山修 (「家政夫のミタゾノ シリーズ」「七人の秘書」「桜の塔」)

   山田勇人(「ドクターX シリーズ」「ドクターY シリーズ ※SP」「七人の秘書」)

音楽:沢田完 (「ドクターX シリーズ」「奪い愛、冬」「七人の秘書」「NICE FLIGHT!」)

エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(「ドクターX シリーズ」「妖怪シェアハウス シリーズ」)

プロデューサー:峰島あゆみ(「ドクターX シリーズ」「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」)

       大垣一穂 (「ドクターX シリーズ」「リーガルV」「七人の秘書」)

       山田勇人 (「ドクターX シリーズ」「七人の秘書」)

       多湖亮太 (「ドクターX season7」)

主題歌:「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/the_travelnurse/

 

 

silent(10/6・フジテレビ・木曜22時)★★★★

 

高校時代に、男子生徒・想の声に惹かれたのがきっかけで付き合っていた紬だったが、卒業後のある日に、彼から突然別れを告げられてしまう。それから8年という月日が流れ、新たな人生を歩み始めていた紬は想と再会する事になるのだが、実は彼が、徐々に耳が聞こえなくなる難病を患っている事を知らされる。本気で愛した人と、音のない世界で“出会い直す”、切なくも温かいラブストーリー。

 

お仕事ドラマの中に恋愛要素も盛り込むドラマが近年では多い印象ですが、

本作はガッツリ恋愛モノ。

(上記で書いたような作品はあれど)月9が王道の恋愛モノをやらなくなった代わりに、

最近は本当に、木10が恋愛モノをやるようになりましたよねぇ。

 

難聴を患っている事を告げずに姿を消してしまう設定は

「ファイトソング」でもありましたね。

難病を取り扱うという事で、お涙頂戴に走らないかとちょっと不安な気持ちもありますが、

コンクールの一次審査の時点で「一緒に連ドラを作りたい」とプロデューサーに思わせたほどの

生方美久さんの初連ドラ脚本なので、そんな方向性になる可能性も低いのかな?と。

 

公式サイトの概要を読む限り、

「感動する」「泣ける」を押し売りしていない所にも好感が持てます。

視聴後に長い余韻が残ってしまうような作品になる事を期待します。

 

出演:川口春奈目黒蓮鈴鹿央士、篠原涼子

脚本:生方美久(「第33回 フジテレビヤングシナリオ大賞『踊り場にて』」)

演出:風間太樹(「チェリまほ シリーズ」「うきわ」「脚本芸人 ※SP」)

   髙野舞 (「昼顔」「セシルのもくろみ」「モンテ・クリスト伯」「アライブ」)

   品田俊介(「ナオミとカナコ」「隣の家族は青く見える」「ミステリと言う勿れ」)

音楽:得田真裕(「監察医 朝顔 シリーズ」「アンナチュラル」「#リモラブ」「石子と羽男」)

プロデュース:村瀬健(「信長協奏曲」「帝一の國 ※映画」「キャラクター ※映画」)

主題歌:Official髭男dism「Subtitle」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/silent/index.html

 

 

自転車屋さんの高橋くん(11/3・テレビ東京・木曜24時30分)★★★

 

自分の意見をはっきり言えない性格が故に人間関係に悩んでいた朋子は、ある日自転車で街に出かけた際、チェーンが外れた事をきっかけに、自転車屋を営む遼平と出会う。最初は見た目こそ怖かったが、優しく寄り添ってくれる彼に徐々に惹かれて行き…。世話好きヤンキーと内気なアラサー女子の大人の胸キュンピュアラブストーリーをお届けする。

 

見た目はヤンキーでも実は優しい心の持ち主…という設定を見て、

「恋です!」の獅子王や「お茶にごす。」のまーくんを思い出してしまった私(笑)

割と短期間でそういった役のオファーが来るのは、

不器用な役回りを演じるのが上手いって証拠ですよね。

実際、当時も、鈴木伸之さん演じるキャラクターに感情移入しながら

視聴していた部分もありましたし。

 

予算がない事で有名なテレ東深夜ドラマですが、今回は岐阜での3週間のロケを行った辺り、

原作の持つ世界観を大事にしたいという想いが伝わってきます。

胸キュンを狙ったラブコメディは苦手ですが、

不器用な者同士が心を通わせていく姿を描くラブストーリーは好みです。

どこか放っておけない2人を見守りたくなる、

応援したくなるような仕上がりだったら良いなぁと。

 

出演:鈴木伸之内田理央

脚本:北川亜矢子(「ゆるキャン△ シリーズ」「東京ラブストーリー(2020)」「リコハイ!!」)

監督:太田勇  (「おしゃ家ソムリエおしゃ子! シリーズ」「何かおかしい」)

   八重樫風雅(「別に、友達とかじゃない ※映画」)

   山下久義 (「チワワちゃん」「そして、は渡された」※全て映画/助監督名義)

音楽:(「」「」「」)

プロデューサー:太田勇 (「おしゃ家ソムリエおしゃ子! シリーズ」「直ちゃんは小学三年生」)

       森永恭平(作品不明)

       後藤和弘(作品不明)

主題歌:「」

原作 :松虫あられ『自転車屋さんの髙橋くん』

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/takahashikun/

 

 

金曜日 

 

クロサギ(10/21・TBS・金曜22時)★★★

 

現代社会で未だに蔓延っている詐欺師の中でも、唯一、詐欺師を騙す詐欺師…通称「クロサギ」と呼ばれる詐欺師がいた。主人公・黒崎は、父を騙し家族を壊した詐欺師・御木本に辿り着くべく、奮闘する日々を送り続ける。原作完結前の前ドラマシリーズでは描かれなかった黒崎vs宿敵の直接対決も、本作の見所となっている。

 

山下智久さん版の「クロサギ」は未視聴ですが、予習してみるつもりです。

 

有名作品のリメイクとなると、役者さんの思い出補正も当然出てくるだろうし、

年月が経てば経つほど、時代と設定にズレが生じる事も増えてくるでしょうが、

脚本家と演出家の何名かが当時の「クロサギ」にも携わられているので

ある程度の面白さは確保されていると思っています。

前作も数年経ってのリメイクも同じスタッフが…というのは何だか珍しいですね。

 

同じ放送枠なのも含めて、とりあえず、「ドラゴン桜」のようにはならなそうなだけ

安心している自分もいます(苦笑)

(あれはジェネリック日曜劇場感が強くて無理があったので…)

 

出演:平野紫耀黒島結菜山本耕史坂東彌十郎船越英一郎三浦友和

脚本:篠﨑絵里子(「クロサギ(2006)」「まれ」「グッドワイフ」「竜の道」)

演出:田中健太 (「半沢直樹 シリーズ」「恋はつづくよどこまでも」「マイファミリー」)

   石井康晴 (「クロサギ(2006)」「逃げ恥」「テセウスの船」「オールドルーキー」)

   平野俊一 (「クロサギ(2006)」「インハンド」「TOKYO MER」「マイファミリー」)

音楽:木村秀彬 (「コウノドリ シリーズ」「この恋あたためますか」「オールドルーキー」)

プロデューサー:武田梓 (「ファイトソング」)

       那須田淳(「逃げ恥」「婚姻届に判を捺しただけですが」「マイファミリー」)

主題歌:King & Prince「ツキヨミ」

原作:黒丸 原案:夏原武『クロサギ』シリーズ

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/kurosagi_tbs/

 

 

孤独のグルメ Season10(10/7・テレビ東京・金曜24時12分)★★★

 

シリーズ10作目にして10周年目に突入!シリーズ10作目となる今回は、巨大な看板に導かれて訪れる大衆食堂や、旅行気分を味わえる都内の高級住宅地など、五郎のお腹も心も満たしてくれる絶品グルメを提供してくれる飲食店が続々と登場する。

 

10年続いたのも、グルメドラマでシーズン10なのも、いやはや、凄いなぁと…。

食欲の秋にはもってこいの作品ですよね。

今回も五郎さん@松重豊さんの食べっぷりを楽しみます♪

※視聴のみです。感想は書きませんm(_ _)m

 

出演:松重豊久住昌之

脚本:田口佳宏(「孤独のグルメ シリーズ」「日本ボロ宿紀行」「ひねくれ女のボッチ飯」)

   児玉頼子(「孤独のグルメ シリーズ」「相棒 シリーズ」「将棋めし」)

演出:井川尊史(「孤独のグルメ シリーズ」「昼のセント酒」)

   北畑龍一(「孤独のグルメ シリーズ」「あなた犯人じゃありません」)

   佐々木豪(「孤独のグルメ シリーズ」「ひねくれ女のボッチ飯」)

   中山大暉(「孤独のグルメ〜美味しいけどホロ苦い… ※配信オリジナル」)

音楽:久住昌之(「孤独のグルメ シリーズ」「こどものグルメ シリーズ」「花のズボラ飯」)

   ザ・スクリーントーンズ(「孤独のグルメ シリーズ」)

チーフプロデューサー :祖父江里奈(「きのう何食べた?」「運命警察」「雪女と蟹を食う」)

プロデューサー:小松幸敏(「孤独のグルメ シリーズ」「みなと商事コインランドリー」)

        吉見健士(「孤独のグルメ シリーズ」「ひねくれ女のボッチ飯」)

        北尾賢人(「孤独のグルメ シリーズ」「ひねくれ女のボッチ飯」)

主題歌:伝美「五郎の12PM」

作:久住昌之 画:谷口ジロー孤独のグルメ

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/kodokunogurume10/

 

 

土曜日 

 

一橋桐子の犯罪日記(10/8・NHK総合・土曜22時)★★★★

 

親友の死をきっかけに、孤独死が脳裏に過った主人公・桐子は、テレビでの逮捕者の供述「楽になるため刑務所に入りたかった」を見て、刑務所で終活ならぬ"ムショ活"をしてみようと思いつく。そこでの生活は、皮肉も桐子の心を生き生きとさせて行き…。スリリングな“犯罪ドラマ”のはずなのに、切なくも笑えて、なぜか心があったまる、桐子の青春グラフィティをお届けする。

 

情報が解禁された時は、犯罪日記なのに青春グラフィティ!?と驚きましたが、

作品概要を読んでみると中々惹かれるものがありますね。

妻を失った主人公が、新たなパートナーと共に第二の人生を歩む姿を描いた「おじさまと猫」や、

猫と街の人々との不思議な交流を描いた「きょうの猫村さん」の脚本家である

ふじきみつ彦さんの作風と相性が良さそうです。

あとは…主人公の設定や縦軸のボリュームをコンパクトに抑えられるかどうか?でしょうか。

 

出演:松坂慶子、岩田剛典、長澤樹、片桐はいり草刈正雄

脚本:ふじきみつ彦(「バイプレイヤーズ シリーズ」「きょうの猫村さん」「おじさまと猫」)

演出:笠浦友愛  (「この声をきみに」「ミス・ジコチョー」「ノースライト ※SP」)

   黛りんたろう(「ぬけまいる」「螢草」「半径5メートル」「空白を満たしなさい」)

   加地源一郎 (作品不明)

音楽:長谷川智樹 (「団地ともお シリーズ」「やくならマグカップも シリーズ」※全てアニメ)

制作統括:髙橋練 (「まれ」「サギデカ」「ミス・ジコチョー」「タリオ」)

     清水拓哉(「真田丸」「悦ちゃん」「いだてん」「鎌倉殿の13人」)

主題歌:「」

原作 :原田ひ香『一橋桐子(76)の犯罪日記』

公式サイト:https://www.nhk.jp/p/ts/2LKPLXJYL6/

 

 

祈りのカルテ(10/8・日本テレビ・土曜22時)★★

 

知識も技術もまだないひよっこだが、人の顔色を読む能力には長けている研修医・諏訪野が、“カルテ”を通して患者たちの秘密と嘘を優しく見破る、笑って泣けるハートウォーミング・ミステリー。

 

「研修医」なんですよねぇ…。

特殊能力を持つ医者にするとたまにありがちなのは「主人公上げ周り下げ」で、

毎回、この秘密ならプロの医者だって見抜けるでしょ〜ってツッコミそうな気がしてなりません。

 

実力も備わっていないのに、

プロの医者にアドバイスや説教したりする展開もモヤモヤするのでね。

そこが最小限に抑えられていれば良いんですけども…(汗)

 

出演:玉森裕太池田エライザ矢本悠馬松雪泰子椎名桔平

脚本:根本ノンジ(「サ道 シリーズ」「監察医 朝顔 シリーズ」「ハコヅメ」「正直不動産」)

演出:狩山俊輔 (「俺のスカート、どこ行った?」「知らなくていいコト」「ムチャブリ!」)

   池田千尋 (「まどろみバーメイド」「大豆田とわ子と三人の元夫」)

音楽:サキタハヂメ(「ど根性ガエル」「フランケンシュタインの恋」「おちょやん」)

チーフプロデューサー :田中宏史(「君と世界が終わる日に シリーズ」「家庭教師のトラコ」)

プロデューサー:藤森真実(「バベル九朔」「ハコヅメ」「サヨウナラのその前に」)

        戸倉亮爾(「女の機嫌の直し方」「ボイス 110緊急指令室Ⅱ」)

主題歌:Kis-My-Ft2「想花」

原作 :知念実希人『祈りのカルテ』『祈りのカルテ 再会のセラピー』

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/inorinokarte/

 

 

ジャパニーズスタイル(10/22・テレビ朝日・土曜23時30分)★★★

 

さびれた温泉旅館という限られた空間で30分間ノンストップの群像劇を繰り広げる、テレ朝初の本格シットコム(=シチュエーションコメディ)。撮影自体もほぼ"本番一発"の長回しで、個性豊かな豪華ゲストも揃えた、まるでびっくり箱のような遊び心満載の作品となっている。

 

個人的に今一番勢いに乗っていると思える金子茂樹さんが、

今度はシチュエーションコメディに挑戦されるのだそう。

 

コメディは作りようによって好みが大きく分かれるので、

初回を見てみない事にはまだ何とも言えませんが、純粋に企画が面白そうです。

本番一発撮りのスタイルも、30分という気軽に見やすい尺を

フル活用しているようで楽しみですね。

 

出演:仲野太賀、市川実日子要潤檀れい柄本明

脚本:金子茂樹(「世界一難しい恋」「俺の話は長い」「コントが始まる」)

監督:深川栄洋(「僕とシッポと神楽坂」「にじいろカルテ」「和田家の男たち」)

音楽:(「」「」「」)

ゼネラルプロデューサー:三輪祐見子(「おっさんずラブ シリーズ」「となりのチカラ」)

プロデューサー:竹園元(「明日の君がもっと好き」「モコミ」「ザ・ハイスクール ヒーローズ」)

       都築歩(「緊急取調室 シリーズ」「コタローは1人暮らし」「未来への10カウント」)

       中沢晋(「サヨナラ、えなりくん」「豆腐プロレス」「桜の塔」)

主題歌:「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/japanese_style/

 

 

日曜日 

 

アトムの童(10/16・TBS・日曜21時)★★

 

本作の舞台は、現代のゲーム業界。廃業の危機を迎えていた老舗玩具メーカー「アトム」は、一発逆転の経営再建のため、若き天才ゲーム開発者である主人公とタッグを組み、新業態としてゲーム制作へ参入しようとしていた。自らの「ものづくり」のプライドを懸けて大資本との覇権を争う姿を描く、オリジナルストーリーとなっている。

 

池井戸作品に縁のあるスタッフは見当たらないのに、

老舗メーカーやら、経営再建やら、覇権を争うやら、

設定や物語から同じ匂いがプンプンしてくるのは気のせいでしょうか(笑)

原作の実写化ならまだしも、

オリジナルなら、既視感を覚えさせるだけで終わりそうな予感がするのですが…。

 

出演:山﨑賢人、松下洸平岸井ゆきの、岡部大、風間杜夫オダギリジョー

脚本:神森万里江(「相棒 シリーズ」「この恋あたためますか」「やんごとなき一族」)

演出:岡本伸吾 (「99.9 シリーズ」「大恋愛」「この恋あたためますか」「ファイトソング」)

   山室大輔 (「グランメゾン東京」「俺の家の話」「持続可能な恋ですか?」)

   大内舞子 (「凪のお暇」「この恋あたためますか」「妻、小学生になる。」)

   多胡由章 (「美味(デリシャス)學院」「TAXMEN タックスメン」「A.F.O ※映画」)

音楽:(「」「」「」)

プロデュース:中井芳彦(「義母と娘のブルース シリーズ」「妻、小学生になる。」)

     益田千愛(「ヤコ、ショウがクセになる。」「妻、小学生になる。※協力P名義」)

主題歌:「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/atomnoko_tbs/

 

 

霊媒探偵・城塚翡翠(10/16・日本テレビ・日曜22時30分)★★

 

このミステリーがすごい!」をはじめ、ミステリ賞を総ナメにしてきた原作を実写化。犯人が視える能力を持つが証拠能力がない霊媒師・翡翠と、論理的な思考を持つ推理作家・香月の2人が「最強のバディ」となって事件を解決に導いて行く、油断禁物の最驚ミステリー。

 

超能力系で、ミステリーで、お互いに足りないものを補い合って行く関係性…

刺さる人には凄く刺さりそうな内容ですね。

原作は好評らしく、本作にも脚本協力として原作者の相沢沙呼さんが携わられるようですが、

メインの脚本が心配です…。

 

出演:清原果耶、瀬戸康史小芝風花及川光博

脚本:佐藤友治 (「ラストコップ シリーズ」「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」)

脚本協力:相沢沙呼 ※原作者

演出:菅原伸太郎(「君と世界が終わる日に シリーズ」「世界一難しい恋」「ハコヅメ」)

   南雲聖一 (「過保護のカホコ」「未満警察」「ハコヅメ」「悪女(わる)」)他

音楽:Justin Frieden(作品不明)

チーフプロデューサー :田中宏史(「君と世界が終わる日に シリーズ」「家庭教師のトラコ」)

        石尾純 (「偽装の夫婦 ※演出家名義」「家庭教師のトラコ」)

統轄プロデューサー  :荻野哲弘(「視覚探偵 日暮旅人」「イノセンス」「逃亡医F」)

プロデューサー:古林茉莉 (「今日から俺は!!劇場版」「極主夫道 ザ・シネマ」)

       柳内久仁子(「家売るオンナ シリーズ」「ニッポンノワール」「ムチャブリ!」)

協力プロデューサー  :藤村直人(「HiGH&LOW シリーズ」「未満警察」「逃亡医F」)

主題歌:福山雅治「」

原作 :相沢沙呼『medium 霊媒探偵城塚翡翠

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/hisui/

 

 

帯ドラマ 

 

舞いあがれ!(10/3・NHK総合・月〜金曜8時)★★

 

ものづくりの町・東大阪で育った主人公・舞は、ある日長崎の五島列島にいる祖母・祥子の元を訪れ、そこで見た「ばらもん凧」に惹かれた事をきっかけに、パイロットを夢見るようになる。2つの故郷である東大阪と五島を舞台に、厳しい道のりを乗り越えながら、本物のパイロットになるべく奮闘する姿が描かれて行く。

 

毎度の事ですが、朝ドラは過度な期待をせずに見るようにしております。

ここ最近の朝ドラは脚本家が複数体制の傾向にあるので、

また騒動で尺稼ぎするような事がないと良いのですが…(汗)

とりあえず、脇役のあれこれは置いといて、

主人公の奮闘ぶりをじっくり描いて欲しい。ただ、それだけです…。

 

出演:福原遥横山裕高橋克典目黒蓮高杉真宙高畑淳子

脚本:桑原亮子 (「心の傷を癒すということ」「彼女が成仏できない理由」)

   嶋田うれ葉(「リカ」「エール」「卒業式に、神谷詩子がいない」)

   佃良太  (「星とレモンの部屋 ※SP」「君と世界が終わる日に Season3」)

演出:田中正  (「江〜姫たちの戦国」「真田丸」「ひよっこ」「なつぞら」)

   野田雄介 (「西郷どん」「スカーレット」「六畳間のピアノマン」)

   小谷高義 (「スカーレット」「母、帰る〜AIの遺言〜 ※SP」「おちょやん」)

   松木健祐 (「全力離婚相談」「ひよっこ」「いだてん」「青天を衝け」)他

音楽:富貴晴美 (「さくらの親子丼 シリーズ」「マッサン」「西郷どん」「消えた初恋」)

制作統括:熊野律時(「あさが来た」「夕凪の街 桜の国2018 ※SP」「おちょやん」)

     管原浩 (「いいね!光源氏くん シリーズ」「ここは今から倫理です。」)

プロデューサー:上杉忠嗣(「篤姫」「六畳間のピアノマン」「わげもん」)

        三鬼一希(「べっぴんさん」「女子的生活」「ドリームチーム」)

        結城崇史(「精霊の守り人 最終章」「桜色の風が咲く ※映画」)

主題歌:back number「アイラブユー」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.nhk.or.jp/maiagare/

 

 

まとめ

 

期待度ランキングをTOP5で付けるならば...

1位 silent(フジ・木10)

2位 一橋桐子の犯罪日記(NHK総合・土10)

3位 自転車屋さんの高橋くん(テレ東・木深夜)

4位 ジャパニーズスタイル(テレ朝・土11)

5位 ファーストペンギン!(日テレ・水10)

といった感じ。

 

ここからは、ドラマのラインナップを見ての超個人的な所感をつらつらと...。

 

秋ドラマは手堅く揃えた感じ

 

前期は「初回を見てみないと何とも…」と思えるラインナップでした。

ですが、不透明だった分だけ、不安要素があったものの思いの外面白かった作品があったり、

逆に第一印象のまま微妙に終わった作品もあったり、

じわじわ好きになっていった作品もあったりと、

蓋を開いて見届けるまでのワクワク感を楽しんだクールだった気がします。

 

一方で、今期は全体的に、かなり手堅く揃えたような印象を受けました。

森下佳子さん、中園ミホさん、渡辺あやさんといったビッグネームの脚本家から、

人気作品のタッグ再び、実話、原作実写化まで。

中でも、事務所の先輩の山下智久さんが以前主演を務めていただけあって、

クロサギ」が一番の注目を浴びる事となるでしょう。

 

未知数というよりも、ある程度雰囲気が掴めそうな作品が多いですが、

果たしてダークホースが出てくるのかどうか?楽しみです。

 

キャストでの注目集めも忘れない

 

これはSNSで見かけた呟きなんですけど、毎日イケメンが出てくるとの事で(笑)

月曜は吉沢亮さん、火曜は高橋文哉さん、水曜は山田涼介さん、

木曜は岡田将生さんと目黒蓮さん、金曜は平野紫耀さん、

土曜は玉森裕太さん、そして日曜は山﨑賢人さん。

確かに顔面が強い…w ほとんどが主役&20代なのも、何だか時代を感じさせますね。

 

ドラマが微妙だったら、最悪役者さん目的で…という見方も出来るかもしれませんが、

個人的には好きな役者さんでない限り、カッコよさだけでドラマ視聴は持続出来ないので(笑)

見かけ重視で終わらないと良いなぁと。

 

"1日1本"をベースに、最後まで書くドラマの本数は減らす予定です

 

いつもの如く、よっぽど どっちも書きたいと思える作品でなければ、

基本的には1日1本投稿のスタイルで行くつもりです。(と言いつつ金曜土曜はサボりがち…)

特に月曜日に関しては、諸事情につき月9か月10のどちらかしか書けません。

9/30追記:欠かさず聴いているラジオ番組が終わったため、

月曜日も「基本的には1日1本投稿」になりました。

ですが今期から、内容にもよりますが、

2作品の感想を書く日を週1回作ろうかな?とも考えています。

今期もマイペースに、自分のやりたいようにやっていけたらと思ってます〜。

 

 

***

 

ではでは、個人的ヒット作が出て来れば良いなぁと願いつつ...

秋クールのドラマを楽しみに待ちましょう(´∀`)

最後まで閲覧ありがとうございました!

 

 

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