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ラジエーションハウスⅡ 2話 感想|なぜにチンパンジー?

 

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今回のテーマは「自他境界」って事で、

自分の考えている事は相手も同じだとは限らない…っていう

教訓を伝えたかったのは分かるんですけどねぇ…それの例えがなんでチンパンジー

ここ、個人的にはずーっと引っかかっていて(汗)

すんごい良い話風にしてますけど、

裕乃(広瀬アリス)がチンパンジーに似ているって言っているようなもんで、

人間を猿に例える事に人種差別的なイメージがある私からしたら

何度も名前を呼んでしがみつくくだりも笑いのネタとして消化出来ないというか…。

普通に可愛い孫に置き換えても成立出来たんじゃないかと思ってしまいました。

 

灰島(高嶋政宏)の対応の仕方にしても疑問。

確かに、一郎(眞島秀和)にもう一度手術を考え直すよう

独断で説得しに行く唯織(窪田正孝)の行為は、

職分の範疇を超えているから注意するのは分かる。

ただ、「出て行って下さい」は言い過ぎでしょう。

技師としての立場をわきまえないなら、技師を辞めて医者になって下さい

妥当だと思うんですけど、

やっぱり些細な所で技師を見下す台詞を盛り込んじゃうんですよねぇ。

 

でも、そんな事言われても、

患者と家族間の問題を解決するのは技師だけっていう(苦笑)

薬が効かなくなったのなら新たな治療法を提案するのは医者の立場なのに、それが出来ない。

両親の説得はなぜか若手の技師がする。セカンドオピニオンもしない。

柳田(きたろう)の検査にも医師の姿はない。

2組の主治医は一体どこで何をしているのか。

とツッコミたくなるんですけど…

技師が医師の分も活躍するのが「ラジエーションハウス」だから仕方ないのかな!(笑)

 

カジュアルな靴をプレゼントしたラストについても、リハビリはしやすいだろうし、

「陸上に囚われず、自分らしく生きたいように生きて良いんだぞ」っていう

父なりの思いやりなのかもしれないんだけどねぇ…

ついこの間までシューズを履いていて、それが病室で見やすい所に飾られていて、

陸上選手の夢を諦めて間もないうちにまた靴を渡されたら、

息子くんは自分が病気になったせいで両親を悲しませてしまったと

別の意味で追い詰めちゃいそうでちょっと心配です。

お願いだから、今度は娘を扱いたりしないでね。

 

前回の感想にも書いた通り、本作の感想は今回をもって終わりとし、

来週からは月曜10時の「アバランチ」を書いていくつもりです。

微妙は微妙でも、不快感を覚える登場人物がいないだけ

前作よりかはマシではあるので…残りの話はゆるゆると見ております。

 

 

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真犯人フラグ 1話 感想|いつまでも妻が不幸になる西島さん(泣)

 

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展開は大体「あなたの番です」と同じ(笑)

OP映像で登場人物のリストを順々に出して、意味深な台詞で煽って、

何人も登場人物を出してはみんな怪しい風に描いて、最後は衝撃の展開で終了…。

まぁ、「あな番」スタッフが関わっているから、

当時のヒットを再び…!と意識した作りになるのも無理ないですね。

 

だから、どうせ今回も本編内で細部に散りばめられた伏線は回収する気はなくて、

真犯人も秋元先生のお気に入りの元乃木坂の子(あえて名前は伏せる)を

サイコパスって事にして、見せ場を作って終わりなんでしょう。

と思うんですけどねぇ。

でも…西島さんが「スッキリ」の番宣で仰っていたんですよ。

「伏線は全部回収します!プロデューサーさんとも話したので本当です!」みたいな事を。

最終回まで見届けた経験上、それが果たして本当なのか…

出演者が知らないだけで水面下でもっと設定を膨らませているんじゃないか…と

疑いたくはなるんですが、流石に同じ轍は踏まないだろうと信じたいです。

とりあえず、奥さんを失いがちの←語弊がw

西島さんが幸せになるラストにしてあげて下さい(泣)

 

案の定…という感じの仕上がりだったので、

特に深く考察する(ってほどでもないけど)気もなければ、

今後感想を書き残すつもりもありません。

最近は会社に行く前日に感想2本上げるのはキツくなっている上に、

日9枠が初回最終回は25分拡大になりがちで、そうなると感想を書く時間がズレて

睡眠時間が削られるっていうのもありますし。

考察にどっぷりハマればハマるほど最終的に損をするのは多分自分の方なので(苦笑)

西島さんを見るのが一番の目的で、あとは役者の怪演とか…

考察するにしても「〇〇なのかな〜」と軽く考える程度で気軽に視聴します。

「あな番」は木村多江さんが一番印象に残りましたけど、

今回も彼女に匹敵するほどの爪痕を残す演技を堪能出来たら良いな。

 

 

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日本沈没−希望のひと− 1話 感想|笑ってはいけない香川照之?

 

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だよね…そういう結末で終わるよね…といった内容でした。

本作の場合、どんな話かがはっきり分かるタイトルになっているっていうのもあるけど、

この手のドラマは初回で何を山場とするのかが予め読めてしまうので…

1時間程度まで主人公の「いや、そんな事ある訳がない」で引っ張るのは流石にテンポが悪くて、

時々時間を確認してしまいましたよ(汗)

25分拡大でなければまだ許容範囲だったかもしれません。

うーん、そこは初回だからと言い聞かせるべきなのか?

まぁ、ストーリーは次回以降に期待!って所ですね。

 

しかし、ここ最近は顔芸やら、過剰に描かれる悪党やら、

池井戸風味の作品が頻繁に放送されて食傷気味だったこの枠。

本作も確かに日曜劇場あるあるの大人数会議シーンや会食シーンは取り入れられていたものの、

これまでとは差別化されて、良い意味で"ごく普通"の仕上がりに

収まっていたのには安心出来ました。

世の中、勤務中に大声出したり、キレたりする人ばっかりじゃないですし(笑)

 

テンポが悪いとは書いたけれど、

田所(香川照之)の考えに最初は否定的だった天海(小栗旬)が

彼の説が正しいと認めざるを得ない状況に遭遇してから

徐々に現実を受け入れるようになるまでの葛藤や変化も丁寧に描かれていたし。

世良(國村隼)の役柄が過去出演作の「今ここにある危機と〜」を彷彿とさせたのもあってか、

事態を甘く見て権力を使って隠蔽を図った結果

対策が後手後手になってしまった政府のずさんさを表すくだりは、

皮肉を交えながら現状を映し出す作風を得意とするNHKドラマのような趣が。

テレビではなくネット配信で視聴者の信頼を得る…という世情の反映の仕方も

きちんと時代の流れを把握した上で脚本を書いている感じがしたので、

もしかしたら、久しぶりに"枠のカラー"が邪魔しない、

純粋に1つの作品として楽しめる作品になるのかもしれません。

 

ただ…登場人物が全体的に落ち着いているだけに、

田所(香川照之)のキャラがちょっと浮いている気がしなくもないんですが、

あれで通すんでしょうかねぇ?(笑)

日曜劇場の香川照之さんは癖強な役じゃないといけない契約でも結ばれているのかしら。

お経を唱えているみたいな喋り方がとにかく気になって気になってw

でも、後半にかけてこっちが半沢直樹主人公に見えて、

正義を貫こうとすると集団から理不尽に責められる立場になっていたのは新鮮でした(笑)

あと、浮いていると言えば、アナウンサー顔負けのホラン千秋さんのナレーションも。

演技指導が入っているんでしょうけど、どちらかと言うと報道番組向けの声質なので、

度々差し込まれるとドラマと乖離しちゃって世界観にのめり込みづらいような?

これが最初の方だけなら、過去を回想するために

あえて報道番組寄りのナレーションにしたという意図とも取れますが…どうなんでしょ。

 

とにかく、つい先日も地震が起こっただけに、ますます現実味を帯びる設定で

視聴者を選びそうな作品を放送した日曜劇場には

「これまでとは違うぞ!」という意気込みは感じさせました。

最後まで日和らず、この約2年間で信用を失いかけている政府や報道に

物申す作品になるよう願っています。

 

 

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古見さんは、コミュ症です。5話 感想|幼馴染しか勝たん!

 

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演説シーン…泣かせるだろうと分かっていても泣けたわぁ…。

応援演説というよりかは、もうラブレターですよね。

生徒会長にふさわしいかどうかは正直よく分かりません!ってぶっちゃけちゃうし、

思い出を話したらつい感極まって泣き出してしまう。

でも、演説用にかしこまった文章にするんじゃなくて、

長年付き合ってきた阿瀬さん(筧美和子)自身の言葉で、

潔さん(大西礼芳)の人となりを率直に話していたから、刺さったものがありました。

その後で訂正を入れる潔さんも"らしい"なと(笑)

「親友」って言葉を言う前のちょっとした躊躇い…からの

ええい恥を捨てろ!言ってしまえ!っていう、口の動きに勢いが感じられたのも印象的でした。

 

生徒会長への立候補って、大体は運動部のキャプテンやクラスの人気者が立候補する事が多くって、

ある意味「知名度」「組織投票」で決まってしまうイメージがあるんですよね。

だからその点、潔さんは社交的な性格ではないし、

演説が刺さってこの人に投票したいという気持ちが働く人が増えたとしても

せいぜい副会長くらいまでなんだろうなぁというのが現実なんですけど。

本作はあくまでもドラマなので…会長に選ばれてハッピーエンド!といった

程よくファンタジーな結果で終われたのがむしろ心地良かったです。

数が全てではないとは言え、やっぱり"「こんな自分」を受け入れてくれた人"が

多ければ多いほど励みになりますもん。

幼馴染を傷つけてしまったのをきっかけに、人との接し方にラインを引いていた潔さん。

誰かに甘えるのを避けていた潔さん。

公にした事で、1人で抱え込む頻度が減っていくと良いなぁ…と思ってます。

 

これまでは古見さん(池田エライザ)の介在によって物語が展開されていただけに、

途中からはメインが潔さんと阿瀬さんの2人の友情関係に絞られて

通常とは少し異なる内容にはなりましたが、

逆にそうした事で「幼馴染の友情って良いなぁ」と、長い時間で育まれる友情の"尊さ"を

改めて再認識させられる余韻が残ったような気がします。

グループでよく言われる"シンメ"みたいでしたもんね。

好みも性格も合わなそうなのに、なぜか仲良しで、

2人だけしか知らない深い絆があるのが節々に滲み出ている…って所に

エモさを感じさせるもんなんです(笑)

 

そして、終盤ではほんのりと三角関係の香りが。

まぁ…古見さんなら通る道ですよね。

以前、只野くん(増田貴久)さんに「硝子って呼んで欲しい」ってお願いしていたのも、

少なからず好意はあったからだと思いますし。

あの頃から恋心に気づかないフリをしていたのかも?

 

 

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消えた初恋 1話 感想|真面目&一途ちゃん達によるすれ違いコメディ

 

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原作はあるし枠名は違うものの、

土曜深夜枠でヒットした「おっさんずラブ」の人気にあやかって作られたものなのかと

少し身構えていましたが…普通に、ただただ純粋なすれ違いコメディだったのが良かったです。

BL要素をあざとく意識する訳でもないし、

男同士で胸キュン行為しているのを気持ち悪がったり嘲笑ったりする描写もなく、

想いが変な風に解釈されちゃっている勘違い部分だけで

笑わせてくれる作りになっていたので、肩の力を抜いて楽しく見られました。

 

登場人物も皆どことなくポンコツで、

ルックスはエリート級でも内面は全然エリートじゃない所も可愛い。というか、もう愛らしい(笑)

元々、どこか欠けた人が物事に対して一生懸命に打ち込む様を描く作品は好きなんですが、

以前にも増して愛らしいと思うようになったのは、

某ドラマで引っ越してしまった外見だけヤンキーくんの影響が大きいのかもw

気持ちをしっかり伝えられる人の方が少ないんだろうなぁと。

それぞれに自分なりのプライドがあるが故に、コミュニケーションを図る際に

そのプライドが邪魔しちゃって、結果、後で「ちゃんと伝わってるのかな…」と

不安を抱えながらみんな日々を過ごしているんだろうなぁと。

青木(道枝駿佑)は主語がなさ過ぎるし。

井田(目黒蓮)はいちいち真面目に受け取り過ぎる(笑)

三者からしたら、あの消しゴムは女の子から借りたって言えば済むのに!って

ツッコミたくなるもんなんですけど、それを言っちゃあ話が終わるんですよね。多分。

いや、不器用な部分に共感しつつも、いやいやなんでそうなるwwwって

ツッコミを入れるのが、一番本作に合った見方なのかも。

 

福本莉子さんは昨年の「歴史迷宮からの脱出」ぶりにお見かけしました。

慎ましそうに見えて実は魔性の女っぽい?所は男性の方が好みそうですけど、

天使の微笑みって言われるのも頷けるくらい存在に癒されますね。

笑顔になる時に口角がキュッと上がっているのが良いのかなぁ。

身長も1人だけ圧倒的に小さくて…上手いキャスティングしたよなぁとも思います(笑)

道枝さんはもうどんな役を演じても自然体で、安心して見ていられますね。

目黒さんは役柄に相応しく、適度に真面目で、適度にポンコツで…のさじ加減が良くて、

コメディも行けそうな予感。

考え込みながらストローを吸う顔からの「良い感じじゃないか!」には爆笑しましたw

 

とりあえず、初回の時点では好印象。

キュンキュンというよりかはひたすら癒されるドラマです。

しかし…その"勘違い"だけでどこまで話を持たせるかですよねぇ。

貸した消しゴムのシートが折り曲げられていて使い古されている感じがあったので、

「イダくん」じゃなくて「イイダくん」だったんじゃないか?とか一瞬思いましたけど、

あの反応を見てみる限りそんな事はないのかな。

ちなみに、毎回感想を書くかどうかは分かりません。

 

 

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スナック キズツキ 1話 感想|当て書きかと思うほどのハマりっぷり

 

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ゲストの方が歌うんだ(笑)

予告映像をチラッと見たら原田知世さんがギターを持っていたから、

元々歌手もやられているし、お客さんに弾き語りする形で聞かせるんだろうな〜と

思い込んでいたので…ここは結構意表を突かれました。

次回予告ではお客さんにピアノを弾かせているみたいですし。

スナックというよりかは、無茶ぶり喫茶でしたねw

 

まぁでも、視聴前は「傷ついた人を癒す」という点では

同局で放送された「珈琲いかがでしょう」

似通った作品になってしまうんじゃないかと少し感じていたし、

途中のコーヒーを淹れるシーンでますますその印象は強くなっていた状態だったので、

似たようなコンセプトでも本作はあくまでも"自己解決"スタイルで行くのが新鮮で、

最終的には、こういう癒され方もアリだよね♪と楽しく見られました。

 

世話焼きな店主が諭す展開じゃないのが良いですね。

そして、質問する訳でもなく、お客さんがご飯を食べて幸せな表情を浮かべているのを見て、

ただニコッと微笑んでいるだけのトウコ(原田知世)の"ちょうどいい"存在感よ。

でも…何も助言していないつもりでも、

いつの間にかお客さんを自分のペースに巻き込んでいるって所が、

原田知世さんがキャスティングされるべき一番の理由なのかなぁって思ってます。

何となく、いつも柔らかい雰囲気をまとわれていて、掴み所のないイメージありますもん。

絶妙にユルい合いの手も堪りません。

「もろきゅう?」の言い方が特に可愛らしかったです(笑)

 

1話完結型の構成の方は、それぞれ違う環境から訪れるお客さん…ではなくて、

初回ゲストの中田(成海璃子)と(間接的にも)繋がりのある登場人物が

次々とお客さんとしてやって来るという流れになるっぽい?

次回は中田にクレームを入れた側の安達(平岩紙)のお話。

となると…そのうち瀧井(小関裕太)の話も書かれそう。

 

片方の視点から見たら、散々言いたい事言って気が済んだら電話を切る

自己中なクレーマーだなぁとか、

お腹空いたかどうか聞かない上に話題は土曜日の予定って…それ会社の報告と一緒じゃん!とか

理不尽に感じる事も多いだろうけど。

瀧井に関しては「単なる運転手」と言っていた辺り、

"自分"を上手く出せない流されっぱなしの人なんじゃないかとも思っていたので、

それぞれに平等に明かりを灯してくれるのは嬉しい。

 

そう考えると…スナックよりかは喫茶店という例えはしたものの、

やっぱりどことなく"スナック"とは言えるのかもしれませんね。

行った者にしか分からない魅力がある。

大衆受けはしない代わりに、限られたお客さん=少人数と心地良い人間関係を築ける。

ドラマを作るにあたって都合のつきやすい「世界の狭さ」を

良いとこどりした仕上がりになっています。

 

陶器とか、前にウチでも使ったいたんじゃないか?と思えるトースターとか、

シュガースポットのあるバナナとか、所々に散りばめられた小物のセンスも好きですし。

タイトルの出し方やSEの処理なんかも、我を強く出さない程度に

スナックっぽさを滲ませていて良い感じ。

ただ、視聴決定ではありますが…今後の感想はどうかな?

金曜日は基本的に混み合っている上に、

最近休日はサボりがちで、書く本数が少なくなっているので(苦笑)

来週から始まるドラマ3本もありますし、諸々様子見しながらやっていきます。

 

 

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恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜 1話 感想|なんて応援したくなる2人なの…

 

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これは完全に拾い物でした。

今までこの枠で放送されてきた恋愛(を取り扱った)モノはあまりの軽さに

リタイアしてしまった作品ばかりだったため、

本作もどうせ、安易に視覚障がい者を題材にした安っぽいドラマになるんだろう…と思って

事前に期待度も低めに設定していたんですが、

そうした事が申し訳なくなるくらい掴みは抜群でした。

 

個人的にグッと来た所は後述するとして…

杉野遥亮さん演じる森生が想像以上にピュアで不器用な性格に描かれていたのが

本作の世界観に惹かれた一番の理由だったのかもしれませんねぇ。

もうね…「もしかして『又』の方で書いちゃいました?」とか「お勤め御苦労様です!」とか

発言がいちいちズレてるのが可笑しくて(笑)

でもそれも、誰からも愛されない人生を送ってきた者が初めて"恋"を知ろうとしているが故の

発言だというのが伝わるように描かれているから、

可笑しいと思ったら今度は彼の真っ直ぐさに泣けてきて、

笑いと泣きが同時に起こる変な感情になってしまうんですよね…。

次はどんな反応を見せてくれるのか気になって。言動の1つ1つが愛らしくて仕方ない。

本来は中の人のイメージを役と重ねる見方は正しくないのかもしれないけれど、

この役は杉野さんだから魅力的に映ったと思っております。

 

そして不安だった日テレドラマ特有の軽さも、"日テレらしさ"として残しつつ、

伝えたいメッセージがちゃんと芯にあるように感じられる

コメディとシリアスのさじ加減が効いた作りになっているのも好印象。

最初は、別に悪い意味ではなく、主人公が弱視である事、弱視の人が見る世界を

なぜこんなにカラッとしたトーンで描くんだろう?その意図は何なんだろう?と

思いながら見ていたのですが、ああ…「私が…普通?」を魅せるためだったのだなぁと。

恋の物語ではあるけど、恋"以上"の所に踏み込む物語なんですね。

 

偏見や変わり者扱いされて傷つけられてきた者同士だからこそ、

自分にとっては 周りと比べて浮いている=普通じゃないと感じる部分でも

相手が普通だと思わせてくれる。

あえてあの前半の雰囲気にしたのを考えると、ユキコ自身、

弱視だから」と言い聞かせて無意識に強がっていた所があったのかもしれません。

それを色眼鏡なしに、彼女の良さだとして素直に認めてくれる森生の存在には

少し救われた気持ちになっただろうし。

そこから徐々に自分らしさを晒け出すようになるユキコの姿を、

森生と広大なマリーゴールド畑が受け止めてくれているようなラストも優しさで溢れていて、

本作をまるごと一気に好きになってしまう…そんな初回でした。

 

恋愛モノを見続けるかリタイアするかの基準の1つとして

「登場人物を応援出来るか」があるんですが、

本作の場合は、応援したいかも…じゃなくて、

こんな可愛い2人見守るしかない!応援したい!だったので、

初回から登場人物にハートを掴まれたのは、個人的には滅多にないです。

 

唯一の気がかりとしては、登場人物の多さ、毒親的なイズミ(奈緒)のキャラクターから

中盤以降"恋"の方の障がいを前面に押し出した

作りになってしまわないか?という不安はありますが、これは期待したいですね。

 

ところで…鈴木伸之さんはまたデスプリンスみたいなポジションなのかな?(笑)

 

 

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正義の天秤 2話 感想|誰だって家族を守りたいし、信じたい。

 

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愛理沙(森迫永依)を良い子だったと信じ続ける母親の親子愛エピソードが効いたのかなぁ。

事件の真相こそ、誰かを庇って自分が罪を被るだとか、

揉め合いで相手が頭を打ってしまっただとか、オーソドックスなものではあったけれども。

このエピソードを通して、事件調査に携わる人達の個々の考えの違いが浮き彫りになって、

結果的にそれが「どうやって被害者と被害者家族を助けるか」という行動に現れる形で

自然と登場人物の描き分けがされていた所に、前回よりも満足して見終える事が出来ました。

 

感情的になりやすい新人の設定もありがちだけど、

そこは、ぱっと見はスイーツを食べに行っているだけの

鷹野(亀梨和也)の存在が緩和してくれているように思います。

素直な性格で、ストレートに考えをぶつける人。

いつも険しい表情で、何を考えているかよく分からない人。

そんな正反対の2人、いわゆる"凸凹コンビ"の掛け合いは純粋に面白かったです。

あとは何と言っても、母親と同じ年代であろう

梅津(佐戸井けん太)を関わらせたのが良かったなぁ。

この人なくして今回の結末あらず…だったかもしれませんね。

野球によるしんみりとした雰囲気はもちろん、

ドラッグ疑惑を持たれようが娘を今でも想い続けている父の姿が

当時の鷹野をサポートすると励ましてくれた恩人・真樹夫(中村雅俊)のようにも映って、

「山内愛理沙も、本当は優しくて良い子なんだよ」という言葉を手掛かりに

真相を解き明かす彼の変化には説得力がありました。

 

そして、"医者上がり"の設定も、今回の方が前面に出ている感じ。

楠田(笠松将)の行動が、愛理沙の名誉を傷つけ、母親の想いも踏みにじり、

さらには本来罪を背負わせるつもりはなかった妹も苦しませたのだと

感情的に訴えかける鷹野に、

医者として患者も患者家族も救ってきた…というかつての"片鱗"が見えました。

やはり、前回の感想に書いた通り、今回くらいシリアスと人情で緩急をつけた方が、

医者から弁護士になった主人公といった特殊な設定が活きるんだと思います。

 

とにかく、前回と同じ脚本家でも2話でここまで軌道修正出来たのなら、

残り3話もちょっと期待出来そうですね。

ただ、唯一心配なのは…縦軸が1話完結型のエピソードを食ってしまわないかって所でしょうか。

最近のドラマはその2つの軸を並行させがちで、最悪縦軸が話の腰を折るケースもあるし、

初期設定の紹介がなくなった分をそれで埋める今回の構成は気になったので、

あまり邪魔しない程度にお願いしたいです。

 

ところで、最後に余談ですが、全体的に…

特にオープニング映像に日テレ日10枠っぽさを感じさせるのは気のせいですかね(笑)

亀梨さんが日テレドラマのイメージだからなのか?いや、でも日10枠の出演経験はないし…?

 

 

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ラジエーションハウスⅡ 1話 感想|2年分の重みがない再集結

 

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変わってないなぁ。本当の意味で変わってない(笑)

覚えているのは、唯織(窪田正孝)が医師免許を持っているのにそれを隠そうとするから

周りから反感を買っていた事(それを最終回まで引っ張り続けていた事)と、

彼がアメリカに飛び立って入れ替わりに田中(八嶋智人)がやってきた事で、

あとは全体的に"仲間アピール"が臭い演出が多かったような…という

ぼんやりとした印象があったんですけど、

最初はやる気なかったメンバー達が次々と再加入する流れではっきり思い出しましたよ。

ああ、そうね…こんなドラマだったね…と。

杏(本田翼)が最後に戻ってきた時の、「おせぇぞ」「待ってたぞ」っていう

心の声が伝わってきそうなメンバー1人1人の表情を映すカメラワークとか、

約束の場所に田中以外の全員がやってくるオチとか、

もう本当に「HERO」を意識し過ぎて小っ恥ずかしくて(苦笑)

まぁでもそれも、表向きは医療ドラマの振りして、

重視するのは"目の前の治療に取り組む姿"じゃなくて"仲良しな仲間"だった

「ナイト・ドクター」の脚本家さんの次作だと考えれば、仕方ないと思えてしまうのか。

 

今期から新たに月10枠が新設されるとの話ですが…

これは本作からではなくて次作からの方が、視聴率の底上げに繋がったんじゃないですかねぇ。

2クール連続似たような設定で、

しかも「医療」「弁護士」「刑事」と数字の取れやすいジャンルを

焼き直し&使い回ししている最近の月9。

面白い作品は一部あったものの、飽き飽きしている人は多いはず。

恐らく、火9の視聴率が低迷気味だから、月9の次に持ってこさせて

"流れで"視聴させるよう誘導するために、長年火曜日で放送し続けてきた枠を移動させるという

大きな試みを行ったのかもしれませんが…

本作が幕開けとなると、「月9の流れで見てみよう」じゃなくて

「月10から見れば良いや」…最悪、枠移動自体を知らない上にまた続編モノとなると

「あれつまんなかったから別のチャンネルにしよう」なんて

逆効果になってしまいそうな気がしました。

要は、月9で何を放送するか…の価値がそれだけ重要になってきたって事なんですよね。

安パイばかりに頼っていたらそのうち両方とも崩れていく。

とは言っても今期に関してはもう後の祭りだから、

医療ドラマと謳うなら謳うで、恋愛とか友情とか置いといて

"プロフェッショナル"を描いて欲しいんですが…

シーズン2の初回がこの作りだと可能性は限りなく低いのかなぁ。

 

…って、内容にあまり関係ない事をダラダラ書いてしまいましたので(汗)

初回の内容について書くとするならば…単純に30分拡大だからって欲張り過ぎ!

1時間程度まで登場人物の紹介に時間を割いていて

主人公の存在感や物語の動きがぼやけているっていうのもあるし。

せめて患者達に何かしらの"共通点"があれば良いんですが、

小野寺(遠藤憲一)の記憶障害、森迫(森カンナ)の妊婦&赤子出産、

宝生(田中みな実)のアーティスト人生と、

1話完結型で取り上げられそうなエピソードを全部収めているから、

せっかくタメになる知識を盛り込んでいるのに散漫としてしまうんですよね。

 

そして、シーズン2だから、仲間達を再集結させたい!っていう意図も分かる。

また同じメンバーを見られるのは、ファンにとっては嬉しい事。

でもさ…もうちょっとやり方ってもんがあったでしょうに(汗)

間隔を空けずに次々と加入させる展開をしたら、

じゃあ2年の間で仲間をバラバラにさせる必要はあったのか?

そもそも、たまき(山口紗弥加)の家賃問題のように、それぞれ環境に見合った生活を模索して

やっと適応出来た人が多いだろうに、

それを「誘われたんで戻ってきます」って簡単に手放す事が出来るのか?といった

不自然な点が目立ってくる訳で。

うーん…別に1話内で全員集結させなくても、

最近ドラマで取り入れられている"レンジャー方式"みたいに

1話ずつ迎え入れる形でも良かったんじゃないかと思いました。

 

という事で、ある意味期待通りで終わった初回。

視聴リスト&期待度の記事の方にも書きましたが、本作の感想は次回までの予定です。

あと気になるのは…特別編があるのかどうか?

最近はやっていないし、結局総集編になっちゃうくらいなら

わざわざ復活させなくても良い気はしますけどね。

 

 

↓次回の感想はこちら↓

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↓前作の最終回の感想はこちら(特に褒めてはおりませんが…^^;)↓

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オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ 3話(最終回) 感想|続編は作る気ないよね(笑)

 

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孤独のグルメならぬ、孤毒のグルメのゴローさん…

最終回が本家と同じ日じゃなくて良かったですね(笑)

まぁ、それは置いといて。

 

さて、本編の方は、狭間警察署のターン、溝口(永瀬正敏)のターン、

宗手(永山瑛太)のターンと、

15分くらいまで場面転換ばかりで物語が中々進まない焦ったさから

ちゃんとまとまるんだろうか?という不安を抱えながら見ていたものの。

結局の所、ラップバトルからのスリラーちっくなインド映画を彷彿とさせるシーンを撮って、

「なんじゃこりゃ!」と惹きつけるためにあえてそういう展開にしたのだと分かって、

なんか、逆に安心しました…

(小ネタオンパレードからの夢オチ(大殺界オチ)で曖昧に終わる予感もしていたので…)

いや、プロット通りにまんまと手のひらで転がされた感じがしてちょっと悔しいのかも(笑)

 

ディ○ニーアニメ作品のミュージカルパート並みに、尺を多めにとっていたし。

あそこだけであまりにも満足度が高くて、別に収拾つかなくても楽しかったから良いか〜…

と思わせてくれる作り込みも凄かったですね。

SATのシールドを使ったダンスが特にお気に入り♪

前回の感想でも書いた通り、完全1話完結型の構成の方が

本作のスタイルには合っていたんじゃないかという考えは揺るぎませんが、

あのダンスシーンのお陰で、最終的には全部通しで見て

「終わり良ければ全て良し」と言える作品になったかと思います。

 

で、最後の滝のように流れる映像の数々は…

続編(第2弾)があると匂わせておいて作る気はないでしょ。

ストーリー?何それ?知らねぇぇぇ状態で適当に作った予告でしょ(爆)

「もし僕がこの作品の続編の予告を作るとしたら、女性を森の中で走らせて、

いろいろと新キャストを用意して、登場人物のその後の物語もチラ見せして、

とにかく盛りだくさんの予告にします!

(本当はただ役者にこういう動きをして欲しかっただけなんだけどね☆)」

っていうオダギリジョー監督の"お遊び"と見た。

もしまたプロデュースされる機会があるとしたら、別作品でお会いする事になるでしょうね。

 

 

↓前回の感想はこちら↓

kimama-freedays.ddns.net